【定番品からあの商品まで!】おすすめ油性ペン人気ランキング10選

仕事でも家庭でも当たり前に使用している油性ペン。どのメーカーのどの油性ペンがおすすめなのか正直わからないという方がほとんどのはずです。今回は各メーカーのこだわりや特徴を踏まえて、定番商品から最新商品まで人気のおすすめ油性ペンをご紹介します。

いつも何気なく使っている油性ペン

仕事でも家庭でも必ず見かける油性ペン。黒油性ペンからカラフルなセットまで、仕事の作業で使い分けたりお子さんのお絵かきで使ったり、名前書き専用等私たちの生活に欠かせないものになっています。

 

上下使えるツインタイプが主流だったり、極太から中、細、極細などペンの太さも様々な種類が販売されていますので使用用途に合わせて使い分ける事もできます。

 

数あるメーカーが様々な種類の様々な油性ペンを発売している昨今。一体どのメーカーのどの商品が人気なのか。油性ペンにまつわる様々な情報も交えながら人気ランキングを発表したいと思います。

 

 

油性ペンの選び方

油性ペンは何を基準に選んだらよいのでしょうか。書き出す素材との相性や裏移り等の心配が無い事も非常に大切なポイントです。何を基準に購入すべきか、仕様用途で使い分ける油性ペンの選び方を紹介していきます。

油性ペンの歴史

さて、油性ペンはいつ開発され、ここまで一般的な商品になったのでしょうか?まずは油性ペンの誕生から今までの歴史について触れてみたいと思います。

マジックインキ

アメリカのスピードドライ社の販売していたフェルトペンのペン先を利用した新しい筆記具が由来と言われています。ペン先に着けた繊維質の合成樹脂芯を使って、毛細管現象によってインクを吸い出して書き出す構造になっています。

 

日本では第二次世界大戦後の間もない時期に、内田洋行の初代社長である内田憲民の発案・企画と寺西化学工業の研究・開発によって生まれたのが日本製油性ペンの「マジックインキ」です。1953年に発売されましたが、発売直後は販売不振でした。

 

あまりに革新過ぎたこの商品は消費者に理解されず、キャップを開けっぱなしにしてしまいペン先が乾いてしまうトラブルが多く発生したようです。発売から4年後に「すぐ書けてすぐ乾く」という性質がやっと理解され大ヒットにつながっていきました。

油性染料と油性顔料

インクには染料と顔料というものがあります。染料と顔料の特徴をよく知り使用用途に合わせて使い分けて行きましょう。

油性染料インク

染料とは、溶剤に溶ける着色剤の事を言います。筆記具以外では染料は繊維を染めるために用いられます。複数の色を混ぜ合わせる事で比較的容易に新たな色を作る事ができますが、長い時間光に当てていると色あせてしまう色が多くあります。

 

油性染料インクの特徴は速乾性があり、紙やプラスチック、金属、ガラス、布、革、陶器など多くの素材に使用することが可能です。欠点としては、紙などの染料が浸透する素材の場合は裏移りしてしまうので充分な注意が必要です。

油性顔料インク

顔料とは、溶剤に溶けない物質で溶剤の中で均一に混ざった状態で書くことのできるインクの事を言います。水性に比べると断然乾きが早く、揮発性が高いのですぐ乾きます。使用後はすぐにキャップする必要があります。

 

顔料の色の着き方は他の成分を使って表面に固着するようになっているめ染料に比べて耐光性や耐水性に優れているのが特徴です。にじみも少なく色も安定しているので、筆記用具以外に塗料や化粧品などで使われています。

カラー油性ペン

様々な色のカラー油性ペンもすでに一般的です。中には何十種類といったカラーの油性ペンセットも販売されています。

カラーペンセット

油性ペンは黒を使用する方が圧倒的に多いと思います。しかし、現在は様々なカラーの油性ペンが数多く発売されています。中には珍しいカラーの油性ペンを見かける機会も増えてきました。単品であったりセットであったりと用途に合わせて購入も可能です。

80色セットの油性ペンです。スケッチや模写以外にも学生用、デザイン用、DIY用としても重宝されます。こちらはキャリングケースもついているので持ち運びも便利です。小さいお子様にすごく喜ばれるセットです。 6mmの太ペンと1mmの細ペンの二つのペン先があります。キャップにはカラーの番号が書いているので簡単に探す事も出来ます。絵を描く方にもペンの使い分けができる事や絶妙なカラバリで指示されています。 絵を描く方と言えば、あの名画家の山下清もカラフルな「マジックインキ」のペンを利用した作品を発表しています。山下画伯といえば貼り絵・ちぎり絵といったイメージですが油性ペンを使った作品を残していたとは意外です。

