【持ち運びラクラク!】エフェクターボードのおすすめランキング10選
2020/11/20 更新
綺麗に収納・安全に運搬できるエフェクターボード
ギターやベースを演奏する際にエフェクターを使用する方にとって欠かせないエフェクターボード。エフェクターを安全に持ち運ぶケースとしての役割の他、蓋を外してエフェクターを綺麗に並べるための設置箱としても重宝されます。
今回はそんな魅力溢れるエフェクターボードを、定番の製品からあまり知られていない知る人ぞ知るものまで、製品の特徴などともにおすすめの物を幅広く紹介していきます。自分にぴったりのエフェクターボードの購入を検討してみてはいかがでしょうか。
エフェクターボードの選び方
エフェクターボードと一口に言っても様々な種類があり、どれを選んだらいいか困ってしまいますよね。ここでは幾つかのポイントに絞ってエフェクターボードの選び方をご紹介します。
タイプで選ぶ
エフェクターボードには大きく分けて2つの種類があります。どちらにも違ったメリット・デメリットがあるため、使用状況に合わせて選びましょう。
衝撃に強い頑丈な「ハードケース」
エフェクターボードは持ち運びを想定して設計されているため、中に入れたエフェクターが衝撃などで壊れないよう安全に運搬する必要があります。特にエフェクターは機械であるため、ライブ当日の運搬中に故障していたなどのトラブルは避けたいものです。
そのため、プロの現場ではこのハードケースがほとんどで、アマチュアバンドでもエフェクターボードと言えばこのハードケースが一般的です。また、ステッカーをたくさん貼って、お洒落に仕上げることができるのもこのタイプならでは。
非常に頑丈であるため、特にツアーなどで頻繁に機材車や飛行機などで移動をする方におすすめです。しかしその反面、重量が重いというデメリットがあり、他の機材もあると、手に持っての運搬が大変な場合があることに注意しましょう。
お手軽に運べる「ソフトケース」
エフェクターが収納できるバックとも言えるソフトケースは、ショルダーストラップを付けて肩から下げて持ち運べるため、両手が空きやすく運搬が非常にお手軽なのが魅力です。また、ハードケースと比較してケース本体の重量がかなり軽いのもポイント。
ケースにポケットが多くついたものがあるため、簡単な工具や換えの弦、ピックなどを収納しやすい点も魅力です。また、場所も取りにくいため、使用しないときにケース自体を収納しやすいのも特徴です。
しかしその反面、頑丈さではハードケースよりも劣ります。保護マットやクッションが入っているものが多いですが、それでも衝撃はエフェクターに届いてしまう場合があるため、長距離移動などには向いていません。
サイズで選ぶ
エフェクターケースのサイズは自分がどれだけの数のエフェクターを使用するかで大きくわかれます。サイズを選ぶ際に幾つかのポイントがあるため、用途に合わせて選びましょう。
使用するエフェクターを並べて全体サイズを確認
サイズで選ぶ際、まずはエフェクターを実際に並べてみたサイズを計測しておきましょう。その際に、エフェクターはモデルによってサイズがバラバラであるため、1つのエフェクターのサイズを基準にするのではなく、自分の並べるエフェクター全てで計算しましょう。
その際に、隣同士のエフェクターの距離に余裕を持たせましょう。あまり密着しすぎると、エフェクターを踏み間違ったり、パッチケーブルなどを接続した際にケーブルやプラグ部分が押し潰されてしまいます。
繋ぐ順番にもセオリーがあり、まずは「チューナー」、その次に「コンプなどの補正系」、「歪み系」、「コーラス系」、「ディレイなどの空間系」などの順番に接続するのが一般的です。そのため実際に並べる際は接続する順番も想定しましょう。
パッチケーブル・電源ケーブルを接続して確認
エフェクター同士を接続するための短いシールドのことをパッチケーブルと呼びます。エフェクターを並べてみたら、次にパッチケーブルを接続して、さらに具体的なサイズを確認してみましょう。
ジャックの場所はエフェクターによって様々です。プラグ部分の形状はまっすぐなストレートタイプと、直角に曲がったL字型があり、エフェクター同士の接続は、基本的にはコンパクトに収まるL字型のプラグがおすすめです。長さも短すぎず、少し余裕のあるものがおすすめです。
また、駆動させるために電池ではなく、ACアダプターを使用している方はそちらも接続してみましょう。パッチケーブルと同様ジャックの位置が製品によって異なっているので注意が必要です。
エフェクターが増えることを想定して選ぶのもおすすめ
エフェクターボードのサイズを選ぶ際に、現段階のエフェクターの数だけでなく、今後増えていくことも想定した製品選びも重要です。今の自分のシステムだけで十分で今後エフェクターを増やす予定がないという方以外は、予備のスペースを用意しておきましょう。
しかし、基本的には普通にバンドを続けていればエフェクターは増えていく傾向にあるため、最低でもエフェクターボードに1~2台分のサイズの空きは作っておくのをおすすめします。
特に、ギターはベースと比較してエフェクターを持つ傾向がさらに高いため、ギタリストはその空きのスペースをさらに多く見積もっておくのもおすすめです。
