大人気ホーロー鍋のおすすめランキング10選【日本製・海外製】

料理がおいしくできると人気のホーロー鍋とはどんな鍋なのでしょうか。ホーロー鍋の魅力や選び方のポイントをふまえて、おしゃれでリッチなヨーロッパ製から職人技が活きる日本製まで、人気おすすめホーロー鍋のランキング10選を紹介します。

ホーロー鍋とは?

ホーロー鍋とは、鉄を主体として、ステンレスやアルミニュウムなどさまざまな金属を配合して作成した鍋に、ホーロー加工を施した鍋を指します。ホーロー加工とは、ガラス質の釉薬を鍋の表面に焼き付けていく作業で、ルーツは古代にさかのぼり、高度な技術が必要となります。

 

ホーロー鍋は、鍋のベースが鉄なので、熱源を選ばず、効率よく温められ、熱むらが少ないため、料理の材料がまんべんなく加熱されます。さらにガラス質でホーロー加工されているので、一度加熱されると、ガラス質が熱を保ち、冷めにくい特性があります。

 

ホーロー鍋の魅力は、手入れのしやすさにもあります。ホーロー鍋は、ホーロー加工によって、表面がつるりとしていて、手触りが良く、臭いや汚れが付きにくいのも魅力です。

 

ホーロー鍋は、ホーロー加工によって、金属部分が覆いかぶせられ、光沢やさまざまなカラーバリエーションが楽しめるところも人気の秘密です。フランスのメーカーが有名で、おしゃれでリッチな雰囲気が楽しめるところも好まれています。

ホーロー鍋の選び方

作りたいレシピや保管場所を考えてサイズを決めよう

ホーロー鍋の選び方の第一のポイントはサイズです。ホーロー鍋には、さまざまなサイズが用意されています。自分がホーロー鍋を使って作りたいレシピや、ホーロー鍋を置く保管場所のスペースを考えてサイズを決めましょう。

カレーやシチューにあったホーロー鍋は?

ホーロー鍋は、カレーやシチューがおいしくできると評判の鍋ですので、ベーシックなホーロー鍋を使えば、問題ありません。最もベーシックな20cm台のホーロー鍋は、どこのメーカーも力を入れていますので、多くの選択肢から選べるはずです。

美味しくご飯が炊けるホーロー鍋は?

炊飯器を使わずに、鍋でおいしくご飯を炊くのが人気です。ホーロー鍋でも、ご飯を炊くことをメインとしたシリーズが提案されていて人気です。フランスのメーカーストウブでは、「ラ ココット de GOHAN」という「ご飯」をネーミングに使ったホーロー鍋を販売しています。

保管場所をとらない小さなホーロー鍋

一人暮らしなどで、キッチンのスペースが決まっている場合は、鍋の大きさも抑えたいところです。人気のホーロー鍋でも、スモールサイズが充実しています。スモールサイズのホーロー鍋は、食卓にそのまま並べて食事を楽しむのもおしゃれなアイデアです。

使い易さとお気に入りのデザインで決めよう

ホーロー鍋の選び方の第二のポイントは、使い易さとデザインです。キッチンで使う鍋は、個人の感覚で使い易さが違ってきます。重さも取っ手や持ち手もさまざまです。使い易さとと合わせて、忘れてはいけないのがデザイン。自分好みのホーロー鍋を見つけましょう。

取っ手や持ち手が使い易さのポイント

ホーロー鍋は、取っ手や持ち手のデザインがメーカーによってさまざまなところが魅力的です。実際に手に取って、使いやすさや印象を実感するのが最もいい方法です。ネットで購入を考えている場合は、想像してみるしかありませんが、その時に注意したいのが寸法と重量です。

 

特に重量は、鋳物と鋼板材質のホーロー鍋では、相当違いますので、使う人によって、よく考える必要があるポイントになります。

軽さで選ぶなら鋼板素材のホーロー鍋がおすすめ

ホーロー鍋は、重くて使いこなせないという方におすすめなのが、鋼板素材のホーロー鍋です。鋼板素材のホーロー鍋は、軽くて値段もさほど高くないのが特徴。ホーロー鍋は高くて手が出ないという方にもおすすめです。

カラーリングも重要なポイント

デザインとともに重視したいのがカラーです。ホーロー鍋はキッチンの中でもインパクトのある鍋になりますから、カラーはキッチンとの調和を考えて選ぶことをおすすめします。インパクトのあるカラーを差し色としてひとつプラスするならいいですが、色調をあわせるのが普通でしょう。

 

