ミステリー小説のおすすめ人気ランキング25選【どんでん返しもあり】
2020/11/20 更新
目次
ミステリー小説と推理ものは何が違うのか
同じような意味合いとしてミステリー小説と推理小説があり、どう違うのか迷ってしまう人もいるでしょう。ミステリーは英語の「mistery」から来ており、外来語として日本に定着、謎・不可思議という意味を持ちます。
ミステリー小説は一般的に不思議なことが起こる小説で、怪奇小説・幻想小説・オカルト・SFなどが当たるでしょう。一方、何か事件や犯罪が発生し、その謎を解きながら問題を解決していく作品が「推理小説」です。
推理小説もミステリー小説の一種とされ、謎を解くことに限定してストーリー展開していきます。今回は、編集部おすすめのミステリー小説や選び方、更に専門用語などを紹介していきましょう。
編集部のイチオシのミステリー小説はこちら!
口コミを紹介
非現実な物語設定でありながらも登場人物それぞれの心理描写がとても細かく、人間味も溢れるものだったのですぐに引き込まれて一気に読み終えることができました。
直子が…いや藻奈美が素敵な想いを胸に、この先も大事にしていくのだと思うと、心にジーンとくるものがありました。
大変良いお話でした。
娘がいる人は読んじゃダメー(泣)
でも心動かされたい人にはオススメ!
ミステリー小説の選び方
ミステリー小説と言っても色んなタイプがあり、好みによって選ぶと失敗しません。どんなタイプがあるのか、挙げてみましょう。
ジャンルで選ぶ
ミステリー小説を選ぶには、ジャンルで分けて選ぶと良いでしょう。どんなタイプがあるのかチェックしてみてください。
サクッと読める初心者向け
初めてミステリー小説を読む人は、トリックが難しくてなかなか理解ができずに途中で読むのを止めてしまいます。せっかくミステリー小説に興味があっても、手に取るのをためらってしまったのでは勿体ないです。
ミステリー初心者でも簡単にサクッと読めるような小説を探してみてください。ライトな謎解きものから人間ドラマまで幅広く、中には恋愛を中心にした内容のものもあって好みで選ぶと読みやすいです。
殺人シーンが少ない怖くない文庫
ミステリー小説と言うと「怖い」とイメージする人もいますが、人が多く死んだり人を疑ってばかりのストーリー展開では、ハラハラして疲れてしまいます。ピリピリした雰囲気が苦手と言う人はゆるめのミステリー小説を選んでみましょう。
ユニークなキャラクターが登場したり、ほんわかしたストーリー展開であれば気楽にストーリーが読めます。論理的なミステリーを抱いていたイメージが一掃されるような、くだらなくて笑ってしまうような作品もあるでしょう。
また、奇妙だけど事件とは言えないような小事件を取り扱ったミステリーであれば、殺人もなくて楽な気持ちで読めます。
肩が凝らない短編集
ミステリー小説というと犯行から推理・逮捕まで話の内容から長くなりがちです。しかし、中には肩が凝らない短編小説もあります。1冊の文庫本にテーマに沿った短編エピソードが描かれているのが特徴でしょう。
短編と言う特徴からどの作品もスピーディに話が展開しており、最後には大どんでん返しが待っている場合もあります。短くてサクッと読めることで、ダラダラ長い作品が苦手な人におすすめです。
仕事や学校での休憩中の短時間で読めるミステリー小説を探している人は、ぜひ一度読んでみてください。
展開が二転三転するどんでん返し
ミステリーと言えば欠かせないのが、ハラハラ・ドキドキ感でしょう。最後には思ってみなかった展開になるどんでん返しはまさに見ものであり、ミステリー小説ファンが多い理由と言えます。
二転三転する話の展開が目まぐるしく、毎回、えっと驚かされることが多いミステリー作品は今後も人気を呈していくことでしょう。ただし、どんでん返しの結末が待っているということ自体がネタバレになってしまうため、注意が必要です。
作家で選ぶ
好きなミステリー作家がいれば、その作家の作品シリーズを読んでみるのも良いでしょう。代表的な3人の作家を挙げてみます。
ミステリーの巨匠・松本清張
ミステリー小説と言えば彼を外せないほど、没後も不動の人気を誇っているミステリー・サスペンスの巨匠です。42歳の遅咲きながら、ミステリーを中心に色んなジャンルを千以上も残しています。
完全犯罪を解き明かす作品は、読者も一緒に推理していく過程が面白く、ついつい読みふけってしまうでしょう。初めてミステリー小説を読む人にはちょっと難しい用語も出てきますが、テレビドラマや映画になった作品と照らし合わせて読んでみましょう。
読みやすい作品が多い江戸川乱歩
怪奇・幻想的な作品が多く、本格的なトリックを駆使した作品が多いのが特徴の作家です。大正・昭和を代表するミステリーの第一人者で、江戸川乱歩はアメリカの作家エドガー・アラン・ポーから着想されたペンネームとされています。
名探偵・明智小五郎・シリーズは人気があってメディアで登場している作品も多く、誰でも一度は目にしたことがあるでしょう。江戸川乱歩の世界は読みやすさにあり「少年探偵団」シリーズは子供向けとして人気です。
活字が苦手でサクッとミステリー小説を読みたい人は、まずは江戸川乱歩の世界をぜひ堪能してみてください。
