【選び方から丁寧に】ヘアアイロンのおすすめ人気ランキング7選
2020/11/20 更新
目次
ヘアアイロンの2つのタイプ:ストレートタイプとカールタイプ
熱の力を利用して、髪のアレンジを楽しむことが出来るヘアアイロン。その種類は大きく分けて「ストレートアイロン」と「カールアイロン」の2種類があります。
「ストレートアイロン」は、その名の通り、髪をストレートに伸ばす為に使うアイロンです。髪のクセやうねりを真っ直ぐに出来るので、クセ毛の人でもサラサラのストレートヘアを実現することが可能です。
「カールアイロン」は、髪を巻き付けてカールを作る為のアイロンで、簡単に言うとパーマをかけたようなスタイルを作ることが出来ます。「フォワード巻き」「リバース巻き」「ミックス巻き」など、巻き方の種類が沢山あり、アレンジの方法によって幅広いヘアスタイルを楽しむことが出来るのが特徴です。
パーマをかけるのも良いですが、ヘアアイロンを使えば、その日の気分によってストレートヘアにもカールヘアにもなることができるので、ヘアアレンジを楽しみたい人にとてもおすすめのアイテムです。
髪質と温度の関係
持ち運びの頻度が多い方、海外旅行で使う方は注意
ヘアアイロンを使うことが習慣になれば、外出先や旅行先にもヘアアイロンを持って行きたいですよね。ここでは、ヘアアイロンを持ち運ぶ時のポイントについて紹介します。ヘアアイロンを携帯する場合、コードがないコードレスタイプとても便利です。コードレスヘアアイロンはバッテリーで作動し、「乾電池式」「ガスカートリッジ式」「充電式」の3タイプあります。
「乾電池式」のものは、コンパクトサイズのものが多く、電池を入れるだけで使えるので、一番お手軽です。ただし、パワーが弱く最高温度が低いので、機能性ではなく、お手軽さだけを求める場合に向いています。ガスカートリッジをセットして使用する「ガスカートリッジ式」は、一つのカートリッジで長時間使うことが出来るので、バッテリーの持ちは一番良いです。
ただ、カートリッジを定期的に購入する必要があるので、本体購入後も維持費がかかってしまうのが難点です。3種類の中で最も主流なのが「充電式」です。パワーが強く高い温度も設定できるなど、機能的に優れている商品が多いのが特徴です。一回の充電で使えるのが20~30分位と短めですが、充電さえすれば繰り返し使えるのでコスパが良いのが嬉しいです。
コードレスヘアアイロンはバッテリーで作動する為、バッテリーの残量には注意が必要です。バッテリー残量が分かる商品もあるので、そうゆうものを選ぶと便利ですね。また、ヘアアイロンは100度を超える高温になります。熱いままバッグなどに入れてしまうと大変危険です。使い終わった後は、プレート部分が冷えてから持ち運ぶようにしましょう。
また、海外でヘアアイロンを使う場合ですが、日本で使っているコード付きのヘアアイロンをそのまま海外で使えることは、ほとんどありません。というのも、日本と海外では電圧とコンセントの形状が異なるからです。まず電圧ですが、日本の電圧は100Vで、これは非常に珍しいです。その為、日本の電化製品を海外で使用するには、「変圧器」が必要になります。
ただ変圧器は高価で、ヘアアイロンの値段よりも高くなってしまう程です。そこでおすすめなのが、海外対応のヘアアイロンを購入することです。海外対応のものであれば、変圧器は必要ありません。ただ、コンセントの形状が海外と日本で異なるので、海外対応のヘアアイロンでもプラグアダプターの購入が別途必要になります。
選び方ポイント5つ
Amazonなどを見てみるとよく分かりますが、ストレートアイロンもカールアイロンも種類がとても豊富で、初心者の人はどれを選べば良いのか迷ってしまうことも多いはず。そこで、ここでは、ヘアアイロンを選ぶ際の5つのポイント「直径サイズ」「温度調節機能」「プレートの素材」「加熱速度」「使い勝手」について説明します。
ポイント①:髪の長さと目指す髪型に合わせて直径を選ぶ
