【電子工作に必須】はんだごての人気おすすめランキング10選

はんだごては電子工作に必須の工具ですが、ほかにもギター・楽器の改造など様々な用途に対応するほか、コードレスや温度調整などの機能を備えた製品もあります。今回は白光など国内メーカーの製品をはじめ、おすすめの人気商品をランキング形式でご紹介したいと思います。

加熱方式は大きく分けて2種類

はんだごての加熱方式には、大きく分けて「セラミックヒーター」「ニクロムヒーター」の2種類の方式があります。それぞれにメリットとデメリットがあり、得意とする作業も異なりますので、特徴について簡単にご説明したいと思います。

セラミックヒーター

加熱方式としてセラミックヒーターを採用するはんだごては、発熱が早いので温度が上がりやすいのが特徴です。加熱時間が短いので、電源を入れてからすぐに使用可能な状態になるのが便利で作業の効率を上げてくれます。

 

温度調整機能がついた製品も販売されており、用途に応じて適切な温度管理がしやすいことも特徴です。初心者の方は、セラミックヒーター式で温度調節も可能なはんだごてが最も扱いやすいのではないでしょうか。また、環境に優しい鉛フリーはんだにも対応可能です。

 

性能の面ではニクロム方式よりも優れており扱いやすい方式ですが、当然ながら価格は高価になる傾向があります。購入予算は多めに見積もっておく必要がありますが、3000円台から1万円未満程度の価格帯で数多くの商品が販売されています。

ニクロムヒーター

昔ながらの加熱方式を採用するのがニクロムヒーター式のはんだごてです。デメリットとしては、使用可能になるまでの加熱時間が長くなるので作業の効率が悪く、温度調整に対応する製品もごく少数。その効き方もセラミックヒーター式に劣ることが挙げられます。

 

はんだごては発する温度が高くなるほど高性能というわけではなく、適切な温度管理がしやすいほうが望ましい製品です電気工作に使用する場合、コテ先の温度が高すぎるとハンダ付け作業が困難になり、初心者の腕でカバーするのは難しくなります。

 

一方で、セラミックヒーターより熱容量があるため、金属同士の接合や太い配線の接合、板金加工などに適しています。また、ニクロムヒーター式のはんだごては廉価な製品も多いので、頻繁には使用しないという人には購入コストの面でも大きなメリットがあります。

はんだごての選び方

はんだごては工具メーカーの製品を中心に様々な商品が販売されています。加熱方式や形状、サイズによって得意とする作業用途や機能、性能が異なりますので、商品を選ぶ際のポイントを項目ごとにご説明します。

用途で選ぶ

はんだごては製品ごとに得意とする用途が異なります。主な用途としては電子工作にはんだごてを使う人が多いかと思いますが、そのほかにも家庭における電気工事や、ギターなど楽器の改造といった用途に適した製品もあります。

電子工作

電子工作ではんだごてを使用するというのであれば、セラミックヒーター式のはんだごてがおすすめです。ニクロムヒーター式よりも温度管理がしやすく絶縁性にも優れており、ICなどのデリケートな電子部品のハンダ付け作業に適しています。

 

また、ニクロムヒーター式のはんだごてと比べてグリップからコテ先までの長さが短いこともセラミックヒーター式のメリットです。鉛筆を持つような感覚で握れるので、細かな作業でも手ブレがしにくく快適になります。

 

ほかには、加熱方式にガス式を採用するはんだごてという選択肢もあります。電気でセラミックヒーターやニクロムヒーターを加熱させるはんだごては、リーク電流(微細な漏電)がプリント基板や電子回路にダメージを与える心配がありますが、ガス式であれば安心して作業できます。

電源コードやスイッチのハンダ付け

デリケートなICや基板、精密部品など電子部品のハンダ付けには絶縁性に優れたセラミックヒーター式がおすすめですが、電源コードやスイッチのハンダ付けなどのDIYではんだごてを使うというのであれば、ニクロムヒーター式のはんだごてでも問題ありません。

 

簡単な電気配線や抵抗、スイッチのハンダ付けを行う場合は、ニクロムヒーター式の20~30Wのはんだごてがおすすめ。トランスなどの大型部品のハンダ付けには、ニクロムヒーター式の40~60Wのはんだごてがおすすめです。

