【理系ミステリーの世界!】人気作家森博嗣のおすすめ作品15選!

工学博士として研究をつづけながら、小説の執筆と2つの顔を持つ作家・森博嗣は、現在も新刊を発行し続けています。独特の世界観と読者の予想を越える展開が大人気で、ドラマ化された作品もあります。WW・Gシリーズなどのシリーズものも手掛ける森博嗣のおすすめをご紹介。

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森博嗣の理系ミステリーは大人気!

人気作家・森博嗣は小説家だけでなく、工学博士や元助教授などといった多彩な顔を持つ人物です。

 

学生時代から模型・自動車・音響装置などに興味を持ち、これまで学んできた工学・コンピューター学・建築学などの知識は多くの作品にも影響しています。

 

コンピューターや電子メールを扱うキャラクター・トリックなどといった、デビュー当初は一般的ではなかった専門的な分野と展開が魅力であり、時に端的で哲学的な文章・ストーリーは通称「理系ミステリー」と呼ばれるほどの高い人気を誇っています。

森博嗣作品の選び方

森博嗣が手掛ける作品は実に様々なものが存在しているため、初めて作品に触れるという人のなかには「どれが自分に合うのかわからない…」と感じる人も多いことでしょう。

 

ここでは自分の読書スタイルに合った森博嗣作品の選び方をご紹介します。

作品のジャンルで選ぶ

森博嗣が手掛ける作品はミステリー小説だけでなく、様々なジャンルが展開されています。

作品のなかには、タイトルや表紙を見ただけではどんなジャンルなのかがわかりにくいものも存在していますので、自分に合った森博嗣作品を選ぶ時にはそれぞれの作品のジャンルをしっかりチェックしましょう。

長編・短編小説

「森博嗣ワールドをとことん楽しみたい」という人には「長編・短編小説」がおすすめです。

森博嗣が手掛ける長編・短編小説は多彩なシリーズから展開されており、一部の作品を除いたほとんどの世界観が時系列で繋がっているのが特徴です。

 

そのため、過去シリーズに登場したキャラクターが別シリーズに登場することも多く、作品を読めば読むほど、森博嗣作品が持つ独特の立体感のある世界観を楽しむことができます。

 

また、コンピューター学・工学などをはじめとした専門用語と注釈などが含まれていますが、予備知識がなくても読めるシリーズも多く、各シリーズを単独で読んでも楽しめるのも魅力的です。

エッセイ・対談

森博嗣作品を読んだことがあるという人におすすめしたいのが「エッセイ・対談」です。

「エッセイ・対談」では作家・森博嗣の日常や趣味などに注目したものが多く、時に作家、またある時には工学博士としての一面が垣間見えるのが特徴です。

 

小説を書くうえで必要なことや、森博嗣自身が実践している「発想法」などがまとめられており、数々のミステリー好きを虜にしてきた作品の制作秘話や、森博嗣にとっての「モノづくりの魅力」などが生き生きとした文章でまとめられています。

 

森博嗣ファンはもちろん、小説とは一味違った森博嗣の一面を知りたいという人に大変おすすめのジャンルといえます。

新書

「作家・森博嗣をもっと知りたい」という方におすすめなのが「新書」です。

これまで数多くのシリーズを展開し、数々の賞を受賞してきた森博嗣は、小説だけでなくビジネス・自己啓発に関する新書も多く展開しているのです。

 

小説家であるとともに、助教授・工学博士などといった多彩な経歴に基づいて書かれたものが多い新書では、森博嗣が体験してきたこれまでの軌跡が赤裸々に語られています。

 

一般的な「自己啓発本」とは一味違う、型破りできれいごと無しに表現するスタイルは学生・社会人問わず、幅広い年代から大人気です。森博嗣作品を読んだことがある人はもちろん、作家・森博嗣の考え方に触れてみたいという人にもおすすめです。

シリーズで選ぶ

森博嗣作品には、数多くのシリーズ作品が展開されているため、タイトルだけで選んでしまうと、シリーズ全体のネタバレに繋がったり、ストーリーが理解しにくくなってしまったり、面白さが半減してしまう場合もあります。