カールアイロンの場合、パイプ部分の直径サイズに種類があるのが特徴です。市販の商品の場合は大きく「25・26㎜」「32㎜」「38㎜」の3つのサイズに分けられます。サイズは、髪の長さ、そして、作りたいカールの強さに合わせて選びます。パイプが細い程、短い髪向きで、カールが強くなります。逆に、パイプが太い程、長い髪向きで、カールが緩やかになります。
「25・26㎜」はショートヘア向き
「25・26㎜」はショートヘア向きのサイズで、カールは強めではっきりとしたものになります。ショートヘアの場合は「25・26㎜」位の細めのサイズが、髪をはさみやすく巻きやすいです。また、強めのカールは華やかなスタイルを作ることができるので、結婚式などのパーティアレンジを作る時にもおすすめです。
「32㎜」はショート~セミロング向き
「32㎜」はショート~セミロング向きのサイズで、カールが「25・26㎜」よりもふんわりした仕上がりになります。「32㎜」は使える髪の長さが幅広いうえ、髪全体を巻いてパーマ風に仕上げたり、毛先だけを巻いて内巻きヘアにするなど、巻き方一つで幅広いヘアアレンジを楽しむことが出来ます。また、髪が逃げずらく巻きやすい太さなので、初心者の人でも使いやすいです。
「38㎜」はロングヘア向き
「38㎜」はロングヘア向きのサイズになり、カールは大きくかなり緩いものになります。あえて緩めのニュアンスを付けたい人に「38㎜」はおすすめのサイズです。もし、サイズ選びで迷った場合は、初心者の人でも使いやすい「32㎜」サイズを選ぶと良いでしょう。
ポイント②:クセの付けやすさとダメージ防止のバランスで温度を確認
ヘアアイロンを選ぶ際に、どれくらいの温度調節が出来るのかを確認することはとても大切です。最近では、200度以上の高温に設定できる商品も多くみかけますが、これはあくまでプロ仕様です。アイロンを使うことに慣れている場合の、クセ付けしやすさとダメージ防止のバランスを考えた最適温度は180度と言われています。
その為、最高180度まで設定できるアイロンを選べば、スタイリングに慣れた後でも満足して使えます。そして、最初は低めの温度で使うのがおすすめなので、120度~180度位の温度の幅があるものが良いですね。また、様子を見て徐々に温度を変えられるように、10度や20度単位の小刻みで温度調節ができるものが使いやすいです。
ポイント③:髪へのダメージを考えてプレートを選ぶ
ヘアアイロンのプレートの素材には主に「テフロン」「チタン」「セラミック」の3種類があります。素材によってアイロンの特性が異なりますので、それぞれのメリットとデメリットを見ていきましょう。
「テフロン」
フライパンでおなじみのテフロン素材のアイロンは、髪への摩擦が一番少なく、髪にとてもやさしいのがメリットです。ただ、テフロンのフライパンと同様に、使用を重ねるとテフロンが剥がれてきてしまいます。その為、長持ちしにくいことがデメリットです。
「チタン」
チタン素材のアイロンも、テフロン素材程ではないものの、髪への摩擦が少なく、髪にやさしいのが特徴です。そしてチタンは耐久性に優れているので、長く使うことが出来るのも嬉しいメリットです。ただ、チタンは素材自体の値段が高い為、チタン素材のアイロンは値段が比較的高いことがデメリットです。
「セラミック」
セラミック素材のアイロンのメリットは、素材の熱伝導の良さゆえに早く温まることです。忙しい時にはおすすめですね。また、商品の値段が幅広く、リーズナブルな商品もあるのが嬉しいです。素材の耐久性や髪への摩擦に関しては、チタンに比べると劣る為、その点がデメリットです。
ポイント④:温まる速度を確認
ヘアアイロンを選ぶ時に見落としがちなポイントが、アイロンが温まる速度です。温まるまでの時間が長いと、忙しい時には困ってしまいますよね。アイロンがすぐに温まれば、すぐに使うことが出来るのでやっぱり便利です。ヘアアイロンの加熱速度は、早いものだと20秒位、遅めのものだと3分位で、その商品によってだいぶ異なります。
その為、朝などの忙しい時用にヘアアイロンを購入する場合は、加熱速度を確認することが大切になります。熱伝導に優れた「セラミック」素材のアイロンは加熱速度が早い傾向にあります。ただ、加熱速度が遅いヘアアイロンには、髪へのダメージが少ないなどの、別の利点がある場合も多いです。
