【DIYやプラモデルにもおすすめ!】人気のニッパーのランキング10選
2020/11/20 更新
最近では趣味にも多く使われる機会のあるニッパー
ニッパーというと工具用品なので、一般的な人にはあまり馴染みのない工具だったのは一昔前で、最近では軽いリフォームなら自分でやる人も増えてきたこともあり、ニッパーは工具用品の中でも日常生活でよく使用される工具の1つとなりました。
そもそもニッパーとは、針金や配線などの切断という部分に特化した工具です。形の似ている物でペンチなどと混同している方も多いようですが、ニッパーは切断、ペンチは挟んで固定するための工具。と覚えておいて間違いはありません。
最近ではニッパーは日曜大工やDIY、プラモデル作成などで非常に身近に感じられるようになりましたが、非常に種類の多い工具でもあります。間違えた用途で使ってしまうと刃が欠けてしまったり怪我のおそれもあるので十分に注意して選びましょう。
ニッパーの選び方
ここではニッパーを選ぶ上で重要なポイントを紹介します。ニッパーは非常に種類が多いため全てを紹介することは難しいですが、よく使われる物を厳選して紹介します。
ニッパーは切断する材質で種類を選ぼう
ニッパーを選ぶ上で最も重要視するべきなのは切断する物の材質です。この切断する物の材質によってニッパーは種類分けされている場合が多いので、自分がどういった物を切断するか事前に把握しておくことで、大まかなニッパーの種類を選ぶことが出来ます。
通常のニッパーは針金類などの切断に
おそらく、ニッパーがよく使用される場合は針金や鉄線などの切断になるかと思います。こういった場合は一般的に発売されているニッパーで十分切断が可能です。ただし、切断する針金や鉄線が太い場合や硬い場合には同じニッパーの中でも強力ニッパーという分類されたニッパーも発売されています。
強力ニッパーはそれだけ切断力が高いですが、商品によってはサイズが大きくなってしまう場合もあり、収納に困ることも考えられます。また、強力ニッパーの中にはピアノ線のような非常に硬い物まで切断可能な商品もあります。
ニッパーには切断可能な種類が記載されている商品が多いので、しっかりと事前に自分が切断したい物を把握しておき、購入する際にニッパーに記載されている種類と照らし合わせて購入するようにしましょう。
プラモデルにはプラスチックニッパーを
プラスチックニッパーというとニッパーの素材がプラスチックなのかと勘違いされる人もいるかもしれませんが、そうではありません。プラスチックニッパーとは主にプラスチックの切断に使用されるニッパーの事です。
プラスチックニッパーの主な使用目的は、ほとんどがプラモデルの制作になると考えられます。プラスチックニッパーの特徴としてはニッパーの先端が尖っているような作りになっている場合が多いです。これはプラモデルの枠組みと部品の固定している部分に入り込ませやすいように設計されているからです。
このプラスチックニッパーで針金や銅線などを切断しようとしてしまうと刃が欠けたりするので、プラモデルの制作など以外では使わないようにしましょう。
電工ニッパーは配線などの切断に
なかなか配線を一般の人が切断する機会は滅多にないと思われますが、配線などの切断には基本的にこの電工ニッパーと呼ばれるものが使用されます。特徴としては一般的なニッパーよりも先が尖っている物が多いです。
配線には基本的に銅線が使われている事が多く、配線作業には先端で作業する場合が多いからだとされています。また銅線は針金などよりも比較的に柔らかいので先端が尖っていても切断が可能だからだとも言われています。
他にもさらに細かい電子部品などにも使用できる精密ニッパーなども発売されていますが、ここでは割愛させていただいております。
ニッパーの種類には少し特殊な種類もある
ニッパーは切断に特化した工具であることは説明しましたが、その中でも少し特殊なニッパーを少し紹介します。
釘の頭なども切れるエンドニッパー
ニッパーの中にはエンドニッパーと呼ばれるニッパーも発売されています。このニッパーは非常に形が独特なことが特徴です。このエンドニッパーは喰切ニッパーとも呼ばれており、主な使用方法としては突起物の切断になります。
ニッパーが切断に特化した工具ですが、そのニッパーの中でも切断に特化していると言われるほどに切断機能が高く、平面から出てしまっている突起物の切断に適しているニッパーです。例を挙げるとするならば、板から出た釘の頭や、板を貫いて飛び出した釘の下の部分なども簡単に切断できます。
