【ドラマ化多数】赤川次郎の人気作品おすすめランキング10選
2020/11/20 更新
赤川次郎作品の魅力とは?
赤川次郎さんが小説を書き始めたのは、中学校3年生の時でした。「シャーロック・ホームズの冒険」に影響を受けた赤川次郎さんは、見よう見まねで小説を書き始めます。その後も自分で読むために小説を書いていた赤川次郎さんでしたが、小説家になったのはそれからしばらくたった28歳の時でした。
小説家になったばかりのときは、妻や娘がいたためにサラリーマンをしながら小説を書くという二束のわらじを履いていた赤川次郎さんでしたが、今でも有名な作品「三毛猫ホームズの推理」が大ヒットしたのがきっかけとなって30歳で専業作家になりました。
赤川次郎さんの作品は「三毛猫ホームズ」シリーズや「三姉妹探偵団」シリーズなどのミステリー小説が特に有名だと思われがちですが、実は「青春もの」や「恋愛もの」、「ホラーもの」など多岐にわたっています。
赤川次郎作品を選ぶポイントとは?
赤川次郎さんの作品はいろいろなシリーズがありますし、ジャンルも多岐にわたっているため、なかなかどのように小説を選んだら良いかわからない人も多いでしょう。
そこで、ここでは赤川次郎さんの作品をどのように選んだらよいのかを、ポイントを押さえて紹介していきます。
シリーズ作品から選ぶ
赤川次郎さんは有名なシリーズをいくつも書いています。ここでは特に有名なシリーズをいくつか紹介していきます。気になるシリーズ作品があったら是非、手にとってみてください。
三毛猫ホームズシリーズ
「三毛猫ホームズ」シリーズは、飼い主の森崎智雄が殺されたため、片山家で飼われることになった雌の三毛猫の「ホームズ」と、警視庁捜査一課の刑事でホームズの飼い主でもある「片山義太郎」が主人公の人気小説です。
ホームズが猫にも関わらず事件のヒントになるような奇妙な行動をとり、それを片山義太郎が汲みとって事件を解決していくのが基本となる、推理小説です。
三毛猫ホームズシリーズは全部で50冊以上発売されており、すでに本家の「シャーロック・ホームズ」を超える巻数が出ていますが、まずは一番最初に発売された「三毛猫ホームズの推理」から読むのが設定などがわかりやすく、一番入りやすいでしょう。
三姉妹探偵団シリーズ
「三姉妹探偵団」シリーズは、放火によって家を失ってしまった三姉妹が探偵業をする物語です。探偵業を始めたきっかけは、家の焼け跡から女性の遺体が発見され、出張中の父親が殺人容疑で指名手配されてしまったことから、父親の無実を証明するためでした。
三姉妹探偵団の1作目が発売されたのは1982年9月で、それ以降24巻まで発売されている長期連載シリーズです。小説の表紙の雰囲気そのままに、長編小説なのですが、読みやすい話が多いのが特徴です。
1995年には「四姉妹物語」として、清水美砂さん、牧瀬里穂さん、中江有里さん、今村雅美さん主演で映画化、1986年には和由布子さん、河合美智子さん、遠藤由美子さん主演で、1998年には鈴木蘭々さん、吉川ひなのさん、野村佑香さん主演でドラマ化もされています。
幽霊シリーズ
「幽霊」シリーズは女子大生の永井夕子と、捜査一課の宇野警部のコンビが活躍する短編連作シリーズです。永井夕子と宇野警部は20歳も歳が離れているにも関わらず、良い関係になっていく?
