【整備に役立つ】サイクルコンピュータのおすすめ人気ランキング10選
2020/11/20 更新
サイクルコンピュータでライディングを分析
最近はロードバイクで走行されている方を街中でよく見かけるようになりましたね。本格的なツーリングでなくとも、カジュアルな服装に合ったクラシカルなロードバイクも流行しています。そんなロードバイクに出来れば装着したいアイテムの一つがサイクルコンピュータです。
サイクルコンピュータとはロードバイクに取り付けることで、走行に関するデータを測定し表示してくれる電子機器です。一般的に「サイコン」と呼ばれています。ほとんどのサイクルコンピュータで「累計走行距離」「日ごとの走行距離」「現在のスピード」が計測可能です。
上位機種になると、別途センサーが必要ですが「心拍数」「気温」「傾斜」といったロードバイク本体に関するもの以外のデータも測定できます。多くのサイクルコンピュータで確認できるデータのうち重要なのは「積算距離」で、各パーツの消耗具合を客観的な数値で把握できます。
サイクルコンピュータの選び方
サイクルコンピュータはメーカーや価格によって機能が異なり、様々なタイプがありますので選び方にお悩みの方も多いのではないでしょうか。選び方の基準をいくつか挙げていきます。
基本スペックで選ぶ
必要最低限の機能に絞っている機種か、豊富なオプションを備えているモデルであっても基本性能は重要ですね。サイクルコンピュータは以下の2点をまずチェックしましょう。
速度計測機能をチェック
通常の自転車よりスピードが出るロードバイクに乗られている方の中には、現在のスピードや最高速度はどれくらいなのか気になる方は多いのではないでしょうか。サイクルコンピュータでは殆どのモデルに速度計測機能がついており、スピードメーターとして使うことが出来ます。
サイクルコンピュータで計測できる速度計のパラメータとしては「現在速度」「最高速度」「平均速度」の3つがメインとなります。現在速度や最高速度を見るのは楽しいですが、その一時点での数値でしかないので分析のデータとしてはあまり有効性はありません。
重要なのは平均速度で、一定のコースを走る際のベンチマークにすることができます。運転し終わった後に数値を見れば、いつもより速かったのか遅かったのかが分かりますね。速度計測機能はどのようなものが搭載されているかは、購入前にしっかり確認しましょう。
接続方式をチェック
サイクルコンピュータは搭載されている機能や計測できるデータの多さに目が行きがちですが、ハード的な要素としてロードバイクへの接続方法も確認しておきましょう。サイクルコンピュータは「有線接続タイプ」と「ワイヤレス接続タイプ」の二種類に分けられます。
有線タイプはサイクルコンピュータ本体とセンサー部分をケーブルによって物理的に繋ぐ方式で、通信が安定しておりレスポンスが速いので検知したデータをすぐに表示できます。しかし多数のケーブルがフレームに取り付けられているので外観を損なうという問題があります。
ワイヤレスタイプは配線が無いため取り付けが簡単で、見た目もスッキリしています。ケーブルの引っ掛かりや断線などの心配がないのも嬉しいですね。最近のサイクルコンピュータは軽さとコンパクトさに重きを置いたワイヤレスタイプが主流になっています。
街乗り向きの機能で選ぶ
ロードバイクでの走行は通勤通学・街乗りが中心で時々ツーリングをするくらいのライトユーザーでも、サイクルコンピュータに付いていると便利な機能を挙げていきます。
GPS機能
せっかく高性能なロードバイクに乗っているのですから、毎日同じコースを往復するのでは勿体ないですね。コースを確認しつつ知らない土地を目指して、軽快に走行しながらいつもと違う景色や風の匂いを感じるのがロードバイクの醍醐味ではないでしょうか。
街乗りやツーリングに出かける際にあると便利なのがGPS機能です。カーナビのように目的地まで案内してくれるので、自転車から度々降りて地図を広げる必要がありません。地図機能が付いているモデルはすこし高価ですが、知らない道を走る際にとても重宝します。
GPS機能はスマートフォンでも代用できますが、バッテリーの消費量は大きいです。いざというときのためにスマートフォンのバッテリーは温存しておきたいですね。またGPS機能があれば走行経路を記録できるので、一定区間のタイムを過去のデータと比較分析することも可能です。
防水機能
ロードバイクは当然ながら屋外で使用するものですから天候の影響を大きく受けます。雨の日は走らないと決めている方も多いかと思いますが、乗っている最中に突然雨に遭うこともあるでしょう。水に弱い機器をロードバイクに取り付けていると故障しないか心配ですね。
サイクルコンピュータは防水機能を備えたモデルだと気軽に走りに行けるので良いですね。防水性の強さとしては「IP」という指標が一般的に用いられています。IPの数値が高いほど水に対して強い耐性を持っていますので、サイクルコンピュータを検討する際にチェックしましょう。
