【捕球技術が上がる】軟式グローブのおすすめ人気ランキング10選
2020/11/20 更新
自分に合った軟式グローブでしっかりキャッチ
野球と言えばサッカーと並んで日本では人気のスポーツですね。基本的には小中学生までは軟式で高校から硬式をプレーする方が多いです。ですが高校や大学でも軟式野球部はありますし社会人の草野球でも軟式を使う場合がほとんどでしょう。未経験の方が始めやすいのも軟式です。
野球は硬式のイメージが強いですが、このように軟式も広く親しまれています。そんな野球にはたくさんの道具が必要ですが、一人につき一つ必ず必要なのがグローブですね。軟式グローブは硬式グローブより革が薄くて軽量な傾向にありますが明確な区分はありません。
野球は攻撃・守備どちらも重要です。グローブは守備に大きな影響を与える大切な道具であると同時に野球人生のパートナーともいえる存在ですね。有名なメーカーのモデルですとそれなりの値段もしますので、安易に考えず慎重に選んだ上で決めて頂ければと思います。
軟式グローブの選び方
軟式グローブは商品数が多いため何を選べば良いか分からない方も多いのではないのでしょうか。選び方の基準となる例を以下にいくつか挙げていきましょう。
ポジションで選ぶ
通常のグローブとキャッチャーミットくらいはご存知の方も多いでしょうが、実はポジションによってグローブの形は少し異なってきます。ざっくりと3つに分けて解説していきます。
外野手・三塁手用
三塁への送球が必要なライト、守備範囲の広いセンターなど外野手には速い足と強い肩が要求されます。守備の姿勢が低くなると次の動き出しが遅れるため、内野手と比べて高い姿勢でボールをキャッチします。捕球後すぐに遠投姿勢に入れるよう腰をあまり落とさないのが特徴です。
グローブから利き腕へのボールの持ち替えは速い方が良いですが、助走をつけるため持ち替えの時間はそれほど短くありません。そのため外野手のグローブは長く、ポケットが深い作りになっています。一方で内野手であるサードはファースト同様バッターから近いポジションです。
走ってボールを捕りに行くというより、強烈な打球に反応して捕るというスタイルになります。送球する機会が多い一塁が遠いので、内野手と言えども外野手と同じように遠投力が必要です。そのため外野手グローブほどでは無いにしろ、長くてポケットの深いグローブが適しています。
遊撃手・二塁手用
ショートは守備の中でもトップ3に入るほど重要なポイントで、数多くの名手を輩出してきた花形ポジションでもあります。広い守備範囲と速い打球に対応できるフットワークと強い肩が必要なショート用のグローブは、サードより小さくセカンドよりは大きい万能型になっています。
セカンドの方も重要度が高く、内野を動き回って打球をしっかり止める技術と野球脳が求められるポジションです。捕球後すぐに持ち替えてゲッツーなどを狙っていく素早い判断能力が求められます。そのためボールをグローブ内に収めず、手の平で当てて止める場合が多いです。
従って取り回しの良さがものを言うセカンドのグローブは、数あるポジションの中でも最も小さいのが特徴です。総じてこの二つのポジションは遠投力はそれほど必要でないものの、捕球姿勢が低く持ち替え時間が短いためコンパクトで軽い設計のグローブになっています。
捕手・一塁手用
ファーストはバッターを出塁させないためにベースに足を付けたまま捕球するフォースプレーが最も多いポジションです。そのため守備範囲が狭く、打撃型の選手が良く守るポジションでもあります。そんなファースト用のグローブは「ファーストミット」と呼ばれます。
動ける範囲が限られるので、少しでも守備範囲を広げるためファーストミットは通常のグローブより長めに作られています。送球を受ける機会も多いので分厚く頑丈な設計になっています。そしてキャッチャーの方ですが、こちらは守備において投手と同等以上の最重要ポジションです。
捕手は「キャッチャーミット」と呼ばれる特殊なグローブを使います。投手の球を受け続けるための耐久力と、盗塁対応で瞬時に球を持ち替える必要があるため革が分厚くポケットが浅い作りになっています。重量もありますが走って球を捕る場面が少ないので問題ありません。
外観で選ぶ
軟式グローブは最終的には見た目の好みで選ぶのが良いですが、外観から分かる情報で知っておいた方が良いポイントをいくつか挙げていきます。
大きさをチェック
軟式グローブを購入したいと考える方が大人用のグローブを探しているとは限りません。少年野球や中学の部活は軟式なので、子供用の軟式グローブを検討しているという方も多いでしょう。当たり前ですが、野球をプレーする子供の体格や適性は人それぞれです。
