【2021年最新版】マザーボードのおすすめ人気ランキング10選
2020/11/20 更新
マザーボードの基礎知識を知ろう
まずは、マザーボードを選ぶときに必要な基礎知識をご紹介します。これから自作PCを作りたい!と思っている方は必見です。
チップセットについて
チップセットとは、マザーボードに搭載されているCPUとパソコンパーツを管理するための半導体のパーツです。以前はチップセット2つの搭載が主流でしたが、現在はチップセットは1つとなっています。
チップセットは、パソコンの性能やカスタマイズ性を左右する重要なもの。さまざまな種類がありそれぞれ対応するCPUが異なるため、購入の際はそのチップセットがどのCPUに対応しているのか確認する必要があります。
CPUソケットについて
CPUソケットとは、マザーボードのCPUを装着する部分のことです。CPUソケットの規格が対応していないと取り付けることができないため、あらかじめ調べておく必要があります。また、インテルとAMDでも規格が違いますので注意が必要です。
さらに規格が合って取り付けられてもチップセットが合わなければ動作しません。CPUソケットを選ぶ際には、ソケットの規格に加えて対応するチップセットも調べておくようにしましょう。
マザーボードの選び方
ここからは、マザーボードの選び方についてご紹介します。パソコンを自作する場合は選び方のポイントを知って自分に合ったマザーボードを見つけましょう!
用途で選ぶ
マザーボードは、どんな用途で使用するかを考えて選ぶことが大切です。ここでは用途別にポイントをご紹介しますので参考にしてください。
ゲーミング PC・動画編集なら「ハイエンドマザーボード」
ハイエンドマザーボードは、ゲームをしたり動画を編集したり処理の重い作業をする場合におすすめです。グラフィック性能を上げる「マルチGPU」や、パソコンの処理能力を向上させる「オーバークロック」機能が搭載されていますので、処理の重いゲームや動画編集も快適に行うことができます。
動画視聴ならミドルレンジマザーボードorローエンドマザーボード
ネットサーフィンや動画を視聴する方であれば「ミドルレンジマザーボード」や「ローエンドマザーボード」がおすすめです。ミドルレンジマザーボードには処理能力の高い「チップセット」を使用しており、ローエンドマザーボードにはコストを抑えた「廉価版チップセット」を使用しています。
CPUソケット・チップセットで選ぶ
パソコンの動作速度や処理速度に関わるCPUソケットとチップセットは、どれくらいの処理能力が必要か考えて選ぶことが大切です。詳しくご紹介しますので一緒に見ていきましょう!
CPUソケットの規格を要チェック
CPUをマザーボードに搭載する際は、「CPUソケット」の規格に注意する必要があります。購入前に、CPUとマザーボードのソケット形状が同じモデルを選ぶことが重要です。同じメーカーのCPUであってもソケット形状が同一とは限らないので、購入前にCPUのソケットの形状をチェックしておきましょう。
チップセットはCPUに対応したものを
マザーボードに搭載されているチップセットは、CPUに対応したものを選びましょう。IntelのCPUにはIntelのチップセット、AMDのCPUにはAMDのチップセットが搭載されたマザーボードが必要です。
また、同メーカーのCPUでも対応するチップセットが違う場合もあるのでCPUのスペックをチェックしておきましょう。
メモリースロットで選ぶ
メモリーをマザーボードに取り付けるためには「メモリースロット」が同一規格であることが大切なポイントです。ここではメモリースロットについてご紹介します。
現在出ているモデルはほぼすべて「DDR4」
メモリーの接続規格としてはDDR・DDR2・DDR3・DDR4などがありますが、現在のマザーボードであればほぼすべて「DDR4」の対応になります。新しいメモリーの規格が大きいほど、データ転送速度は速くなります。
また消費電力が低いので発熱が低くなり、DDR4以外を選ぶ利点はないと言えるでしょう。
意外に見落としがちな「クロック数」
メモリーには「メモリークロック周波数」というものが設定されています。現在400Hzのものがいちばん多く出回っており、メモリークロック周波数のスピードが速ければ速いほど性能の良いメモリーです。
マザーボードによって対応の上限が変わってきますので、購入前にマザーボードの対応クロックを確認しておくことが大切です。
メモリ形状・速度アップ機能
