【スピード沸騰・電気代節約ができる】ケトルの人気おすすめランキング10選
2020/11/20 更新
スピード沸騰・省エネができるケトル
ケトルとは英語表記で「kettle」と書き、要するにやかんのことです。しかし、現在、ケトルといえば今は電気ケトルのことを指すことが多いのです。
カップ1杯ならば1分もかからず沸騰可能、しかも、電気代に換算すると電気ポットに比べてかなりのお得。となれば、我が家にも一台、と検討する価値があるのではないでしょうか。一人暮らしの学生から赤ちゃんのミルク作りに賢く使うママ、火の元が心配のシニア層まで今ケトルは大人気なのです。
コーヒーや紅茶に一家言あるような人にもケトルはおすすめできます。専用の注ぎ口のケトルもいろいろ販売されているからです。さらに温度管理機能があるケトルなら「相棒」の右京さんばりの茶葉のジャンピングも簡単にできますよ。
ケトルの選び方
日本では電気ケトルの人気が高いため、この記事では電気ケトルを中心におすすめの選び方を紹介していきます。まず押さえておきたい「容量」、耐久性やお手入れに重要な「材質」、使い方に応じて選びたい「注ぎ口」が重要チェックポイントです。評価・信頼性の高いメーカーを選ぶというのも賢い選び方といえるでしょう。
容量で選ぶ
「大は小を兼ねる」というのは電気ケトルでは当たっています。そのため、置き場所があるなら、余裕をもった容量を選ぶのもおすすめというのが大前提です。このあたりはフライパンや鍋とちょっと違うところです。
0.6リットル(一人暮らし)
一人暮らしなら、0.6リットルあれば十分です。コーヒー1杯は約150ml、カップラーメンは300~500mlなので十分な量といえるのです。
ただし、この量の場合、料理には使わない、自宅に友人などを呼んで一度にお茶やコーヒーを作らないということが前提です。ちょっと余裕を持ちたいなら、もう少し容量を増やしましょう。
0.8~1.2リットル(ほとんどの人向け)
0.8~1.2リットルのケトルは、家族3~4人分のお茶やコーヒーを一度に作れます。また、容量が大きくなっても沸かす時間が遅くなるということではないので、一人暮らし用としてもおすすめです。ほとんどの人に向く容量が0.8~1.2リットルといえます。
ケトルはとにかく沸かす時間が短いのが大きなメリットといえます。たとえばインスタントラーメンを作る用のお湯は500ml程度なので、ガスや電気調理器具で暖めると沸騰まで意外と時間がかかってしまうものですが、ケトルではそれより短時間で熱湯がつくれます。
インスタントラーメンに限らず、この程度の容量だと料理にも使いやすいといえます。寒い冬には湯たんぽ用のお湯を作っている人もいるんですよ。
1.5・2リットル
ケトルにも1.5や2リットルの大容量タイプが販売されています。大家族の場合は、この容量を選んでいいでしょう。現実的には、やかんでお湯をわかしてお茶を作り置きするといった習慣がある人が便利に使っているようです。
このサイズだとやかんと同じ容量があるため、いつもやかんで麦茶などのお茶を煮出しているような場合に、一旦ケトルで熱湯を沸かせば大幅に時短になります。また、空焚きなどの心配もないためケトルに変える人も多いようです。
材質で選ぶ
ケトルにはいろいろな材質があります。重さや掃除のしやすいさ、安全面など意外に実用性で材質チェックしておくべき項目が多いのがケトルなのです。たしかに、鍋や食器などと違い、常にキッチン周りに出しておくことの多いのがケトルです。そのため、見た目やデザインに目が向くことも多いですが、材質に気を付けましょう。
プラスチック製
プラスチック製のメリットは「軽い」「本体が熱くならないので安全」ということです。一般的にはプラスチック製は価格がリーズナブルですから、これもメリットといえるかもしれません。
重量は、特に小さな子どもが使うことが多い家庭や、大容量タイプでは重視したいところです。あまりに重いと熱湯をこぼしてしまう、倒してしまうといった事故の原因となってしまうため、注意が必要といえます。
また、プラスチックは熱伝導率が低いため、熱湯となっても熱が伝わらないのがメリットです。うっかり側面をさわってしまったときなども安心です。
デメリットは「傷つきやすい」「長期間使うと変形しやすい」ことといえます。プラスチックは強度があまりないため傷付きやすいです。また、熱によって分からないほどの膨張や収縮を繰り返すことで、変形によってふたがしまりにくくなるなどの製品もあります。
ステンレス
ステンレスは耐久性が高いのがメリットです。また、表面が滑らかで油汚れなども落としやすいといえます。また、デザイン性が高いものが多いのも特徴で、コーヒーのドリップ用として、注ぎ口が細くなっているのもステンレスのタイプが多いのです。
一方、デメリットは熱伝導率が高く、本体の温度が高くなってしまうことです。やけどの原因にもなりかねないため、この点は小さな子どもがいる家庭などは十分配慮しておきたいところです。お湯が湧いたら食卓に置く、といったスタイルにしたいなら特に注意しましょう。
ガラス