 

また、熱容量があるニクロムヒーター式のはんだごては、金属同士の接合に適しています。銅や真鍮、ブリキなどの金属材料を使った工作にもおすすめですが、アクセサリー製作などの細かな個所の作業には、ワット数の小さな製品や温度調整ができる製品をおすすめします。

ギター(エレキギター)・楽器のハンダ付け

ギター(エレキギター)など楽器の改造ではんだごてを使用するという人にはコテ先の温度を正確にコントロールすることができる温度調整機能が付いたセラミックヒーター式のはんだごてをおすすめします。

 

ギター本体の配線など細かい配線作業をするときには30~40ワット程度。ポットの背など大面積をハンダ付けするときには60ワット程度の熱量が適していますが、熱を加えすぎるとポットにダメージを与えるので注意が必要です。

 

ハンダ付けする際の熱のせいで抵抗ができてしまうと、ノイズの原因になるなど音質の劣化につながります。細かな作業に対応して、回路のダメージも防ぐためには、溶融温度がそれほど高くなく温度調整も可能なはんだごてを使うと便利でしょう。

機能性で選ぶ

はんだごての中には、作業をより快適なものにしてくれる付加機能を備えた製品もあります。とくに温度調整機能は電子工作においてとても便利な機能です。そのほかにもコードレスタイプやステーションタイプのはんだごても用途によっては便利に使うことができそうです。

温度調整機能

はんだごてはコテ先の温度が高いものほどハイパワーで高性能というわけではありません。構造が単純なはんだこての中には、コテ先の温度が550℃にも達するものもありますが、高温はコテ先が酸化膜で覆われる要因となり、作業が困難なものとなります。

 

ハンダ付けの際にはハンダを250℃前後に保つことが重要で、そのために必要なコテ先の温度は300~350℃程度とされていますが、温度調整機能が付いたはんだごてであれば、温度の管理を容易なものとしてくれます。

 

また、環境に優しいものの融点が高い鉛フリーはんだを使用すると、コテ先が高温になり酸化が早くなってしまいますが、温度管理が正確にできて熱復帰率が良い温度調整機能付きのはんだごてであれば必要以上に温度が上がることがないので、コテ先を傷めることがありません。

 

コードレスタイプ

熱源を温めるのに電気を使用するはんだごては、電気コードが必要になりますが、コテの後ろから伸びているコードが邪魔で、細かな作業をする際にストレスを感じるという人もいるかもしれません。そんな方には、取り回しが良いコードレスタイプのはんだごてがおすすめです。

 

コードレスタイプのはんだごての主な加熱方式としては、乾電池式とガス式の2つがあります。乾電池式のタイプは電池切れが心配になりますが、充電式の乾電池にも対応する製品もあるので、頻繁に使う人はより快適に使うことができそうです。

 

ガス式のはんだごては専用ガスボンベからガスを充てんする必要がありますが、温度の上昇が早く、熱量も電気式のはんだごてと遜色ないスペックを備える製品も販売されています。また、コードレスタイプは携帯性にも優れており、屋外での作業にもおすすめです。

ステーションタイプ

温度調整などを行う本体部分がコテ部分と独立しているタイプがステーションタイプの製品です。価格の面では高くなる傾向がありますが、コテ先が軽くコンパクトになるので、取り回しがしやすいことが魅力的なタイプです。

 

また、ステーション型の本体部分には温度調整機能を備えているものが一般的です。温度調整は、ダイヤル式やデジタル式で設定を行うので厳密な温度の管理が容易で、はんだごてを高性能に使うことができます。

 

そのほかにも、省電力に有利なパワーセーブ機能を備えたものや、コテ先の種類に最適な設定温度を登録できるものなど、作業効率を上げる高度な機能を備えた製品もあります。産業用を中心に使われるタイプですが、作業の頻度が多く、レベルアップを望む人におすすめです。

形状などで選ぶ

はんだごては対応する作業に応じて最適な形状も異なってきます。主に見かける形状はストレートタイプの製品ですが、そのほかにもガンタイプの製品も販売されています。また、コテ先の形状やサイズについてもチェックしておくと、はんだごてが多用途に対応可能となります。

