もしかすると、「電気シェーバーなんて、どこのメーカーでも同じようなもの」と思っている方も多いかもしれません。でも、そんなことはないのです。シェーバーに限りませんが、家電製品にはメーカーごとにそれぞれの特徴があるのが通常です。

それでは、パナソニックの電気シェーバーの特徴とは何でしょう。それはずばり、「深剃り性能」にあります。世界最速のリニアモーターを搭載したパナソニックの電気シェーバーは、髭を深く早く剃る性能に優れているのです。

それだけではなく、肌への優しさも兼ね備えているのもポイントです。今回はそんなパナソニックの電気シェーバーについて、おすすめ商品を10個選んでランキングでご紹介していきます。自分に合ったシェーバー探しの参考にして見てください。

パナソニック電気シェーバーには、主に「５枚刃」と「３枚刃」の２種類があります。それぞれ剃り味は異なりますから、髭の濃さに応じてどちらかを選ぶのがポイントです。

特に髭が濃いという人におすすめなのが、５枚刃です。その中でも「5枚刃ラムダッシュ」シリーズは、とりわけ高いスペックで抜群の深剃りが可能となっています。刃の製法には日本刀と同じものが使われ、濃い髭もスッキリ剃ることができます。

５枚の刃は「フィニッシュ刃」や「くせヒゲリフト刃」「パワークイックスリット刃」の３種類に分かれており、肌にかかる負担を軽くして、一度にたくさんの髭を根元からとらえることが可能です。伸びた髭もくせ髭も、まんべんなくきれいに剃り上げてくれます。

さらに世界最速（約ひげ14,000ストローク/分）のリニアモーターを搭載することで、パワフルかつスピーディーに髭を除去。もちろん肌への負担は少ないので、髭が濃くて悩んでいる人にもピッタリのシリーズとなっています。

髭の濃さが普通か、あるいは少し濃いめという人には、「3枚刃ラムダッシュ」シリーズがおすすめでしょう。「5枚刃ラムダッシュ」シリーズほどの深剃り性能はありませんが、このくらいの髭の濃さであれば、十分な性能があります。

深剃り性能で落ちると言っても、機能面では「5枚刃ラムダッシュ」シリーズとほとんど遜色はありません。「泡メイキングモード」や「スムースローラー」「ヒゲ起こしフィン」といった機能が搭載され、肌をいたわりつつしっかり深剃りしてくれます。

またリニアモーターは約13,000ストローク/分を誇り、パワフルに髭を剃り上げることができます。特に「WET」タイプは、モーターに負担がかかりやすいお風呂剃りでも簡単にパワーが落ちないタフさがポイントとなっています。

髭がそれほど濃くないか、もしくは薄目の人には、シンプルな機能の「3枚刃シェーバー」も選択肢に入るでしょう。こちらは必要最低限の機能ながら、アゴの下までなめらかに深剃りできるのが特徴の電気シェーバーとなっています。

内刃の刃先角度は30°という鋭角で、それにより硬い髭でもスパッとカットすることができます。また45°の鋭角刃「シャープトリマー」は、モミアゲをそろえるのはもちろん、長い髭でもしっかりカットしてくれます。

シンプルで使いやすいので、髭剃りに手間をかけないという人にはピッタリのタイプでしょう。また予備として持っておくのにも適しています。

お風呂で髭剃りをする人も多いでしょうが、そうした場合に向いているのが、「お風呂剃りラムダッシュ」シリーズです。こちらは、ウェットシェービングに適したシリーズになります。

お風呂剃りに対応したシェーバーで、肌への負担をなるべく軽減したいという人におすすめなのが、3枚刃リニアシェーバーの「ES-ST8R」です。こちらはお風呂剃り対応機種の中で、もっとも充実した機能を持つタイプになります。

「泡メイキングモード」は洗顔剤やボディソープを利用して、手で泡立てるより手軽に泡を作る機能が。また「泡スルーヘッド」は泡やジェルをほどよく残して、スムーズなシェービングを助けてくれます。

