オイルステインのおすすめ人気ランキング10選【屋外向けの防腐剤タイプも】
2022/02/05 更新
木目を活かして着色するオイルステイン
最近DIYでも人気のあるオイルステインは、無垢材の美しい木目を活かしつつ着色をすることができる塗装剤の一種です。ステイン塗料を大きく分類するとオイルステインと水性ステインの2種類があり、それぞれにメリット、デメリットが存在しますがどちらもペンキなどにくらべて使いやすく初心者には特におすすめしたい塗装剤といえます。
その中でもオイルステインは、水性ステインに比べると色味が濃く深い発色にしてくれるため高級感を与えながらも、木目のナチュラルさを活かすことができます。またオイルが木材をコーティングする艶感はオイルステインならではです。また木材と相性のいいブラウン系の色以外にも、赤や黒色など鮮やかなカラーも増えています。
今回は、DIY初心者でも簡単に挑戦することのできる人気のオイルステインのおすすめ商品について、ランキング形式で紹介していきます。カラーバリエーションも豊富で、扱いやすいオイルステインでDIYに挑戦してみてはいかがでしょうか。
オイルステインの選び方
オイルステインの種類で選ぶ
オイルステインには大きく分けて油性タイプと水性タイプの2つに分類することができます。着色したい木材によって、どちらのオイルステインが向いているか選ぶようにしましょう。
取り扱いが簡単な水性ステイン
オイルステインとは一般的にオイル=油性ステインのことを指していますが、油性・水性含めてオイルステインと表す場合もあります。水性ステインは油性ステインに比べて、匂いが少ないため、室内での作業が必要な場合にも安心して使用することができます。
また油性ステインでは溶剤にシンナーが使用されていたり、洗浄液に薄め液を利用しないといけないなど取り扱いには注意が必要となります。その反面、水性ステインでは溶液に水を使用しており、使用後の刷毛やバケツなども水道水で簡単に洗浄することができるため初心者の方でも取り扱い易いのが特徴です。
水性ステインでは油性ステインに比べるとオイルの独特な光沢はでにくく、濃淡は出しにくいですが木目をより美しく生かすことができるのが魅力です。またブラウン系が多いオイルステインと比べて、色鮮やかなカラーバリエーションが多いのも特徴です。
深みのある着色をするなら油性ステイン
オイル(油性)ステインは、水性ステインに比べて重ねて塗ることによって色に深みがでるため重厚感のある仕上がりとなるのが特徴です。また、オイルによって独特な艶感がでるため落ち着いた雰囲気の高級感も演出することができるため、一般的には油性ステインを使用するのがおすすめです。
水性ステインと比較すると木材への密着度、浸透率も高いため耐久度も高くなります。またオイルステインはペンキと比べると乾燥時間が短いのが特徴ですが、油性ステインのほうがより乾燥時間が早いため手早く重ね塗りをすることができるのも魅力の1つです。
しかしオイルステインは匂いが強いため、マンションなどの密集した場所での作業は向きません。作業する場合にも屋外などで作業をするなど換気をしっかりと行い、マスクを着用して作業を行う必要があります。
カラーバリエーションで選ぶ
オイルステインの色展開は様々あり、自分の好みの発色を選ぶことが大切です。メーカーによっても扱っているカラーは異なるため、作品のイメージに合わせたカラーを選ぶようにしましょう。
ナチュラルに仕上げるならブラウン系
オイルステインではブラウン系のカラーバリエーションが多く自然な雰囲気に仕上げたい場合には、ブラウン系のカラーの中からお気に入りの色を選ぶのがおすすめです。オイルステインでは、刷毛ムラが出にくく初心者の方でも綺麗に塗りやすいのが特徴ですが、ブラウン系のカラーを選ぶことでより美しく仕上がります。
またブラウンと一言にいっても、黄色系や赤系、明るいものから暗めのブランまで幅広くカラーバリエーションがあります。そのため選ぶ色味によっても色んな雰囲気を楽しむことができるので、ブラウン系のカラーバリエーションが豊富なメーカーから選ぶのがおすすめです。
メーカーによって色味は微妙に異なっているので、同じ名前の色であってもメーカによっても発色は異なってきます。そのため、色をベースにオイルステインを選ぶ場合には、しっかりとカラー見本を参考にして選ぶようにすることが大切です。
ポップな印象にしたいなら鮮やかなカラー
オイルステインでは、ブラウン系のカラーに比べると少ないですが赤色や緑、青色などの鮮やかなカラーもいくつかあります。木目の模様も残しつつ、自然にはない色味に着色してくれるのでカジュアルな作品を作りたいという方におすすめです。
また1度塗り、2度塗りと色を重ねていくことでより色の発色がよくなるため、より鮮やかなで深みのある色味にしたいという場合には何度か重ねて塗り調節を行うことができます。反対に木材の自然な色味を残しつつ、色味を少し足したいという方は薄く1度塗りすると木材のナチュラルな感じとポップな雰囲気どちらも演出することができます。