他にも革製品のボタンなどを外すことも出来ます。一般的には見る機会さえ少ないかもしれませんが、知っておいて損はないニッパーです。ただし、専門的な工具店ぐらいじゃないと販売していないので、購入する際は気を付けましょう。
配線コードの被覆の切断に便利な斜めニッパー
斜めニッパーは斜(しゃ)ニッパーとも呼ばれ、主に配線を守っているビニールコートなどの被覆を切断するために使用されることが多いニッパーです。イヤホンなどを使っている人は外側のビニールコートが破れて中の銅線が剥き出しになってしまった経験があるのではないでしょうか。他にも最近ではスマートフォンの充電器などでも同様の症状になってしまった人もいるかもしれません。
斜めニッパーはそういった症状を意図的に作るためのニッパーでもあります。そうすることでビニールコートの中の銅線を出し違う銅線と繋げ合わせたり、修理したりするのです。一般的なニッパーでも代用している人はいますが、その場合は中の銅線まで切断してしまう可能性もありおすすめできません。しっかりと用途に合ったニッパーを使うことが、どのニッパーにも非常に重要ということになります。
ニッパーの刃の形状は大きく分けて2種類
ニッパーの刃部分にはよく見ないと分かりづらいですがストレート刃とラウンド刃と呼ばれる2種類のタイプが存在します。
切れ味に特化したラウンド刃
ラウンド刃とは少し楕円形を描いたような刃の形になっており、切れ味がより高くなっている形状です。ニッパーは切断する工具である以上、切れ味が悪いと作業に支障が出てしまい非常に困ってしまいます。
ラウンド刃は切断する面に対して少しだけ浮いた場所を切断するようになっているのですが、プラスチックニッパーのラウンド刃は一般的なニッパーにくらべて、なるべく切断面に対して平らに切断できるように設計されている場合が多くなっています。
切断面を平らにしやすいストレート刃
ストレート刃の場合はラウンド刃と違い切断する面の表面がなるべく平らになるように切断するように設計されている場合が多いです。そのため切断面がスパッとキレイになるように切断でき、ニッパーで切った後の切断面でケガをするような事はあまりないと言えます。
そしてこのタイプもプラスチックニッパーでは、より切断面に対して平らに切断できるようになっているようで、プラモデルを制作する人の中には、プラスチックニッパーでもラウンド刃とストレート刃の2本を使ってプラモデルを作る人もいるようです。
一般的なニッパーを購入する場合でも、しっかりと自分がどのような目的で使うのか把握してからラウンド刃かストレート刃が良いのかしっかり確認しておきましょう。
ニッパーは握力を使って作業する工具用品です。そのため握りにくいニッパーを購入してしまうと、まったく使えないニッパーになる可能性もあるので注意しましょう。
自分に合った握りやすいニッパーを選ぼう
グリップ部分にも注目
先ほども説明しましたが、ニッパーは握力を使う工具の1つです。そのためニッパーのグリップ部分がどうなっているかも非常に重要なポイントになります。最近ではグリップ部分にも、しっかりと握っても痛くならないように樹脂などを使ってくれている製品もあります。
どういった樹脂が自分に合うのか実際に店舗で触ってみることをおすすめします。あまりに合わない場合は強く握ると痛くなってしまって力を入れれなくなることもあります。刃部分に注目しがちですが、グリップ部分にも注目すると自分に合ったニッパーに出会える確率も上がります。
ニッパーのサイズをしっかりと確認
ニッパーのサイズは基本は125、150、175、200といったように4つのサイズが基本として設定されています。これはミリメートルのことであり、そのままニッパーのサイズだと考えてくれて間違いはありません。
なので、この数字が大きいほどニッパーのサイズは大きいということになり、それだけ手のサイズも大きくなければ使いにくいということになります。もし使用者が女性などの手のサイズが小さい方は、ニッパーのサイズも小さい物をおすすめします。
あまりに自分の手のサイズより大きい物を選んでしまうと、握ることが難しくなってしまい、ニッパーに力を伝えることができない可能性もあります。しかしニッパーのサイズは、そのニッパーの切断力の強さにも比例します。太く硬い線などを切断する場合は、それだけ大きいサイズのニッパーが必要にもなります。
しっかりと自分の手のサイズと切断したい物がどれぐらい太くて硬いのか事前に調べておくことで購入に失敗する確率を減らすことができます。
ニッパーの人気ランキング10選
ここでは様々な種類のニッパーのおすすめランキングを10個紹介します。自分の目的に合ったニッパーが見つかるはずなので、ニッパーをお探しの方は注目です!
