【徹底比較】消しやすい消しゴムのおすすめ人気ランキング10選
2020/11/20 更新
目次
自分に合った消しゴムで「書く」を楽しもう!
消しゴムは遊び心溢れる玩具のようなものからよく消える実用性の高いものまで種類が様々です。どんなものが自分に合うのか、用途にあわせて消しゴムを選ぶようにしましょう。まずは消しゴムの概要からご説明します。
消しゴムの歴史とは
まず16世紀に黒鉛が発見され、鉛筆が利用されるようになりましたが、当時は消しゴムは存在せず、小麦パンで消していました。1770年天然ゴムで鉛筆の字が消せることが発覚したのが消しゴムの始まりです。その後サブスティチュート(植物油に硫黄を混ぜて粉状にしたもの)が発見されました。
これが現在の消しゴムのもとです。1772年にイギリスで初めて角砂糖ぐらいの大きさの消しゴムが売られるようになり、フランス、ヨーロッパ、そして全世界へと広まっていきました。明治26年に日本で初めて消しゴムが誕生し、その後日本メーカーは技術向上の研究を続けました。
その結果、1959年世界のどこよりも早く「プラスチック字消し」を発売しました。
用途に合わせて種類を選ぼう
消しゴムは、いわゆる天然ゴムで出来ている「ゴム字消し」と、「プラスチック字消し」の2種類があります。ゴム字消しは、鉛筆用の白ゴム、ボールペン等の筆跡を消すための砂ゴムなどがあります。砂消しゴムの砂は、珪砂(けいしゃ)というガラス状の粉が使われています。
サンドペーパーのような役割を果たし、紙面を削り取ります。そのため、薄い紙に使用すると、破れてしまう場合があります。プラスチック字消しは、塩化ビニール樹脂を原料としたものが主流ですが、最近は合成ゴム(SBR)の字消しも増えてきています。
また、美術のデッサンやパステル画で使用される「練り消しゴム」や製図などに用いられる先端に専用の円筒状の小さな消しゴムを取付けて電気による振動や回転によって字を消す「電動字消し」などもあります。
また、消しゴムと併せて使うシャープペンシルについてのおすすめ商品の記事がありますのでご紹介します。必要なかたはチェックしてくださいね。
消しゴムの選び方
では早速、どんなことをポイントにして消しゴムを選べばいいのかまとめてご説明します。よろしければ参考にしてください。
消しゴムの種類で選ぶ
先ほどの項目でも少しご説明しましたが、消しゴムにはプラスチック消しゴム、ラバー消しゴム、砂消しゴム、練り消しゴムに大別できます。それぞれの消しゴムの特徴についてご説明します。
定番のプラスチック消しゴム
鉛筆でもシャーペンでも簡単に綺麗に消すことが出来ますので使いやすい定番のものです。しかし、減るのが早いのも特徴です。また、熱によって溶けたりしますので、プラスチックの定規などと長い時間一緒に置いておいてくっついてしまうことに注意です。
天然ゴムでできたラバー消しゴム
天然ゴムから出来ている、消しゴムが登場したての頃によく使われていたのがラバー消しゴムです。特徴は硬くて丈夫で減りにくいことです。力をいれないと文字を消すことができず、消字力もあまりないのが難点です。
そのためか、文具屋さんでもあまり見かけないかもしれません。また、紫外線に弱く劣化しやすいという弱点があります。なるべく早く使い切れるサイズのものを選びましょう。
ボールペンの筆跡も消せる砂消しゴム
前項目でも少しご紹介しましたが、砂消しゴムは荒い粒子の研磨剤が含まれた、紙を削り取ってボールペンなどの文字を消す消しゴムです。大きく分けるとラバー消しゴムの一種でもあります。紙ごと削るため使い方が難しく、上手く使用しないとあまり綺麗に消すことは出来ません。
修正液などを使用しなくてもインクを消すことが出来るので、ボールペンをよく使われる大人のかたにおすすめです。また、ボールペンやインキペンで絵を描く方におすすめの種類の消しゴムです。
美術のデッサンやパステル画で使用される練り消しゴム
練り消しゴムはデッサンに適した消しゴムです。製造工程で、成形材として合成ゴム、可塑剤(吸油性含む)としてサブ(ファクチス)、主に吸油材(油分の滲出を防ぐ)として炭酸カルシウム、軟化材として鉱物油、表面の癒着防止としてでんぷん、などが用いられています。
練り消しゴムは柔らかく消す時の衝撃が弱いので、紙を傷めない・画面を汚しにくい・形状が変えられるというメリットがあります。画面を不用意に汚すことなく絵の修正ができるので、デッサン中に非常に役にたつアイテムです。
消せる範囲で選ぶ
消しゴムはその形状で消せる範囲がかわってきます。それぞれの形状の特徴をご説明します。
持ちやすく広い範囲を消せる定番タイプ
定番の長方形タイプは、持ちやすく力を入れやすいので、広い範囲を消すことができます。大幅な修正を加えたい時にさっと消すことができ便利です。普段使いの消しゴムならば、この長方形タイプがおすすめです。
定番で種類も豊富なので選択肢が多いのもメリットです。
