【読めばドキドキ出来る】恋愛小説おすすめ人気ランキング10選
2020/11/20 更新
心が豊かになる恋愛小説の魅力
恋愛をすることで、いろいろな経験をして心が豊かになっていく気持ちになったことがある人は多いのではないでしょうか?恋愛小説を読むことで、疑似恋愛をしている気持ちになって、本当に恋愛しているときと同様に心が豊かになっていくことを感じることができます。
今は恋愛をしていないという人でも、恋愛小説を読んでいるうちに「過去にはこんなことがあったな」と感じたり、恋愛小説の中の主人公に感情移入して「ここでこういう対応をすれば上手くいくから頑張って」と応援したくなることもあるでしょう。
また、それほど恋愛経験がない人でしたら恋愛小説を読むことでいろいろな恋について知れて勉強になることもあるでしょう。凄くお手本になる恋愛が書かれていたり、それとは逆に絶対にしてはいけない恋愛が描かれていて、反面教師になるものも多くあります。
恋愛小説の選び方
恋愛小説は、いろいろな小説の中でも特に人気のジャンルなので、さまざまな作品が発表されています。その中から自分に合った恋愛小説を選ぶコツを紹介していきます。
文学賞受賞作品から選ぶ
恋愛小説を今まであまり読んだことのない人は、まずは過去に文学賞を受賞したり、ノミネートされた作品の中から恋愛小説を選んでみると、ハズレることが少なくなります。文学賞にもいろいろな賞があるので、どんな賞があるのか有名なものをいくつか紹介していきます。
直木賞から選ぶ
直木賞は正式には「直樹三十五賞」という賞で、無名・新人及び中堅作家による大衆小説作品に与えられる文学賞です。それほど小説に詳しくないという人でも名前ぐらいは聞いたことがある賞なのではないでしょうか。
もともとは無名・新人に与えられる賞でしたが、のちに中堅作家も受賞の範囲になり、現在ではベテランの作家さんもこの賞を受賞することもあるため、ほぼ年齢やキャリアは関係のない賞となっています。
選考には守旧的な選考を行う傾向が根強い一面があると言われておりますが、とても有名な賞なので、恋愛小説を探すときに参考にしてみてみると、良い恋愛小説を探すことが出来るでしょう。
芥川賞から選ぶ
芥川賞は正式には「芥川龍之介賞」という賞で、純文学の新人に与えられる文学賞で、直木賞同様に一般の人も名前ぐらいは聞いたことがあるであろう、有名な賞です。新人に与えられる賞といっても、デビューして10年くらいの作家が受賞した例もあります。
作品の長さに明確な規定はないものの「原稿用紙150枚程度の短編」という見解を選考委員が示したこともあり、そこまで長い小説ではない名作を探している人は芥川賞を獲得した恋愛小説を読んでみることをおすすめします。
芥川賞の選考にはいろいろな批判が出ることがあるものの、多くの小説に詳しい人が選考にかかわっているため、大きなハズレはないでしょう。
本屋大賞から選ぶ
本屋大賞はは2004年に設立された、他の文学賞と比べると比較的新しい賞で、NPO法人・本屋大賞実行委員会が運営する文学賞です。
この本屋大賞の一番の特徴は、なんといっても賞を選ぶのが書店で働いている人だというところ。出版社の偉い人や、偉い作家さんが選ぶのではなく、書店で働いている人が「おもしろい」「この本を売りたい」と思った本が選ばれるため純粋に面白い本が選ばれます。
他の賞と比べても、本屋大賞に選ばれた本が一番売れるとも言われており、恋愛小説初心者の方が小説を探すのに一番向いている賞です。どんな恋愛小説を読もうか迷ったら一度本屋大賞に選ばれた本を探してみると良いでしょう。
小説の長さで選ぶ
恋愛小説には短編集もあれば長編のものもあります。小説を読める時間や、どれくらい小説の世界に入り込みたいか、などを考えて小説の長さを選んでみましょう。
短編を読む
短編集を読む利点はちょっとした空き時間に気軽に読めることではないでしょうか?通勤電車の中で読むのも良いですし、仕事のお昼休憩の時間に読むのも気分転換になったりと、短編は読もうと思ったときにすぐ読めます。