オイルステインの場合、木材に浸透して着色しているため着色料そのままの色味が出るわけではありません。木材の色味によっても雰囲気は大きく異なるので、なるべく着色料に近い色味にしたい場合には、色味が薄い木材を使用するようにしましょう。
オイルステインの付加機能で選ぶ
オイルステインは水や汚れには弱いため、屋外で使用する場合にはニスなどが必須となります。ニス入りのオイルテインなど付加機能があるものを使用目的によって選ぶことが大切です。
小物の着色ならニス入りタイプが手軽
オイルステインは木材に浸透して着色しているため、ペンキなどのように木材の表面をコーティングしておらず、汚れや水には弱いため注意が必要となります。そのため木材を保護したい場合には、ニス入りのオイルステインを選ぶことで、着色しながらニスの艶感をだすことができます。
1度で着色とニスをいっぺんに行うことができるので、DIY初心者の方でも簡単に塗装ができるためおすすめです。ただしオイルステインはニスの上からは着色することができないため、小物などの1度塗りでムラなく仕上げることができるものに向いています。
ニス入りのオイルステインを選ぶ場合には、そのまま「ニス入り」といった表記をしてないオイルステインも多いため、使用上の注意点などにニスの重ね塗りが必要などといった記載をしっかりと確認することが大切です。
重ね塗りするならニスなしタイプを選ぶ
何度か重ね塗りをして深みのある色に仕上げたい場合や、ウッドデッキやテーブルなどの大きな作品をムラなく仕上げたい場合にはニスが含まれていないオイルステインが向いています。最後にニスを塗って仕上げる手間はありますが、自分好みの深みに調整したり、重ねて塗ることでムラを防ぐことができるメリットがあります。
また艶のない作品に仕上げたいという方や、艶消しのニスを使用したいなどニスなどのコーティング剤にもこだわりたいという方にも、ニスが含まれていないオイルステインがおすすめです。
こちらも「ニスなし」を書かれているものはほとんどないため、「艶消し」と書かれているものや、「用途に合ったニスで仕上げましょう」などの記載を確認してニスが含まれていないオイルステインを選ぶようにしましょう。
屋外に設置するなら防虫、防腐剤タイプ
ウッドデッキなどのエクステリアに使用する場合には、防虫、防腐剤が含まれているオイルステインを選ぶようにしましょう。屋外に設置する木材は雨や風などのほかにも、シロアリや木の腐敗を進行させる腐朽菌など木材の劣化となる原因が多く存在します。
そうした木の腐敗から防ぐ薬剤として、防虫剤や防腐剤などを木材に塗布しておく必要があります。オイルステインにあらかじめ防虫、防腐剤入りのものを選ぶことで手間なく木材を腐敗から守ってくれるためおすすめです。
またオイルステインで着色した後に、防水、撥水効果のあるニスなどで仕上げることで、色もちを良くするだけでなく、雨や風などからもしっかりと木材を守ってくれます。
オイルステインの人気ランキング10選
和信ペイント(Washi Paint)
和信ペイント 水性ポアーステイン
自由自在に色の調整ができる
水性ポアーステインは木目を残したまま綺麗に着色してくれるので、木材の持つ自然な風合いを残しつつ美しく仕上げてくれます。赤やピンク、黄色など鮮やかなカラー18種類ほど展開しており、作品に合わせて自由に塗装することができます。
また水性ポアーステインは水で薄めて濃さを調節できるだけでなく、同じ水性ポアーステインであれば違うカラーを混ぜて自由に色を作ることができます。油性や水性、ラッカーなどどのようなニスでも使用することができ、ニスを塗ることでより鮮やかな発色を引き出してくれます。
内容量 | 130ml | 用途 | 屋内木部用 |
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ターナー色彩
ターナー 水性ウッドステイン
36色のカラーバリエーションが魅力
刷毛で塗るだけで綺麗な発色と木目を活かした塗装ができる水性ウッドステインは、取り扱いも簡単で初心者にも使いやすいオイルステインです。
カラーバリエーションは36色と幅広く展開しているので、身近な小物やインテリアなどの着色にも向いています。また色ムラや色あせもしにくく、嫌なニオイもしないのも安心して塗装ができます。
水性ウッドステイン専用の上塗りニスもあり、好みの質感に合わせて艶ありや艶なしなどの3つのタイプに選ぶことができます。UVカット効果があるので、よりきれいな発色を長持ちさせることができます。
内容量 | 100ml | 用途 | 屋内木部用 |
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アサヒペン
アサヒペン 水性WOODジェルステイン
防腐、防カビ効果があるからエクステリアの塗装にも
水性WOODジェルステインの一番の魅力は、豊富なカラー展開です。ウォルナットやライトオークなどのブラウン系をはじめとして、イエローやレッド、グリーンやインディゴブルーなど鮮やかなカラーが揃っています。