体格の大きい子は大きめのグローブが適していますし、上述したポジションによっても変わってきます。子どもの場合はこれからポジションが変わっていく可能性もありますので、現在のポジションより子ども自身の性格や適性でグローブを選ぶのも良いでしょう。
小中学生ですと体格が大きく変わる可能性も十分あります。現在でぴったりのサイズだと体が大きくなった時に使えなくなるかもしれませんので少し大きめを購入すると良いですね。大人用軟式グローブの場合は、ポジションと手のサイズにぴったりあったモデルを選びましょう。
素材をチェック
軟式グローブの素材となっている革は大きく分けて3種類あり、それそれ性質や価格が異なってきます。一つ目はステアハイドレザーというもので、こちらは生後半年以内に去勢された2歳程度の牝牛の革です。北米産のものが多く野球のグローブの素材として最も普及している天然革です。
価格は安いものから高いものまで様々なモデルに使われていますが、全体的に耐久性は高くなってます。またステアハイドというカテゴリの中でもメーカーによって種類が異なり、特にローリングスのHOHと呼ばれる革はメジャーリーガーも愛用するほど品質に優れています。
2つ目はキップレザーと呼ばれる生後半年から1年程度の牛の革です。オランダ産のものが主で、高品質なため各メーカーの最上級モデルに使われていることが多いです。そして最後は和牛レザーです。丈夫な日本和牛の革なので捕手・一塁手ミットに適しています。
カラーをチェック
軟式グローブを選ぶ上で大きなポイントになってくるのがグローブの色ですね。革で出来ている野球のグローブは茶色のイメージがありますが、黒・青・黄など様々なカラーがあります。オーソドックスなブラウン系を選ぶのも良いですし、少し変わった黄や青もかっこいいですね。
ですが実は野球のグローブには色の規定が存在することをご存知でしょうか。規定と言っても投手だけですが、日本アマチュア野球連盟により「縫い目・締め紐・網を含む全体が一色(白色・灰色以外)で、全体の色と異なる色の装飾品をつけてはならない」という規則があります。
このルールは投手だけに適用されるもので、日本で販売されているグローブのほとんどはこの規定をクリアしていますからそれほど気にしなくても問題ないでしょう。ただし投手につく可能性のある方が自分の名前の刺繍をグローブに入れる場合は注意しましょう。
メーカーで選ぶ
軟式グローブを選ぶ上ではメーカーも大きな要素ですね。好きなブランド製品の中から自分の手のサイズや好みに合ったものを選ぶ方も多いでしょう。有名なメーカーを3つ紹介します。
MIZUNO(ミズノ)
ミズノは大阪市住之江区に本社を置くスポーツ用品メーカーです。日本を代表するスポーツブランドで「より良いスポーツ品とスポーツの振興を通じて社会に貢献」を経営理念としています。品質の高いミズノのアイテムは世界中のアスリートから厚く信頼されています。
スポーツ用品店でもまず販売されているであろうミズノの軟式グローブは価格幅の広さが特徴です。強烈な打球に力負けしない耐久性と素早く対応できる扱いやすさを兼ね備えたモデルを多く販売しています。日本のプロ野球選手の愛用者も多いブランドです。
エントリー・ミドルスペックのモデルは生産拠点を海外に移しているため品質はやや落ちましたが、グローブの使いやすさは健在です。トップエンドモデルは従来より国内での生産にこだわっています。初心者から上級者まで野球を楽しむ人々をサポートするメーカーです。
ZETT(ゼット)
ゼットは大阪市天王寺区に本拠を構えるスポーツ用品の商社です。ミシン裁縫を行っていた渡辺梁三が1920年に「渡辺梁三商店」を立ち上げたのが始まりで、1980年に現在の社名に変更しています。一般にはあまり知られていないかもしれませんが野球界では有名です。
MIZUNO・SSKと並んで日本の3大メーカーと呼ばれています。ゼットは軟式グローブに求められる機能に適した革選びにこだわり、革の特性を最大限に活かしてグローブを作っています。革は生き物の皮膚ですから一枚の成牛皮の中でも部位によって厚さや質感は変わってきます。
特に分厚くて丈夫な部分をダメージが大きい捕球面に用いています。薄くて強度がある革は捕球部分の裏側に使い、軽量を保ちつつも手との一体感を生み出すように使われています。価格はやや高めですが大切にメンテナンスを行えば長期間に渡って相棒として活躍してくれるでしょう。
Under Armour(アンダーアーマー)
アンダーアーマーはアメリカ・メリーランド州ボルモチアに本社を置くスポーツ用品メーカーです。メリーランド大学アメフト部の選手であったケビン・プランク氏が創業者で、その名の通り「セカンドスキン」として身体に密着するスポーツアパレルの開発販売が主な事業です。