また、短編集であれば1冊で複数の物語が収録されているのでお得感がありますし、自分の過去の恋愛の気持ちに似ているものも見つかる確率が高く、感情移入しやすい小説を見つけることもできるでしょう。
小説を買ってから長編の場合自分に合わないものだったら損した気持ちになってしまいますので、まだそれほど小説を読むのに慣れていない人は、まずは短編小説でいくつか恋愛小説を読んでから長編に行くのも良いでしょう。
長編を読む
長編小説を読む場合は時間に余裕があるときの方が良いでしょう。特に面白い長編小説ですと、寝る前に少し読もうと思っても、凄く先が気になってしまい読んでいるうちに、寝不足になってしまうことも考えられます。
しっかりとここまで読んだら辞めるという意思を持つことができて、楽しみを後にとって置ける人でしたら、少しずつ長編小説を読んでいくのも良い楽しみ方です。毎日の小説を読む時間が自分のご褒美になるでしょう。
恋愛小説には、付き合うまでの心理描写がとても長かったり、付き合っていたのに別れて、数年後にまた出会うというような話もあるので、そういった壮大な恋愛小説はどうしても長編になってしまいます。壮大な恋愛が読みたい人は是非長編小説にチャレンジしてみてください。
映像化されたものを選ぶ
恋愛小説には、ドラマ化や映画化された作品がたくさんあります。そして、そういった作品の中にはドラマや映画の賞を獲得しているものがたくさんあります。
恋愛小説は映像化されることがとても多いので、今まで何の気なしに見ていたドラマや、映画は実は原作が恋愛小説だったということも多いかもしれません。ドラマや映画で気になった作品の原作の小説があるかどうか、一度確認してみることをおすすめします。
また、話の登場人物や設定、ラストが違ったりする作品もあるので、ドラマや映画と小説を見比べてみて違うところや、ここはこっちの方が良かった、というのを自分で比較しながら見比べるのも面白いです。
恋愛小説のおすすめランキング10選
講談社
キミマイ
小中学生に大人気
パパの転勤について中国に行くのがイヤな主人子のチャラは、東京の聖ダイヤ学園中等部を受験して無事に合格。ママの妹で自由気ままなフリーアナウンサー今日香と、夢の2人暮らしを始め、引っ越しの日に出会った同級生のユッキーに日舞を習うことになる。
イケメンキャラから突然乙女キャラに変わるユッキーを筆頭として、いろいろな個性あふれるキャラが登場するキミマイ。文章ももちろん面白いのですが、絵がとても可愛いので少女漫画が好きな子供なら読みやすいでしょう。
第1回青い鳥文庫小説賞受賞作品でもあるこのキミマイは、特に小学校高学年から中学生くらいの女子に人気の高い作品ですが、大人になった人が読むことで、学生時代の懐かしい恋心を感じることが出来る小説でもあります。
発売日 | 2018/9/13 | ページ数 | 208 |
---|---|---|---|
文学賞 | 第1回青い鳥文庫小説賞 | 映像化 | - |
文藝春秋
不機嫌な果実
良い恋愛とは言い難いが
夫への不満から、麻也子が理想の不倫相手として選んだ相手は...醒めた視点で男女の愛の虚実を描き出す、不倫恋愛小説の最高峰!不倫は良いことではないのですが、不倫も一つの恋愛の形です。綺麗なだけではない恋愛小説を読みたい方におすすめです。
とても有名な不倫恋愛小説である不機嫌な果実は、1997年には石田ゆりこさん主演で、2016年には栗山千秋さん主演で2回もテレビドラマ化されている有名な小説です。またテレビドラマだけではなく南果歩さん主演で映画化もされています。
結婚6年目、今年で32歳になる水越麻也子はいろいろな男性とセックスをするものの全く満たされない女性。「夫以外の男とのセックスは、どうしてこんなに楽しいのだろうか。」というフレーズは、妻を持つ男性としてはちょっと気になってしまうフレーズです。