ホーロー鍋は、ガラス質をコーティングしているため、金属がむき出しの他の鍋とも印象が違います。どこに保管するのかもカラーを選ぶ時のポイントになります。カラフルなカラーリングはホーロー鍋の大きな魅力です。自分好みのカラーを選んで、キッチンライフを豊かにしましょう。

ヨーロッパ製と日本製では印象が違う

ヨーロッパでも日本でもホーロー鍋の歴史は古く、それぞれの歴史はホーロー鍋のイメージを作り出しています。他のアイテムと同様ですが、ヨーロッパ製らしさ日本製らしさはホーロー鍋にも感じられます。見て触ってみると自分好みのイメージができあがってくるでしょう。

ホーロー鍋の内側も触ってみよう

ホーロー鍋を選ぶ時は、外の手触りだけでなく、内側も触ってみましょう。なめらかな仕上げの鍋もあれば、凹凸がある仕上げ方をしている鍋もあります。内側の仕上げ方もメーカーによってさまざまで、それぞれ理由がありますので確認してみましょう。

焦げ付き対策してあるホーロー鍋を選ぼう

ホーロー鍋で困るのが、焦げ付きや張り付きです。鍋の内側に食材がこびりついてしまうと、なかなか取れません。焦げ付きにくいことをセールスポイントにしているホーロー鍋があればそれを選ぶのにこしたことはありません。

 

ただし、焦げ付き加工を施しているホーロー鍋は、少し値が張るかもしれません。ホーロー鍋は焦げ付きやすいということを頭に置きながら、火加減などを調整することも心掛けたいところです。

フタの密閉力の高さもチェックしよう

フタの密閉力の高さもホーロー鍋を選ぶときの大きなポイントになります。ホーロー鍋の機能をアップさせるのが密閉力です。それぞれのメーカーで、密閉力に対する対策が練られていますので、チェックしましょう。

フタの密閉力はホーロー鍋の保温力をアップ

ホーロー鍋の魅力のひとつに、料理した料理が冷めにくいところがあります。その魅力を高めてくれるのがナベ蓋の密閉性です。ホーロー鍋の多くのメーカーがナベ蓋の密閉性を大きなテーマにしています。中でも、日本のメーカーであるバーミキュラは、密閉性に強くこだわったメーカーです。

 

ホーロー鍋の強い密閉力は、保温性に優れているだけでなく、食材の旨みや水分を鍋の外に逃がさずに調理ができるため、食材本来の味を損なわずおいしく仕上がります。

フタの裏も見てみよう

ホーロー鍋を選ぶ時には、蓋の裏も見てみましょう。密閉のための工夫が施されていたり、料理をおいしく仕上げるために凹凸を作ったり、メーカーで独自の設計を行っています。

コンロの熱源にあったホーロー鍋を選ぼう

ホーロー鍋を選ぶ時のポイントのひとつに、熱源があります。ガスコンロは問題ありませんが、IHコンロの場合は、ホーロー鍋が対応しているか見ておきましょう。ホーロー鍋に施されているホーロー加工はガラス質を焼き付けていますので、急激な温度変化には注意が必要な製品もあります。

IH応できるのか?

最近のキッチンの流行にIH対応のレンジがあります。また、テーブルにおけるIHコンロも人気です。ホーロー鍋を選ぶ時には、IH対応できるかどうかもチェックしておきましょう。

ホーロー鍋の人気ランキング10選

10位 DANSK 『コベンスタイルII 片手鍋』

北欧デザインが人気の片手鍋

北欧デンマークのDANSK社の個性的なデザインが印象的な片手鍋です。特にナベ蓋のデザインが個性的で、クロスした取っ手の分部は裏返して置くと鍋敷きにもなるので、食卓へそのまま出したり、収納時に積み重ねたりできる、アイデアあふれる設計になっています。

 

ナベ蓋は重量があるので密閉性が高く、料理が冷めにくくなっています。持ち手が木製なので加熱された鍋の持ち運びがスムーズなところも魅力的です。

 

DANSK社のホーロー鍋シリーズは、その優れたデザインと機能性が評価されて、デンマーク王室、ルーブル美術館、モダンアート美術館などのコレクションにもなっています。

サイズ:幅35.5×奥行18.5×高さ11.9cm

炊飯量:データなし

満水容量:2.2L

素材:ホーロー用鋼板、天然木

重量:1.93kg

原産国:タイ

9位 staub 『 ラ ココット de GOHAN 』

おいしくご飯が炊ける評判のご飯鍋

鋳物ホーロー鍋は、お米がおいしく炊けることでも人気ですが、その機能をより高めてさらにおいしさを追求したのが、「staub ストウブ ラ ココット de GOHAN」です。お米を炊くために適したデザインは、独特で、白米の炊飯だけでなく、各種の炊き込みご飯のレシピにも対応します。