そのため、森博嗣作品を選ぶ時には、どんなシリーズなのかをしっかりチェックしておきましょう。

S&Mシリーズ

森博嗣の代表的な作品を読みたいという方におすすめなのが「S&Mシリーズ」です。

「第1回メフィスト賞」を受賞した作品を含む全6作品から構成されているこちらのシリーズは、国立N大学建築学科の助教授・犀川創平と女学生・西之園蒔絵のデコボココンビ2人を中心としたシリーズとなっています。

 

森博嗣ワールド名物「理系ミステリー」の代表といえるシリーズでもあり、ガジェット・トリックにはコンピューター学や工学などの理系分野の要素を多く含んでいるのが特徴です。登場キャラクター達の心理描写は抽象的かつ端的に書かれており、時に哲学的な一面を感じさせてくれます。

 

ユーモアたっぷりな犀川と西之園のかけ合いや、巧妙なトリックの数々はシリーズを通した注目ポイントであり「一風変わったミステリー小説を読みたい」という方にも大変おすすめのシリーズです。

Vシリーズ

定番のミステリー作品を読みたいという方や、レトロな世界観を楽しみたいという方には「Vシリーズ」がおすすめです。森博嗣が手掛ける推理小説シリーズの2番目にあたるこちらのシリーズは、全10作品から展開されており、単独でもシリーズを通して読んでも楽しめるため、初めて森博嗣作品に触れる人にも大変おすすめのシリーズといえます。

 

元令嬢の探偵・瀬在丸紅子(せざいまるべにこ)と、探偵と便利屋の2つの顔を持つ男・保呂草淳平(ほろくさじゅんぺい)を中心とした、ひと癖もふた癖もあるキャラクター達が魅力的です。

 

また、斬新さ・特異性が特徴の「S&Mシリーズ」とは対照的に、オードソックスなトリック・ストーリー構成になっているため、ミステリー小説を読み慣れていない人にも取っつきやすいのが特徴です。

Gシリーズ

「手軽に読める作品が良い」という方には「Gシリーズ」がおすすめです。全12作品から構成されているこちらのシリーズは、過去シリーズに登場したキャラクターも登場していることから、森博嗣ファンの間でも高い人気を誇っています。

 

他のシリーズが2段組でボリュームがあるのに対して「Gシリーズ」に含まれる作品はどれも1段組かつ300ページ程度で構成されているため「複雑な構成・長すぎる小説が苦手」という人にも手軽に読めるのが特徴です。

 

「S&Mシリーズ」に登場した学生・加部谷恵美を主人公に展開される摩訶不思議な殺人事件が多くの読者を虜にしており、ミステリージャンルが好きな人はもちろん、初めて森博嗣作品を読む人にもおすすめできるシリーズといえます。

スカイ・クロラシリーズ

「一風変わった森博嗣作品を読みたい」という方におすすめなのが「スカイ・クロラシリーズ」です。短編を含めた全6巻から構成されているこちらのシリーズは、戦争のもとに成り立つ世界を舞台に、戦争に身を投じていく子ども達の姿を描いたシリーズとなっています。

 

戦争に基づいた「生と死」をテーマにしており、永遠に生き続ける存在・キルドレなどをはじめとした、様々な境遇・心境を抱えたキャラクター達の心理描写や、シリーズを追うごとに明確化していくキャラクター同士の関係性など「シリーズ」としての長所を活かした立体的なストーリー展開が魅力的です。

 

「ミステリー以外の森博嗣作品を読んでみたい」という人におすすめです。

森博嗣作品の人気おすすめランキング15選

15位

講談社

女王の百年密室 GOD SAVE THE QUEEN

伝説に残る百年シリーズの第一作目

M&Rシリーズとも呼ばれる百年シリーズの始まりの1冊。ミステリー、冒険、そしてSFの3要素も含まれており、読み応えのある作品になっています。タイトルの通り、女王の統治下である大きな密室で事件が起き、生と死について考えさせられる内容です。

 

シリーズものとしては短いので、追いかけやすいのも特徴です。森博嗣のシリーズ作品が読みたい方におすすめです。

基本情報
出版年月日 2017年1月13日
ジャンル  長編小説
テーマ ミステリー・冒険・SF
ページ数 608ページ
14位

講談社

イナイ×イナイ PEEKABOO

兄を捜してほしいとの依頼が来たが?