発売日 | 1996/10/30 | ページ数 | 352 |
---|---|---|---|
文学賞 | - | 映像化 | 1997/10/9 |
集英社
肩ごしの恋人
直木賞受賞作
「肩ごしの恋人」は、文芸誌「鳩よ!」に1999年4月号から2000年11月まで連載され、2001年9月に単行本として発売されました。現代社会に生きる女性達をリアルに描き、女性だけでなく、男性からも共感を得ている恋愛小説です。
親友である、るり子の3回目の結婚式に出席した早坂萌は、式で出会った柿崎祐介と関係を持つ。一方、るり子は順調に新婚生活を送っているかに見えたが、結婚した途端に夫・室野信之とのセックスに興味がなくなり、崇を自分の家に連れこんで遊んでいたりしていた。
第126回の直木賞受賞作で、2007年7月5日からは米倉涼子さんと、高岡早紀さん主演でテレビドラマ化もされています。ドラマと小説では主人公の年齢など、さまざまな変更点があるので、ドラマを見たことがある人も小説と読み比べると面白いでしょう。
発売日 | 2001/9 | ページ数 | 336 |
---|---|---|---|
文学賞 | 第126回直木賞 | 映像化 | 2007/7/5 |
祥伝社
I LOVE YOU
有名作家の短編集
「I LOVE YOU」は隠れた名作揃いで知られる祥伝社の恋愛短編オムニバス小説です。作家陣は全員男性の作家6名で、直木賞作家である石田衣良さん、伊坂幸太郎さん、中田永一さん、中村航さん、本多孝好さん、市川拓司さんと、有名作家ばかりです。
主人公は失恋の傷を忘れるために、幼馴染と飲み歩いていたのだがいつの間にか意識してしまう石田衣良さんの「魔法のボタン」、2年付き合っている彼氏の転勤が決まって不安になっていたときに、姉の元彼と出会う「透明ポーラーベア」など6作が楽しめます。
それぞれどの作家さんも実力がある作家さんばかりなので、短編と言えどしっかりと楽しむことができます。こういったオムニバス小説は、今まであまり知らなかった作家さんと出会えるというメリットがあるので、新しい出会いを求める人におすすめです。
発売日 | 2007/9/1 | ページ数 | 322 |
---|---|---|---|
文学賞 | - | 映像化 | - |
集英社
蛇にピアス
芥川賞受賞作
「蛇にピアス」は金原ひとみさんのデビュー作となる小説であり、第27回すばる文学賞を受賞した後に、綿矢りささんの「蹴りたい背中」とともに、若い女性作家二人が第130回芥川龍之介賞を受賞したことでも話題となった小説です。
生きている実感もなく、あてもなく渋谷をふらつく19歳のルイ。ある日の訪れたクラブで赤毛のモヒカン、眉と唇にピアス、背中に龍の刺青、蛇のようなスプリット・タンを持つ「アマ」と出会い人生が一変する。
ピアスや入れ墨などが話題となることも多い本作ですが、主人公ルイの狂気じみた深い愛は、この小説の大きなポイントです。映画では当時映画初出演だった吉高由里子さんが体当たりで演技していることでも話題となりました。
発売日 | 2003/12 | ページ数 | 128 |
---|---|---|---|
文学賞 | 第130回芥川賞 | 映像化 | 2008/9/20 |
角川春樹事務所
紙の月
愛とお金
「紙の月」は「静岡新聞」の2007年9月から2008年4月まで連載され、2012年2月29日に発売されました。サスペンス色が強い恋愛小説で、著者の角田光代さんは「お金を介在してしか恋愛ができなかった、という能動的な女性を描きたい」と思ったそうです。
わかば銀行の支店から一億円が横領された。容疑者は、梅澤梨花四十一歳。二十五歳で結婚したが、子どもには恵まれず、銀行でパート勤めを始めた。真面目な働きぶりで契約社員になった梨花。そんなある日、顧客の孫である大学生の光太に出会うのだった...