安価すぎる製品は避けた方が無難
エフェクターボードを選ぶ際に、あまりにも価格が安すぎるの製品は避けるのが無難です。勿論、家から近場のスタジオなどの往復のみに使用すると言った方は安さを重視した製品選びでも問題ありません。
しかし、ライブなどの本格的なバンド活動を見据えた場合、安価な製品だとハードケースでも耐久性が悪いものや、ソフトケースの場合でも持ち手部分と収納部分が簡単に千切れてしまうといったトラブルが起こりやすいです。
大切なエフェクターを安全に運搬するので、多少値が上がっても、エフェクターボードはそれなりに上質なものを購入することをおすすめします。
留め具が付属されているものがおすすめ
エフェクターボードを横にしてエフェクターを置いただけでは、当然縦にして取っ手を持って持ち上げた場合、中のエフェクターは崩れてしまいます。そのため、エフェクターをボードにしっかりと固定する必要があります。
エフェクターボードには固定するための留め具が付属されているものがあり、その場合固定法なども確認しておきましょう。ハードケースの場合、金具でしっかりと固定できるものが多いです。
また、ケースの底がマジックテープになっており、エフェクターの背面にマジックテープを貼ることで固定するタイプのものもあります。運搬の際にエフェクターが動いてしまうと故障の原因にもなるため、固定法はしっかりと確認することをおすすめします。
エフェクターボードの人気ランキング10選
CNB
PDC-500
サイズのバリエーションが豊富なモデル
シンプルでオーソドックスなハードケースです。ハードケース特有の頑丈さを持っており、価格もお手頃なため、最初のエフェクターケースとしてもおすすめです。強化レザーを使用し、コーナー部分にはアルミサッシで保護されているため頑丈さが向上しています。
コンパクトエフェクターは勿論、サイズが合えばマルチエフェクターも収納できるため、汎用性が高く、自身のプレイスタイルに柔軟に対応できます。また、エフェクターと本体を固定するマジックテープも付属されているので安心です。
こちらの製品はサイズバリエーションが豊富で、こちらは360X260mmですが、他にも300X220mm、450X300mm、560X320mmのサイズがあるため、ご自分の環境に合わせたサイズを選ぶことができるのも魅力です。
タイプ | ハードケース | サイズ | 360 × 260 × 70mm |
---|---|---|---|
重量 | 1.6 kg |
Palmer
PEDALBAY 40
オプションが豊富で頑丈なソフトケース
ソフトケースはハードケースに比べて頑丈さが劣りますが、こちらの製品はその中でも比較的頑丈なつくりのソフトケースです。ケースにはポケットがついているため、小物や修理用工具などを収納することができて便利です。
軽くて頑丈なアルミレール使用したペダルボードが付属されており、演奏者に向かって傾斜を付けてエフェクターを踏みやすい構造となっています。また、前方にゴム足を配しており、高さが調節が可能となっているため、自身の踏み心地に合わせた調整が可能です。
また、そのペダルボードの底裏面にはACアダプターを配置でき、ゴムバンドでしっかりと固定できる構造となっています。
タイプ | ソフトケース | サイズ | 450 × 305 × 85 mm |
---|---|---|---|
重量 | 3.83 kg |
KC(ケーシー)
EC-70/BK ブラック
カラーバリエーションが豊富なハードケース
コストパフォーマンスに優れたハードケースです。お手頃価格ながらもしっかりとした作りに定評があるため、エフェクターケース入門用としても非常におすすめの1台です。コンパクト・マルチのどちらにも対応し、MTRも収納することができます。
見逃せない特徴があり、それは通常の横置き用の取っ手の他、縦置き用の取っ手も搭載している点です。地味ですが、これがあるのと無いのでは機材車や倉庫に積み込む際などに便利さがかなり変わってきます。
なお、縦置きの取っ手は邪魔にならない設計になっているのもポイント。カラーバリエーションやサイズバリエーションも豊富でこちらは一般的な黒色のデザインですが、他にも赤、青など様々な色から選ぶことができます。
タイプ | ハードケース | サイズ | 535 x 315 x 65 mm |
---|---|---|---|
重量 | ー |
MUSIC WORKS
EBB2-L/BK
大・小のポケットで小物も収納しやすい
持ち運びしやすいソフトケースですが、こちらはその中でも特に運搬のしやすさが魅力のエフェクターケースです。キャリー・カートやスーツケースなどのハンドルに通してケースを固定する便利なキャリーバー・サポーターを装備しています。
また、ショルダーストラップには肩パットが搭載されており、肩を痛めにくい設計となっています。縦方向にも持つことができる便利なサイドハンドルも搭載されており、電車などの混み合った場所での使用にも最適です。
表側には大・小に分かれたポケットがあり、パーツによって収納する場所を選択できるため、ごちゃつかないのも魅力です。ボードも付属され、そのボードにエフェクターを固定するためのファスナー・テープも付いているので安心です。