完全に水没した状態が継続しても機械内部に浸水しないレベルはIPX8です。しかし普段使いでそこまで水に浸る状況も考えにくいですから、雨などの水滴が当たっても問題がないIPX4レベルもあれば実用性は十分です。防水機能を備えていないモデルは雨対策にカバーを付けましょう。
トレーニング向きの機能で選ぶ
競技に出場したり身体を鍛えるために本格的なライディングに励む方にとっては上記の基礎的な性能では少し物足りないでしょう。少しでも良い記録を出すために必要な機能を紹介します。
ケイデンス測定対応
あまり聞きなれない言葉ですが「ケイデンス」とは、一分間にペダルが何回転しているかを示す指標です。通常のサイクルコンピュータに標準で搭載されている移動距離や速度はあくまで結果のみを表した数値であり、運転の仕方との関連性が分かりません。
ケイデンスを知ることによりギアの回転数と速度・走行距離の関係が分かるので、ペダルのこぎ方の改善に繋がるのです。トレーニングとしてロードバイクに乗る方には必要な機能ですが、通常の街乗りや通学通勤であってもその日の体調に合わせた運転ができます。
特に変速機付きのロードバイクに乗られている方ならケイデンスの数値を見ながら最適なギアを選択することができるので、無駄がなく効率の良いライディングが可能になります。さらに心拍数の変化と合わせて分析すれば、走行中の自分の状態をより詳しく知ることができます。
心拍数測定対応
ロードレース・トライアスロン・ヒルクライムなど自転車を使った競技は様々な種類があり、このようなレースの出場を目指してトレーニングに励む方も多いでしょう。そのような方には上記のケイデンス対応に加えて心拍数測定に対応したサイクルコンピュータをおすすめします。
心拍数の計測はあらゆる有酸素トレーニングにおいて非常に重要な項目です。本格的なライディングを目指す方なら必須とも言える機能でしょう。走りながら心拍数を確認することで、ペダルを回すことで身体にどれくらいの負荷が掛かっているかを知ることが出来ます。
最大心拍数の何%くらいの運動でどの程度の効果があるのかが分かれば。より効率的なトレーニング・走行が可能になります。また競技目的でなく通常の街乗りであっても、心拍数をヒントにして無理のない走行スタイルを実現することが出来ます。
パワーメーター対応
ロードバイクのペダリングは、ケイデンス(回転数)によって身体への負荷やペダルの消耗具合を知ることが出来ます。しかしケイデンスだけでなく更に具体的な数値を知りたいと思われる方も多いでしょう。そんな方にはパワーメーター対応のサイクルコンピュータをおすすめします。
パワーメーターとはペダルを回した力を数値化する機能です。値はW(ワット)で表され、どれくらいのパワーで踏み込んだかを視覚的に確認できます。また力の大小だけでなく方向も知ることが出来るので、左右のペダリングのバランスが分かり自分のクセを矯正できます。
計測したデータはパソコンやスマートフォンに転送して自由に解析できます。過去の数値も記録として残して置けるので、パワーの変化を統計的に分析することが可能です。ただしパワーメーターはサイクルコンピュータとは別にセンサーが必要な点に注意しましょう。
メーカーで選ぶ
サイクルコンピュータの機能にはそれほどこだわらず、信頼できるメーカーやデザインで選ぶのも良いですね。自転車用品やGPS機器で有名なブランドを3つ紹介します。
Lezyne(レザイン)
レザインはアメリカ・カリフォルニア州サンルイスオビスポに本社を置く自転車用品メーカーです。自転車を愛するスタッフたちが生み出したデザインと機能性を兼ね備えた製品は、世界中のライダーに支持されています。社歴は浅いですが勢いのあるブランドです。
レザインのサイクルコンピュータは、ライトと同じくコンパクトで30g程度の軽量モデルを数多く取り扱っています。ミドルクラス以上の製品は気圧計・加速度計をGPSと組み合わせており、精度の高いデータを測定できるのが特徴です。
ディスプレイが小さく走行中に文字が読みづらいのが難点ですが、高機能の割に価格が安いのでサイクルコンピュータを試してみたい方にもおすすめできます。直感的な操作が可能なので取り回しがよく、扱いやすいモデルをお探しの方にぴったりのメーカーです。
CATEYE(キャットアイ)
キャットアイは大阪市に本拠を構える自転車用品メーカーです。自転車に良く乗られる方なら聞いたこともあるのではないでしょうか。特にリフレクターのシェアは大きく国内70%・国外40%にのぼります。その知名度からリフレクターそのものをキャットアイと呼ぶ方もいるほどです。
キャットアイのサイクルコンピュータは全体的に安価でコストパフォーマンスが高いのが特徴です。ハイエンドモデルでも三万円前後でエントリーモデルでは千円前後の製品もあります。また商品数が多いので初心者から上級者まで、自分にあったアイテムを選びやすくなっています。
ただし全てGPSには非対応なのでナビ機能を備えていない点に注意しましょう。予算で考えると15000円以上であれば他社のGPS機能付サイクルコンピュータ、それ未満ならキャットアイをおすすめします。気軽にサイクルコンピュータを試すことができる良いメーカーです。
