【映画化作品からエッセイまで】三浦しをんのおすすめ人気ランキング12選

おすすめの1冊を選ぶのはそう簡単なことではありません。せっかく時間を割いて読書に充てるのであれば独創性の高い作品が理想でしょう。今回は「三浦しをん作品の選び方・人気の三浦しをんのランキング12選」を紹介します。ぜひ、おすすめ作品に出会ってください。

三浦しをんは20代で直木賞を受賞した女性作家

本が好きな人にとって、大好きな作者の作品は魅力的であって全て読みたいと思うでしょう。中でも三浦しをんという女性小説家は今注目されており、20代で直木賞を受賞したということで話題です。

 

超氷河期の就職時代に全滅したことで、早川書房の入社試験の作文で才能を褒められて作家としての道を進むことになった人物になります。29歳という30歳手前で直木賞を受賞し、20代での女性受賞者は堤千代・平岩弓枝・山田詠美と4人目の快挙です。

 

今回は「三浦しをん作品の選び方・三浦しをんおすすめ12選」を紹介します。三浦しをんの世界観をじっくり堪能してみましょう。

三浦しをんの選び方

三浦しをん作品は数多く、その中から1つを選ぶのは大変でしょう。今注目されている人気の作品の選び方を紹介します。

短編集で選ぶ

初心者でも読みやすいということで、短編集は魅力的でしょう。三浦しをんの短編ワールドを体感してみてください。

恋愛短編集が印象的

三浦しをんと言えば、若者が一直線に恋に目覚めるという恋愛短編集が代表的と言われています。独特な三浦しをんワールドの恋愛観が、多くの人たちの心をくぎ付けにしてくれるのです。

 

恋愛ものは女性受けすると思われがちですが、最近では男性も恋愛観の世界を小説の中で求めているでしょう。通勤時間など電車やバスで過ごすOLやサラリーマンにとっては、短編集は画期的です。

 

独立した恋愛ストーリーで、読んでいくうちにぐっと三浦しをんワールドに惹き込まれていくことでしょう。普段の生活の中でちょっと刺激がほしい・恋愛小説が好きな人にぜひ読んでもらいたい一冊になります。

初めてでも読みやすい

本は好きだけど、長編小説になると時間がなくてなかなか読み切らないと言った人も多いでしょう。図書館等で借りてくると、どうしても返却期日までに読み切れずに途中で返すことになります。

 

短編集であればサクッと読める上、初めて三浦しをん作品を読む人でも読みやすいと定評です。普段の生活や身近な人が登場人物であり、ごくごく自分と近い存在に親近感を覚えるでしょう。

 

三浦しをん作品初心者であれば、サクサクっと読むことができるショートバージョンはとにかくおすすめです。これから三浦しをん作品を堪能したい人は、短編集から始めてみましょう。

色んなエピソードで楽しめる1冊

短編集は2・3ページで完結する話が多く、サクサクっと読むことができるのが魅力的でしょう。と言っても1話1話の話のテーマは一緒であり、1つのエピソードを読むと次が読みたくなるのが特徴です。

 

ある場所をテーマにした作品では、その場所で起こるエピソードを人物を変えて紹介しているのが三浦しおんワールドです。そして、三浦しをんの世界にいつしかどっぷりはまっていることでしょう。

 

1話のエピソードが短い為、1日に時間が足りない人でも簡単に読めて次のエピソードが知りたくなってくるのです。そんな魅力が三浦しをん作品を人気にしている秘密と言えるでしょう。

エッセイで選ぶ

独自の発想は、三浦しをん自体の経験から来ているのでしょう。三浦しをんのエッセイも又、魅力的な作品が多いのが特徴です。

オタク視線で描かれた作品が多い

三浦しをんは短編小説等が有名ですが、エッセイも又、人気があって一度は読んでみるとよいでしょう。三浦しをんワールドは、エッセイの中でも生きていて独特な視線で語る内容は見ものです。

 

女性目線での話の展開ですが、より深く、いわゆるオタクと呼ばれる人たちの視線で描かれていて奥深くなっています。専門的な部分が出てくる為、サラサラっと読みたい人にはちょっと難しいかもしれません。

 