細かい箇所を消せ収納も便利なノック式タイプ
ノック式タイプは、消しゴムの紙に触れる面積が小さいため、細かい箇所を消す際に便利です。また、鉛筆やシャープペンシルと同じような形をしているため、ペンケースにしまうときもかさばらずに収納しやすいです。
力を入れにくいため定番タイプのように広い範囲を消すことができません。広い範囲を消すかもしれないという場合には定番タイプと併用してみるのがいいかもしれません。
消しクズのまとまりやすさで選ぶ
消しクズがまとまりやすい消しゴムであれば、机の上が消しクズで乱れてしまうことが減ります。細かい消しクズをまとめてかたづけるのが面倒、というかたはまとまりやすいタイプの消しゴムを選んでみてください。
勉強・受験向けの消しゴム人気ランキング5選
具体的な人気ランキングをご紹介していきますが、勉強・受験用の消しゴムと絵画・製図用の消しゴムに分けてご紹介していきます。始めに勉強や受験に使える消しゴムをご紹介していきます。
プラス
ダブルエアイン消しゴム グリーン 10個入り 36-434×10
Wの軽い消し心地
プラスのダブルエアイン消しゴム グリーン 10個入りは、Wの軽い消し心地が特徴の1989年発売のロングラン商品です。「とにかくよく消える」と、ネットなどでも話題の消しゴムで、軽い消し心地にこだわっています。消し心地、消字性能ともに高水準であり、リピーターが多いです。
「Wエアイン」は2種類のエアー配合で、シリーズ内でも更に軽い消し心地です。薄い用紙、1枚で、何度も使うときなどに、表面を傷めずにキレイい消すことができ、特に安心です。形状は油性マーカーなどの太いペンよりもスリムなスティックタイプです。
筆記具のような持ち方で消すことができます。ペンケースの中でも場所をとらないので、持ち運びに便利です。色もピンク・グリーン・ホワイト・ブラックの4色からお選び頂けます。見た目もカラフルでかわいいです。
タイプ | プラスチック消しゴム | 形状 | スティック型 |
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ヒノデワシ
消しゴム キラキラまとまるくん MMP-100-B 白 20個入
ベストセラー消しゴムまとまるくん
ヒノデワシの消しゴム キラキラまとまるくん MMP-100-B 白 20個入は、ベストセラーの消しクズが散らからずにまとまる消しゴムです。キラキラの4柄のホログラムスリーブ入りで、小学生のお子様にも楽しく気に入っていただけるパッケージです。
一番の特徴は商品名にもあるまとまりやすさです。消しくずがまとまり、消しゴムにくっつくので机の上をいつも清潔に保つことができます。また、ソフトタイプだから力を入れず軽く消すだけでよく消えます。学生の皆さんのお供にぴったりな高性能消しゴムです。
タイプ | プラスチック消しゴム | 形状 | 長方形 |
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トンボ鉛筆
消しゴム MONO モノPE01 10個 JCA-061
消しゴムのスタンダートMONO
トンボ鉛筆の消しゴム MONO10個入りは、高性能消しゴムの定番MONOのオフィスおすすめパックです。カバー紙には消しゴムを折れにくくするちょっとした丸いカットが施されています。事務・学習・製図を幅広い用途に使うことができます。
消字力が強力で、消しカスが少ないことも特徴の1つです。消しカスの固まりができたら、つまんで捨てればよいため、小さなお子様でも簡単に処理することができ小学生にもおすすめです。机の上や床を汚すといったことが少なくなり、楽に片付けることができます。
1960年代に発売され、消字力の高い消しゴムとして長年使用されてきた「MONOシリーズ」の消しゴムは、優れた消字性と消し心地で、鉛筆やシャープペンで書いた文字をキレイに消してくれます。多くの方々から愛されてきた定番消しゴムです。
タイプ | プラスチック消しゴム | 形状 | 長方形 |
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勉強・受験向けの消しゴム商品比較一覧表
商品 | 商品リンク | 特徴 | タイプ | 形状 | |
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1
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消しゴム MONO モノPE01 10個 JCA-061 |
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消しゴムのスタンダートMONO |
プラスチック消しゴム | 長方形 |
2
![]() |
消しゴム キラキラまとまるくん MMP-100-B 白 20個入 |