Garmin(ガーミン)
ガーミンはスイス・シャフハウゼンに本社を置き、アメリカ・カンザス州オレイサで運営されているGPSメーカーです。1989年にゲイリー・バレル氏と高民環氏によって設立されており。二人の名前の一部(gary/min)が社名の由来となっています。
子会社のガーミン・インターナショナル社が実質的な本社となっています。サイクルコンピュータにGPS機能を搭載したモデルを販売した初めてのメーカーとして、そのナビゲーションの精度の高さはロード・MTBバイクに親しむ多くのライダーから評価されています。
サイクルコンピュータ全体としては価格は高めですが、使える機能が多く作りもしっかりしています。本体とセンサーの通信にANT+規格を用いているため、無線ながら接続が安定しているのが特徴です。トレーニング目的にはもちろん初心者の方にもおすすめできるメーカーです。
サイクルコンピュータの人気ランキング10選
サイクルコンピュータのおすすめ商品比較一覧表
商品 | 商品リンク | 特徴 | サイズ | 重量 | 稼働時間 | 電源 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1
|
サイクルコンピュータ Edge520J |
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常に進化し続けるEdgeシリーズ |
4.9*7.3*2.1cm | 60g | 15時間 | USB充電 |
2
|
サイクルコンピュータ SGX-CA600 |
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有名ブランドのハイエンドモデル |
5*8*1.7cm | 92g | 12時間 | MicroUSB充電 |
3
|
スーパーGPS サイクルコンピュータ |
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選べる5色のカラーバリエーション |
4.2*6.7*2.7cm | 76g | 24時間 | USB充電 |
4
|
V3n CC-TR310TW |
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記録データを14ファイルまで保管 |
5.6*3.8*1.6cm | 30g | 360時間 | ボタン電池 |
5
|
サイクルコンピュータ RIDER 310E |
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センサー無しの単体モデル |
5*7*1.5cm | 56g | 36時間 | USB充電 |
6
|
サイクルコンピュータ IGS50E |
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13種類のステータスを確認 |
8*5*2cm | - | 40時間 | MicroUSB充電 |
7
|
サイクルコンピュータ GS20E |
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高感度GPS搭載機 |
4*7*2cm | - | 25時間 | MicroUSB充電 |
8
|
VELO WIRELESS・CC-VT235W |
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アナログスピードセンサー搭載 |
- | 80g | 360時間 | ボタン電池 |
9
|
サイクルコンピュータ |
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LCDディスプレイで視認性良好 |
5.6*4.1*2cm | 100g | - | ボタン電池 |
10
|
サイクルコンピュータ |
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大画面でバックライト付き |
6*4*2cm | 30g | 360時間 | ボタン電池 |
まとめ
いかがでしたでしょうか。近年ではスマホのアプリで自転車走行に関するデータ分析を行えますが、扱いやすさや数値の正確さでは専用機器であるサイクルコンピュータには適いません。必須レベルのアイテムではありませんが、ロードバイクに慣れてきたらなるべく搭載しましょう。
本サービス内で紹介しているランキング記事はAmazon・楽天・Yahoo!ショッピングなどECサイトの売れ筋ランキング(2020年11月20日)やレビューをもとに作成しております。
大きなディスプレイが特徴的なこちらは有線式のサイクルコンピュータです。速度も基本の3種類(走行・平均・最高)が測定可能で、走行時間・走行距離・積算距離も表示できます。非常にお求めやすい価格なのでサイクルコンピュータを試したい方にもおすすめです。