幅広いファン層から愛される東野圭吾
1985年に「放課後」で江戸川乱歩賞を受賞し、作家としてデビューしています。ミステリーやサスペンスだけでなく、幅広いジャンルを手掛けていてテンポが良くサクッと読めるのが特徴的でしょう。
人間の内面を描いた作風がランキングや口コミで人気があり、加賀恭一郎・シリーズやガリレオ・シリーズなど人気の作品が多いです。現在、ミステリー・サスペンスのジャンルで一線にいる作家で、映画やドラマになった作品が多いのも特徴でしょう。
年齢を問わずに幅広い世代から注目されており、ファン層が広いことでもこれからミステリー小説を読みたい人におすすめします。
メディア化で選ぶ
ミステリー小説はテレビや映画化されている作品も多いです。中でも代表的な作品をいくつか紹介しましょう。
2時間程度で完結する映画化作品
映画はほとんどが2時間前後で完結するというもので、ミステリー小説が映画になった作品が多いのは構成が上手く合っているからでしょう。映画を観てから作品に魅了されて小説を読むという人もいれば、逆に小説から映画を観る人もいます。
上映の2時間の間にラストの謎解きを一緒に考えるという楽しさがあって、ネットなどでネタバレを見ない限り思う存分に堪能できるでしょう。映画には小説にない魅力、逆に小説には映画にない楽しみ方があってどちらもおすすめです。
短時間の中で散りばめられたヒントを元に、謎を解明していくのはスリルがあって時間がない人でも十分に満足できます。
シリーズ作品をドラマ化
シリーズもののミステリー小説であれば、ドラマになる作品も多く要チェックでしょう。本1冊分の内容が1話か2話のドラマで完結されていて、内容が簡略的になって分かりやすく気軽に楽しむことができます。
こちらも映画と同じように、小説を読んで好きになってドラマを見る人もいれば逆にドラマから魅了されて小説を読む人もいるでしょう。ドラマにはないキャラクターやストーリーも小説にあって、より深くミステリアスな世界を堪能できます。
海外作品で選ぶ
日本のミステリー小説があれば、当然、海外のミステリー作品もあるでしょう。中でも有名な作家の作品を挙げてみましょう。
ミステリーの女王・アガサ・クリスティー
ミステリーの女王と言えば、アガサ・クリスティを外せません。30歳にして小説家デビューをし、名探偵ポアロを始め、ミスマーブル・シリーズや海外ドラマとして日本でもファンが多いのが特徴です。
また、「オリエント急行の殺人」や「そして誰もいなくなった」は、海外映画作品として知名度が高く、犯人像がなかなか見えてこない現実にハラハラ・ドキドキします。大どんでん返しも期待できる作品が多いでしょう。
世界のミステリー作品に挑戦したいのであれば、アガサ・クリスティー作品を選んでみてください。
シャーロックホームズの生みの親・コナンドイル
「シャーロックホームズ」シリーズを生み出したイギリスの作家であり、日本でも知名度が高いでしょう。売れない時代は短編小説を手掛けていましたが、なかなか芽が出ずに長編にチャレンジしたところ、ヒットしたのです。
ドラマや映画作品としても登場し、名探偵シャーロックホームズが難事件に挑む姿が多くの人を虜にします。ちょっと不気味なシーンもあり、恐怖心と好奇心が入り混じってどんどん話の続きが読みたくなるでしょう。
危ない目に合うのではないかとハラハラ・ドキドキするスリムを楽しむことができるのが、コナンドイルの世界です。
初心者向けのミステリー小説おすすめ4選
口コミを紹介
これよりも後の作品を先に読んでしまっていたので、これでようやく繋がった。
面白い内容だった。
口コミを紹介
とにかく凄い・・・の一言。ミステリーとしても読ませるけど、音楽物としてもこの作品は唸らせます。
口コミを紹介
大ヒット作を今さらながら買いました。お笑いミステリー小説?思い切りむちゃな設定なので、別世界として楽しめました。エロもグロもないので、健全で良かったです〜。
口コミを紹介
私にとっての湊かなえ作品デビュー作です。この作品を読みながら子供たちの行動に衝撃を受け、あらたにこのような事件がないようにどのようにしていけばいいのか、考えさせる思いです。
初心者向けのミステリー小説おすすめ比較一覧表
商品 | 商品リンク | 特徴 | 作者 | 発売日 | ページ数 | |
---|---|---|---|---|---|---|
1
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告白 (双葉文庫) |
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教師の復讐劇が見ものの日本のミステリー小説 |
湊 かなえ | 2010/4/8 | 320ページ |
2
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謎解きはディナーのあとで (小学館文庫) |
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お嬢様刑事と執事が解決していくミステリー小説 |