しかし、好きな分野であれば、オタク目線の記述を読み進めるうちにもっともっと深く探求したくなるはずです。全ての人に共感されるかどうかは別ですが、ちょっと深い話が好きな人にはぴったりでしょう。

短い文章なのに面白上手い

三浦しをんのエッセイ集は、数多くあって内容についてはとても短くてサクサクっと読めるのが特徴でしょう。勿論、三浦しをんの独特な世界観があり、短い文章ながらすーっと惹き込まれるはずです。

 

短い中にユーモアを交えて、三浦しをん独自の感性が垣間見えるようで中には共感者も多数います。上手く表現された言葉がとても魅力的で、うんうんと頷ける部分が多いのでしょう。

 

又、面白おかしい表現があると、ついつい声を出して大笑いしてしまうかもしれません。その為、通勤中のバスや電車に乗っている時に三浦しをんエッセイを読むと、周りに迷惑になってしまうでしょう。

映画・ドラマ化作品で探す

三浦しをん作品の多くは、映画・ドラマ化していて知名度が高くなっています。人気のある作品ばかりで見る価値があるでしょう。

映画を見てから選ぶ

「舟を編む」を始め、数多くの三浦しをん作品はドラマ・映画化されていて知名度が高くなっています。本を読んでから話の内容を知って映画を見る人が多いですが、逆に映画を見てから本を読む人もいるでしょう。

 

映像で見る映画やドラマは頭の中でイメージしやすく、しっくりと主人公や周りの人の感情等が入り込んできます。活字が苦手という人は、映画やドラマで見た方がすーっと話が入りやすいでしょう。

 

三浦しをんワールドを映像から楽しめ、後で本を読めばより一層奥の深い話の内容を把握することができるのです。中でも日本アカデミー賞受賞作でもある「舟を編む」は、まずは映画から見てみましょう。

アニメ・漫画化された作品もあり

三浦しをんワールドは、映画の世界だけでなくアニメや漫画化もされていて多くの人に親しまれています。先にアニメや漫画を見てから小説を選ぶというのも、一つの方法と言えるでしょう。

 

三浦しをん自身も漫画が好きということで、アニメや漫画化された作品についてはかなり思い入れが強いはずです。アニメや漫画になるとコミカルな部分がより一層強調されることで、面白く出来上がっていることでしょう。

 

漫画で面白ければ小説も購入して、本棚に漫画本と一緒に小説本も並べて三浦しをんワールドを満喫しましょう。本として残るといつでも好きな時に読むことができて便利です。

評価の高い作品で選ぶ

多くの人に賞賛された作品は、自分も読んでみたいと思うものです。評価の高い作品は選ぶ価値も高いでしょう。

文学賞受賞作品で選ぶ

何と言っても、名誉ある賞を受賞した作品は多くの人に賞賛された本であるが故に、一度は読んでおきたいものです。特に文学賞を受賞したということは、世に三浦しをんワールドを知らしめる絶好のチャンスになるでしょう。

 

それだけ多くの人に読まれ、専門家からも高い評価を得ている作品なだけに三浦しをん作品を読みたい時はまず一番に受賞作を読むべきです。世の中で高い評価を得た作品だからこそ、読んでいくうちに満足感を達成できるでしょう。

 

これから三浦しをん作品を読みたいと思っている人は、直木賞受賞作品でもある「ののはな通信」を読んでみてください。女性二人の友情が恋に変化するという、濃厚なストーリー展開にぐっと惹き込まれること間違いありません。

レビュー評価が高い作品を選ぶ

実際に本を読んで感想を書くレビューは、本のみならず全ての商品に対して失敗しない選択方法でしょう。ユーザーの生の声を聞くことは、これから読みたいと思っている作品がどんな印象なのか、一般的な見解を知るきっかけになります

 

と言っても、作品に対する思いは人それぞれであって多くの人が良いと思っていても、自分にとってはそんなに良くないこともあります。賛否両論があるからこそ、自分の好きな作品を探すのは難しいのです。

 

ちょっと変わった作品を求めているのであれば、一般的な見解は逆に必要ないかもしれません。レビューはあくまでも参考程度にとどまるようにすべきでしょう。

直木賞作家・三浦しをんの人気ランキング10選

古書屋を舞台にした三浦しをん作品

古書屋を舞台にした作品で、小さい頃から本の中で育った店の息子と幼馴染みとのストーリーが見ものとなっています。とても名の知れた古書屋で育った息子は、兄弟のように育った幼馴染みがいるのです。