エコな油性ペン

時代はエコが当たり前の世の中です。油性ペンといえば使い捨てのイメージが圧倒的ですが、インクを入れ替えて使用できる商品もあります。

カートリッジ交換式

こちらが専用のインクカートリッジを入れ替えれば何度でも繰り返し使う事ができる油性ペンです。12色のカラー全てが交換可能な「マッキーケア」は環境にやさしいエコな商品となっています。

 

カートリッジ交換も簡単に行えます。使い捨てタイプの商品と何ら変わりはない使い勝手でランニングコストも安く抑えられます。家庭でも企業でも喜ばれている環境にやさしい商品です。

 

他にも詰め替えが可能な油性ペンや「マジックインキ」からは専用の補充用インクも販売されています。時代の流れから、今後もこういった交換可能な油性ペンが増えて行くものと思われます。

 

油性ペンで箱を開ける

油性ペンは字を書くものです。でも作業している中で箱を開けるという作業も時に必要となります。そんな時刃物が無くて困ったという経験をした事ありませんか?

開封オープナー搭載油性ペン

ゼブラのロングセラー商品、マッキーに新機能が搭載された商品です。なんと「マッキー」で段ボールを開ける事ができるのです。対象となるテープはクラフトテープと布テープに限りますが、これは非常に便利です。

 

「書く」と「開ける」ができるから引越しの時には非常に便利です。刃物が持ち込めない現場や中身を傷つけたくない時に使用できるのでスムーズに作業を行う事ができます。小さいお子様も安心して使用することができます。

 

使用上の注意としては、開梱する際にはキャップまで持った状態で使用しないとキャップ取れてしまいます。テープがピンと張られていなかったり箱が潰れてしまっている状態ではお開けにくい場合があるので注意が必要です。

油性ペンが裏うつり!こんな時どうすれば?

油性ペンが一般的で気軽に使用できてとても便利に感じるのだが、子供が壁にお絵かきをしてしまったとか裏うつりしてしまってテーブルの書き後が取れない、といった悩みも付き物です。さてこういった時にはどうしたらよいのでしょうか?

超絶落書きクリーナー

油性ペンをきれいに落とす方法は様々です。手や皮膚に付いた油性ペンは石鹸、日焼け止め、そしてなんと口紅でもとれるそうです。油性ペンの油分と油分をなじませる事で汚れが落ちやすくなります。食用油やハンドクリームも効果があるようです。

 

窓や床、家具の汚れには、プラスチック消しゴムが良いようです。意外にも柑橘類系の皮も効果あり。服に付いた油性ペンは除光液やエタノールを使用すると汚れが落ちるようです。後は市販の落書き落としがおすすめです。

 

とくにおすすめなのが「超絶!落書き落としスプレー」です。油性の落書きも吹きかけてふき取るだけです。金属パネルやガラス、塗装されたテーブルなどに使えます。残念ながら無垢材には使用できません。基本的に木材系は難しいとは思います。

 

 

マジックインキはこんなところでも

マジックインキを代表とする油性ペンは、布や紙、段ボール等で使用するのが一般的だと思います。しかしそれ以外でも意外な使い方があったのです。

さっぽろ雪まつり

字を書いたり絵を書いたりするだけではなく、油性ペンは様々な所で様々な使い方をされるようになっています。原子力発電所の配管のマーキングやさっぽろ雪まつりの雪像づくりで氷上に線を書く時に油性ペンが使用されています。

 

他にも、あのF1でも使用されています。F1ではソフトタイヤとハードタイヤの2種類のタイヤを1レースで使用することになっています。その二つのタイヤを見分けるためにタイヤの溝に白い油性ペンでラインを引くことになりました。

 

市販の油性ペンでは何度も何度もラインを書かなければならず、それを見た寺西化学工業がタイヤの溝に合う極太の油性ペンを開発しました。そして開発した油性ペンをブリヂストンに提供したという話もあります。

おすすめ油性ペン人気10選!

10位

ゼブラ

マッキーペイントマーカー細字極細 白

部品や部材へのマーキングや塗装に!

