シグマ デジタルカメラ DP2 QUATTRO

最安値:¥91,000
シグマ dp2 quattro カメラ の商品概要、説明書、おすすめポイント、口コミ・レビュー・評価、他製品との比較、価格などをまとめ、シグマ dp2 quattro カメラがどんな人におすすめなのかを評価しました。

2023/05/30 更新

写真家、カメラ評論家

田中希美男

画角45mm相当のレンズを内蔵したフォビオン・クワトロセンサー採用の高画質カメラ

シグマの「dp Quattroシリーズ」にはフル判換算で21mm相当のdp0、28mm相当のdp1、75mm相当のdp3、そして45mm相当の標準画角のdp2の4機種が現在ラインナップされています。4機種のすべての機種にはAPS-C判サイズで約2900万画素のフォビオン・クワトロ(Foveon Quattro)センサーが採用されています。フォビオンセンサーは通常のデジタルカメラに採用されているベイヤー方式ではなく、カラーフィルムのようにR/G/B3層構造になっているため解像感やコントラストにも優れ、色調も独特の深みがあります。そのため多くの"こだわり派"の人たちに絶大な人気があり、シリーズのすべての画角の異なる機種を揃えている人も多くいます。

画角

写真に映る範囲を角度に置き換えて表現したもので、一般的に言われる視野と近しい意味。焦点距離と密接な関係を持つ。焦点距離が長いほど画角は狭くなり、望遠レンズなどと呼ばれる。画角が46度前後、フルサイズ版換算で焦点距離50mm前後のレンズを標準レンズの目安にするといい。

センサーサイズ(撮像素子サイズ)

光を受けて画像を作り出すイメージセンサーの大きさのこと。基本的に、イメージセンサーが大きければ大きいほど画質はよくなり、また同時に価格も高くなる。一般に普及していセンサーサイズは大きい順に、フルサイズ(=35mm)、APS-C、マイクロフォーサーズ、1.0型など。コンデジだとさらに小さいサイズもある。◯型センサーと書かれていたら、基本的にセンサーサイズの話をしていると思えば良い。

35mm換算(フルサイズ判換算)

初心者が非常につまづきやすいポイント。 同じレンズを用いても、カメラのセンサーサイズが異なると画角がかわる(=写る範囲が変わる)。そのため、「仮にセンサーサイズが35mm判だったらどれくらいの画角なのか?」と計算したものを35mm換算と言う。カメラレンズの画角性能を比較する時に、全てのレンズを統一した基準で比較することが可能になるため、換算された数値同士の比較で欲しいカメラを決めるとわかりやすい(初心者の方は35mm換算された画角を比べて商品を選ぶと良い)。

APS-C判イメージセンサー

センサーサイズの一つ。フルサイズのイメージセンサーより1段階小さいイメージセンサー。APS-C判のイメージセンサー搭載カメラの「焦点距離×1.5=35mm換算した時の焦点距離」という公式が成り立つ。ちなみにCanon製のAPS-C判は他社と比べて若干小さく作られているがほとんど差はない。

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DP2 QUATTROの基本スペック

画素数
3300万画素(総画素)2900万画素(有効画素)
ローパスフィルターレス
撮像素子
23.5mm×15.7mm(APS-Cサイズ)CMOS
焦点距離
30mm(35mm判換算値:45mm)
F値
F2.8
光学ズーム
-
マニュアルフォーカス
ファインダー方式
-
タッチパネル
-
GPS機能
-
USB充電
-
撮影枚数
200 枚
最短撮影距離
28cm(標準)
記録メディア
SDカードSDHCカードSDXCカード
記録フォーマット
JPEG/RAW
シャッタースピード
30〜1/2000 秒
液晶モニター
3型(インチ)92万ドット
撮影感度
通常:ISO100〜6400
内蔵メモリ
-
起動時間
-
ファインダー
無し
電池タイプ
専用電池
専用電池型番
BP-51
連写撮影
4.5コマ/秒
インターフェース
USB
4K対応
-
フレームレート
-
動画撮影サイズ
-
記録方式
-
最長撮影時間
-
自分撮り機能
-
チルト液晶
-
バリアングル液晶
-
タイムラプス
-
顔認識
-
AF自動追尾機能
-
手ブレ補正機構
-
セルフタイマー
10/2秒
バルブ撮影
-
Wi-Fi
-
Bluetooth対応(常時接続)
-
Wi-Fi Direct対応
-
PictBridge対応
-
防水性能
-
防塵性能
-
耐衝撃性能
-
耐低温性能
-
耐結露
-
幅x高さx奥行き
161.4x67x81.6 mm
重量
本体:410g
カラー
ブラック系