 

しかし、その子の父親はせどり屋と呼ばれるやくざ業を営んでおり、世間からはあまり良い目では見られません。二人が大きくなってから起こったある夏の日に起きた事件から、話は急展開していくのです。

 

その夏の午後から起きた事件が、二人の運命を変えて夢や野望を持つことができるようになったのでしょう。三浦しをんワールドが広がり、どんどん先を読みたくなってくる作品なのです。

発売日 2004/5/25 本の種類 文庫
メディア・ミックス

この本の口コミ・評価をご紹介!

三浦しをんさんの作品が好きで、色々読んでみましたが まだ全作品読んだ訳では無いので、一番 とは言えないですが上位に入るぐらい好きな本です。

同性愛だなんだと言ってる方もいますが、私はそれだとは思いません。(事実的にはそういう物語なんでしょうが)
なんていうか、そういう言葉にあてはめることが出来ないぐらい、繊細で、綺麗で美しいお話でした。
不思議な感じで、強弱のある激しいお話ではありませんが、それがなぜか心地よくてハマってしまいます。

死ぬ前にこの本に出逢えて良かったなあと、しみじみ思いました。

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重く苦しいのに、引き込まれる。2017年に映画化された作品!

島で暮らす中学生の信之、同級生の少女・美花と付き合っています。そんな信之になにかとまとわりつく幼なじみの。ある日、島を大災害が襲い、信之と美花、輔と数人の大人だけが生き残ります。

 

島での最後の夜、ある現場を目撃した信之は、美花を守るために罪を犯し、それは二人だけの秘密になりました。その罪を隠したまま20年。妻子とともに暮らす信之のもとに幼なじみの輔が現れ、事件の真相を仄めかします。

 

三浦しをん渾身の長編小説『光』は、2017年に大森立嗣さん監督で映画化されました。光あふれる島の描写と、人間の闇が描かれる圧倒的な重苦しさ。人間の内面が描かれた心に残る一冊です。

発売日 2013/10/18 本の種類 文庫/単行本
メディア・ミックス 映画化

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三浦しをんの小説は全部読んでいるが、その中でこれが一番力強い印象を受けている。
 好き嫌いはあるだろうが、人間の本質に迫ったところに届く筆の力はすごい。

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ぼろアパート住人の恋愛三浦しをん作品

小田急線・世田谷代田駅から徒歩5分にある古いアパート「小暮荘」に住む住人の話を事細かく描写した三浦しをん作品に仕上がっています。アパート住人の中には、世間ではあまり望まないような恋に落ちている女子大生や死ぬ前に思う存分セックスがしたいと思っている大家さんがいるのです。

 

女子大生を覗くのが日課のさえないサラリーマンや、3年前に蒸発した恋人をずっと思っている女性の4世帯が暮らしています。又、その周りを取り巻く人たちの恋愛模様もとても興味深いものです。

 

ぼろアパートだからこそ人とのつながりが深く、人情あふれる恋愛ストーリーが展開していくのでしょう。辛さの中にあるコミカルな部分も又、読んでいくうちに三浦ワールドにどっぷりはまること間違いありません。

発売日 2010/10/29 本の種類 単行本
メディア・ミックス

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初めはゆるーい感じに始まったので油断しましたが、さすがは三浦しをんさん、急に水色の男根が壁から生えたりして徐々に加速し、一筋縄ではいかないストーリーが実に良かったです。他の人では出しえない、ちょっとディープで少し変態な世界観。

私は特に、夫の入れるコーヒーが訳あって泥の味に感じてしまう佐伯さんの話が好きです。

登場人物それぞれみんなちょっとずつ変な癖を抱えていて、ぎょっとしたりハッとしたりなかなか面白かったです。

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就職難に生きる女子大生の苦悩を描いた三浦しをん作品

主人公である女子大生が将来どうするのかについて悩み、奮闘する姿を描いた三浦しをん作品になります。これからどのように生きていくべきか、就職最前線に悩む若者をイメージして描いているのです。

 