ガラスは匂い移りがしにくいのがメリットです。コーヒーや紅茶など、味にこだわりたい人におすすめです。また、数はあまり多くないものの、デザイン性が高いという特徴も持っています。沸騰の様子も見えるため、サイフォンのように見栄えが良いなどの意見もありました。
一方、ガラスなので耐久性は低く、割れて壊れる可能性があるのがデメリットです。また、キッチンでは目に見えない油などが舞うことも多く、小まめに掃除をしないと汚れが目立ちやすいのもデメリットといえます。このあたりは、置き場所にも注意したいところですし、実用性とデザイン性のどちらを重視するかにもよるといえます。
注ぎ口で選ぶ
大きくわけて、ケトルの注ぎ口は「くちばし型」「やかん型」「コーヒードリップ用」と3種類です。
くちばし型
、最も一般的なのはくちばし型です。大量のお湯も素早く注げますし、大人が注ぐ分にはコーヒーカップなどに少量入れる場合でも簡単にコントロールできます。ただし、小さな子どもなどが注ぐと、一度にドバっと出てしまうこともあるといえます。
やかん型
やかん型は、くちばし型より量を調整しやすいですが、やや注ぐ速度が遅くなります。ケトルではあまりないタイプで、デザイン性の高さからこの注ぎ口にしているような製品もあります。
コーヒードリップ用
コーヒードリップ用はその名のとおり、コーヒーのドリップに適しているタイプです。このタイプはデザイン性が高いケトルが多いのが特徴です。また、温度にもこだわるなら、コーヒードリップ用の注ぎ口を選ぶだけでなく、温度管理機能の有無と併せてケトルを選ぶのがおすすめです。
保温機能で選ぶ
保温機能がついているケトルは、たとえば朝食の時間が微妙に違う家族や、頻繁にお茶やコーヒーを飲む人におすすめといえます。また、味噌汁やスープを作ったあと、すみやかに食後のお茶を用意するといった場合にも楽ちんといえます。
このようなケトルは。密閉度を高めて数時間温度をキープするタイプか、温度をセンサーで感知して温度が下がってきたら再加熱するタイプのいずれかです。
どちらの場合でも、ほとんどのケトルは数時間温度をキープする機能となっています。なぜなら、それ以上温度をキープしたいのなら、電気ポットのほうがニーズを満たしやすいからです。
温度設定機能で選ぶ
ケトルのなかには、たとえば60、70、80、85、90、95、100℃のように、温度を設定できる製品があります。紅茶やコーヒー、緑茶など、それぞれ味や風味を引き出すためのベストの温度は違いますから、手軽に最適な温度でお湯がつくれるのがおすすめといえます。
安全性で選ぶ
ケトルに搭載されている安全機能は、まず「転倒時にお湯が漏れない構造」があげられます。これは小さな子どもなどがいる家庭にとって、とても安心できる機能といえます。
また「空焚き防止」も安全機能のひとつです。また、「蒸気が出にくい構造」になっているものもあります。
ちなみに、この蒸気が出にくいケトルは、天板とのスペースがあまりない棚などに設置する場合に水蒸気が原因のカビや変形を防ぐ意味でもメリットがあるのです。
お手入れのしやすさで選ぶ
基本的に、ケトルの中で直接お茶を作ったり、調理をすることはないでしょう。けれども、お湯を沸かした後は、通常、そのままの状態で放置するため、水蒸気などによってカビが発生することがあります。定期的な掃除はやはり必要なのです。
このお手入れのしやすさの目安としてチェックしたいのが、給水口となる部分の面積です。大きければ大きいほど、洗いやすいといえます。売れ筋のケトルではこのようなタイプが多いといえるでしょう。
一方、コーヒードリップ用などでは給水口が小さくなる傾向があり、お手入れはしにくくなってしまいます。デザイン性も大切ですが、お手入れのしやすさも考慮しておくことがおすすめです。
メーカーで選ぶ
ここではおすすめのケトルのメーカーをいくつか紹介します。
ティファール
ティファールといえば、フッ素加工のフライパンを業界で初めて導入するなど、調理器具全般で高い評価を得ているメーカーです。ケトルにおいても、最も成功しているメーカーといえるでしょう。
評価されている点は、一言でいってコスパが高いことといえるでしょう。リーズナブルな価格で使いやすく、性能もほとんどの人にとって満足の行くレベルです。一方、デザイン性を重視する人にはやや物足りないかもしれません。
デロンギ
意見は人それぞれなので一概にはいえませんが、極おおまかに言うと、ティファールより価格は高くなるものの、デザイン性がよいのがデロンギといえます。性能面では、あまりこだわりがないならば、同じ水準といえます。
オイルヒーターなどで定評のある北欧のメーカーらしい、おしゃれでありながら、どの家にも馴染むデザインが魅力です。また、ティファールと違い、ステンレス製も多く販売しているのも特徴といえます。
象印
象印といえば魔法瓶と連想する人も多いでしょうが、ケトルのジャンルでも売れ筋商品を多く販売しています。もちろん、魔法瓶で培った技術は健在。特に、保温機能を重視するなら象印のケトルをおすすめします。
なお、ティファールやデロンギのように円すい型ではなく筒型が多いのも特徴。おそらく日本家庭の置き場所を計算しているのでしょう。ここにメリットを感じる人も多いのではないでしょうか。
ケトルのおすすめ人気ランキング10選