この幽霊列車は赤川次郎さんの作家デビュー作でもあり、赤川次郎さんの原点を感じることができる小説です。デビュー作からのシリーズにも関わらず2017年には最新作が発売された大人気シリーズです。
1978年から1984年までは浅茅陽子さん(第1作から第7作まで)、藤谷美和子さん(第8、9作)と田中邦衛さん主演で、テレビ朝日系の2時間ドラマで放映されていたり、1991年にはファミリー・コンピュータでも発売されています。
シリーズ物以外から選ぶ
赤川次郎さんと言えばシリーズ物が有名ですが、シリーズ物以外にもホラーなど面白い小説がたくさんあります。
シリーズ物以外の作品の読むことは、変な先入観を持たずに読むことができますし、意外と自分にあった物語はシリーズ物以外にある場合もあるでしょう。
小説の長さから選ぶ
小説を読むときには、気軽に空いた時間で読みたいのでしたら短編集を、どっぷりと赤川次郎さんの世界に入り込みたいのでしたら、長編を読むと言った感じで読む小説を読むのが良いでしょう。
今まで赤川次郎さんの作品をあまり読んだことが無い人は短編集から読むとはいりやすいです。短編集ですといろいろな話があるので、その中に少しでも自分が気に入るものがあれば、そこから赤川次郎さんの世界に入っていきやすいでしょう。
また、赤川次郎さんの代表作である「三毛猫ホームズ」シリーズも長編のものと、短編のものがあるので、まずは短編を読んでみて自分に合っていそうでしたら、続いて長編を読んでみるという読み方も面白いと思います。
メディアで取り上げられたものから選ぶ
赤川次郎さんは小説家になって長いので、メディアで取り上げられた小説も多数あります。赤川次郎さんの小説を選ぶのに迷ったときは、メディアで取り上げられたことのある有名なものから選ぶのも良いでしょう。
実写化されたものから選ぶ
赤川次郎さんの作品はドラマ化や映画化された作品がたくさんあります。赤川次郎さんの作品で一番最初に実写化された作品は、赤川次郎さんの小説デビュー作でもある「幽霊列車」で、1978年1月4日にドラマ化されました。
映画化されたもので一番古いのは、赤川次郎さんの小説を読んだことが無い人でも名前くらいは知っているであろう1981年12月19日に後悔された、薬師丸ひろ子さん主演の「セーラー服と機関銃」で、このセーラー服と機関銃は1982年の邦画で配給収入1位となっています。
その後もいろいろとドラマ化や映画化されている赤川次郎さんの作品ですが、映画やドラマを見たことがある人も、小説を読んでみるとまた違った部分を知れて面白い部分もありますので、実写化された作品の中から小説を選んでみるのも良い選び方でしょう。
文学賞を獲得したものから選ぶ
赤川次郎さんの作品には文学賞を受賞したものや、文学賞にエントリーされたものが数多くあります。
ミステリーや推理小説が得意な赤川次郎さんなので、推理系の賞が多いのですが、中には直木三十五賞の候補に選ばれた小説もあり、どんなジャンルの小説が読みたいのかで探すときにも便利です。
ゲーム化されたものから選ぶ
若い人が赤川次郎さんの小説を選ぶときには、ゲーム化された作品から選ぶと赤川次郎さんの作品の中に入りやすいでしょう。
赤川次郎さんの作品でゲーム化されたものは「ファミコン」から「スーパーファミコン」、「PlayStation2」や「NintendoDS」まで多彩です。
アドベンチャーゲームが好きな人なら赤川次郎さんの作品を一作くらいはやったことがあるのではないでしょうか?
赤川次郎のおすすめ小説10選
新潮社
子子家庭は危機一髪 (新潮文庫)
子子家庭ってどんなもの?
子子家庭は危機一髪は、「子子家庭」シリーズの第一作目です。小学生の律子は弟の和哉と両親の4人家族だが、父親は贈賄の容疑で手配中の逃亡犯で、母親は男と二人で駆け落ちしてしまい、同じ日に両親が二人ともいなくなってしまいます。
子子家庭シリーズでは、ドイツやオーストリアに旅行したり、弟の和哉が誘拐されてしまったり、お金がないからいろいろなバイトをしたりと、赤川次郎作品の中ではほのぼのとした雰囲気が楽しめる作品です。
1993年7月からは、TBSの「花王愛の劇場」で尾羽智加子さんと、植木悠太さん主演で連続ドラマ化もされているので、知っている人も多いかもしれません。
発売日 | 1990/1/29 | ページ数 | 337 |
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KADOKAWA / 角川書店
招かれた女 (角川文庫)
次々と殺人事件がおきていく
招かれた女は初期の赤川次郎作品で、シリーズ物ではないのですがとても人気のある作品です。誰がこの作品の主人公なのかが良くわからず、物語も少し複雑で一度読んだだけでは、なかなか全てを理解するのが難しいかもしれません。
売春をしていた女子中学生の死体が発見されて、刑事たちは容疑者を確保しようとするも、若手刑事が射殺され、またその容疑者も車の事故で死んでしまうといった形で、どんどん人が殺されていきます。
ユーモアな作品が多い赤川次郎作品の中では、少し異色の作品であり、衝撃のラストはびっくりすること間違いなし。読んだ後の後味は少し悪いかもしれませんが、こういった少しダークな話も赤川次郎の作品にはあるんです。
発売日 | 2001/9/14 | ページ数 | 298 |
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集英社
東京零年 (集英社文庫)
吉川英治文学賞作品
東京零年は第50回吉川英治文学賞を獲得した作品です。赤川次郎さんは「これは自由の失われた近未来の話ですが、同時に若い人々に 『あなたは未来を変えられる』と呼びかける希望の物語でもあります。」と帯で語っています。
脳出血で倒れて介護施設に入所中の父親、永沢浩介を支え懸命に働く亜紀と、元検察官の父・重治の元で安穏と暮らす健司が偶然出会ったことと、亜紀の父浩介が偶然テレビに映った「死んだはずの男」湯浅道男を見たことから、運命は動き始める...