ストレートタイプ

はんだごてとして最も一般的な形状と言えるのがストレートタイプのはんだごてです。ペン型のグリップ部分を鉛筆を持つような感覚で握ることができるので、初心者でも自然に持つことができて扱いやすいのではないでしょうか。

 

作業箇所に応じて、縦にしたり、斜めにしたり、回したりと様々な向きで使えて、万能な用途に使うことができます。ホームセンターでもストレート型のはんだごてを中心に数多くの製品が並んでいるかと思いますが、手始めに買うのであれば迷うことなくストレート型がおすすめです。

 

とはいえ、ストレート型の中でも持ち手の太さや、グリップの握りやすさ、グリップからコテ先の長さなどは製品ごとに様々です。ご自身の好みや作業の用途に合わせて、最適と思われる商品を選びましょう。

ガンタイプ

名前の通り、ピストルのような形状をしているのが特徴のはんだごてです。グリップ部分は握りやすい形状となっているので長時間の作業でも疲れません。また、トリガーを引くことではんだが補給される製品であれば片手で作業することも可能です。

 

デメリットとしては、L字型の本体形状は狭い箇所でのハンダ付け作業が難しくなることが挙げられます。はんだごてのコテ先を斜めに入れたり、奥に入れたりすることが多い基板上での作業では扱いにくさを感じることが多いようです。

 

コテ先の角度が一定な状態で使える箇所での作業や、周囲のスペースに余裕がある箇所でのハンダ付けであればメリットが活かせますが、用途は限られてしまいます。大きな対象物にハンダ付けをしたい人にはおすすめのタイプと言えそうです。

コテ先もチェック

はんだごてのコテ先には寿命があるので、鉄メッキ部分がはんだで侵食されたり、酸化して黒くなってくると交換が必要になります。はんだごてを長期間にわたって使い続けたいという人は、交換用のコテ先についてもチェックしておきましょう。

 

また、様々な対象物に多用途に活用したいという人は、交換できるコテ先のサイズや形が充実した製品を選ぶことをおすすめします。コテ先には統一規格がなくメーカーごとに専用品が用意されているので、白光など専門メーカー製のはんだごてを選んでおくのが安心かもしれません。

 

また、廉価な価格のはんだごてはコテ先が固定されている製品も多く、交換することができません。初心者として使っているうちはコテ先の交換を意識することはあまりないかもしれませんが、あらかじめ注意しておきたいポイントです。

はんだごての人気ランキング10選

気軽に使いたい人におすすめの電池式

手頃な価格が魅力的な乾電池式のはんだごてです。電源には単3形アルカリ乾電池4本を使用。新品乾電池使用での最大値消費電力は15ワットで、コテ先の最高温度は約550℃。連続使用時間は約20分となっています。

 

通電ボタンを押すとライトが点灯し、約12秒でハンダ付け可能な温度に。温度調節機能はありませんが、通電ボタンから指を離すと電源が切れる二重安全スイッチを採用するので、安心して使うことができます。

 

コードレス式なのでどこでも使えて作業しやすく、暗所で手元を照らしてくれるLEDライトを備えるのも便利なところです。はんだごてを頻繁には使わないけれど、思い立ったときにすぐに使いたいという人におすすめします。

本体サイズ 幅50×奥行30×高さ220mm 本体重量 60g
加熱方式 定格電圧、周波数
定格出力 15W 温度範囲 ~約550℃
9位

太洋電機産業(goot)

実装基板・精密プリント基板専用はんだこて CXR-31

繊細な作業に最適な精密プリント基板用はんだこて

実装基板・精密プリント基板のハンダ付けに最適な精密プリント基板用はんだこてです。コテ先は厚メッキを施したハードクロム仕上げ。温度の安定性と絶縁特性に優れており、基盤専用なのでコテ先が細く、細かなハンダ付け作業をすることが可能です。

 

加熱方式には高性能なセラミックヒーターを採用しており、コネクター式交換ヒータを搭載するので、ヒーター一式の交換作業が簡単に行えるのも便利なポイント。オプションの替えコテ先も豊富に揃えているので作業に応じて交換できます。

 

作業性重視の小型軽量モデルとなっており、加熱量は少ないので用途は限られますが細密作業に活躍してくれそうです。商品バリエーションとしては22Wモデルから48Wモデルまで全5種のモデルをラインアップしています。