10位 KTC(ケーテーシー) 『ニッパー』
軟線からピアノ線までこれ1本で解決
この製品の特長は軟線から硬線そしてピアノ線まで切れる切断能力の非常に高いニッパーになっています。皮むきまで出来る万能なニッパーとして非常に人気があります。値段は少し高いと感じるかもしれませんが、決して損をしたと感じない製品で、メーカーも信頼あるKTC社製ということもあり、愛用している方も非常に多いです。
耐久性も問題なく、これ1本でほとんどの線が切れる優れものです。細かい場所での作業をしないのであれば、間違いなくおすすめできる製品となっています。
サイズ 150mm | グリップの材質 不明 |
重量 172g | 切断能力 軟線Φ2.6・硬線Φ2.0・ピアノ線Φ1.8 |
9位 スリーピークス 『精密ニッパ』
女性にも扱いやすいサイズでありながら切断機能は抜群
このニッパーはサイズが130mmの精密ニッパーでありながら、軟線から硬線そしてピアノ線まで切断できる切れ味をもっています。重量が軽いことも非常に人気の理由で、サイズが130mmであり重量も90gしかないことから、力のない女性にもおすすめできる1本です。
精密ニッパーなので電子部品などの配線作業のような細かい作業に非常に適しているニッパーなのでDIYなどで手作りの電子部品を使う作業にも向いています。細かい作業はこれ1本でまかなえる程に優秀なおすすめできる1本です。
サイズ 130mm | グリップの材質 エラストマー樹脂 |
重量 90g | 切断能力 ピアノ線0.5mm・硬鋼線0.5mm・鉄線2.0mm・銅線3.2mm |
8位 高儀 『GISUKE ホビーニッパー』
お手頃価格の女性にも扱いやすいサイズのニッパー
この製品の特長は値段がお手頃であることと、主にアルミやプラスチックなどの目的で設計さているということです。そのため、針金などの硬い素材を切断するのにはあまり向いているとは言えません。とはいえ、軟線の切断能力はあるので、全く対応していないという訳でもありません。
レビューでも主にプラスチックの切断ように購入されている方が多いので、プラモデルの作成などをする方には値段的にも非常におすすめです。サイズも125mmなので小さめで女性や子供でも扱いやすい1本であるといえます。
サイズ 125mm | グリップの材質 不明 |
重量 不明 | 切断能力 アルミ線 φ2.0mm・軟銅線 φ1.0mm・より線 2.0mm |
7位 タミヤ 『クラフトツールシリーズ No.93 モデラーズニッパー』
プラモデルやミニ四駆にオススメの1本
この製品はプラモデルやミニ四駆などの制作専用のニッパーになります。それ以外での用途は製品が壊れるおそれもあるので使用しないように注意してください。ミニ四駆といえばタミヤといわれる程の人気があるメーカのニッパーだけあって、まさにプラスチックを切断するのに最適なニッパーです。
耐久性も高くレビューでも切れ味も申し分ないと非常に評判の良いニッパーです。値段もお手頃なのでプラモデルやミニ四駆が好きな子供にプレゼントするのも良いでしょう。また中には手芸用に購入した方もいらっしゃるように、趣味全般に使える1本です。
サイズ 18.8cm | グリップの材質 軟質樹脂 |
重量 発送重量は59g | 切断能力 プラスチック専用 |
6位 ゴッドハンド 『SPN-120 アルティメットニッパー 5.0』
職人が1本1本、丁寧に作り上げた別次元のニッパー
この製品の特長はなんといっても1つ1つが職人によって手作りされている製品ということです。それだけに値段は高価になってしまいますが、決して値段に見合ってない性能なんてことはありません。間違いなく損したとは思わない最高品質のニッパーになります。
超薄刃のプラモデル専用のニッパーで、どんな細かいプラモデルの部品でもキレイに取ることが出来ると人気の1本になっています。切れ味グレードも最高である★5の評価を得ており、力を入れずともキレイに切断できるため長時間使っていても疲れを覚えることはありません。レビューではまさに別次元のニッパーだと評されています。
サイズ 19.1cm | グリップの材質 不明 |
重量 発送重量は72.6g | 切断能力 プラ丸棒3mm |
5位 フジ矢 『斜ニッパ 』
厚刃のラウンド刃で切れ味抜群な斜めニッパー
