スノーピーク バーベキューコンロ・焚火台 焚火台Lスターターセット

火に癒されると焚き火はキャンプの楽しみの一つですが、それに必須の焚き火台にこだわるキャンパーも多いです。ロングセラーのスノーピーク焚き火台Lは今なおファンも多く大ヒットをとばしていますが、その性能が気になります。

また、オプションも豊富で、焚き火をもっと快適にしてくれるものから、料理を可能にしてくれるものまであります。そこで今回は、スノーピーク焚き火台Lの口コミ・レビューも交えてご紹介します。

アウトドアギアはアイテム数が多く、費用もかさみますので、じっくり選びたいところ。スノーピーク焚き火台Lのメリット・デメリットをすべて解説しますので、参考にしてください。

スノーピークの焚き火台Lは単体よりもスターターセットが人気です。人気の秘密は、焚火を始めるのに必要なアイテムをすべて揃えているから、そして単体で購入するよりリーズナブルだからです。また、スターターセットひとつでいつでも焚き火ができるところもいいですね。

スターターセットには、3～4人用の焚き火台（L）のほか、焚火台ベースプレート、炭床ProL、オプションなどもすべて収納可能な専用のケースの4点が含まれています。

スノーピークの焚き火台Lは、3～4人の大人数向けですが、実はソロにも人気です。ソロでは調理だけでなく、焚き火を存分に味わいたいキャンパーも多く、大きな薪も入れやすく、火が安定する点もおすすめポイント。

ファミリーなど大人数からソロまで幅広く使え、持っておくと便利なサイズといえます。

炭床は焚き火台にセットするだけ簡単で、燃焼効率を上げてくれます。焚き火台内で炭床をフラットにし、燃焼部分を底上げしてくれるので、最小限の木炭のみの使用ができ、かつ、均等に熱源をキープできます。

自然にダメージを与えず、焚き火ができることを考慮してつくられたベースプレート。ベースプレートがあれば、その上に焚き火台を設置するため、灰や炭が地面を汚しません。また、焚き火台の放熱を防げるので、便利なアイテムです。

持ち運びな収納ケースは必須アイテムです。焚き火台サイズにあわせて作られているため、ピッタリ収納でき、またオプションアイテムも収納できるため、うっかり付属品などパーツを紛失してしまうことも避けられます。

焚き火台で調理をすることが多いですが、焼肉などの料理を可能にする便利なオプションもありますので、ご紹介します。美味しいキャンプ料理を楽しみたいならチェックしましょう。

• 高さ調節可能なグリルブリッジ
• 非常に頑丈な焼き網

高さを調節できるダブルブリッジは料理には便利。3段階での調整ができ、火加減をコントロールできます。火力を強くして炒めたい、弱火でコトコト煮込みたいといった場合に活用できます。美味しい調理に役に立つこと間違いありません。

バーベキューなどには焼き網は必須ですが、スノーピークのオプションの焼き網は非常に頑丈。スチール製のため、焚き火のどんな熱量にも問題ない耐久性です。ちょっとした焼き物でも大きな鍋でも対応可能です。

スノーピークの焚き火台Lは環境に配慮した仕様に変更されています。製造工程中で溶接部の痕を消す目的で、酸洗いをして製品化されていた焚き火台シリーズ。この酸洗い工程において、廃液を出す点が問題視されていました。

そこで、環境に配慮し、新たな技術を導入し、酸洗い工程を使用しない溶接工程で本来の光沢をもった焚き火台の誕生が実現。スノーピークは環境に配慮した仕様への変革など、積極的なSDGsの取り組みが行われています。

スノーピークの焚き火台Lの耐久性が高いので、「長く使用できる」という口コミがあります。丈夫さゆえ、重さがあり、安定感があります。また、燃焼効率がよくしっかりと最後まで燃えるところもポイント。1つのもの長く使用したい人にはおすすめです。

「組み立てやすい、薪がくべやすい、よく燃焼するので灰が少ない」という口コミがあります。子連れのキャンプでは、子どもが焚き火台を設置できると楽しみ倍増です。また、薪がくべやすい、よく燃焼する点は、初心者にもおすすめです。

「収納袋があるため、収納が楽」という口コミがあります。焚き火台を設置するときに必要なものすべてがまとめて収納できるのは便利。後片付けも楽チンですし、焚き火台を入れた袋そのまま持っていけばいつでも焚き火ができ、時短にもつながります。

一番多かったのが、「持ち運べるとはいえ、それなりの重量がある。女性にはつらいかも」という重さに関する口コミです。バイクでのキャンプツーリングや限りなく荷物をおさえたい、軽量タイプがいい方には不向きですが、その重さが耐久性を確保するため仕方ないといえます。