メモリ形状の種類は、「DIMM」や「S.O.DIMM」と呼ばれるものがあります。そのほかにも、マザーボードに搭載されている「メモリースロット」は速度アップのために同じ容量のメモリを複数取り付けられる機能に対応しており、この機能は「デュアルチャネル」や「トリプルチャネル」と呼ばれるものです。
サイズで選ぶ
マザーボードに選ぶときに最初に悩む方も多いのではないでしょうか?ここではマザーボードのサイズについてご紹介しますので、参考にしてみてください。
ATX
ATXは、マザーボードのなかで一番多く使われるものです。最大のメリットは端子の多さです。また小さいサイズよりも値段が安いことや(同じスペックに限り)、種類が豊富にあるため選びやすいでしょう。
デメリットとしては、サイズが大きいためコンパクトなケースでは使えませんので注意してください。
MicroATX
Micro ATXは、通常のATXに比べて小型のケースです。場所を取らないこと、大型のケースと小型のケースのどちらでも運用が出来ることがメリットです。デメリットはATXに比べて端子の数や種類が少ないことですが、極端に減るわけではありませんのでまた大きな問題ではないでしょう。
Mini-ITX
Mini-ITXは、とても小さいパソコンが作れるマザーボードです。しかし、値段が割高であり端子の種類も少ないためどうしても小さいサイズを作りたい!という人向けです。またこのタイプに対応しているPCケースはおしゃれなモノが多く、デザイン性に優れたパソコンを組み立てたい方にはおすすめです。
インターフェイスで選ぶ
マザーボードの製品別にインターフェースの種類や数は異なります。自分の必要なパーツが取り付けられるか考慮しながら選ぶことが大切です。ではインターフェイスを2種類ご紹介します。
PCI Express
「PCI Express」の中でも、ゲームプレイや動画編集時におすすめなのは「PCI Express x16」と「PCI Express x8」です。また、コンパクトなパソコンを組み立てたいときは「PCI Express x4」や「PCI Express x1」をおすすめします。
Serial ATA
「Serial ATA」は、「SATA」と「SATA Express」の2種類があります。転送速度を重視するなら「SATA Express」がおすすめ。ただSATA Expressを搭載したマザーボードは価格が高くなるので注意が必要です。
「SATA」は転送速度は遅くなりますが低価格になります。
ブランドで選ぶ
マザーボードは様々なブランドから展開されていますが、各ブランドの強みで選ぶことも大切なポイントです。ここからはマザーボードのブランド5種類を紹介します。
ASUS(エイスース)
ASUSは、本社が台湾にある国内でも人気の高いブランドです。マザーボードに関しては現在世界トップクラスのシェアを誇ります。ローエンドマザーボードからハイエンドマザーボードまでさまざまな種類のモデルを取り扱っているのが魅力です。
自作PC初心者の方から上級者までおすすめできるブランドです。
ASRock(アスロック)
ASRockはもともとは ASUSの子会社でしたが、現在では「Pegatron Corporation」の子会社になっています。現在は世界シェアで第3位のブランドです。個性が強いモデルを数多く展開しているので、こだわったパソコンを自作したい方におすすめです。
MSI(エムエスアイ)
MSIは、1986年に台湾で生まれた老舗マザーボードブランドです。主にPCパーツを専門で取り扱っており、特にグラフィクボードとマザーボードの2つは生産量も世界でトップクラスです。
ゲーミングユーザーからも高い支持を集めており多用途のパソコンを作りたい方におすすめです。
GIGABYTE(ギガバイト)
GIGABYTEは、この中のマザーボードで4番目に高いシェアを持っているPC周辺機器を製造するブランドです。主にマザーボードとグラフィックボードを中心に展開しています。マザーボードに関しては、ASUSやASRockと同じく世界で高い人気を誇り耐久性の高いモデルを揃えているのが魅力です。
SUPERMICRO(スーパーマイクロ)
SUUPERMICROは、アメリカのメーカーで主にPCサーバベアボーンやマザーボード等の企業向けの製品を中心に作っています。マザーボードの中でもサーバー向けに作られたCPUを運用できるものを主流としているため、個人的に使う事はあまりないでしょう。
Ryzen
接続端子で選ぶ
マザーボードの選び方として、購入前にどんな端子が使えるかの確認も大切です。ここでは、接続端子の種類を5つ紹介しますので一緒に見ていきましょう!