就職難において、いざ面接をしても思うようにいかない中で、漫画が好きなことから漫画雑誌の編集者になろうと思うものの内定はゼロでしょげてしまいます。主人公をとりまく家族や友人たちもユニークで、読んでいくうちに小説の世界に飲めり込んでしまうのです。

 

三浦しをんのデビュー作とされ、才気あふれる話の展開に一度は読んでおいて損がありません。「吾輩は女子大生である。内定先はまだない。」と言ったタイトルが夏目漱石の世界観とダブりそうです。

発売日 2005/3/2 本の種類 文庫
メディア・ミックス

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これは、著者の就職体験を基にして書かれた処女作品である。
回りを気にせず、のんべんだらりと就職活動をした体験をもつ自分には、懐かしさを抱くのと同時に共感を覚えてしまった。
主人公はもちろん著者自身であり、それだけに人物像が活き活きと描かれている。
就職に苦戦している話だけでは、面白みに欠けるので、そこはしっかり仕掛けが施されている。そのおかげで話が、格段におもしろく感じられるだろう。
ところどころにちりばめられる「妄想」も見事に炸裂していて、思わずにやりとしてしまった。

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恋愛とは何なのか短編三浦しをん作品

人を好きになるということについて、深く探求した三浦しをんワールド全開の短編小説になります。恋愛と言っても人それぞれで、いつ恋に落ちるのかは人が感じる次第で変わってくるでしょう。

 

人を好きになる・恋をするというのは、誰かをとても大事に思う時に放たれる特別な光として表現しています。好きになるという感情が宇宙にまで放たれて、ワクワクドキドキするような恋を経験できるのです。

 

短編小説の為、サッと読めるあたりも飽きもせずに人気の秘密なのでしょう。宇宙の果てまで届く感情の気持ちが巡り巡って地球に戻り、相手にそっと伝えてくれるはずです。

発売日 2011/2/26 本の種類 文庫
メディア・ミックス

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11の様々な恋愛。どれもが愛おしく、特に『わたしたちがしたこと』では、「解るよ、仕方ないよね」と思わず俊介を肯定してしまう「男目線」の自分にビックリ! でも、それって本当に朋代を愛していたことになるのか!?  「後悔していない」なんて本当か!? やりきれない思いがいっぱいのひとつの「愛の形」。朋代の目線で書かれているけれど、私はなぜか俊介の「心」を思う。

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文楽と恋愛を上手く取り入れた三浦しをん作品

文楽が好きで情熱を注ぐ若手大夫の奮闘を描いた三浦しをん作品になります。修学旅行で訪れた人形浄瑠璃の文楽を見た学生が、浄瑠璃を語る大夫のパワーに圧倒されるのです。

 

義太夫の世界に飲めりこみ、ちょっと変わり者の印象ですが好きな女性にも巡り合います。分芸術を愛するべきか、好きな女性を選ぶべきかで悩んでしまう若者の苦悩を描いているのです。

 

現代の世界ながら、昔の文楽について学べる小説は、主人公の恋愛模様も描かれていてどっぷり話に引き込まれるでしょう。文楽をテーマにした作品に挑んだ三浦しをんワールドが広がります。

発売日 2011/7/14 本の種類 文庫
メディア・ミックス

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読みはじめは少女漫画?レビューには泣けるってあったけど、これで泣ける?と思いましたが、読み進むにつれて引き込まれました。一口に精進とか芸の道に邁進とか言うけれど、その事が出来るのは、惚れきる事の出来る対象に出会ってしかも、それに向かって純粋に突き進む事の出来る一握りの人なのでしょうね。師匠もいいね。有無を言わさぬ圧倒的な実力で目標と出来る師に出会うという事は実に幸せな事だと思います。文楽の演目も歌舞伎などで題は聞いた事がある程度でしたが、そのストーリーなどは知りませんでした。健の解釈を頭に置いて文楽を見てみたいと思います。泣ける?と思っていたのに、泣きました。

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三重のふるさとをテーマにした三浦しをん作品

高校を卒業した主人公が、三重県の山村に放り込まれることになった話の展開がもっと知りたくなる三浦しをん作品になります。林業という現場に放り込まれたことで、厳しい仕事を経験していく主人公を描いているのです。

 