自分がヘアアイロンに何を一番求めているのかで、素材や機能を選ぶのがポイントになります。
ポイント⑤:使い勝手を確認
ヘアアイロンを選ぶ時に、使い勝手の良さも大切なポイントになりますよね。初めてヘアアイロンを購入する際には、家電量販店などで商品を手に取ってみて、実際に重さと大きさを確認するのがおすすめです。お店によっては、実際にヘアアイロンを試すことが出来るので、自分が使いやすいものを選ぶことが出来ます。
個人的な好みもあるので目安になりますが、家でヘアアイロンを使う場合は、重さは400g以下、大きさは35㎝以下、コードの長さは2~3mのものが使いやすいのでおすすめです。携帯用で使用する場合は、重さは300g以下、大きさは25㎝以下のもので、コードが無いコードレスタイプがおすすめです。
ヘアアイロンのおすすめ人気ランキングベスト3
それでは、数あるヘアアイロンの中から厳選したベスト3をご紹介していきます。口コミと共にご紹介しますので、ぜひご参考にしてみてください。
3位:ヴィダルサスーン ヘアアイロンカール
2位:サロニア ストレートアイロン 海外対応
1位:SALONMOON ストレートヘアアイロン
その他のおすすめヘアアイロン4選
ランキングでは紹介しきれなかった商品の中で、特におすすめしたい商品をまとめてみました。これも口コミと共に紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
アレティ マイナスイオンストレートヘアアイロン
クレイツヘアアイロンイオンカールプロ
サロニア セラミックカールヘアアイロン
パナソニック ヘアアイロンカール用
ヘアアイロンの売れ筋ランキングをチェック
参考までにヘアアイロンの売れ筋ランキングをご紹介しますので、ぜひチェックしてみてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか?ヘアアイロンにはストレートタイプとカールタイプ、その両方としての機能がある2wayタイプの中で、立ち上がりまでの時間やマイナスイオンが出るものなど、様々な機能や種類があります。毎日使うものだからこそ、髪に優しく使いやすいのはもちろん、あなたの髪質や理想の髪型に合わせて選ぶと良いですね。是非この記事を参考にして、あなたにぴったりのヘアアイロンを探してみてはいかがでしょうか。
本サービス内で紹介しているランキング記事はAmazon・楽天・Yahoo!ショッピングなどECサイトの売れ筋ランキング(2020年11月20日)やレビューをもとに作成しております。
ヘアアイロンには温度調節機能が付いていますが、どれくらいの温度で使えば良いのか迷ってしまうところです。まず知っておいて欲しいのは、ストレートアイロンとカールアイロンでは、それぞれの最適温度が異なることです。基本的に初心者の場合は、ストレートアイロンは140~180度位、カールアイロンは120~150 度位で使用するのが良いとされています。
また、髪質によっても最適温度が変わってきます。ストレートアイロンの場合、クセが強い人が低い温度で使うと真っ直ぐになりにくいので、180度位の高温で使うのがおすすめです。髪が細い人の場合は、高温だと髪が傷みやすいので140~150度位の低温で使うようにしましょう。自分の髪のクセの度合いや太さに合わせて温度を設定するようにしましょう。
カールアイロンの場合は、プレート部を髪にあてる時間がストレートアイロンよりも長くなるので、低い温度から使い始めるのをおすすめします。プロの場合は180度位の高温で使用しますが、これはあくまで慣れているからです。初心者の場合は、一度で理想のカールを作るのは至難の業なので、どうしても何回かアイロンをあてることになります。
高温で何度もアイロンをあてると、ダメージになってしまうので最初は140度位で使用することをおすすめします。また、前髪にはさらに低めの120度位で使用するとふわっとした自然な仕上がりになるのでおすすめです。カールアイロンは、ストレートアイロンよりもスタイリングが難しいので、初めは電源を入れずに、巻く練習をすることをおすすめします。