2014年には原田知世主演でテレビドラマ化され、同年に宮沢りえ主演で映画化もされた有名な不倫恋愛小説の1つ。ドラマや映画公開後に人気が再燃したことで、オリコンランキングでは1位に輝きました。2012年には第25回柴田錬三郎賞も受賞しています。
発売日 | 2012/2/29 | ページ数 | 359 |
---|---|---|---|
文学賞 | 第25回柴田錬三郎賞 | 映像化 | 2014/1/7 |
双葉社
君の膵臓をたべたい
泣ける小説
「君の膵臓をたべたい」は、住野よるさんによる小説で、小説投稿サイト「小説家になろう」に投稿したところ、ライトノベル作家の井藤きくさんの目に留まって出版されることになりました。住野よるさんの作品が初めて出版された本でもあります。
ある日、高校生の僕は「共病文庫」というタイトルの文庫本を病院で偶然拾った。それは、クラスメイトである山内桜良が密かに綴っていた日記帳だった。そこには、彼女の余命が膵臓の病気により、もういくばくもないと書かれていた。
実写映画、アニメ映画ともに大ヒットしたほか、第13回本屋大賞第2位、「2016年 年間ベストセラー」総合4位・単行本フィクション1位などいろいろな賞も獲得しており、累計発行部数は200万部を越える大ベストセラーとなっています。
発売日 | 2015/6/19 | ページ数 | 328 |
---|---|---|---|
文学賞 | 第13回本屋大賞第2位 | 映像化 | 2017/7/28 |
小学館
いま、会いにゆきます
海外でも人気
「いま、会いにゆきます」は、市川拓司さんによるファンタジー恋愛小説で、2003年に小学館より刊行されました。作品は市川自身の病気体験がベースとなっており、妻との恋愛やバイク旅行など、彼の実際の生活で起こったエッセンスが散りばめられています。
ある町に住む秋穂巧は、1年前に最愛の妻である澪を亡くし、1人息子の佑司と慎ましく過ごしていた。2人は生前澪が残した、「1年たったら、雨の季節に又戻ってくるから」という言葉が気になっていた。それから1年後、雨の季節に2人の前に死んだはずの澪が現れる。
日本で映画が大ヒットしたため、小説は読んだことがなくても映画やドラマでは見たことがある人が多い作品ですが、映画やドラマで少しでも気に入った人は是非原作の小説も読んでみてください。韓国で映画がリメイクされるなど海外でも人気の作品です。
発売日 | 2003/2/27 | ページ数 | 432 |
---|---|---|---|
文学賞 | - | 映像化 | 2004/10/30 |
KADOKAWA/メディアファクトリー
君の名は。
世界22ヵ国で刊行
「君の名は。」の小説版は映画の公開より2か月早く発売され、出版社の作品紹介文では「原作小説」とされていますが、脚本の完成後、映画の制作の終盤に執筆されたものであり、新海誠さんは「どちらが原作なのかと問われると微妙なところ」と語っています。
東京の四ツ谷に暮らす男子高校生・立花瀧は、ある朝、目を覚ますと岐阜県飛騨地方の山奥にある糸守町に住む女子高生・宮水三葉になっており、逆に三葉は瀧になっていた。2人とも「奇妙な夢」だと思いながら、知らない誰かの一日を過ごす。
映画は2016年8月26日(金)の公開後は、途中1週のみ1位を奪われたものの13週目までに渡って12回、週末動員数1位を獲得。小説も2016年推定売上部数文庫部門年間1位になるなど、社会現象となった恋愛小説です。
発売日 | 2016/6/18 | ページ数 | 262 |
---|---|---|---|
文学賞 | - | 映像化 | 2016/8/26 |
恋愛小説のおすすめ商品比較一覧表
商品 | 商品リンク | 特徴 | 発売日 | ページ数 | 文学賞 | 映像化 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1