タイプ | ソフトケース | サイズ | 34×57.5×9.5cm |
---|---|---|---|
重量 | 1.55kg |
アルモア(Armor)
PS-2C
高耐久のプロ使用
数多くのプロミュージシャンが愛用し、多くのプロ現場で使用されている「ARMOR」のエフェクターボードの定番モデルです。アルモア高耐久性のFRP製で、プラスチックをガラス繊維で強化した複合材であるため、ハードケースの中でも、かなり頑丈な作りとなっています。
その分少し価格は高めですが、値段に見合った確かな品質を備えています。エフェクター設置面はレザー張りとなっており、固定するためにマジックテープも付属されています。
不飽和ポリエステルをベースに使用しているため、環境の変化にも大変強く、耐寒性はマイナス40℃、連続耐熱は200℃までとかなりの温度の変化にも対応できる強度の高い製品です。
タイプ | ハードケース | サイズ | 550×310×80mm |
---|---|---|---|
重量 | 5.0 kg |
KC(ケーシー)
EC-45/BK ブラック
エフェクターボード入門機に最適
数あるエフェクターボードの中でも、その入門用として非常におすすめなハードケースです。ハードケースの中でもかなりお手頃価格ですが、しっかりとした作りなためコストパフォーマンスに優れています。
「KC」のエフェクターボードは、ニーズに合わせた幅広いサイズ・カラーバリエーションが豊富で、好みに合わせてお好きなサイズ・色を選ぶことができます。エフェクターを固定するための面ファスナーが付属され、さらに専用の鍵も付属されているため安心です。
コンパクト・マルチ・MTRまで様々な機材を収納でき、それらを安全に持ち運ぶことができます。この大きさではあまり必要ありませんが、小型のエフェクターボードなため、サイドハンドルは搭載されていない点でには注意が必要です。
タイプ | ハードケース | サイズ | 355 x 250 x 75 mm |
---|---|---|---|
重量 | 2.1 kg |
Ghost Fire
エフェクターボード&ケース
パッチケーブルまで付属されたソフトケース
ソフトケースでありながら耐久性に優れた持ち運びに便利なエフェクターボードです。ペダルボードはハードで軽いアルミ合金素材を使用しており、頑丈です。傾斜をつけることができるため、エフェクターが踏みやすいのも魅力です。
最大の特徴として、L字型プラグのパッチケーブルが付属されています。複数のエフェクターを繋ぎ合わせる上で欠かせないアイテムであるため、別購入する必要がなく、既にお持ちの方は断線した場合の予備として持っておくと心強いです。
固定するためのマジックテープも付属され、演奏に集中することができ、ケーブルトラブルを心配する必要もありません。
タイプ | ソフトケース | サイズ | 496 × 295 × 70 mm |
---|---|---|---|
重量 | 0.8 kg |
GID
【GID】EFH-202 TW EFECT CASE SERIES エフェクター用 オリジナルハードケース(ツイード)
エフェクターボードに見えないお洒落な外観
高級感が感じられ、エフェクターボードには見えないお洒落な外観が特徴的なビンテージタイプのハードケースです。まるでギターケースのような重厚な作りに、ビンテージ感あふれる雰囲気が特徴です。
優れているのは見た目だけではなく、使い勝手も優れており、エフェクターをしっかりと固定するための面ファスナーと仕切りが付属されています。また、収納したものを盗難から守る鍵も付属されていて安心です。
口コミにおいても「見た目重視で購入も、使い勝手も良かったです」「中の赤い生地も相まって、自分のエフェクター達の見た目がゴージャスな雰囲気になりました」など絶賛されています。
タイプ | ハードケース | サイズ | 約455×280×85mm |
---|---|---|---|
重量 | ー |
CLASSIC PRO
CPEC600LITE
総合的にバランスの取れた名品
サイズの大きさに対して重量が軽めのハードケースです。ハードケースらしく非常に頑丈で大切なエフェクターなどを、衝撃からしっかりと守ります。品質に対して価格も良心的に設定されているのも嬉しいポイントです。
エフェクターは増えれば増えるほど、当然重くなってしまうため、大きめのエフェクターボードでもなるべく重いものは避けたいですよね。こちらは、エフェクターが多い方や、今後増やしていく予定のある方にもおすすめです。
口コミでも、「軽いし、持ち運びにはいいです。大満足です」や、「サイズ、コスパは個人的には満点」など高い評価が目立ちます。
タイプ | ハードケース | サイズ | 535 × 325 × 85 mm |
---|---|---|---|
重量 | 2.25kg |
エフェクターボードのおすすめ商品比較一覧表
商品 | 商品リンク | 特徴 | タイプ | サイズ | 重量 | |