「オプションが高すぎるのは残念」という口コミです。例えば、調理にあると便利な焼き網やプレートなどでも4,000円～6,000円ですので、ホームセンター等で入手可能な網と比べると高価といえます。ただ、その分、材質にこだわっていて複数回使う場合、コスパはいいと考えられます。

炭火を使ってバーベキューを楽しみたいなら炭床は必要です。炭床があると炭を平らに並べられるので、便利です。逆に、炭床がないと、底部分から炭を積み上げる必要があるので、無駄に炭が必要となります。

一方、焚き火オンリーを楽しむ方は炭床は不要です。炭ではなく薪で火を起こせば、炭床がなくても問題ありません。用途によって要・不要が変わりますが、炭火を使う可能性がある場合は炭床を準備しておきましょう。

炭床以外にあると便利なのが、五徳・焼き網・ロストル。焚き火台で料理をしたい人は、五徳・焼き網も入手したいところ。食材を焼くだけでなく、フライパンやケトル、ダッチオーブンを置いて使用できます。

また、ロストルは、料理中など、風の通りの調整が不要のため、薪を最後まで安定して燃やせるため必需品です。これらのオプションはスノーピークでなく、他メーカーでもサイズがピッタリのタイプもありますので、代用しましょう。

スノーピーク焚き火台は耐久性が高く、焚き火台の中でも最高クラスといえるほど。少々雑に扱っても、壊れないほどの丈夫さです。その理由は、何度も耐火・耐熱実験をして選定された1.5mmの極厚ステンレスを採用しているためです。

安い焚き火台を何度も買い替えるよりも、耐久性の高い焚き火台を長く愛用することもおすすめです。ダッチオーブンなど重みのあるアウトドアギアを載せても心配なし。10年以上使い続けるファンもいるほど、耐久性の高さは長く使えるアイテムです。

スノーピークの焚き火台Lはステンレス製のためさびに強いです。ステンレス板4枚を設置するタイプ。ステンレス製はさびに強いことに加え、少し汚れたとしても洗い流せばOKなところ。お手入れがしやすいところはメリットのひとつです。

スノーピークの焚き火台Lは設営・収納が簡単です。パッと開くだけで、簡単に設置できます。ワンタッチで簡単に設営できるところは、初心者にもわかりやすく、抜群の手軽さ。また、収納するときは折り畳むだけという利便性の高さです。

折り畳んでも、約6〜7cm程度の厚さはかさばることなく、車載や持ち運びにもストレスフリーなのも嬉しいポイント。スノーピークの焚き火台の設営・収納が簡単なので、多くの方に好まれるタイプといえます。

スノーピークの焚き火台Lは薪を割らずに乗せられて、20〜30cmほどの大きさの薪が大量に入るほどの容量で、太い薪でも燃やせます。焚き火台のサイズによっては、太い薪が入らず、切ったりする必要がありますが、その心配は無用です。

スノーピークの焚き火台Lのデメリットは、厚みのある構造であるため、重い点です。焚き火台Lが5.3㎏、炭床Pro.Lが3.8㎏、ベースプレートが1.9㎏でこれだけで11㎏になります。オートキャンプの場合、通常、車から近くにテントを設営しますので、あまり心配する必要はありません。

さらに、デメリットである反面、厚みのあることは丈夫な構造であることを意味するので、メリット、デメリットをバランスにかけて選んでもいいかもしれません。

2つ目のデメリットは、高性能・高品質だから値段は高めであることです。スノーピークの焚き火台Lのスターターセットは数万程度になります。焚き火台は数千円のものからありますので、スノーピークの焚き火台は高めといえます。

炎に耐える厚さ1.5mmの頑強なステンレス材を用い、強靭なスペックでありながら、開閉のしやすさなど、さまざまな工夫が詰め込まれた極上の焚き火台。その高性能・高品質だからこその値段ですので、長期的に見ればコスパはいいと考えられます。

スノーピークの焚き火台Lは灰の処理がしにくいという声があります。4枚のステンレス製の板をつなぎあわせて設置する逆四角形のシンプルな構造のスノーピークの焚き火台。四角錐の片隅に溜まった灰がきれいに取れず、残ってしまい、処理しにくいことがあるようです。

スノーピークの焚き火台はブラシなどを使って洗い落とせますが、一手間かかってしまうところは難点です。

スノーピーク焚き火台Lは見た目のおしゃれさに加え、耐久性が抜群で安定感があるので、太い薪も燃やせて人気があります。使ってみると、その良さ、人気が高い理由も納得するはず。スノーピーク焚き火台Lで焚き火に癒されてはいかがでしょうか。