Xシリーズの1作目になります。Xは、真ん中の記号が示しています。探偵事務所に自分の兄を捜してほしいと依頼をしてきた女性は、双子の妹と都心の旧家で暮らす。調査を進めると、兄は母屋の地下に閉じ込められていることがわかる。

 

調査を進めれば進めるほど謎は深まる一方。果たして事件は解決するのか。

基本情報
出版年月日 2010年9月15日
ジャンル  長編小説
テーマ ミステリー
ページ数 328ページ
13位

講談社

Φは壊れたね

密室の宙吊り死体の謎を追う

Gシリーズの1作目で、S&MシリーズとVシリーズの続編として描かれています。先にこの2シリーズを読んでからGシリーズを読むとより一層楽しむことが出来ると思います。もちろん、先にGシリーズを読んでも面白いです。

 

密室状態で起きた宙吊り殺人事件の謎を追う。死体の一部始終が収録されたビデオの記録を頼りに、大学院生探偵が奮闘。タイトルが作品の鍵になっている……?

基本情報
出版年月日 2004年9月10日
ジャンル  長編小説
テーマ ミステリー
ページ数 287ページ
12位

講談社

黒猫の三角

Vシリーズの1作目!

森博嗣の世界を新たに広げたVシリーズの第一作目である『黒猫の三角』は、登場人物がとにかく魅力的であり、読了した方の感想でも「キャラクターに惹かれた」という声が非常に多かった。

 

1年に1度決まった通りに起こる殺人、また新たに脅迫予告めいたメッセージが届く。住人が住む邸宅を監視するも、事件が起こってしまった。この謎を解決すべく、探偵は動き出す話。

基本情報
出版年月日 2002年7月16日
ジャンル  長編小説
テーマ ミステリー
ページ数 472ページ
11位

講談社

笑わない数学者 MATHEMATICAL GOODBYE

S&Mシリーズの中で特に人気の作品

偉大な数学者博士の館で開催されたパーティーの翌日に、2つの死体が発見された。館の謎と事件の真相を理系師弟コンビが探る。という展開になっています。S&Mシリーズの中でも特に人気の作品です。

 

数学者博士の魅力が素晴らしく、人気になる理由がわかるような面白さがあります。

基本情報
出版年月日 1999年7月15日
ジャンル  長編小説
テーマ ミステリー
ページ数 486ページ
10位

講談社

地球儀のスライス

過去作品のキャラクターも多数登場する多彩なスタイルのミステリーをご賞味あれ!

西之園蒔絵を囲んで開かれる秘密の勉強会「黒窓の会」にゲストとして招かれた犀川創平は、古い写真にまつわるミステリーを披露する。

 

『S&Mシリーズ』の短編ストーリー2篇を含んだ全10作品を収録したこちらの作品は『Vシリーズ』に登場した人気キャラクター達も登場しており、様々なスタイルのミステリーを楽しむことができます。

 

テンポよく展開されるストーリーが魅力的であり、それぞれの物語を単独で楽しむのはもちろん、過去作品を読んだ後に本書を読んでも違った楽しみ方ができます。森博嗣ファンはもちろん、森博嗣作品を初めて読むという人にもおすすめできる1冊です。

基本情報
出版年月日 2002年3月15日
ジャンル 短編小説
テーマ ミステリー
ページ数 448ページ
9位

集英社

小説家という職業

森博嗣自身が「小説家」の現実を赤裸々に語る!