 

staub ストウブ ラ ココット de GOHANの丸みのあるデザインは、熱の流れを考慮して設計されていて、お米を一気に炊き上げます。蓋は密閉力が高く、食材から出た水蒸気が、蓋からちょうどよく降りそそぎ、ふっくらとおいしく料理が仕上がります。

サイズ:幅21.0×奥行16.0×高さ15.5cm

炊飯量:1合~2合

満水容量:1.8L

素材:鋳鉄(ホーロー加工)、ツマミ スチール(ニッケルメッキ)

重量:2.35kg

原産国:フランス

8位 ユニロイ 『キャセロール』

軽量で人気のマットカラーが楽しめるスタイリッシュなホーロー鍋

ユニロイ キャセロールの最大の魅力は軽いところです。ホーロー鍋の大きな弱点のひとつに、その重さがあります。鋳物ホーロー鍋は重量があり取り扱いにやや難を感じることもあります。ユニロイは、ホーロー鍋の重さを改善して、世界最軽量のホーロー鍋である、ユニロイ キャセロールを設計しました。

 

ユニロイ キャセロールのシリーズには、今はやっているマッドカラーのアイテムがあるのも魅力的です。おしゃれなキッチンのポイントに使うのもいいアイデアとなります。

サイズ:幅28.5×奥行21.5×高さ16cm

炊飯量:データなし

満水容量:3.0L

素材:鋳鉄(ホーロー加工)

重量:2.2kg

原産国:日本

7位 CHASSEUR 『ラウンド キャセロール』

パステルカラーがかわいいフランスの高級ホーロー鍋

CHASSEUR(シャスール)は、ルクルーゼや、ストウブと並びフランス製ホーロー鍋で人気のメーカーです。シャスールの魅力は、おとぎ話に出てくるような、レトロでおしゃれなデザインです。

 

カラーリングも魅力的で、特にパステルカラーの発色がとてもきれいです。メルヘンなパステルカラーでキッチンをまとめたい時に最高のアイテムになります。

サイズ:幅32.0×奥行25.0×高さ16cm

炊飯量:データなし

満水容量:3.8L

素材:本体 鋳鉄(ほうろう加工)、ツマミ フェノール樹脂

重量:4.8kg

原産国:フランス

6位 バーミキュラ 『オーブンポットラウンド 』

密閉性に優れた無水ホーロー鍋

バーミキュラは、日本を代表するホーロー鍋メーカーのひとつです。バーミキュラのホーロー鍋は、ナベ本体とナベ蓋に持ち手が羽のように付いている独特なデザインがトレードマークです。

 

日本メーカーでないようなハイセンスなデザインと、高度な機能性で、人気のホーロー鍋シリーズになっています。特に、ナベ蓋の密閉性にはこだわりがあり、高い密閉性を実現する設計が施されています。

 

バーミキュラのホーロー鍋のカラーリングは、ホワイトの入った、落ち着いたやさしいカラーが多く、日本のキッチンにとても馴染みやすいのも魅力的です。

サイズ:幅33.5×奥行16.5×高さ11.0cm

炊飯量:データなし

満水容量:5L

素材:鋳鉄(ホーロー加工)

重量:5.69kg

原産国:日本

5位 staub 『 ココット ラウンド』

カッチリしたレトロなデザインが魅力のフランス製ホーロー鍋

ストウブは、ルクルーゼと比較されることが多い人気のフランス製ホーロー鍋です。ストウブのホーロー鍋は、がっちりとした作りで、耐久性に優れているイメージが特徴です。独特なデザインと独自の機能性を持ったホーロー鍋として、プロの料理人からの評価も高いアイテムです。

 

ストウブのナベ蓋の裏には、独特な凹凸が施されていて、調理される過程で、食材からでた水蒸気が、密閉力の高い鍋の上から、程よく雨のように落ちる設計になっています。さらに鍋の中は、ざらざら感のある設計が施されていて、食材が焦げ付きにくくなっています。