---|---|---|---|---|---|---|
1
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CPEC600LITE |
Amazon 詳細を見る Yahoo!ショッピング 詳細を見る |
総合的にバランスの取れた名品 |
ハードケース | 535 × 325 × 85 mm | 2.25kg |
2
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【GID】EFH-202 TW EFECT CASE SERIES エフェクター用 オリジナルハードケース(ツイード) |
楽天 詳細を見る Amazon 詳細を見る Yahoo!ショッピング 詳細を見る |
エフェクターボードに見えないお洒落な外観 |
ハードケース | 約455×280×85mm | ー |
3
![]() |
エフェクターボード&ケース |
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パッチケーブルまで付属されたソフトケース |
ソフトケース | 496 × 295 × 70 mm | 0.8 kg |
4
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EC-45/BK ブラック |
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エフェクターボード入門機に最適 |
ハードケース | 355 x 250 x 75 mm | 2.1 kg |
5
![]() |
PS-2C |
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高耐久のプロ使用 |
ハードケース | 550×310×80mm | 5.0 kg |
6
![]() |
EBB2-L/BK |
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大・小のポケットで小物も収納しやすい |
ソフトケース | 34×57.5×9.5cm | 1.55kg |
7
![]() |
EC-70/BK ブラック |
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カラーバリエーションが豊富なハードケース |
ハードケース | 535 x 315 x 65 mm | ー |
8
![]() |
PEDALBAY 40 |
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オプションが豊富で頑丈なソフトケース |
ソフトケース | 450 × 305 × 85 mm | 3.83 kg |
9
![]() |
PDC-500 |
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サイズのバリエーションが豊富なモデル |
ハードケース | 360 × 260 × 70mm | 1.6 kg |
10
![]() |
Classic JR SC |
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ペダルボード付属のソフトケース |
ソフトケース | 45.7cm x 31.7cm x 8.9cm | 1.36g(フレーム重量) |
エフェクターの固定方法
エフェクターの固定方法は様々です。マジックテープで止めるのが一般的ですが、エフェクターをテープの跡で汚したくない方には、その他にも結束バンドやスポンジでの固定もおすすめです。
また、お金に余裕のある方は、金具の留め具や、エフェクターを固定する専用商品のペダルボードの使用もおすすめです。
まとめ
ここまでエフェクターボードのおすすめランキング10選を紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。ここで紹介した製品はほんの一部で、他にもたくさんの種類のエフェクターボードがあります。自分にぴったりのエフェクターボードに出会えるといいですね。
本サービス内で紹介しているランキング記事はAmazon・楽天・Yahoo!ショッピングなどECサイトの売れ筋ランキング(2020年11月20日)やレビューをもとに作成しております。
ソフトケースの中でも比較的高級でしっかりとした作りのアメリカ製のエフェクターケースです。小型のコンパクトエフェクターであれば大体8〜10個程度収納することが可能です。無駄の無いすっきりとした外観が特徴で運搬の際もお手軽です。
ソフトケースならではの軽量さで腕が疲れにくく、ショルダーストラップも付属されています。さらにエフェクターをケースに取り付けるマジックテープも付属されていて、しっかりと固定できます。
最大の特徴は、エフェクターを綺麗に並べ、踏みやすくするアルミ製のペダルボードが付属されている点です。しっかりした作りで床との接地面には滑り止めが付いているため、踏んだ衝撃でずれることもありません。