|
君の名は。 |
楽天 詳細を見る Amazon 詳細を見る Yahoo!ショッピング 詳細を見る |
世界22ヵ国で刊行 |
2016/6/18 | 262 | - | 2016/8/26 |
2
|
いま、会いにゆきます |
楽天 詳細を見る Amazon 詳細を見る Yahoo!ショッピング 詳細を見る |
海外でも人気 |
2003/2/27 | 432 | - | 2004/10/30 |
3
|
君の膵臓をたべたい |
楽天 詳細を見る amazon 詳細を見る Yahoo!ショッピング 詳細を見る |
泣ける小説 |
2015/6/19 | 328 | 第13回本屋大賞第2位 | 2017/7/28 |
4
|
紙の月 |
楽天 詳細を見る Amazon 詳細を見る Yahoo!ショッピング 詳細を見る |
愛とお金 |
2012/2/29 | 359 | 第25回柴田錬三郎賞 | 2014/1/7 |
5
|
蛇にピアス |
楽天 詳細を見る amazon 詳細を見る Yahoo!ショッピング 詳細を見る |
芥川賞受賞作 |
2003/12 | 128 | 第130回芥川賞 | 2008/9/20 |
6
|
I LOVE YOU |
楽天 詳細を見る amazon 詳細を見る Yahoo!ショッピング 詳細を見る |
有名作家の短編集 |
2007/9/1 | 322 | - | - |
7
|
肩ごしの恋人 |
楽天 詳細を見る amazon 詳細を見る Yahoo!ショッピング 詳細を見る |
直木賞受賞作 |
2001/9 | 336 | 第126回直木賞 | 2007/7/5 |
8
|
不機嫌な果実 |
楽天 詳細を見る Amazon 詳細を見る Yahoo!ショッピング 詳細を見る |
良い恋愛とは言い難いが |
1996/10/30 | 352 | - | 1997/10/9 |
9
|
キミマイ |
楽天 詳細を見る Amazon 詳細を見る Yahoo!ショッピング 詳細を見る |
小中学生に大人気 |
2018/9/13 | 208 | 第1回青い鳥文庫小説賞 | - |
10
|
恋愛寫眞―もうひとつの物語 |
楽天 詳細を見る Amazon 詳細を見る Yahoo!ショッピング 詳細を見る |
ただ、君を愛してる |
2008/10/7 | 316 | - | 2006/10/28 |
まとめ
読んでいるだけで涙が止まらなくなる感動小説から、ドロドロとした大人の小説、子供でも楽しめる小説など幅広い恋愛小説をランキングにして紹介してきましたが、気になる小説はありましたでしょうか?少しでも気になる小説がありましたら手に取って読んでみてください。
本サービス内で紹介しているランキング記事はAmazon・楽天・Yahoo!ショッピングなどECサイトの売れ筋ランキング(2020年11月20日)やレビューをもとに作成しております。
「恋愛寫眞(れんあいしゃしん)―もうひとつの物語」は2003年6月14日に公開された映画「恋愛寫眞」とコラボレートして書かれた小説です。この2作は共通点こそ多いものの、人物の造型、エピソードの展開、物語の結末などは、まったく異なっています。
静流と誠人は毎日のように森へ写真撮影に出掛けていく。しかし、誠人は同級生のみゆきに想いを寄せていた。いつも一緒にいるのに静流のことは女の子として見ていない誠人。静流は「誕生日」プレゼントの代わりとして、誠人に「キスして」とお願いをする。
「ただ、君を愛してる」というタイトルで、玉木宏さんと宮崎あおいさん主演で映画化されているので見たことがある人も多いかと思いますが、とても泣ける恋愛小説の一つです。読んだ後はしばらくこの小説の世界に浸ることが出来るでしょう。