三重県の山奥でふるさとをテーマにした作品は、故郷を離れた人にとっては懐かしく感じることでしょう。又、方言も出てくることで、その土地の風情をしっかり感じることができます。

 

普段あまり縁することがない林業をテーマにしている点が面白く、主人公とともに登場する現地の人たちとの交流も興味深いです。林業の後継者問題や主人公の恋心も垣間見ることができます。

発売日 2012/9/7 本の種類 文庫
メディア・ミックス 映画化

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映画自体もひとつひとつのシーン含め大好きで時々観なおしては感動しているのですが、それ以上に原作を読んでいると、山や森をはじめとした自然の力強さや、偉大さ気高さ恐さも含め、そしてその中で生きていく人間賛歌が、心のなかにありありとイメージとして湧きあがってくるので、映画と同じように時々読み直したくなる作品です。
 映画を観て原作も読む。原作を観て映画を観る。どちらから始めても楽しい時間を過ごすことが出来ると思うので、とってもオススメです。

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便利屋から学ぶ心温まる三浦しをん作品

三浦しをんを世に知らしめた1冊であり、第135回直木賞受賞となった作品になります。東京のはずれにあるまほろ市を舞台にした作品で、主人公である便利屋の同級生が転がり込んだことから話が展開されるのです。

 

町のはずれにある便利屋を同級生と一緒に始めることになった主人公は、色んな依頼を引き受けることになります。例えば、納戸の整理や塾の送迎・ペット預かり等色んな仕事が舞い込んでくるのです。

 

毎回登場する依頼主は個性的で、依頼される内容もちょっと変わったものが多くてどんどん話を読み進めていきたいと思うでしょう。話が展開される中で二人の過去が明るみに出て、抱えるものが読者の心に突き刺さるのです。

発売日 2009/1/9 本の種類 文庫
メディア・ミックス 映画・ドラマ化

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何かものすごい事件が起きるわけではないのだけれど、
便利屋に舞い込んでくる様々な依頼を、
ひとつひとつクリアしていく過程の中で、
登場人物たちの内面が少しずつ少しずつ見えてくる。

(中略)


どんな人間にもその人なりの魅力はあるものだな。
と感じました。

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走ることに夢をかけたランナーの三浦しをん作品

箱根駅伝を走りたいという主人公の想いが、一人の天才ランナーとの出会いを巡り合わせたストーリーになっています。駅伝とは何なのか、走るとはどういう意味なのかについて深く追求した話の展開です。

 

十人のランナーが、限界まで挑戦してたすきを回してゴールを目指す感動のストーリー仕掛けになっています。まるで風と一体になっているように、強く吹く風を体中で実感しながら突き進む若者たちの話は最後には感動してしまうこと間違いありません。

 

走ることに青春をかけた10人の青年たちの話は、10代だけでなく社会人となった大人たちにも読んでもらいたい1冊でしょう。遠い昔の青春時代を思い出しながら、読み進めてほしい本です。

 

 

発売日 2009/6/27 本の種類 文庫
メディア・ミックス 映画・アニメ化

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真摯に競技に打ち込んでいる人からみれば、
荒唐無稽な物語といわれるかもしれないけれど、
読み進めるうち、彼らを必死に応援している自分自身に
びっくりしました。
気づいたら、僕も彼らと一緒に、
箱根駅伝の頃の風の冷たさ、
早春の匂いを感じて走っていました。

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辞書作りに奮闘する出版社営業部員の三浦しをん作品

映画でも注目されている「舟を編む」は三浦しをん作品として、一番人気が高い作品になっています。出版社を舞台にした作品で、辞書編集部に引き抜かれた主人公が編集部と一丸になって新しい辞書作りに貢献する姿を描いているのです。

 

辞書作りに情熱を持っている彼の前に一人の女性が現れ、いつしか恋に落ちるという恋愛小説でもあります。初めて手掛ける「新しい辞書」作りへの冒険が始まり、1つの物を作っていくというストーリーが何とも面白く感じるでしょう。

 

何度も失敗や再生を繰り返しながら、最高の辞書を作っていく姿は自身と照らし合わせながら前向きに進んでいけるバイブルとも言えます。本を読んでから映画版も見ると、より深い話の内容に気づかされることでしょう。