この製品は刃が斜めについている斜めニッパーと呼ばれるニッパーで電気工事などの配線の切断作業に最も適しています。刃が斜めなので指が邪魔になることもなく、厚刃のラウンド刃ということで切断能力も高くなっています。
切れ味は抜群ですが斜めニッパーということもあり、本来の目的以外での作業はおすすめできませんが、本来の目的に関してはこれ1本で全てまかなえるほど優秀な1本となっています。サイズも150mmで重量も140gなので力も入れやすくほとんどの男性が使いやすいと感じるサイズなのも人気の理由です。
サイズ 150 | グリップの材質 不明 |
重量 140g | 切断能力 鉄線Φ1.2mm・銅線Φ2.6mm |
4位 高儀 『HOME MADE 強力ニッパー グリップ付』
値段も安く一般家庭で使う分には申し分ない1本
値段がお手頃な上に皮むきようの穴までついているので万能に使える1本です。JIS規格で強力ニッパーに分類されているので、切れ味も抜群でストレスなく切断が可能なのもおすすめできるポイントです。ガーデニングの際の結束バンドや細いステンレス線ぐらいなら女性でも切れますが、少し太くなってくると男性でも少し力がいるのが難点かもしれません。
ただ耐久性もあり、使い心地も悪くないので、コストパフォーマンス的にも非常に人気のある1本なのは間違いありません。そこまで本格的なのじゃなくても良いなら家庭に1本あるだけで便利です。
サイズ 160 | グリップの材質 PVC |
重量 181g | 切断能力 鉄線約φ1.2mm |
3位 マルト長谷川工作所 『ケイバ(KEIBA) スムースローテーション 強力ニッパー 150mm』
最高級材質使用の長く愛用できる1本
この製品は最高級材質を使用しており、グリップ部分も滑りにくいエラストマーグリップになっていて、使い手にとって素晴らしい製品です。ニッパーの可動部に砲金を使うことで耐久性も素晴らしく、可動部もスムーズに動き使いやすい1本となっています。
神戸製鋼所製のオリジナル高級鋼材を使用しているだけあって、全てにおいて耐久性が素晴らしく長く愛用できる1本となっています。強力ニッパーなので様々な物を切断するのに向いているのも人気が高い理由です。
サイズ 150 | グリップの材質 エラストマー樹脂 |
重量 163g | 切断能力 硬線:φ1.8・軟線:φ2.3 |
2位 Kingsdun 『ニッパー』
細かい作業に向いている小型軽量タイプニッパー
小型軽量タイプのニッパーなので、細かい作業などに非常に向いている1本です。サイズも小さいため狭い作業での場所も不便と感じることなく作業が出来るのもおすすめできるポイントです。プラモデルなどのホビー作業をする方にも非常に人気が高く、そのシンプルな見た目は長く使っていても飽きがこないといわれています。
サイズも小さいので家庭で保管するのにも不便を感じることがないので、家庭に1本欲しいという方にもおすすめできる1本となっています。
サイズ 125 | グリップの材質 不明 |
重量 68g | 切断能力 軟鉄線φ0.2~φ0.9・軟銅線φ0.2~φ1.2 |
1位 フジ矢 『電工名人強力ニッパ (VA線切断)』
まさに切断機能に特化したニッパー
この製品は厚刃でラウンド刃なので切れ味は抜群なのですが、その上にさらに最先端研磨技術のマイクロミラーブレードを採用した結果、従来のものよりも切断力が20%もアップしたという非常に切断力が高いニッパーになります。サイズは175ということもあり、少し重たく女性には扱いづらいかもしれないので力の無い方にはおすすめはできません。
しっかりと落下防止のセーフティコードもあるので、高い場所での作業にも安心して使用できます。素晴らしい切断能力によりVA線、VVF線も切断が可能なので、そういった線を切断する方には非常におすすめできる1本です。
サイズ 175 | グリップの材質 不明 |
重量 240g | 切断能力 鉄線2mm・鋼線3・0mm |
まとめ
おすすめのニッパーをランキング形式でお届けしてきましたが、いかがでしたでしょうか。使う事の多いタイプをメインに紹介してきましたが実際はもっと多くの種類が販売されています。もっと自分に合ったタイプをお探しならぜひ専門の工具店で探してみてください!ニッパーの魅力はこんなもんではありません!
本サービス内で紹介しているランキング記事はAmazon・楽天・Yahoo!ショッピングなどECサイトの売れ筋ランキング(2020年11月20日)やレビューをもとに作成しております。