「小説家になるにはどうすれば良いのか?」というテーマをもとに、人気作家・森博嗣が小説家になるプロセスはもちろん、作品を書き続けていくために必要なことや、プロの作家になるための心得などについて触れる。包み隠さず、きれいごとなしに語ったビジネス本となっています。

 

ひとりの「職人」としての森博嗣の姿が垣間見えるこちらの本は、一般的な「ハウトゥー本」の型を破った内容であり、実際に作者が体験した出来事や出版した本の売れた数・印税などといった、多くの人が持つ「本当に知りたいこと」も赤裸々に書かれています。

 

森博嗣ファンはもちろん、小説家という仕事に興味を持つ人にもぜひおすすめしたい1冊です。

基本情報
出版年月日 2010年6月7日
ジャンル 新書
テーマ ビジネス
ページ数 208ページ
8位

中央公論新社

スカイ・クロラ

戦争のなかで紡がれる「生と死」の物語

主人公・カンナミは戦闘機のパイロットであり、飛行機に乗って人を殺すのが仕事。

戦争がショーとして成立する世界に生まれた子ども達は、血塗られた手で今日も生きていく。戦争を仕事に永遠を生きる「大人にならない子ども達」の寓話。

 

アニメーション映画になったことでも知られているこちらの作品は『スカイ・クロラシリーズ』の記念すべき最初の作品。戦争を通して浮かび上がる「生と死への疑問」をめぐる重厚なストーリーと、他シリーズとは一味違った世界観・キャラクターが魅力的です。

 

「ミステリー」のイメージが強い森博嗣作品のなかでは「異色」ともいえるファンタジー系作品。主人公のカンナミをはじめとした様々な苦悩・疑問を抱えるキャラクター達の目を通して、戦争社会のリアルを追体験していくスタイルは、はじめて森博嗣作品に触れるという人にもおすすめです。

基本情報
出版年月日 2004年10月1日
ジャンル 長編小説
テーマ 戦争・命
ページ数 333ページ
7位

中央公論新社

森博嗣の道具箱ーThe Spirits of Tools

人気作家・森博嗣が語る「モノづくり」の裏側

道具や手法ではない。工夫や忍耐など、単なる道筋に過ぎない。人がものを作る時の最も大きなハードルは、それを作る「決心」をすることだ。「小説執筆もモノづくりの1つ」と語る人気作家で工学博士の森博嗣が自身で実践する「発想法」についてまとめたエッセイ本となっています。

 

パソコン雑誌『日経パソコン』に連載されていた記事を収録したこちらの本は、道具や身の周りにあるものから着想を得て形作るまでのプロセスが、森博嗣らしい端正な文章で書かれています。

 

理系ならではの想像力やツールに対する作者の愛情・熱意がたっぷり詰まっているため、森博嗣ファンはもちろん「作家・森博嗣について知りたい」という人にもおすすめの1冊です。

基本情報
出版年月日 2008年2月1日
ジャンル エッセイ
テーマ ドキュメンタリー
ページ数 209ページ
6位

講談社

探偵伯爵と僕

不思議な探偵伯爵とともに事件の犯人に挑め!

夏休みを控えたある日、新太は公園で真っ黒な服を着た不思議なおじさんと話をする。それが、ちょっと変わった探偵伯爵との出逢いだった。その後の夏祭りの日に、親友のハリィが突然行方不明になってしまう。次々と友達が行方不明になるなかで、新太にも犯人の魔の手が忍び寄ろうとしていた。

 

小学生の主人公の視点で繰り広げられる殺人事件は「子供っぽさ」がなく、軽快な文章で展開していく本格ミステリーは、普段ミステリー小説を読まない人でも手軽に読める内容となっています。

 

派手なトリックと迫り来る恐怖感が、子供から大人まで幅広い年代の読者に愛されています。なかでも主人公・新太の心理描写や伯爵とのユーモアたっぷりなやり取りは口コミで高く評価されており、初めて森博嗣作品に触れる人にもおすすめできる作品です。

基本情報
出版年月日 2008年11月14日
ジャンル 長編小説
テーマ ミステリー
ページ数 288ページ
5位

朝日新聞出版

「やりがいのある仕事」という幻想

作家・森博嗣が語る「仕事のあり方」をまとめた1冊!

仕事に勢いがなくても、すごい成果が残せなくても、きみの価値は変わらない。人々は、仕事に人生の比重を置きすぎだ。私達はいつから、人生の中で仕事ばかりを重要視し、もがき苦しむようになったのか?