発売日 2015/3/12 本の種類 文庫
メディア・ミックス 映画化

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温かく愛おしい気持ちにさせてくれる小説でした。

仕事とは地道で一躍飛びには進まない、進んでは戻りを繰り返して少しずつの進歩の故に完成があり、でも完成の後もまだまだ仕事はある。そんな全ての仕事がそうであり、辞書作りは、さらなる地道に、長きに渡り作り上げて行く作業なのだと初めて知りました。

登場人物の心理や発言も、登場人物のキャラクター通りで、どの登場人物にも感情移入できました。

辞書作りた対しても登場人物に対しても、どれだけの事を調べ綿密に計画し、作り上げて来たのかと思うほどに、とても濃く人間味あふれるステキな小説でした!!

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三浦しをんのおすすめ商品比較一覧表

商品 商品リンク 特徴 発売日 本の種類 メディア・ミックス
1
アイテムID:5049227の画像
舟を編む

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辞書作りに奮闘する出版社営業部員の三浦しをん作品

2015/3/12 文庫 映画化
2
アイテムID:5049667の画像
風が強く吹いている

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走ることに夢をかけたランナーの三浦しをん作品

2009/6/27 文庫 映画・アニメ化
3
アイテムID:5049669の画像
まほろ駅前多田便利軒

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便利屋から学ぶ心温まる三浦しをん作品

2009/1/9 文庫 映画・ドラマ化
4
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神去なあなあ日常

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三重のふるさとをテーマにした三浦しをん作品

2012/9/7 文庫 映画化
5
アイテムID:5049739の画像
仏果を得ず

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文楽と恋愛を上手く取り入れた三浦しをん作品

2011/7/14 文庫
6
アイテムID:5049743の画像
きみはポラリス

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恋愛とは何なのか短編三浦しをん作品

2011/2/26 文庫
7
アイテムID:5049751の画像
格闘する者に○

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就職難に生きる女子大生の苦悩を描いた三浦しをん作品

2005/3/2 文庫
8
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木暮荘物語

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ぼろアパート住人の恋愛三浦しをん作品

2010/10/29 単行本
9
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重く苦しいのに、引き込まれる。2017年に映画化された作品!

2013/10/18 文庫/単行本 映画化
10
アイテムID:5050175の画像
月魚

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古書屋を舞台にした三浦しをん作品

2004/5/25 文庫

三浦しをんのエッセイおすすめ2選

本好きな人におすすめの三浦しをん作品

本屋さんと言えばいわずとしれた本を売っているお店であり、色んなジャンルや種類の本が棚に並べられています。大きな本屋さんになれば、欲しい本が必ずと言っていいほど揃っているはずです。

 

特に本好きな人は、数ある本の中で埋もれて死にたいと思う程で、デートの場所も必ず本屋にするほどでしょう。本屋で好きな本を読むというデートも、斬新でちょっと知的なイメージが強くなります。

 

そんな本好きを自称しているような人に捧げる、三浦しをんの書評やその他が掲載されているのです。三度の朝飯よりも本が好きで、色んなジャンルの本を読みたいと思っている人にぜひ読んでほしい一冊でしょう。

発売日 2012/10/6 本の種類 単行本

雑誌「BAILA」連載+書き下ろし5本!傑作エッセイ集

「BAILA」での連載をまとめ、さらに新規書き下ろしを5本加えた三浦しをんワールド全開のエッセイ集。タクシー運転手さんと繰り広げる主r白トークから、心温まる家族のエピソードまで……。笑いあり、ときどき涙ありの一冊です。

発売日 2019/8/5 本の種類 単行本

三浦しをん作品が好きな方にはこちらもおすすめ

おすすめの三浦しをん作品を読もう!

ここまで「三浦しをん作品の選び方・人気の三浦しをんのランキング12選」について紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。独特の世界観を持った作品は、読んでいくうちにぐっと惹き込まれていきます。本選びに迷ったら、三浦しをん作品を読んでみてはいかがでしょうか。きっと夢中になること間違いありません。

本サービス内で紹介しているランキング記事はAmazon・楽天・Yahoo!ショッピングなどECサイトの売れ筋ランキング(2020年11月20日)やレビューをもとに作成しております。

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