USB
USBポートは4つ以上、3.0以上がベストです。SDスロットや外付けストレージも接続するとなるとすぐに埋まってしまいますので、USB接続しなければいけない機器が多くある方は4つ以上のUSB端子を搭載しているマザーボードがおすすめ。
さらに「USB3.0」に対応していれば転送速度が速く便利です。
HDMI
いま最も主流になっている接続端子で、1本のケーブルで映像と音声を同時に送受信することができ、パソコンやゲーム機などのデジタル映像や音声入出力インターフェースとして使用されています。
マザーボード・グラフィックボードやディスプレイには、HDMI端子がほぼ標準で付いている便利なケーブルです。
DisplayPort
DisplayPortは、映像データと音声データをデジタル信号で送れるインターフェース規格です。超高解像度での使用用途に対応できるように開発されたため、対応解像度はHDMIよりも高くなります。
最近のグラフィックボードはほとんどがDisplayPortを採用していますが、モニターが割高なため利用者は少なめです。
DVI-I DVI-D
DVI-IとDVI-Dは、映像だけを送ることができるデジタルケーブルです。規格にはシングルリンクとデュアルリンクの2種類があり、デュアルリンクはさらに多くの情報の伝送を行うことができますがアナログ変換に対応していないため、注意が必要。
グラフィックボードはほとんどが高解像度に対応しており、デュアルリンクの接続端子がはじめから付いているので便利です。
D-sub15pin(VGA)
D-sub15pinは、映像のみを送ることができるアナログ端子です。現在ではあまり使われなくなってきた端子ですが、まだこの端子が付いている機器を使用している人は多いためまだ使用することは十分にできます。
対応解像度は一番低いですが、FullHDは出るので心配はありません。
王道のマザーボードの人気ランキング10選
それではここからはマザーボードの人気ランキング10選を見ていきましょう。ご紹介した選び方のポイントを押さえて、ベストなマザーボードを見つけてくださいね!
マザーボードの比較一覧表
商品 | 商品リンク | 特徴 | サイズ | チップセット | CPUソケット | 接続端子 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1
|
GA-B250-FinTech マザーボード MB4214 |
楽天 詳細を見る Amazon 詳細を見る Yahoo!ショッピング 詳細を見る |
GPUカードを2倍搭載できるマイニング用マザーボード |
ATX | Intel B250 | LGA1151 | USB,D-Sub, DVI-D |
2
|
マザーボード B450 Steel Legend |
楽天 詳細を見る Amazon 詳細を見る Yahoo!ショッピング 詳細を見る |
安くて頑丈なPCを作りたい人に最適なLEDデバイス接続対応マザーボード |
ATX | AMD B450 | AM4 | USB,HDMI,DisplayPort |
3
|
マザーボード Z390 Pro4 |
楽天 詳細を見る Amazon 詳細を見る Yahoo!ショッピング 詳細を見る |
耐久性重視の人におすすめの高性能グラフィックボード対応マザーボード |
ATX | Intel Z390 | LGA1151 | USB,HDMI,D-Sub, DVI-D |
4
|
ASUS Intel B75 搭載 マザーボード B75M-PLUS |
楽天 詳細を見る Amazon 詳細を見る Yahoo!ショッピング 詳細を見る |
SATA 6Gb/sとUSB 3.0対応の高コスパなマザーボード |
Micro ATX | Intel B75 | Intel 1155 | USB,HDMI,D-Sub, DVI-D |
5
|
ASRock製 ATXマザーボード H110 Pro BTC+ LGA1151 |
楽天 詳細を見る Yahoo!ショッピング 詳細を見る |