赤川次郎さんの作品の中でも特に長い632ページにおよぶ長編です。かなり重い印象の小説になっているため、人によっては読んでいるうちに疲れてしまう人もいるかもしれませんが、話に入り込むと長さを感じずに読むことができるでしょう。
発売日 | 2018/10/19 | ページ数 | 632 |
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KADOKAWA
殺人を呼んだ本 (角川文庫)
ゲーム化もされた名作
殺人を呼んだ本は、元々は雑誌に連作ミステリーとして掲載されたものを、1冊の本にまとめた小説です。殺人を呼んだ本という名前はピンとこないかもしれませんが「夜想曲」と聞くと、昔からゲームが好きな人なら、あのゲームだと思いだすでしょう。
奥音里という架空の田舎町からバスで30分、さらに未舗装の林道を歩くこと数十分の山奥にある野々宮図書館で住み込みで働くことになった主人公の松永三記子。三記子が本を手に取るたびに、その本にまつわる奇妙な出来事が起こるのだった…
全部で5つの話が収録されており、短編感覚で読むことができますが、全ての話の設定や主人公が一緒なのでしっかりと長編ストーリーとしても読むことができます。ゲームとは若干違うところもあるので、ゲームをしたことがある人にも読んでもらいたい一冊です。
発売日 | 1996/3/14 | ページ数 | 352 |
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角川書店
セーラー服と機関銃 (角川文庫)
映画化もされた有名小説
「セーラー服と機関銃」は、他の赤川次郎さんの小説を全く知らない人でも聞いたことくらいはある凄く有名な作品です。普段小説を読まない人でも、1981年に映画化された、薬師丸ひろ子さん主演の映画は見たことがある人も多いのではないでしょうか?
薬師丸ひろ子さん主演の映画以外にも、1982年には原田知世さん主演でテレビドラマに、2006年には長澤まさみさん主演でテレビドラマに、2016年には元Rev.fromDVLの橋本環奈さん主演で映画化もされています。
セーラー服と機関銃のストーリーは高校二年生の主人公の星泉が、小貧乏暴力団「目高組」の四代目を継ぐことになる話。実はこのセーラー服と機関銃はシリーズもので、橋本環奈さん主演で映画化されたのは、二作目の「卒業セーラー服と機関銃・その後」です。
発売日 | 2006/9/15 | ページ数 | 378 |
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KADOKAWA
黒い森の記憶 (角川文庫)
老人と容疑者の奇妙な生活
赤川次郎の作品の中でも傑作のひとつと言われているのが、この「黒い森の記憶」です。深い森の中にある一つの山荘。この山荘では、かつては医師として働いていた一人の老人がひっそりと一人で暮らしている。
その一人の老人のもとに、謎の人形やお手玉などの贈り物が送られてくる。そんなときに、世間を騒がせている連続少女暴行殺人事件の容疑者が老人が住む山荘に転がり込んできた。人嫌いの老人と、殺人事件の容疑者の奇妙な共同生活が始まる...