ジェルタイプの塗料で木材に布ですり込む様にして塗装するため、刷毛ムラができず初心者の方でも綺麗に塗装することができます。水性タイプなので匂いも気にならないため、室内でも換気を行えば安心して作業を行うことができます。
また雨や日光、紫外線にもつよく耐久性にも優れています。ほかにも防腐、防カビ効果があるためウッドデッキなどの塗装にも使用することができます。
内容量 | 300ml | 用途 | 屋内外木部用 |
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アサヒペン
アサヒペン 水性ステイン
特殊顔料を使用しているためしっかりと発色
アサヒペンの水性ステインは特殊な顔料を使用しているので浸透性に優れており、水性ステインながらもしっかりと発色してくれるのに木目の美しさもそのまま活かすことができます。薄めずに使用することができるので、初心者の方でも扱いやすいのも魅力です。
上塗り用のニスが不要なのでこれ一つで塗装を仕上げることができます。仕上がりは艶のないマットな仕上がりとなるため、艶感が欲しいという方や塗装を保護したいという場合にはお好みでラッカー系やポリウレタン系のニスで仕上げることも可能です。
カラー展開もブラウン系をメインとしていますが、ホワイトやブラックなどのカラーも取り扱っているため、家具や階段、床などの色味と合わせて色を選ぶことができるのもおすすめポイントです。
内容量 | 1L | 用途 | 屋内木部用 |
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和信ペイント
和信ペイント 水性オイルステイン
水で薄めて色味の調整ができる使いやすいオイルステイン
こちらは水性ステインなので匂いが少ないため、家具だけでなく屋外での作業が難しい階段や床などの塗装ができます。水性ステインは油性ステインに比べると木材への浸透がしにくいものが多い中、こちらのオイルステインではしっかりと木材を着色することができるのも魅力です。
そのまま原液でも使用することができますが、薄めたい場合には水で簡単に調節できます。また同メーカーの水性ステインであれば混ぜて色味を調合することができるので、市販のカラーでは気に入る色味がないという方や、他の家具と同じ色を表現したいという方にもおすすめです。
原液のまま刷毛で着色すると少し木目が隠れた仕上がりとなりますが、布でふき取りながら着色していくことで木目を生かした着色ができるだけでなく、色ムラもできにくくなります。
内容量 | 300ml | 用途 | 屋内木部用 |
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カンペハピオ(Kanpe Hapio)
カンペハピオ オイルステイン
耐久性に優れているから屋外でも使用可能な塗料
カンペハピオのオイルステインはしっかりと木材に浸透してくれ、耐久性も高いため室内で使用する木材の着色だけでなく、屋外の着色料としても使用できます。サラッとして塗りやすく色ムラもできにくいため、初心者の方にも簡単に綺麗に塗ることができます。
乾燥時間も短く春夏の暖かい時期なら1時間、冬の寒い時期でも2時間でしっかりと乾燥してくれるため手早く木材の着色をしたいという方にも向いている着色料です。最後にニスで仕上げる必要がありますが、オイルステインのみでも耐久性が高いため木材の寿命を長持ちさせてくれます。
内容量 | 100ml | 用途 | 屋内外木部用 |
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ワトコ(Watco)
ワトコオイル
植物性油を使用したイギリス生まれのオイルステイン
ワトコオイルはイギリスの安全基準をパスして作られているため、シックハウス症候群やホルムアルデヒド等の原因成分が不使用なので健康面にも優しいオイルです。またワトコオイルでは食品としても知られている亜麻仁油を使用しているため、DIY初心者の方でも安心して使用することができます。
サラッとした液体のような塗り心地で木材にしっかりと浸透するため、乾燥させても濡れた木材のようなしっとりとした質感になるのが特徴的です。本来の木目を活かしつつも高級感を出すことができるだけでなく、調湿効果もあるので木の呼吸を妨げないのも塗料です。
カラー展開はブラウン系を中心とした木材と相性の良い8種類ほどあるため、明るい雰囲気から焦げ茶のような深みのあるカラーまでお好みの色を選ぶことができます。
内容量 | 1L | 用途 | 屋内木部用 |
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ニッペ
ニッペ WOOD LOVEオイルステイン
オイルらしい艶と木目の美しさを生かすステイン剤