 

「1日1時間労働」というスタイルを実践する作家・森博嗣が様々な不安・悩みを抱えながら仕事をする人々に向けて語った「画期的な仕事論」をまとめており、かつて多くの専門家達によって取り上げられてきた「仕事のあり方」をテーマとしつつ、森博嗣による人生を抜群に楽しむためのアドバイスが詰め込まれています。

 

口コミでは「肩の力を抜いて今まで以上に仕事を頑張ろうという気持ちになった」という読者も多い人気の新書の1つです。森博嗣ファンはもちろん、仕事が上手くいかなくて不安や悩みを抱えている人にもぜひ読んでもらいたいおすすめの1冊です。

基本情報
出版年月日 2013年5月10日
ジャンル 新書
テーマ ビジネス
ページ数 223ページ
4位

講談社

今はもうない

嵐の山荘で起きた不可解な事件に挑め!

避暑地にある別荘で、美人姉妹が隣り合わせの部屋で1人ずつ死体で発見された。彼女達がいた部屋は映写室と鑑賞室の2つで、どちらも密室状態にあった。また、死体発見時にはまだ映画がスクリーンに映し出されていたという。外部への連絡が不可能な嵐の山荘で発生した殺人事件に主人公達が立ち向かいます。

 

多くの森博嗣ファンの間で「『S&Mシリーズ』のナンバーワン作品」と評されるこちらの作品。森博嗣ワールドならではの「違和感」をとことん楽しめるストーリー展開となっており、作中に散りばめられた巧妙なトリック・伏線は読者の予想を飛び越えると大人気です。

 

口コミでも「気持ちよくだまされた感じ」「物語の最後で強烈なアッパーカットを喰らった」と高く評価されています。森博嗣ファンはもちろん、これまで『S&Mシリーズ』を読んだことがあるという人にも大変おすすめの1冊です。

基本情報
出版年月日 2001年3月15日
ジャンル 長編小説
テーマ ミステリー
ページ数 544ページ
3位

講談社

ψの悲劇

奇妙な小説をめぐる恐ろしい悲劇の物語!

元大学教授であり、引退後も自宅で研究を続けていた研究者・八田洋久が、遺書ともとれる手紙を残して突然失踪する。彼の失踪から1年が経ったある日、博士と縁のある者達が八田家を訪れ、そのうちの1人である島田文子という女性が実験室にあったコンピューターから『ψの悲劇』というタイトルの奇妙な小説を発見したことから、恐ろしい悲劇が始まる。

 

森博嗣作品のなかでも重厚なストーリーが人気の『Gシリーズ』の第11作目にして後部3部作第2段にあたるこちらの作品は、一見クローズドサークルを思わせる雰囲気でありながら、森博嗣ワールドならではの奇想天外なストーリー展開が楽しめる1冊となっています。

 

奇妙で独特の世界観から生まれる余韻は、多くの読者に高く評価されています。

また、過去作品との繋がりを感じさせる部分を持ちながら、単独作品として読んでも楽しめるため、これまで『Gシリーズ』を読んできたという人はもちろん、森博嗣作品に初めて触れるという人にも気軽に楽しめるおすすめの作品です。

基本情報
出版年月日 2018年5月9日
ジャンル 長編小説
テーマ ミステリー
ページ数 296ページ
2位

講談社

すべてがFになる

ドラマ版が話題となった森博嗣の人気作!

孤島のハイテク研究所で、幼い頃から完全に隔離された生活を送る天才工学博士・真賀田四季(まがたしき)。ある日、彼女の部屋からウエディングドレスをまとった両手両足のない死体が発見された。三重の密室にて展開されていく不可思議な殺人事件に、偶然島を訪れていた犀川と西之園の2人が挑みます。

 

大人気シリーズ『S&Mシリーズ』の最初の作品であり、フジテレビ系ドラマとして放送されたことでも話題となりました。科学的な視点で繰り広げられる数々のトリックや伏線・痛快なストーリー展開はもちろん、個性的なキャラクター達が多くの読者を虜にしています。

 

工学博士としての森博嗣の一面が作品の随所に表れており、特殊な世界観と天才ならではの思考を巧みに創り上げています。コンピューターに精通している人やミステリー小説好きの人におすすめの1冊です。

基本情報
出版年月日 1998年12月11日
ジャンル 長編小説
テーマ ミステリー
ページ数 524ページ
1位

講談社

彼女は一人で歩くのか?