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写真家、カメラ評論家

田中希美男

フォビオン・メリルセンサー採用の同じ45mm相当の旧型だがdp2より小型で低価格

28mm相当なのでdp2よりも広角画角となりスナップ撮影をする人にはこちらがおすすめ

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SIGMA デジタルカメラ dp2Quattro 2,900万画素 FoveonX3ダイレクトイメージセンサー(APS-C)搭載 930257

メーカー
シグマ (SIGMA)
商品名
dp2 quattro
撮像素子
Foveon X3 ダイレクトイメージセンサー (CMOS)
F値
F2.8~F16
有効画素数
約29MP
光学ズーム
2.8倍
焦点距離
30mm
撮影感度
ISO100~ISO6400
手ぶれ補正
AF (オートフォーカス)
AF : 9点 (コントラスト検出方式)
連写速度
1/2000~30秒
動画
非対応
サイズ
161.4(幅)×67(高さ)×81.6(奥行)mm
質量
410g
その多機能
フォーカスロック、Eye-Fiカード連動機能搭載
ISO400まではほとんどノイズ感がなく、ISO800になると僅かながらノイズが目立ってきますが常用可能なレベルであると思います。ISO1600になるとノイズとともに解像感の低下も目立ってきますが、パソコン側で現像(設定変更なし。圧縮率最低)したものであれば、なんとか活用できるレベルになっています。

出典: http://www.monox.jp

少し暗いところや動きの早いもの(モータースポーツ、鉄道など)の撮影はあまり向かないようですね。そういったものを撮影しようと考えている方はほかのカメラを探したほうがいいかもしれません。
動作スピードは高速とは言えませんが、ストレスを感じるほどではありませんでした。(個人の感想です) 屋外撮影する際の液晶画面の見づらさはちょっと困りもの。 液晶ファインダーを付けるか考え中です。 便利にはなるでしょうが、コンパクトデジカメとは言えないですからね。ちと悩みます。

出典: https://hitori-koho.com

dp2 quattroは少しレスポンスが遅いようです。それによって撮影のタイミングをのがしてしまうこともあるかもしれませね。またイライラしやすい方やせっかちな方もこのカメラは向いていないかもしれません。
【バッテリー】 減りが速いですね。 半端なく速いです。 HPの写真(RAW+JPEG高画質)、10枚撮っただけでバッテリーメーターは半分に。 でも、画質がイイから許します。

出典: https://review.kakaku.com

やはりdp2 quattroはバッテリーの減りが早いようですね。dp2quattroの画質設定を最高に設定していると長時間の使用は無理そうです。画質設定を下げると、dp2 quattroの一番の良さである画質の良さが失われてしまうのでそういったことも考慮して購入を考えなければなりません。
今回、ボクが撮影していて気になったのは背面液晶。 室内で見たときは、凄く綺麗になったなと嬉しい驚きだったのですが、屋外で使うと全く見えませんね。 もちろん日差しの強さもあるでしょうが、ボディにゆとりがある訳なので、チルト液晶とかできないものかなと思います。

出典: https://hitori-koho.com

撮った写真をそのままカメラの液晶で確認するのは難しいようです。ヤギで撮影をする場合はビューファインダーを持って行ったほうがいいかと思います。シグマの純正品のものがあるのでそれを持っておくとほかのdpシリーズにも使えて便利です。
但し、肝心の写真写りは舌を巻くものがあります。 近所の植物園で1時間くらい撮影しましたが、家に帰って写真をチェックしてみると、 何気なく取った花がすごく精細に写っていてびっくりしました。

出典: https://www.amazon.co.jp

Foveonセンサーにより3900万画素数になっており、解像度が高く、また画像処理エンジンTURE3により大容量の画像データを生成し色彩を精細に表現することができます。風景の撮影以外にもおすすめです。
ベイヤー配列のセンサーでもローパスレスであれば、かなりシャープな像が得られるため、以前のような圧倒的な差はなくなってきたが、Foveonセンサー搭載機はさらにもう一段階シャープな像が得られると同時に、ナチュラルに解像する。このナチュラルさのほうが重要かもしれない。

出典: https://cameota.com

foveonセンサーにより被写体のきれいな輪郭が撮れるようになったようです。被写体をより自然な感じで撮影できるようになったという点は様々な用途を考えている人にもおすすめできる点だと思います。
続いて紹介するのが標準レンズ搭載の「dp2 Quattro」。 シリーズの中では一番コンパクトにまとまっているのがこのカメラタイプです。 35mm換算で45mmに相当するレンズは人間の視線にもっとも近い距離感で撮影ができると言われています。 目の前に手でフレームを作って見た景観がそのまま写真になる画角ですね!