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ベストセラー消しゴムまとまるくん |
プラスチック消しゴム | 長方形 |
3
![]() |
スーパーマルチ消しゴム ZEB20 |
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油性ボールペンも消せるマルチ消しゴム |
砂消しゴム | 長方形 |
4
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ダブルエアイン消しゴム グリーン 10個入り 36-434×10 |
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Wの軽い消し心地 |
プラスチック消しゴム | スティック型 |
5
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消しゴム MONO モノゼロ 角型 つめ替え消しゴム付き JCB-233AZ |
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使いやすいノック式消しゴム |
プラスチック消しゴム | ノック式 |
絵画・製図用の消しゴム人気ランキング5選
次に、絵画・製図用の消しゴムのおすすめ商品をご紹介します。
シード
カラージュ 色鉛筆用ねり消しゴム
色鉛筆画のクオリティをアップさせる練り消しゴム
シードのカラージュ 色鉛筆用ねり消しゴムは、色を淡くしたり絵にハイライトを入れたりでき、色鉛筆がのクオリティを向上させてくれるねり消しゴムです。必要な分だけちぎり柔らかくなるまでよく練ってから使います。
色鉛筆を塗り重ねて濃くなったところに使用すると、色を淡くすることが出来ます。また、単調に塗ってメリハリがないところに使用すると、立体感や奥行きのある表現ができます。 従来のねりけしより少し硬めの生地だから細かな部分消しにぴったりです。
レビューにはよく消えて使いやすいという意見も挙がっています。色鉛筆画をされるかたはぜひ検討してみてくださいね。
タイプ | 練り消しゴム | 形状 | 長方形 |
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ステッドラー
ねり消し カラトアートイレーザー 5427
吸着力に優れた万能練り消し
ステッドラーのねり消し カラトアートイレーザー 5427は、吸着力に優れよく伸びる万能練り消しです。鉛筆、色鉛筆、パステルなど幅広い分野で活躍するため、一つ持っておくとテクニックのバリエーションが増えます。絵画をするかたは持っておきたいですね。
細かな部分を消す能力はもちろんのこと、強いタッチでハイライト表現、比較的軽いタッチで微妙な濃淡を表現できます。もともとの色がグレーなので、汚れが目立ちにくいのも強みの一つです。匂いがなく柔らかさも丁度いいというレビューもあがっています。
ステッドラーは1835年にドイツ ニュルンベルクで創業した、世界でも有数の老舗文具メーカーですので、商品も信頼出来るというかたもいらっしゃるのではないでしょうか。有名な文具メーカーから買いたい、というかたはぜひこちらの商品を検討してみてください。
タイプ | 練り消しゴム | 形状 | 長方形(正方形) |
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文房堂
ネリゴム ARTIST CLEANER
たっぷり使える大きめの練り消しゴム
文房堂のネリゴム ARTIST CLEANERはたっぷり使える大きめの練り消しゴムです。べとつかずさらさらとした使い心地とコシの強いネリが評判です。水彩色鉛筆でのスケッチや、絵を描く際に使用しているという声が多数上がっている、絵画・製図にぴったりな消しゴムです。
また、消しかすの出ない消しゴムとして普段の書物に使ったり、ゲーム用コントローラーの掃除に使う、という声もありました。くっつきやすいという練り消しゴムの特徴を生かして様々な使いかたができるようです。
サイズは70mm×40mmと大きいので、一個あればたっぷり使うことができるサイズです。絵画・製図をされるかた、たっぷり描く、というかたにおすすめの商品です。
タイプ | 練り消しゴム | 形状 | 長方形 |
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シード
ねり消ゴム EK-NK1
木炭・鉛筆デッサン用練り消しゴム
シードのねり消ゴム EK-NK1は、木炭・鉛筆デッサン用練り消しゴムで、消しクズが出ないのでデッサンにぴったりです。汚れが目立ってきたらもう一度ねれば復活し、また使えるようになります。大きな特徴はなく、普通に使える練り消しです。