東川 篤哉 | 2012/10/5 | 348ページ |
3
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さよならドビュッシー (宝島社文庫) |
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青春・恋愛ミステリー小説 |
中山 七里 | 2011/1/12 | 415ページ |
4
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ストロベリーナイト (光文社文庫) |
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警部補・姫川玲子のミステリー小説 |
誉田 哲也 | 2008/9/9 | 435ページ |
短編のミステリー小説おすすめ5選
口コミを紹介
確かに本格ミステリーのようなじっくり読ませるものではないし、推理が力技すぎて
ほとんどこじつけというかごまかされているような気になるところもあるが、おそらく
それも含めて、本書は登場人物、もちろんとりわけメルカトルのやり取り楽しむ小説
だと思う。
口コミを紹介
どんでん返しが楽しみな短編集です。ただ全体としてそのどんでん返しの偶然性がかなり高いので「やられた」というインパクトは、表題作の「放火魔」が秀でていた分、他の作品については読み劣りしました。が、結末を考えながら気軽に読める本です。
口コミを紹介
氷菓シリーズ(今のところ)唯一の短編集。
本題にもなっている「遠まわりする雛」は、氷菓シリーズで私が一番好きな作品です。
口コミを紹介
乙一さんの作品を初めて読みました。
流れるような文体で一気に読みました。
下巻も楽しみです。
口コミを紹介
こわーい話もあるし癒される系の話もあります。
所々クスっと笑えるところもあるので、米澤穂信みたいな怖さはないです。
短編のミステリー小説おすすめ比較一覧表
商品 | 商品リンク | 特徴 | 作者 | 発売日 | ページ数 | |
---|---|---|---|---|---|---|
1
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押入れのちよ (新潮文庫) |
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女の子の幽霊がいるホラー系ミステリー小説 |
荻原 浩 | 2008/12/20 | 377ページ |
2
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GOTH 夜の章 (角川文庫) |
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残酷な面を覗きたがる者を描くミステリー小説 |
乙一 | 2005/6/25 | 190ページ |
3
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遠まわりする雛 (角川文庫) |
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日常の謎を扱ったミステリー小説 |
米澤 穂信 | 2010/7/24 | 410ページ |
4
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放火魔 |
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日常に潜む犯罪を作品にしたミステリー小説 |
折原 一 | 2010/2/10 | 97 ページ |
5
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メルカトルと美袋のための殺人 (集英社文庫) |
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謎解きをする助手と探偵のミステリー小説 |
麻耶 雄嵩 | 2011/8/19 | 408ページ |
どんでん返しのミステリー小説おすすめ3選
口コミを紹介
興味があって買って観ました。映画をみたのですが、絶対とばされてるのがわかったので本を買いました。面白かったです
途中の言い回しで分かってしまいますが、読みやすくて良かったです。
ただ最後の殺人はいらないかな。ちょっと可哀想でした、、
口コミを紹介
まず、間違いなく騙される。この筋を見破れる人は多分いない。ただ、アンフェアはアンフェアだと思う。家を訪ねていく場面など、明らかにアンフェアなミスリードがある。
どんでん返しのミステリー小説おすすめ比較一覧表
商品 | 商品リンク | 特徴 | 作者 | 発売日 | ページ数 | |
---|---|---|---|---|---|---|
1
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葉桜の季節に君を想うということ |