出典: https://www.rentio.jp

dp2 quattroが被写体をより自然に撮れるようになっているのは使用されているレンズのおかげでもあります。自分の見たままの光景を写真にすることができます。自分の撮影の意図を写真に表現しやすいですね。
ただ撮る。 そのことに関しては最高の画質で応えてくれるカメラです。 最低限の機能は、シンプルで使いやすい操作性に直結しています。他のどれとも違うデザインは、撮影を何か特別な事をしている気分にしてくれます。

出典: https://review.kakaku.com

手振れ補正やwifi機能などは一切ありません。動画撮影機能もありません。ただ写真を撮るだけに特化しており、そのシンプルさが操作性の良さや高画質化の成功ににつながっているのだと思います。撮影をより楽しめるのではないでしょうか。

dp2 quattroは2014年発売ですが、dp2 merrillは2012年発売です。quattroと同様にmerrillもシリーズになっています。

 

画素数はdp2 quattroが2900万画素に対し、dp2 merrillは4600万画素とかなりの差があります。dp2 quattroはfoveon x3センサーを搭載していますが低感度で撮影したものの解像感はdp2 merrillのほうが上です。

 

しかしiso感度が高い状態だとdp2 quattroのほうがましなようです。夜景撮影や動きの速いものの撮影はdp2 quattroのほうが適しています。

 

大きさはdp2 quattroのほうが大きいです。dp2 quattroは161.4(幅)×67(さ)×81.6(奥行き)mmなのに対し、dp2 merrillは、121.5×66.7×59.2mmとなっています。かなり大きさに差があります。

 

また、dp2 merrillには手振れ補正と動画撮影機能がありましたが、dp2 quattroにはどちらもありません。便利機能面ではdp2 merrillのほうがいいです。

 

動作レスポンスはdp2 quattroのほうがいいです。また連写速度もdp2 quattroが4.5コマ/秒に対して、dp2 merrillは5.0コマ/秒です。全体的にdp2 merrillのほうがもっさりしているようです。

 

バッテリーの強さにも違いがあります。dp2 quattroは1つのバッテリーにつき約200枚撮影可能ですが、dp2 merrillは約100枚撮影可能です。バッテリーに関してはかなり改善されているようです。

 

液晶に関してもdp2 quattroのほうが見やすくなっています。

 

dp2 merrillのほうが2年ほど古い製品ですが、dp2 merrillのほうが劣っているというわけではないようです。

dp0 quattroは2015年発売にされています。dp2 quattroの発売から約1年後の発売になっています。値段の最安値は価格コムでほぼ一緒です。

 

まず、dp2 quattroとdp0 quattroはF値が違います。dp2 quattroが2.8に対して、dp0 quattroは4.0です。シャッタースピードはdp0 quattroのほうが早いです。

 

また、画角も違います。dp2 quattroは35mmカメラ換算時45mmなのに対して、dp0 quattroは45mmになっています。これによって、dp2 quattroはより遠くを撮影することができ、dp0 quattroはより広く撮影することができます。

 

最短撮影距離はdp2 quattroが28cmなのに対し、dp0 quattroは18cmです。

 

大きさはdp0 quattroは161.4(幅)×67(高さ)×126(奥行き)mmとなっています。奥行きがdp0quattroのほうが約4cm大きくなっています。また、重量もdp0 quattroが500gと90g重くなっています。

 

また、dp0 quattroには、人の顔を認識して優先的にオートフォーカスをする顔認識機能があります。人物の撮影はdp0 quattroのほうが便利です。

 

また、dp0 quattroはEye-fiカードを記録媒体として使えます。Eye-fiカードをに写真を保存すると、Eye-fiカードをパソコンに直接接続していなくてもパソコンに保存したり、各種オンライン写真サービスアップロードすることがせきます。

 

これらのことから、風景写真を撮るならdp2 quattro、人物や近い距離で写真を撮るならdp0 quattroを選んだほうがいいです。