次世代デジタルPWM採用で安定性を大幅向上させたマイニング用マザーボード |
ATX | Intel 110 | LGA1151 | USB,DVI-D |
6
|
ASUS AMD B450 搭載 マザーボード TUF B450M-PLUS GAMING |
楽天 詳細を見る Amazon 詳細を見る Yahoo!ショッピング 詳細を見る |
ストレージの高速化・オーバークロック対応のリーズナブルなマザーボード |
Micro ATX | AMD B450 | AM4 | USB,DVI-D,HDMI |
7
|
MSI X470 GAMING PLUS ATX ゲーミングマザーボード MB4388 |
楽天 詳細を見る Amazon 詳細を見る Yahoo!ショッピング 詳細を見る |
RGB LED装備で自分好みにカラーライティングが可能 |
ATX | AMD X470 | RYZEN 7 | USB,DVI-D,HDMI |
8
|
ASUS Intel H370搭載 マザーボード PRIME H370-A |
楽天 詳細を見る Amazon 詳細を見る Yahoo!ショッピング 詳細を見る |
迷ったらこれを選べば間違いなしの自作PCに最適なマザーボード |
ATX | Intel H370 | Intel 1151 | USB,DVI-D,DisplayPort,DMI |
9
|
ASUS AMD A320搭載 マザーボード PRIME A320M-K【microATX】 |
楽天 詳細を見る Amazon 詳細を見る Yahoo!ショッピング 詳細を見る |
初心者でも簡単に設定ができるリーズナブルなマザーボード |
MicroATX | AMD A320 | AM4 | HDMI,D-Sub,USB |
10
|
Intel H310チップ搭載 Micro ATX マザーボード H310CM-HDV/M.2 |
楽天 詳細を見る Amazon 詳細を見る Yahoo!ショッピング 詳細を見る |
コスパの高い第8世代Intelプロセッサー対応のマザーボード |
Micro ATX | Intel H310 | Intel1151 | USB,HDMI, DVI-D, D-Sub |
マザーボードで自作PCを作成しよう!
これまでのマザーボード選び方やランキングを参考に自作PCを作ってみましょう。その際の大切なポイントを2点ご紹介しますので、こちらも参考にしてみてくださいね!
HDDやドライブに利用するSATAは余裕を持っておこう
SATAに接続する機器の数が多い人は、SATAポート数に余裕があるものを選びましょう。またHDDやDVDドライブに利用するため、SSDやHDDの数が多いほどポートが埋まってしまいます。
SATAポートが繋がらずに故障することも想定し、最低でも2つほど余る構成にすることをおすすめします。
ゲーミングパソコンを組むにはグラフィックボードも必要
グラフィックボード選びで重要なのが、グラフィックボードのサイズです。高性能になればなるほどサイズが大きくなります。これから自作する方はグラフィックボードにDisplayPortという出力端子がついている製品を選ぶと、高解像度のディスプレイも使用できますよ。
関連商品のおすすめランキングはこちら
まとめ
マザーボードは、パソコン作りの中で最も大切といえるパーツです。さまざまな部品を取り付けて、自分だけのパソコンに仕上げられるのは魅力的ですね!ぜひ紹介したマザーボードの選び方を参考に、自分に合った最適なモデルを見つけてパソコン作りを楽しみましょう!
本サービス内で紹介しているランキング記事はAmazon・楽天・Yahoo!ショッピングなどECサイトの売れ筋ランキング(2020年11月20日)やレビューをもとに作成しております。
第8世代Intelプロセッサー対応のマザーボードで、USBポートはデバイス接続数に余裕をもって対応しています。多彩な機能を搭載しているにも関わらず価格を抑えたPCの作成におすすめモデルです。