さらに、「スムースローラー」が泡を外刃に届けて肌への摩擦を減らし、スムーズな剃り心地を実現。これに加えて髭の濃さを感知する「ヒゲセンサー」も搭載しており、自動でパワーを制御してくれるので、無理な力を抑えて肌をやさしくいたわってくれます。

お風呂剃りでもそこまでぜいたくな機能は必要ないという場合は、「3枚刃ラムダッシュ」の「ES-ST6R」がおすすめです。こちらは前述の「ES-ST8R」より、機能を絞った機種になります。

とは言え、「泡メイキングモード」や「泡スルーヘッド」「ヒゲセンサー」といった便利機能はきちんと備えているので、お風呂剃りも快適に行うことができます。またモーターはリニアモーター駆動なので、泡やジェルを使ってもパワーは落ちません。

バランス重視で機能を厳選したいという人には、ピッタリのシェーバーと言えるでしょう。

値段の手ごろさで選びたいという場合は、「3枚刃ラムダッシュ」の「ES-ST2R」がおすすめでしょう。こちらは前の2つと比べ、もっとも値段の安いモデルとなっています。

当然ですが、低価格な分機能も少なくなっています。「スムースローラー」や「密着スイングヘッド」といった機能はありません。また、充電スタンドも付いていませんが、「ヒゲセンサー」や「泡メイキングモード」「泡スルーヘッド」などの機能はちゃんとあります。

もちろんリニアモーター駆動ですから、お風呂での髭剃りに十分なパワーを発揮してくれます。費用を抑え、なおかつお風呂剃りに適したシェーバーが欲しいという人には、ぴったりのタイプです。

パナソニックの電気シェーバーの選び方としては、髭剃り経験に合わせるというものもあります。具体的に言うと、若い人や初めて髭を剃る人のことですが、そうした人たちはパナソニックの「スティックシェーバー」を使うのがおすすめです。

「スティックシェーバー」は傷つきやすい若い肌に向けて作られた製品で、刃が直接肌に触れない作りになっています。それでいて、気になる髭やウブ毛はしっかりカット。スティック状で小回りも利きますから、ニキビ等を避けて剃ることもできます。

小型でかさばらないので、気軽に持ち運ぶこともできます。部活や出張の際に携帯するのにぴったり。いつでもさっと取り出せて、簡単に髭が剃れる点もメリットです。

せっかく電気シェーバーを買うなら、手入れのことを考えたものの方がいいという人も多いでしょう。そうした人におすすめなのが、自動洗浄機付きのシェーバーです。パナソニックの電気シェーバーは水で洗えるだけでなく、自動で洗ってくれる機能のものもあるのです。

しかもただ自動で洗うだけでなく、99％除菌してくれる上に乾燥までしてくれます。さらに充電まで行ってくれますから、いつでも清潔に、しかもすぐに使うことが可能。

自動洗浄機能付きのタイプは、ラムダッシュシリーズのほかにも各モデルに用意されています。多少コストはかさみますが、値段より清潔さを優先させたいという人にとっては、考慮の価値があるタイプと言えるでしょう。

駆動形式とは、内刃の動き方を指します。パナソニックの電気シェーバーの主な駆動形式には、「往復式」「回転式」の2つがあり、この点も選び方のポイントとなります。

往復式のシェーバーは、外刃で髭を立たせて、左右に往復する内刃がそれを剃るという方式になります。使用時の動作音が大きいのが難点ですが、内刃が高速で動くので、くせ髭や密度の濃い髭もしっかり深剃りできるというメリットがあります。

ひげの薄い方にはあまり向きませんが、髭が濃かったりくせがあるという方には向いています。

回転式のシェーバーは、外刃が円形をしており、内刃が回転することで髭を剃る仕組みです。外刃の面積が大きいことから、広範囲を剃れて剃り残しが少ないのがメリットです。

モミアゲなど残したい部分の剃り分けがしづらいという難点はありますが、動作音を少なくしたい人や敏感肌の人には向いたタイプとなっています。

以上、パナソニックの人気電気シェーバーについて、おすすめ商品をランキング形式でお届けしてきました。電気シェーバーは値段はもちろんですが、機能や使いやすさなどの点も注意しなくてはなりません。紹介した選び方などを参考に、自分に合った商品をしっかり選んでください。