 

 

本体サイズ 全長205mm 本体重量 60g
加熱方式 セラミックヒーター 定格電圧、周波数
定格出力 22W 温度範囲 480℃

ホビー用途におすすめのコードレスタイプ

携帯に便利な電池式のはんだこてです。コードレスタイプなので、場所を選ばずに使用することができるので屋内でも屋外でも便利に使用可能。電池ケースはカートリッジ式で様々な電池に対応しており、ニッケル水素乾電池を使えば充電式としても使うことができます。

 

加熱はセラミックヒーター式を採用しており、連続使用時間はアルカリ乾電池で約60分、ニッケル水素乾電池(2150mAh)で約120分を実現。パワーの面ではやや劣る製品ですが、模型やラジコンのはんだ付けをはじめ、プリント基板のはんだ付けなどに活用できます。

 

また、キャップ付きなので作業後すぐに収納することが可能。キャップを閉めることで電源がOFFされる仕組みとなっているので、電源の消し忘れも防いでくれます。ホビー用途を中心にお使いになるのであればおすすめの手軽に扱える商品です。

本体サイズ 全長212mm 本体重量 76g
加熱方式 セラミックヒーター 定格電圧、周波数
定格出力 5W 温度範囲

センサー内蔵型セラミックヒーターで温度設定可能

温度調節ボリュームを採用することにより、幅広いはんだ付け作業に対応できる太洋電機の温調はんだこてが『PX-201』です。加熱方式としては、センサー内蔵型セラミックヒーターを採用しており、こて先温度を正確にコントロールしてくれます。

 

温度調節ボリュームは、250から450℃までの間隔で連続コントロールが可能。本体のグリップにはエルゴデザイングリップを採用しているので、長時間の作業でも疲れずに快適なのもおすすめしたいポイントです。

 

また、耐熱キャップ付きなので、こて先が冷めるのを待つことなく収納できるのも便利ですが、工具箱などに入れるときは十分に冷まさないと隣り合った樹脂製品が熱変形してしまうことがあるので注意が必要なようです。

本体サイズ 全長210mm 本体重量 90g
加熱方式 セラミックヒーター 定格電圧、周波数 AC100 50/60Hz
定格出力 70W 温度範囲 250~450℃

シンプルながら高品質で上級者にもおすすめ

白光は様々なタイプの半田ゴテをラインアップに揃えていますが、こちらの製品は加熱方式にニクロムヒーターを採用する半田ゴテです。性能的にはセラミックヒーター方式に劣りますが、お求めやすい価格の製品を探している人におすすめします。

 

低価格のニクロム式とは言え、半田ゴテ専門メーカーの製品なだけあって高品質を備えているのも嬉しいポイント。ヒーター寿命を延ばす特殊二重構造ヒーターを採用するほか、コテ先には耐蝕鉄めっきこて先を採用。コテ先が劣化したら交換も可能です。

 

また、グリップ部は一体成型化することで握りやすさを実現。電子工作やスイッチ、電線の配線などに最適です。シンプルながら高品質で長く愛用することができそうな製品なので、ビギナーからプロまで使えるはんだごてと言えそうです。

本体サイズ 全長207mm 本体重量 65g
加熱方式 ニクロムヒーター 定格電圧、周波数 AC100V 50/60Hz
定格出力 40W 温度範囲

コスパの高さでおすすめのステーションタイプ

コテ先と本体が分離型のステーションタイプのはんだごては、価格が高くなる傾向がありますが、白光の『 FX951-51』は比較的お求めやすい価格の製品です。ステーションタイプに相応しい高機能を備えており、コストパフォーマンスの高さが魅力的です。

 

加熱方式にはコンポジットヒーターを採用しており、コテ先の温度調節はデジタル式で200度から450度の範囲で設定可能。はんだ付けを繰り返してもコテ先温度がほとんど下がることがない強力な熱回復特性も実現しています。

 

また、パワーセーブ機能としてスリープ機能とオートパワーシャットオフ機能を搭載しており、コテ先の負荷も軽減してくれます。こて部の重量はわずか30gと軽量なのも魅力的。扱いやすい製品なので、ヘビーユーザーにおすすめです。