サイズ:幅28.4×奥行22.0×高さ14.7cm

炊飯量:データなし

満水容量:2.6L

素材:本体 鋳鉄(ほうろう加工)、ツマミ 真鍮

重量:3.9kg

原産国:フランス

4位 月兎印 『キャセロール』

シンプルなデザインが魅力の老舗日本ホーロー鍋メーカー

月兎印(つきうさぎじるし)というちょっとメルヘンチックなネーミングをもつホーロー鍋は、知る人ぞ知る日本製の人気シリーズです。80年という長い歴史をもつメーカーで、変らないレトロな印象が、若い世代にも注目されています。

 

月兎印(つきうさぎじるし)のホーロー鍋は、重量がさほど重くなくコスパがいいので、気軽に普段使いができるのも魅力的です。ナベ以外のキッチンアイテムも多いので、月兎印(つきうさぎじるし)のアイテムで統一するのもキッチンを可愛く仕上げるいいアイデアです。

サイズ:幅27.0×奥行21.2×高さ13.5cm

炊飯量:データなし

満水容量:2.7L

素材:ホーロー用鋼板(ホーロー加工) 

重量:1.47kg

原産国:日本

3位 富士ホーロー『 両手鍋 ディープ キャセロール ソリッド 』

使いやすい大きな取っ手と角ばったデザインが魅力

富士ホーローのホーロー鍋は、シンプルさと使いやすさを追求したアイテムです。日本の老舗ホーローメーカである富士ホーローのシリーズは、統一感のあるデザインが魅力的です。サイズやデザインが豊富なところも評価されています。

 

富士ホーローのホーロー鍋のカラーリングは、原色に近い、レッド、イエロー、グリーン、ホワイトなど、ナチュラルな食材をイメージさせるバリエーションになっていて、キッチンを楽しいイメージにしたい時のポイントになります。

サイズ:幅29×奥行22×高さ19cm

炊飯量:データなし

満水容量:5.6L

素材:ホーロー/フェノール樹脂

重量:1.9kg

原産国:タイ

2位 野田琺瑯 『キャセロール ポーチカ』

丸くてかわいい日本製ベストセラーホーロー鍋

野田琺瑯 キャセロール ポーチカ は、丸みのある形が、かわいらしい人気のホーロー鍋です。他に例をみないかわいさは最大の魅力です。野田琺瑯は、創業80年の日本の老舗ホーローメーカーで、メイドインジャパンにこだわり続けています。

 

野田琺瑯 キャセロール ポーチカ はコスパもいいので、気取らない普段使いの鍋としてひとつ持っておきたいホーロー鍋のひとつです。カレーやシチーがおいしく仕上がりそうです。

 

 

サイズ:幅27.0×奥行20.4×高さ15.0cm

炊飯量:データなし

満水容量:2.5L

素材:本体/ホーロー用鋼板(ホーロー加工) つまみ/天然木

重量:1.1kg

原産国:日本

1位 ルクルーゼ 『ココット ロンド ホーロー 鍋 』

世界中で大人気のフランスブランドの大定番

ルクルーゼのホーロー鍋は、ヨーロッパ製のホーロー鍋で最も有名なアイテムです。世界中で人気のホーロー鍋で、日本でも大人気です。自分用の他にも、結婚祝いなどのプレゼントでもよく使われます。

 

ルクルーゼのホーロー鍋は、高級感があって、フランスのメーカーらしいおしゃれなデザインとカラーリングが魅力的で、有名ブランドだけあって、サイズやデザインのバリエーションが豊富です。ルクルーゼは200年の歴史をもつメーカーで、機能性も抜群に備えています。

 

特に、熱伝導と蓄熱性能に優れていて、料理がおいしく仕上がり、冷めにくい設計になっています。ブランドのネームバリューもあり、キッチンにあるだけで存在感が抜群にあるホーロー鍋で、おすすめです。

サイズ:幅27×奥行20.5×高さ13.5cm

炊飯量:米3合

満水容量:2.4L

素材:本体/鋳物ホーロー、ツマミ/フェノール樹脂

重量:2.8kg

原産国:フランス

まとめ

そのそもホーロー鍋とは何なのかからスタートして、ホーロー鍋の魅力や選び方の3つのポイントをふまえて、ルクルーゼをはじめとする、おしゃれでリッチなヨーロッパ製のホーロー鍋から、職人技が活きる老舗メーカーの日本製ホーロー鍋まで、人気のおすすめホーロー鍋をランキング形式で10選紹介しました。個性的で魅力的なホーロー鍋が揃っていることに気づかれたと思います。ホーロー鍋は、おいしい料理を作るために、持っておきたいキッチンアイテムのひとつです。デザインやカラーの他に、重さや使いやすさも考慮してお好みのホーロー鍋を見つけていきましょう。

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