スタンダードなデッサン用練り消しを探しているかたにぴったりです。また、こちらの練り消しゴムは消しゴムとして使う以外にも、レジン細工をする際に雲を再現できるということで、レジン雲制作用に購入している、という声がいくつか上がっていました。
うまく雲を作りやすいということでしたのでハンドメイド作品を制作しているかたにもおすすめです。
タイプ | 練り消しゴム | 形状 | 長方形 |
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絵画・製図用の消しゴム商品比較一覧表
商品 | 商品リンク | 特徴 | タイプ | 形状 | |
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1
![]() |
ねり消ゴム EK-NK1 |
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木炭・鉛筆デッサン用練り消しゴム |
練り消しゴム | 長方形 |
2
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ネリゴム ARTIST CLEANER |
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たっぷり使える大きめの練り消しゴム |
練り消しゴム | 長方形 |
3
![]() |
ねり消し カラトアートイレーザー 5427 |
楽天 詳細を見る Amazon 詳細を見る Yahoo!ショッピング 詳細を見る |
吸着力に優れた万能練り消し |
練り消しゴム | 長方形(正方形) |
4
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イレーザー 6個パック |
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紙面を傷めず消せる練り消しゴム |
練り消しゴム | 丸みのある長方形 |
5
![]() |
カラージュ 色鉛筆用ねり消しゴム |
楽天 詳細を見る Yahoo!ショッピング 詳細を見る |
色鉛筆画のクオリティをアップさせる練り消しゴム |
練り消しゴム | 長方形 |
自宅で簡単にできる!自分だけの消しゴムの作り方
意外かもしれませんが、消しゴムは自宅で手作りすることもできます。自分だけの消しゴムを作る楽しさがありますので、興味のあるかたは時間のあるときにぜひ作ってみてください。
材料を配合する
ガムとプラスチック消しゴムの関係性がうまく結びつかないというかたも多いかもしれません。実はプラスチック製消しゴムと、ガムの成分はよく似ています。ご家庭で作れるガム性消しゴムの作り方をご紹介します。作り方と材料は、以下のとおりです。
【材料(4~5個分)】市販のガム:3枚、台所用液体洗剤:小さじ1/2、白いチョークの粉:1本分
【作り方】1.ポリ袋にチョークを入れ、麺棒やすり鉢などで砕き、細かくします。2.1とは別のポリ袋にガムを入れ、台所用液体洗剤を加えて、ガムが少しだけ溶けるまで混ぜ合わせます。
このとき、混ぜすぎるとガムが分解してしまうため注意してください。
3.1を2に加え、まとまるまで混ぜ合わせてください。
熱を加えて固める
古城で作る消しゴムの場合は、材料を配合した後に熱を加えて固めます。熱を加えながら混ぜ合わせることでプラスチックと油がくっつくようになるため、加熱温度と時間を計算しながら消しゴムに最適な固さに調整していきます。
しかし家庭で作るガム製消しゴムの場合は違います。前項目で混ぜ合わせた材料がまとまったら、ポリ袋から出して好きな形を作り、日陰で2~3日ほど乾燥させ、完全に固まれば出来上がりです。
火も使わないですひ、材料を混ぜ合わせて形作り、乾燥させて固めるだけなので簡単にできます。ぜひ試してみてくださいね。
まとめ
ここまで消しゴムの選び方とおすすめ商品をランキング形式でご紹介してきましたがいかがでしたでしょうか。プラスチック消しゴムの他に、ボールペン字を消せる消しゴムやデッサンに便利な練り消しゴムも便利です。消しゴム選びの際にぜひこちらの記事を参考にしてみてください。
本サービス内で紹介しているランキング記事はAmazon・楽天・Yahoo!ショッピングなどECサイトの売れ筋ランキング(2020年11月20日)やレビューをもとに作成しております。
トンボ鉛筆の消しゴム MONO モノゼロ 角型 つめ替え消しゴム付き JCB-233AZは、細かい範囲を消しやすいノック式の消しゴムです。詰め替え用消しゴムが2本ついているセットです。精密修正からパーソナルユースまで幅広く対応してくれます。
「ピンポイント消し」ができるので細かい文字を消す際に活躍してくれます。消しゴムのクオリティはMONOクオリティで、しっかり消すことができます。高い作業効率と美しい仕上がりが特徴で、Amazonでもベストセラーになっています。