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後輩から依頼された事件に挑むミステリー小説 |
歌野 晶午 | 2007/5/10 | 477ページ |
2
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彼女は存在しない |
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横浜が舞台の多重人格のミステリー小説 |
浦賀 和宏 | 2003/10/1 | 446ページ |
3
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Another(上) |
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転校した学校で起こる謎のミステリー小説 |
綾辻 行人 | - | 402 ページ |
東野圭吾のミステリー小説おすすめ6選
角川グループパブリッシング
さまよう刃 (角川文庫)
娘を殺した少年の復讐と葛藤が交差するミステリー小説
妻と死別して男手一つで育て上げた娘が殺されるというストーリー展開のミステリー小説です。悲しみの中で、犯人の少年2人の名前と住所を教えるという1本の電話が入り、復讐を誓う父親がいつしか犯罪に手を染めてしまいます。
犯人の1人を殺し、もう一人の共犯を殺すべく動き出すのですが少年法に守られる犯人と被害者の父親という壁がどんと迫って父親の心は揺れ動くのです。父親の心理描写に心を揺さぶられる東野圭吾の作品としてぜひ読んでみてください。
作者 | 東野圭吾 | 発売日 | 2008/5/24 |
---|---|---|---|
ページ数 | 499ページ |
口コミを紹介
被害者と容疑者と被害者に復讐を手引きする警察の人たち?
意外な結末で面白く読ませていただきました。
口コミを紹介
何をするにも犯罪者の弟という障害が立ちはだかる感じがとてもリアルに描かれていてそれによる主人公の心の変遷が読んでいて面白かった。
口コミを紹介
分厚い本なので ゆっくり読むつもりでしたが、続きがどう展開するのかと気になり、どんどん読み進んでいました。
まだ読んでいない作者の本を読むつもりです。
口コミを紹介
最後まで犯人は判らず迫力十分。但し少年犯罪事件であるだけに巷間実社会でも多い事件の為身につまされる。最後が少々あっけない終わり方だった。
口コミを紹介
登場人物の心理の変化の過程が、人生を生きる上で一つの参考になります。どの生き方がよいとか悪いとかでなく、どの生き方も尊いことを教えてくれます。
口コミを紹介
本だけでなく映画も見ましたが、本の方が登場人物や内容が丁寧に細く書かれていて面白っかたです。
東野圭吾のミステリー小説おすすめ比較一覧表
商品 | 商品リンク | 特徴 | 作者 | 発売日 | ページ数 | |
---|---|---|---|---|---|---|
1
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真夏の方程式 |
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物理学者が難事件を解決していくミステリー小説 |
東野 圭吾 | 2013/5/10 | 463ページ |
2
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容疑者Xの献身 (文春文庫) |
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身近な事件を数的トリックで隠蔽するミステリー小説 |
東野圭吾 | 2008/8/5 | 394ページ |
3
![]() |
宿命 (講談社文庫) |
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学生時代のライバルと対決する警官の心情を描いたミステリー小説 |
東野圭吾 | 1993/7/6 | 378ページ |
4
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麒麟の翼 (講談社文庫) |
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殺人事件の真相を探る加賀のミステリー小説 |
東野圭吾 | 2014/2/14 | 384ページ |
5
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手紙 (文春文庫) |
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殺人犯の兄の手紙と弟の葛藤を描くミステリー小説 |
東野圭吾 | 2006/10/6 | 428ページ |
6
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さまよう刃 (角川文庫) |