ウォーカロンと人間による近未来の世界!

人工細胞で作られた「単独歩行者」と呼ばれる生命体・ウォーカロン。姿かたちが人間とほとんど差がなく、容易に見分けがつかない彼ら・彼女らの研究をしていた研究者のハギリはある日、何者かに命を狙われた。彼を保護しに来たウグイによると、ウォーカロンと人間を識別するための研究成果が理由ではないかと推測する。

 

「人類の存亡」という壮大なスケールの物語を含んだこちらの作品は、森博嗣ならではの静かで粛々とした文体によって描かれる、リアルな近未来の世界観とテンポの良いストーリー展開が魅力的です。

 

まるで本当に起こった出来事かのように生々しい物語のなかで、ある時には「人間性とは何か?」またある時には「命とは何か?」を読者に投げかける本作はファンの間で「森博嗣が描いた未来地図」とも呼ばれています。SF系作品が好きな人はもちろん、はじめて森博嗣作品を読む人にも取っつきやすいため、大変おすすめの作品です。

基本情報
出版年月日 2015年10月20日
ジャンル 長編小説
テーマ 近未来・ミステリー
ページ数 264ページ

森博嗣のおすすめ商品比較一覧表

商品名 画像 購入サイト 特徴 出版年月日 ジャンル テーマ ページ数 ジャンル 
1位 アイテムID:4913492の画像

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ヤフー

ウォーカロンと人間による近未来の世界!

2015年10月20日

長編小説

近未来・ミステリー

264ページ

2位 アイテムID:4913490の画像

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ヤフー

ドラマ版が話題となった森博嗣の人気作!

1998年12月11日

長編小説

ミステリー

524ページ

3位 アイテムID:4913487の画像

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ヤフー

奇妙な小説をめぐる恐ろしい悲劇の物語!

2018年5月9日

長編小説

ミステリー

296ページ

4位 アイテムID:4913479の画像

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嵐の山荘で起きた不可解な事件に挑め!

2001年3月15日

長編小説

ミステリー

544ページ

5位 アイテムID:4913472の画像

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作家・森博嗣が語る「仕事のあり方」をまとめた1冊!

2013年5月10日

新書

ビジネス

223ページ

6位 アイテムID:4913460の画像

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不思議な探偵伯爵とともに事件の犯人に挑め!

2008年11月14日

長編小説

ミステリー

288ページ

7位 アイテムID:4913445の画像

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人気作家・森博嗣が語る「モノづくり」の裏側

2008年2月1日

エッセイ

ドキュメンタリー

209ページ

8位 アイテムID:4913419の画像

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戦争のなかで紡がれる「生と死」の物語

2004年10月1日

長編小説

戦争・命

333ページ

9位 アイテムID:4913417の画像

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森博嗣自身が「小説家」の現実を赤裸々に語る!

2010年6月7日

新書

ビジネス

208ページ

10位 アイテムID:4913414の画像

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過去作品のキャラクターも多数登場する多彩なスタイルのミステリーをご賞味あれ!

2002年3月15日

短編小説

ミステリー

448ページ

11位 アイテムID:5237938の画像

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S&Mシリーズの中で特に人気の作品

1999年7月15日

ミステリー

486ページ

長編小説

12位 アイテムID:5237962の画像

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Vシリーズの1作目!

2002年7月16日

ミステリー

472ページ

長編小説

13位 アイテムID:5237986の画像

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密室の宙吊り死体の謎を追う

2004年9月10日

ミステリー

287ページ

長編小説

14位 アイテムID:5238001の画像

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兄を捜してほしいとの依頼が来たが?

2010年9月15日

ミステリー

328ページ

長編小説

15位 アイテムID:5238018の画像

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伝説に残る百年シリーズの第一作目

2017年1月13日

ミステリー・冒険・SF

608ページ

長編小説

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※ 表は横にスクロールできます。

理系小説が読みたい方におすすめ

研究と執筆を続ける森博嗣の作品

コンピューター・工学に基づいた独特の世界観が魅力的な森博嗣作品は、今回ご紹介したもの以外にもまだまだたくさん存在しています。ぜひ1度、森博嗣ワールドを楽しんでみてはいかがでしょうか?

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