ニッペは木工職人の中でも愛用している人が多くいるほど人気のあるメーカーです。こちらのオイルステインは木材への浸透率が非常に高いため木目を荒らさずに綺麗に着色してくれるのが特徴です。そのため表面がザラザラしている木材であってもムラになりにくいため、初心者の方でも綺麗に着色することができます。
こちらのオイルステインにはニスは含まれておらず、重ねて塗ることでより深みのある色合いに仕上げるのがおすすめです。エクステリアなどの屋外用としての着色としてはむきませんが、室内の窓枠やドア、家具、工作など幅広い用途で使用できるため、汎用性も高いオイルステインといえます。
仕上げとしては油性ウレタンニスを推奨していますが、色にじみを防ぐセラックニスを塗布することでラッカークリア、艶出しニスなどで仕上げることも可能なので作品や好みに合わせた艶感を演出することができます。
内容量 | 250ml | 用途 | 屋内木部用 |
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オイルステインのおすすめ商品比較一覧表
商品 | 商品リンク | 特徴 | 内容量 | 用途 | |
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1
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ニッペ WOOD LOVEオイルステイン |
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オイルらしい艶と木目の美しさを生かすステイン剤 |
250ml | 屋内木部用 |
2
|
ワトコオイル |
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植物性油を使用したイギリス生まれのオイルステイン |
1L | 屋内木部用 |
3
|
カンペハピオ オイルステイン |
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耐久性に優れているから屋外でも使用可能な塗料 |
100ml | 屋内外木部用 |
4
|
和信ペイント 水性オイルステイン |
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水で薄めて色味の調整ができる使いやすいオイルステイン |
300ml | 屋内木部用 |
5
|
アサヒペン 水性ステイン |
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特殊顔料を使用しているためしっかりと発色 |
1L | 屋内木部用 |
6
|
アサヒペン 水性WOODジェルステイン |
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防腐、防カビ効果があるからエクステリアの塗装にも |
300ml | 屋内外木部用 |
7
|
ターナー 水性ウッドステイン |
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36色のカラーバリエーションが魅力 |
100ml | 屋内木部用 |
8
|
ロックオイルステイン |
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ウッドデッキや建築物に最適なオイルステイン |
3.785L | 屋内外木部用 |
9
|
和信ペイント 水性ポアーステイン |
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自由自在に色の調整ができる |
130ml | 屋内木部用 |
10
|
サンデーペイント オイルステイン |
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お手頃価格ながらもしっかりと着色 |
1L | 屋内木部用 |
まとめ
ここまでオイルステインの選び方や、おすすめメーカー10選をランキング形式で紹介しましたがいかがでしたでしょうか。オイルステインには使用用途や色によっても様々なものがあります。美しい発色を長持ちさせるためにも、使用する用途に合わせて使い分けることが大切です。自分好みのカラーでDIYを楽しんでみてはいかがでしょうか。
本サービス内で紹介しているランキング記事はAmazon・楽天・Yahoo!ショッピングなどECサイトの売れ筋ランキング(2022年02月05日)やレビューをもとに作成しております。
サンデーペイントのオイルステインはサラッとした液体で塗りやすく、高濃度なのでしっかりと発色してくれるのが特徴です。油性ステイなので独特の艶感が木目の美しさを引き立ててくれます。
乾燥時間も早いため冬などの寒い時期で2時間、夏場であれば1時間で乾燥してくれるためDIY初心者の方にも使いやすいオイルステインです。ドアや窓枠、家具などの着色に向いています。