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娘を殺した少年の復讐と葛藤が交差するミステリー小説 |
東野圭吾 | 2008/5/24 | 499ページ |
映画化されたミステリー小説おすすめ2選
口コミを紹介
国宝から入って、怒り。
今、悪人 を読んでます。と言う位
面白く吉田修一にはまってます。
口コミを紹介
映画も見ましたが、なかなか面白かったですね。映画のほうが最後のモヤモヤがフットンダ感じですね。
この作者の作品は初めて読みましたが、なかなか面白く、くせになりそうです。
アガサ・クリスティーのミステリー小説おすすめ5選
口コミを紹介
伏線で起こる事件の回収も見事です。また、古代エジプトをめぐる客船旅行、豪華な登場人物はいかにもアガサ作品。高校の時以来20年ぶりに読みましたが、やっぱり面白い!一気に読んでしまいました。
口コミを紹介
入院中、大泉洋が、この本を原作としたドラマを演じる、とあり、気になって読んだ。
素晴らしく面白かった。ラストまで犯人がわからなかった。
口コミを紹介
ずっと昔に読んで、犯人もわかっていましたが、それでも改めてkindelで読んで、楽しめました。さすがクリスティです。
口コミを紹介
予想を超える内容に、ワクワクしながら読みました。ポアロシリーズは、初めて手に取りましたが、非常に巧みな推理と、人間模様にドキドキしながらも、作品に引き込まれていきました。
口コミを紹介
文字をたどっていくと同時に頭の中に情景が浮かぶ読感。
ストーリーによるものが大きい。訳も上手だと思うが
圧倒的な緊張感が読み手を引き込むのでしょう。
アガサ・クリスティーのミステリー小説おすすめ比較一覧表
商品 | 商品リンク | 特徴 | 作者 | 発売日 | ページ数 | |
---|---|---|---|---|---|---|
1
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64(ロクヨン) 上 |
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事件への執念や心理を追求した日本のミステリー小説 |
横山 秀夫 | 2015/2/6 | 355ページ |
2
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怒り(上) (中公文庫) |
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犯罪者の周りの人たちの疑心暗鬼な心を描いたミステリー小説 |
吉田 修一 | 2016/1/21 | 310ページ |
3
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ABC殺人事件 |
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ハラハラ・ドキドキ・どんでん返しのミステリー小説 |
アガサ・クリスティー | 2003/11/11 | 412ページ |
4
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アクロイド殺し |
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アガサ・クリスティーの代表作でもあるミステリー小説 |
アガサ・クリスティー | 2003/12/1 | 445ページ |
5
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ナイルに死す |
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トリックと人間ドラマが面白いミステリー小説 |
アガサ・クリスティー | 2003/10/1 | 581ページ |
ミステリー小説の楽しみ方
ミステリー小説を読むのであれば、5つのポイントにこだわってみると良いでしょう。それぞれに着点を置くと、さらにミステリーの世界観が広がります。
基本は推理する
ミステリー作品の多くは、事件が起こって主人公が犯人を捜して動機や犯行の手段を推理していきます。本の主人公(探偵・刑事)が解決する前に、自分で誰が犯人でどんな犯行だったのか推理するのも面白いでしょう。
ミステリー小説の中には、事件編と解決編の間に「読者への挑戦」を設けている本があります。さりげないヒントの中で真実への解明を読者が行うことで、まるで本の中の世界に入ったような気分になれるでしょう。
特殊な設定を楽しむ
特殊な設定で事件が起こるのは、ミステリーの醍醐味とも言えます。例えば、密室で殺人があった場合、不可能犯罪としてトリックを暴いていく必要があり、どんな仕掛けがあるのかワクワクするでしょう。
閉じ込められている空間でも必ず解明できる糸口は存在し、そこから犯人へと導いてくれます。登場人物は限られていて、その中から一人ずつアリバイがあって候補が絞られていくのもとても面白いでしょう。
謎を楽しむ
