子供が離乳食を始める目安とされている生後5ヶ月頃になると、パパやママはそのための準備としてベビー用食器の購入を検討する方も多いのではないでしょうか？またベビー食器は出産祝いとしても人気が高く、もらって喜ばれる定番アイテムなので、出産祝いの贈り物にベビー用食器の購入する人も多いことでしょう。

ベビー用食器は、普段大人が使用している食器とは大きく違い、便利な機能がたくさん施されています。ベビー用食器を選ぶときには、赤ちゃんが使いやすいことは大前提ですが、ママにとっても便利であることもとても重要です。

機能性だけでなく、ご飯を作るママもご飯を食べる子供も楽しくなるような、かわいくおしゃれなベビー用食器を選びたいものです。そこで今回は、出産祝いにもおすすめな、離乳食から使えるかわいい＆便利なベビー食器のおすすめランキングをご紹介します。

ベビー用食器の素材は大きく分けると3種類に分けられ、食器が何の素材で作られているかによって、それぞれ特徴が違います。素材ごとの特徴をチェックしてみましょう。

プラスチック製やメラミン製のベビー用食器は軽くて扱いやすいことが特徴です。落としても割れにくいので、子供用としてぴったりの素材です。安価でデザインも豊富なので、手軽に買い揃えやすいおすすめの素材です。

プラスチック製やメラミン製のベビー用食器は熱が逃げにくいので、温かさをキープしやすいことは魅力的ですが、冷めにくいので離乳食などを赤ちゃんに食べさせてあげるときには温度をしっかり確認するように注意してください。油分が落ちにくく、食材の色移りがしやすいことがデメリットとしてあげられます。

陶器製・磁器製のベビー用食器は、傷がつきにくく耐久性に優れています。食材の色移りや匂いうつりがしにくく、それに加えて汚れも落ちやすいので、清潔に使いやすく人気の素材です。

陶器や磁器製のベビー食器は、安全を考えて敬遠されやすい素材です。落とすと割れてしまったり、食器が厚くなりやすいなどのデメリットもありますが、食器の清潔の保ちやすさでは抜群の素材です。

木製のベビー用食器は、見た目がおしゃれでかわいいことが人気の素材です。木の温かみがあり、木製の食器に盛り付けるだけでおいしそうに見えることが魅力的です。写真映えがすることもあり、近年徐々に人気が上昇しています。

デザイン性だけでなく、木製のベビー用食器は、軽量で落としても割れにくい安全性にも優れています。ただし、使用後はしっかり乾燥させる必要があるなど、他の素材に比べるとお手入れの仕方には注意が必要な素材です。

木製の食器は食材の色や染みがつきやすいので、気になるという方は、ウレタン塗装されているものや漆塗りされているものがおすすめです。

離乳食は初期・中期・後期・完了期と段階をおっていきますが、離乳食がどの段階かによって、離乳食の形状が異なります。離乳食の進みに合わせて食器を選ぶことによって、食べさせやすさや、使いやすさがアップします。

生後5ヶ月頃から離乳食が始まり、赤ちゃんは初めてミルク以外の物を口にするようになります。まだ粒のないペーストや汁状の離乳食初期段階や、少し粒を残し噛む練習を始める離乳食中期には、器タイプのベビー用食器がおすすめです。

離乳食初期・中期の段階では赤ちゃんが食べる量も少量で、それに加えてペースト状なので、大きすぎる食器や平らな食器は、食べさせにくく不向きです。器タイプは、ペースト状の離乳食がすくいやすく、さらに食器を片手で持って食べさせやすいことが特徴です。

離乳食を開始する生後5ヶ月頃～8ヶ月ころまでの間は、数種類の食材を少量ずつ食べさせるので、大きすぎない器タイプのベビー用食器が数個あると便利です。

離乳食後期の目安となる生後9ヶ月以降からは、徐々に離乳食の形状はペースト状から固形に変わっていき、普段大人が食べるご飯に近づいていきます。ごく少量しか食べられなかった頃に比べると、赤ちゃんが食べる量は倍以上に増えています。

離乳食後期以降は、手づかみ食べも増えますが、そんなときにおすすめなベビー用食器がワンプレートタイプです。ワンプレートタイプの食器の特徴は、大きく平らなものが多く、1枚のお皿におかずやご飯などを数種類盛り付けられる仕切りがついていることです。

器タイプに比べて深さがないので、手づかみ食べを始める離乳食後期にぴったりです。離乳食が終わっても、普段用やお子様ランチ用として長く使えることが人気です。食器を複数使わなくていいので、洗い物の手間が減るのも魅力的です。

大きめのプレートやお椀、カトラリーやマグが揃っているフルセットタイプは、離乳食初期から子供の成長に合わせて長く使えることで人気のタイプです。必要なものが全て揃っていることが特徴です。

お食事エプロンや離乳食ばさみなどの、あると便利なアイテムがセットになっているタイプもあるなど、セット内容は様々です。フルセットタイプは出産祝いなどの贈り物としても人気があります。贈り物であればパッケージもおしゃれでかわいいものであると尚良いですね。

フルセットタイプであれば、食器のデザインや素材が統一されるので、食卓に並べたときにもきれいで、お手入れ方法も揃えることができます。使用する食器のタイプや枚数を変えることによって、子供の成長にあわせて長く使えるおすすめタイプです。

ベビー用食器は普段大人が使う食器にはない便利な機能がついているものも多く展開されています。赤ちゃんにも、ご飯を作るママにとっても、あると便利な機能をご紹介します。

ベビー用食器を選ぶときにぜひチェックしていただきたいのが、電子レンジの可否です。

特に離乳食初期・中期の段階では、赤ちゃんが食べる量は少なく、その都度少しずつ数種類の食材を調理するのは大変手間がかかります。そこで、多めに調理し冷凍保存を活用しているママも多く、冷凍した離乳食を解凍する際、電子レンジ対応の食器であると便利です。

また時間が経って冷めてしまった離乳食をさっと温めなおせるなど、電子レンジが使用できるかどうかは、ベビー用食器選びで重要なポイントです。

赤ちゃんが「自分で食べたい」の思いが出始める頃にあると便利な機能が滑り止め機能です。手づかみ食べの時やスプーンを使い始めた時によく起こるのが、お皿がひっくり返ってしまうことです。

特に軽いお皿はひっくり返りやすく、まだまだスプーンを上手に扱いきれない赤ちゃんがひっくり返してしまうことはどこのご家庭でも1度は経験があるのではないでしょうか？せっかく作ったご飯が台無しになるだけでなく、後片付けも大変。

滑り止め機能が付いたベビー用食器は、軽いお皿でもひっくり返りにくく、スプーンを上手に使うサポートとしても活躍します。食器の足部分が滑り止め加工されているものや、机とお皿をくっつけて固定する吸盤タイプなどがおすすめです。

今回は離乳食から使える人気ベビー用食器のおすすめランキングをご紹介しましたがいかがでしたか？こだわりの便利でおしゃれなベビー用食器を使うことで、いつもの食事が更に楽しい時間になります。ぜひ親子で使いやすいお気に入りのベビー用食器を見つけ出してみてください。