本体サイズ 幅131×高さ130mm 本体重量 1.2kg
加熱方式 コンポジットヒーター 定格電圧、周波数 AC100V 50/60Hz
定格出力 70W 温度範囲 200〜450℃

機能的で豊富な付属品が魅力

電子工作に必要な付属品が豊富に入ったManelordのはんだごてセットです。交換用こて先やはんだ線、こて台、クリーニング用スポンジ、ハンダ吸取り器などが収納ケースに入っており、AV機器などの電気修理やDIYなどではんだごてを使用したい人におすすめします。

 

はんだごて本体は加熱方式にセラミックヒーターを採用しており、200℃~450℃の間隔で温度調整が可能。ダイヤル式で簡単に調節することができます。また、素早く加熱することができて熱効率が高く、長寿命を実現しています。

 

PSE認証の安全な製品となっているのも安心なポイント。また、硬質プラスチック製の収納ケースは内側のスペースが大きいので、溶接工具や電子部品など、ほかに必要となるものを一緒に入れて整理できるので持ち運びにも便利そうです。

本体サイズ 本体重量
加熱方式 セラミックヒーター 定格電圧、周波数 110V 50/60Hz
定格出力 60W 温度範囲 200℃〜450℃

電気工作に便利なツールが付属するセット商品

はんだごてと一緒に使う機会が多いツールがセットになった便利なセット商品です。はんだこて台やはんだ吸取り線をはじめ、 ペンチ(ワイヤーストリッパー)やデジタル・マルチメーターなどが付属しており、電子工作やオーディオ、自動車部品の配線などのDIY作業に最適です。

 

はんだごて本体は加熱方式にセラミックヒーターを採用しており、温度調節のダイヤルを回すことで200℃~450℃の間隔で温度調整が可能。発熱も早く、スイッチを入れて約30秒で設定温度に到達します。 

 

また、従来品と比較して急速放熱が可能になるなど冷却技術にも改良がされており、エネルギーと温度が安定し、省エネ性と安全性も向上しました。ハンドルが小さくて軽く、長時間使用でも疲れにくいのもおすすめポイントです。

本体サイズ 本体重量
加熱方式 セラミックヒーター 定格電圧、周波数 AC 110V 50HZp
定格出力 60W 温度範囲 200℃~450℃

電気式と遜色ないスペックが魅力のガス式

ガス式なので電源のない場所でも使える太陽電機産業の『GP-101S』です。電気式に換算すると10ワットから60ワット相当(最高温度480度はんだこて使用時)の温度調節が可能で、リーク電流(微細な漏電)の心配もないので電子回路のハンダ付け作業も安心して行えます。

 

充填用ガスは燃焼効率の良いポータソル専用ガスボンベ『GP-20』が推奨されており、秒速加熱で着火後約30秒で使用可能に。電気式の製品と遜色ないスペックがコードレスで使えるので、電子回路のハンダ付け以外にも移動の多い現場作業などで活躍しそうです。

 

交換用コテ先は5種類の形状が用意されているほか、商品バリエーションとして15-75W相当、25-125W相当のモデルや、2.4mm、1mmのコテ先やスタンドなどが付属するセット商品も用意されています。

本体サイズ 全長157mm 本体重量 43g
加熱方式 ガス 定格電圧、周波数
定格出力 10W~60W相当 温度範囲 ~480℃

豊富なオプションで万能に活用できる

調節が容易な温度調整機能がついた白光の『FX600す。グリップ部に内蔵されている温度コントローラーは回すだけで簡単に温度設定ができるダイヤル式を採用。CALボリュームで温度補正ができて、ダイヤルを外して設定温度をロックすることも可能です。

 

また、設定した温度に達するとLEDランプで教えてくれる便利な機能も付属します。加熱方式にはセラミックヒーターを採用しており、200度から500度の間でコテ先を温度設定することが可能。消費電力(W数)をあげることなく強力な熱復帰率を実現しました。

 

交換用に別売のコテ先が30種類以上用意されているのも魅力的で、微小な部品のハンダ付けなど様々なシーンで活用することが可能です。また、上位機種『FX-601』と同等の高熱容量タイプとして使えるオプションパーツも用意されています。

本体サイズ 全長233mm 本体重量 61g
加熱方式 セラミックヒーター 定格電圧、周波数 AC100V 50/60Hz
定格出力 50W 温度範囲 200~500℃