そんなアンダーアーマーはインナー以外にも様々なスポーツ用品を販売しています。軟式野球のグローブは、米国発祥のブランドながら日本メーカーと同じような品質と価格帯を実現しています。そのため日本の有名ブランドと比べても遜色がないクォリティの製品が販売されています。
アンダーアーマーはメジャーリーグの選手も愛用者が多いメーカーですので、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。グローブの全体カラーやステッチの色などは日本製グローブと比べてバリエーションが豊富ですが、投手をされる方は上記の規定をクリアしているものを選びましょう。
軟式グローブの人気ランキング10選
軟式グローブのおすすめ商品比較一覧表
商品 | 商品リンク | 特徴 | 利き手 | 用途 | 材質 | 製造国 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1
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軟式グラブ 2018年春夏モデル |
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プレミアムな迷彩柄 |
左 | 投手 | ステアハイド革 | - |
2
|
プロステイタス軟式グラブ BRGB30930 |
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捕球面の張りへのこだわり |
右 | 内野手 | 天然皮革 | 日本 |
3
|
軟式グローブ KSN-25PSKZ |
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プロ野球選手も高く評価 |
右 | 内野手 | - | 日本 |
4
|
HOH®GOLD GR8FHG46L |
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高い剛性を誇る上質な牛革 |
右 | 内野手 | ステアハイド革 | フィリピン |
5
|
ゼロワンステージ BJGB71940 |
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新型バンド採用の小中学生用 |
右 | 外野手 | ステアハイド革 | ベトナム |
6
|
キャッチャーミット PCM-4363 RH |
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手に馴染む天然レザーの捕手ミット |
左 | 捕手 | 天然皮革 | - |
7
|
ライテックス BSGB3910 |
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右利き・左利き両方に対応 |
右・左 | オールラウンド | ステアハイド革 | ベトナム |
8
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ベリフニ 1AJGR18810 |
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定番ブランドのエントリーモデル |
右 | オールラウンド | クレストハイド革 | フィリピン |
9
|
軟式グローブ BDG2012 |
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衝撃吸収パッド内蔵 |
左 | オールラウンド | 合成皮革 | 中国 |
10
|
FALCON FG-2311 |
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素手感覚の操作性 |
右 | オールラウンド | 天然・合成皮革 | - |
まとめ
軟式グローブは様々な種類がありますので外観が気に入ったものや自分の手に合いそうなものなど好みで選ぶと良いでしょう。好きな野球選手がいる場合は同じグローブを使うとモチベーションも上がりプレーが楽しくなります。最後までご覧頂きありがとうございました。
本サービス内で紹介しているランキング記事はAmazon・楽天・Yahoo!ショッピングなどECサイトの売れ筋ランキング(2020年11月20日)やレビューをもとに作成しております。
シックな黒基調のこちらは少年野球用のオールラウンド軟式グローブです。捕球面には天然皮革、背面には合成皮革を用いているため耐久性とコストパフォーマンスに優れたモデルです。内骨格構造により素手に近い動きやすさを実現しています。
親指部分に2枚の特殊構造版を内蔵しているため、長時間使用しても劣化しにくい作りになっています。お求めやすいお値段も魅力的ですね。