DeLonghi(デロンギ)
アイコナ
美しいケトル
DeLonghi(デロンギ)のアイコナは、その美しいデザインで、映画やドラマなどでもよく見かけます。基本性能も高いので、デザインも性能も妥協できない人におすすめですよ。
しっかりしたつくりのステンレス製なので、耐久性も抜群。鏡面加工は汚れを落としやすいメリットもあります。カラーバリエーションも豊富なので、好みの色を選んでくださいね。
なお、アイコナと同じテイストのデザインでトースターなども販売されているので、キッチン周りをさらにおしゃれに演出することもできます。
容量 | 1L | 材質 | ステンレス |
---|---|---|---|
保温・温度設定 | なし | 安全機能 | 空焚き防止 |
T-fal (ティファール)
ヴィテス ネオ ハイパワーモデル
ザ・ケトルというべき定番商品
T-fal (ティファール)はケトルのジャンルで最も人気が高いメーカーといえるでしょう。この、ヴィテス ネオ ハイパワーモデルは基本性能を重視したハイパワータイプです。1450Wのパワーでカップ1杯なら50秒、1Lを4分20秒で沸騰させます。
また、ワンタッチで開くフタ、持ちやすいハンドル、外から量を確認しやすい目盛と使い勝手も良好。ケトルを使うのがはじめて、という人はT-fal (ティファール)をまず検討するのがおすすめです。
容量 | 1L | 材質 | プラスチック |
---|---|---|---|
保温・温度設定 | なし | 安全機能 | 空焚き防止 |
ケトルのおすすめ商品比較一覧表
商品 | 商品リンク | 特徴 | 容量 | 材質 | 保温・温度設定 | 安全機能 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1
|
ヴィテス ネオ ハイパワーモデル |
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ザ・ケトルというべき定番商品 |
1L | プラスチック | なし | 空焚き防止 |
2
|
アイコナ |
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美しいケトル |
1L | ステンレス | なし | 空焚き防止 |
3
|
CK-AW10 |
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1時間90℃をキープ |
1L | ステンレス | 保温(1時間90℃) | 空焚き防止・転倒漏れ防止 |
4
|
YKG-C800 |
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この価格で温度設定も搭載 |
0.8L | ステンレス | 6段階温度設定 | なし |
5
|
わく子 シェルピンク PCM-A080-PS |
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コスパがよい |
0.8L | プラスチック | なし | 空焚き防止・転倒漏れ防止 |
6
|
蒸気レス わく子 |
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安全性で選ぶなら一番のおすすめ |
0.8L | プラスチック | なし | 空焚き防止・転倒漏れ防止・蒸気レス |
7
|
電気ケトル 0.8L アプレシア KO6208JP |
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T-fal(ティファール)の上級機 |
0.8L | プラスチック | 7段階温度設定 | 空焚き防止 |
9
|
電気ケトル |
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おしゃれなガラスをリーズナブルな価格で |
1.2L | ガラス | なし | - |
10
|
単層ステンレス鋼電気ケトル |
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大容量で選ぶならコレ |
2L | ステンレス | なし | 空焚き防止 |
まとめ
素早くお湯を沸かせるケトルは、時間に余裕がないことが多い朝や、手軽なティータイムに欠かせません。また、電気代節約のためにケトルを上手に使っている人も多いようです。さまざまなタイプのケトルがありますから、用途に応じてベストのケトルを選んでくださいね。
本サービス内で紹介しているランキング記事はAmazon・楽天・Yahoo!ショッピングなどECサイトの売れ筋ランキング(2020年11月20日)やレビューをもとに作成しております。
大容量タイプを探しているなら、このケトルがおすすめです。実は2Lのタイプはあまりありません。そのため大家族であったり、いろいろな料理にお湯を使う人の場合、何度かに分けることになります。
しかし、この単層ステンレス鋼電気ケトルなら、大量にお湯を沸かせます。ステンレス製なので、耐久性がよいこともうれしいところです。