はんだごてのおすすめ商品比較一覧表

商品 商品リンク 特徴 本体サイズ 本体重量 加熱方式 定格電圧、周波数 定格出力 温度範囲
1
アイテムID:5116942の画像
ダイヤル式温度制御はんだこて FX600

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豊富なオプションで万能に活用できる

全長233mm 61g セラミックヒーター AC100V 50/60Hz 50W 200~500℃
2
アイテムID:5117332の画像
ガス式半田こて GP-101S

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電気式と遜色ないスペックが魅力のガス式

全長157mm 43g ガス 10W~60W相当 ~480℃
3
アイテムID:5117403の画像
はんだごて セット

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電気工作に便利なツールが付属するセット商品

セラミックヒーター AC 110V 50HZp 60W 200℃~450℃
4
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はんだごてセット

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機能的で豊富な付属品が魅力

セラミックヒーター 110V 50/60Hz 60W 200℃〜450℃
5
アイテムID:5117158の画像
デジタル小型温調式はんだごて FX951-51

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コスパの高さでおすすめのステーションタイプ

幅131×高さ130mm 1.2kg コンポジットヒーター AC100V 50/60Hz 70W 200〜450℃
6
アイテムID:5116673の画像
半田ゴテ レッド 40W No.502

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シンプルながら高品質で上級者にもおすすめ

全長207mm 65g ニクロムヒーター AC100V 50/60Hz 40W
7
アイテムID:5117015の画像
温調はんだこて PX-201

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センサー内蔵型セラミックヒーターで温度設定可能

全長210mm 90g セラミックヒーター AC100 50/60Hz 70W 250~450℃
8
アイテムID:5117096の画像
電池式はんだこて FX901-01

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ホビー用途におすすめのコードレスタイプ

全長212mm 76g セラミックヒーター 5W
9
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実装基板・精密プリント基板専用はんだこて CXR-31

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繊細な作業に最適な精密プリント基板用はんだこて

全長205mm 60g セラミックヒーター 22W 480℃
10
アイテムID:5117454の画像
乾電池式はんだごて

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気軽に使いたい人におすすめの電池式

幅50×奥行30×高さ220mm 60g 15W ~約550℃

はんだごての使い方

はんだごてをより快適に使用するためには、ぜひとも揃えておきたい道具がいくつかあります。また、性能を活かすためには、使用する上で注意すべき点もあります。誤った使い方をすると事故や故障の原因につながりますので、適切な使い方を心がけましょう。

あると便利な道具

電子工作をするのであれば、はんだごて以外にも必要となる工具があります。とくにピンセット、ニッパー、ラジオペンチの3種は揃えておくようにしましょう。いずれの工具もハンダ付け作業では指の代わりとなるものです。

 

手始めに買うのであれば、狭い箇所での作業に適するように先端が細く、精密作業に向いた製品を選ぶことをおすすめします。先が揃って合わさる質の良い良いピンセットや、頭部が小さく切れ味の良いニッパーがあれば、格段に作業の効率を上げてくれることでしょう。

使用の際の注意点

ハンダ付け作業では、コテ先のクリーニングも重要です。作業中にコテ先が酸化したり、残留ハンダの侵食などで汚れてくると作業の効率が落ちるので、作業の合間にもコテ先をクリーニングしなければいけません。

 

金属ワイヤー式のクリーナー水スポンジ式のクリーナーを必ず用意して、コテ先が汚れたら適度にクリーニングしながらハンダ付け作業をしましょう。また、酸化で劣化したコテ先を再生させたい場合は、酸化物を取り除き再めっきするケミカルペーストがおすすめです。

関連記事はこちら

自分の用途に合ったはんだごてを選びましょう

今回は、はんだごてのおすすめ商品をご紹介しましたが、いかがだったでしょうか。はんだごての機能や特徴には様々なものがありますが、最適なものを選ぶかどうかで使い勝手が大きく変化します。用途を考慮した上で適切な一品を選ぶ参考になれば幸いです。

本サービス内で紹介しているランキング記事はAmazon・楽天・Yahoo!ショッピングなどECサイトの売れ筋ランキング(2020年11月20日)やレビューをもとに作成しております。

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