被害者が不可解な場所で見つかったり、捕まった犯人には覆さないアリバイがあったりなど謎が多いミステリーもあるでしょう。どんな犯行が行われ、鉄のように固いアリバイが崩されるのか、このトリックが解かれる楽しみがあります。
主人公が解いていくのを読み進めるのもありですが、その前に自分でトリックを暴くのもとても楽しいです。意外な人が犯人の場合もあって、大どんでん返しでびっくりするのもミステリーの醍醐味と言えるでしょう。
途中経過を楽しむ
ミステリー小説では伏線の回収が出てくることも多く、途中で出てくる伏線(事象)が解決編で追いつめる際の材料になる(回収)でしょう。小説を読み進めていくうちに疑問に思う点があれば、その部分が注意すべき部分です。
もしも、解決編でその伏線が出てくれば「伏線が当たった」と一人で優越感に浸ることができるでしょう。ドラマや映画ではない、何度も読み返せるという小説だからこそ1文字1文字をしっかり読み進めるとヒントがちりばめられていることも多いのです。
作者の罠に引っかかる
犯人が捕まって事件は解決、しかし大どんでん返しが待っていた、なんてミステリー小説は多く存在します。作者自身が読者をだましていて、本文に上手く思い込ませる仕掛けを仕込んでいるわけです。
よくあるのが時間や場所に関する思い込みで、時間のトリックを使った作品は多く見られるでしょう。引っかけられて悔しいと思ったら、小説の一語一句をしっかりと読み進めていくことが大事です。
そして、ちょっとでも疑問に感じた点があればメモ帳に書き入れて、主人公とは違った自分なりの推理を働かせてみてください。
ミステリー小説の専門用語をチェックしよう
ミステリー小説を読む前に、知っておくと便利な専門用語をチェックしておきましょう。より深くミステリーの世界を堪能できます。
仕掛けが面白い叙述トリック
読者にあえて一部の情報を隠したり、仕掛けたりすることで事実を誤認させるトリックです。読者の固定観念や先入観を入れることで、だまされたことを知った時の驚きや事実が明確になった時の爽快感を味わえるでしょう。
しかし、せっかくの驚きや爽快感も最初から叙述トリックだということが分かってしまうと、ネタバレで面白さが半減します。探す時にはその点に十分注意しながら、面白い作品を探してみてください。
物語の意外な結末を知った時には、面白さにその作者の作品をもっともっと読みたくなってくるでしょう。
犯人のトリックを暴く倒叙ミステリー
あらかじめ犯人が分かっている状態で、どのように犯行が行われたのかや動機などを探って犯人を追い詰めていくストーリーの仕掛けです。サスペンス小説ではよく見られるスタイルで、古畑任三郎などが当てはまるでしょう。
最初に犯行が行われているシーンから始まって、そこに名探偵・名刑事が登場します。そしてそれぞれのやり方で誰が犯人なのか、凶器は何か、どんな動機なのか、どのように犯行が行われたのか推理・解明していきます。
個性の強い名探偵や名刑事が多く、キャラクターに惹かれるファンもいて、そこがランキングや口コミで人気の秘密でしょう。
犯人像や動機の推理を楽しめるフーダニット・ホワイダニット
フーダニットとは「Who done it」で、誰が犯人なのか、読者が推理していくことで思いっきり楽しめるミステリーです。ミステリーと言えば、犯人が分からないことで主人公と一緒に推理していくのが醍醐味と言えるでしょう。
一方で、ホワイトダニットは「Why done it」で、どうして犯行を行ったのかにスポットを当てています。犯行の動機について推理していくことに重点を置いて、犯人像なども楽しめるでしょう。
フーダニットとホワイトダニットの違いは、焦点が犯人か犯行のどちらに当てているのかです。
「ミステリー小説」は下記の記事で紹介しています。選び方や使い方も合わせて紹介しているので是非チェックしてみてください。
日本・海外ミステリー小説を楽しもう
今回は、編集部おすすめのミステリー小説や選び方、そして専門用語や楽しみ方を紹介しましたがいかがでしたでしょうか。時代を問わずにミステリー小説はとても人気があり、日本・海外ともファンが多いです。中にはどんでん返しや恋愛ものなどもあり、ハラハラ・ドキドキ、おすすめのミステリー小説を堪能してみてください。
本サービス内で紹介しているランキング記事はAmazon・楽天・Yahoo!ショッピングなどECサイトの売れ筋ランキング(2020年11月20日)やレビューをもとに作成しております。
妻と娘が乗っていたスキーバスが事故を起こして、妻が亡くなり娘が意識がないという所から話が始まるミステリー小説です。意識を取り戻した娘は本当の娘ではなく、娘の体に宿った妻だったという点が話の展開を広げてくれます。
体は娘なのに中身は妻ということは誰にも言えず、二人だけの秘密の生活が始まるわけです。しかし、その生活も次第に色んな問題が出てきて、妻は覚悟を決めて娘として生きていく決心をします。
中学を受験・医学部を目指して共学の高校を受験、年ごろの彼女には男の子の影もちらつかせ、そんな彼女との関係に夫は悩み苦しむのです。98年にベストミステリーとして話題になり、広末涼子主演(映画)・志田未来主演(ドラマ)で注目されています。