凄く読みやすく、話に凄く引き込まれてしまうのであっという間に読めてしまう小説です。ラストの二転三転するところもとても手に汗握ります。出てくる人物も少なく話もわかりやすいため、小説をそこまで読んだことのない人にもおすすめしたい小説です。
発売日 | 2018/12/22 | ページ数 | 288 |
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講談社
三姉妹探偵団(1) (講談社文庫)
何度も実写化された名作
赤川次郎さんの作品の中でこのシリーズは外せないシリーズの一つです。24巻まで発売されているのですが、まず一番最初に読むならやはり1作目でしょう。佐々本綾子、里子、珠美のタイプの違う3姉妹が事件を解決する名作です。
とても読みやすい作品のため、若い学生の方の読書感想文にもおすすめできます。この小説から推理小説にはまっていったという人も多いので、初めての一冊に是非。
1作目を読んだ後は順番に読んでいっても良いですが、珠美の初恋の人が出てくる3作目の「珠美・初恋編」や、他のタイトルよりもミステリー要素が強い15作目の「ふるえて眠れ・三姉妹」などもおすすめです。
発売日 | 1985/7/8 | ページ数 | 292 |
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KADOKAWA
死者の学園祭 赤川次郎ベストセレクション(12) (角川文庫)
推理小説史上指折りのどんでん返し
立ち入り禁止の教室を探検した後に次々と死んでいった女子高生3人。クラスメイトの死に疑問を抱いた結城真知子が、1人で真相を突き止めようと捜査に乗り出す。女子高生探偵の活躍を描く青春サスペンス・ミステリーです。
この話のメインは真知子が転校した学校での話なのですが、小説の始まり方がいきなり衝撃的で、真知子が転校する前の学校に別れを告げに行ったときに、ベランダから飛び降りる女子高生を目撃するところからスタートするのです。
この「死者の学園祭」は、2000年8月5日に深田恭子さん主演で映画化されているので、この小説の名前だけは知っているという人もいるでしょう。映画を見た方も小説版を読むと、ラストに驚くかもしれません。
発売日 | 2009/11/21 | ページ数 | 272 |
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角川書店
三毛猫ホームズの運動会 (角川文庫)
赤川次郎と言えばこのシリーズ
赤川次郎さんと言えば、「三毛猫ホームズ」シリーズははずせないでしょう。一番始めに読むといいのはやはり一作目の「三毛猫ホームズの推理」だとは思うのですが、読みやすさや、お得感を考えると短編集をおすすめします。
三毛猫ホームズシリーズは長編も多いのですが、短編も多いです。この「三毛猫ホームズの運動会」は警視庁の運動会の日に、護送中の警察車両が事故を起こし、凶悪犯・山口が脱走。その山口は捜査一課の吉田警部に復讐しようとしている...
そんな運動会の話以外には、「三毛猫ホームズのスクープ」「三毛猫ホームズのバカンス」「三毛猫ホームズの温泉旅行」「三毛猫ホームズの殺人展覧会」「三毛猫ホームズのバースデー・パーティ」が収録されています。
発売日 | 1986/4/1 | ページ数 | 434 |
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赤川次郎のおすすめ商品比較一覧表
商品 | 商品リンク | 特徴 | 発売日 | ページ数 | |
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1
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三毛猫ホームズの運動会 (角川文庫) |
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赤川次郎と言えばこのシリーズ |
1986/4/1 | 434 |
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死者の学園祭 赤川次郎ベストセレクション(12) (角川文庫) |
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推理小説史上指折りのどんでん返し |
2009/11/21 | 272 |
3
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三姉妹探偵団(1) (講談社文庫) |
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何度も実写化された名作 |
1985/7/8 | 292 |
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黒い森の記憶 (角川文庫) |
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老人と容疑者の奇妙な生活 |
2018/12/22 | 288 |
5
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セーラー服と機関銃 (角川文庫) |
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映画化もされた有名小説 |
2006/9/15 | 378 |
6
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殺人を呼んだ本 (角川文庫) |
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ゲーム化もされた名作 |
1996/3/14 | 352 |
7
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東京零年 (集英社文庫) |
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吉川英治文学賞作品 |
2018/10/19 | 632 |
8
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招かれた女 (角川文庫) |
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次々と殺人事件がおきていく |
2001/9/14 | 298 |
9
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子子家庭は危機一髪 (新潮文庫) |
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子子家庭ってどんなもの? |
1990/1/29 | 337 |
10
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若草色のポシェット~杉原爽香 十五歳の秋~ (光文社文庫) |
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登場人物が年齢を重ねていく |
1988/9/30 | 275 |
まとめ
赤川次郎さんのさまざまな小説を紹介してきましたが、気になる小説はありましたでしょうか?赤川次郎さんの小説は、ここで紹介したもの以外にもたくさんあるので、紹介しきれなかった小説もありますが、ここで紹介したものの中で気になったものがあれば、是非手に取ってみてください。
本サービス内で紹介しているランキング記事はAmazon・楽天・Yahoo!ショッピングなどECサイトの売れ筋ランキング(2020年11月20日)やレビューをもとに作成しております。
「若草色のポシェット~杉原爽香十五歳の秋~」は、赤川次郎さんの描く人気シリーズ「杉原爽香」シリーズの第一作目です。この杉原爽香シリーズは、登場人物が実際の年月で年齢を重ねていく珍しい作品です。
この一作目の若草色のポシェットでは15歳だった杉原爽香ですが、最新作の灰色のパラダイスでは45歳になっています。最初の15歳から読むのも良し、自分と同じ年齢を読んでみるのも良しです。
この一作目は土曜日の深夜に「学校で会いたいな」という電話を親友の久代から受けた杉原爽香が、学校に行ってみると久代が死んでおり、傍らには若草色のポシェットが。それから毎年殺人事件などの事件に巻き込まれていくシリーズです。