工場や工事現場で、部品や資材へのマーキングや塗装に最適な油性ペンです。人と環境に配慮したVOC不使用でにおいもきつくない商品です。

 

使いきりのツインタイプで細字は1.2mm、極細は0.7mmです。いつものマッキーとは違い、修正ペンのようにペン先を押しこむことでインクが出てきます。他のメーカーの同等商品よりもインクの出が良いです。

 

横置きで保管することが注意書きにあります。そのためキャップにクリップはついていませんので、保管等注意が必要のようです。

仕様 ツインタイプ 線幅 0.7mm・1.2mm
9位

ゼブラ

油性ペン マッキーノック 細字 黒 5本 P-YYSS6-BK5

ワンタッチで使えるノック式のマッキー!

マッキーにノック式が登場し、ワンタッチで使えるノック式油性ペンです。軸の中に弁がついているのでペン先が乾かない事でかなり評判です。

 

キャップレスの為、片手で操作ができ、キャップを紛失する心配もありません。だから、異物混入厳禁の現場でも使用できる優れものです。

 

速乾性も耐水性も抜群です。ポケットに入れて携帯しやすいスリムサイズで、紙・布・木・段ボール・金属・ビニール類など幅広く使用できますが、浮き輪等の軟質塩化ビニールには使用できません。

仕様 ノック式  線幅 1.0~1.3mm
8位

ゼブラ

油性ペン マッキーケア 極細詰め替えタイプ 12色 YYTS5-12C

詰め替え出来るマッキーケア!

詰め替えタイプのエコな油性ペンです。インクが薄くなった後に、ペンを処分し新しいものを再度購入せずとも、専用のカートリッジをセットすれば繰り返し使用できます。

 

カートリッジ交換は非常に簡単です。細い側のキャップを外し、ペンの先端部分を持ちながら引き抜きます。次に新しいカートリッジのキャップを外し、ケースに入れたままの状態でペン先端部を差し込んでからケースを外します。ペン先を本体に差し込んで完了です。

 

書いた後でも速乾性に優れているのですぐに乾きます。また、耐水性にも優れているので水に強いという特徴もあります。

 

仕様 ツインタイプ 線幅 1.0~1.3mm、0.5mm
7位

ゼブラ

油性ペン マッキー極細 黒 10本 B-MO-120-MC-BK

定番のマッキー極細

事務用品の定番中の定番のマッキー。極細ペン先と中細ペン先が1本同軸で使用できます。インクタンクが一つなので、2つのペン先のうち、片方だけを頻繁に使う場合でも無駄がありありません。

 

油性ペンながら鼻にツンとくる嫌な臭いを抑えた特性インクを使用しています。一度の筆記で極細の文字ですらしっかりと認識できるほど伸びの良いインク品質を確保しています。

 

油性なので、アクリルやペットボトルアート、プラ板焼成アートにも活用できます。またペン先の折れやほつれ、つぶれが少なく硬い点も魅力の一つです。学校の工作など子供さんのクラフトワークでも好評です。

仕様 ツインタイプ 線幅 1.0~1.3mm・0.5mm
6位

ゼブラ

油性ペン ハイマッキー 12色 MC12C

高品質と信頼のロングセラー油性ペン

1976年に登場してから、おなじみのパッケージと共に書きやすい機能性で皆さんのオフィスや自宅や学校などの様々なシーンで見たり使ったりしている超定番商品です。

 

ハイマッキーに使われている油性インクは、速乾性と耐水性に優れているので、色落ちや色あせがしにくくなっています。また、インクがにじみにくいので視認性の高い文字を書き続ける事ができます。

 

今ではお馴染となった両側が細いタイプと太いタイプの両用を使用できるスタイルです。登場したころはとても珍しく、用途に合わせて太くも細くも書く事ができるこのアイデアは世間の人々を驚かせました。

仕様 ツインタイプ 線幅 1.5~2.0mm・6.0mm
5位

ゼブラ

油性ペン おなまえマッキー 両用 黒 P-YYTS-BK3

名前書き専用マッキー!

名前書き専用のマッキーです。さらに強力でにじみにくく洗濯に強くなっています。便利な両用タイプでまさに名前書き専用と呼ぶにふさわしい油性ペンに仕上がっています。

 

新インクを採用しているので色も濃くハッキリして見やすい仕上がりです。速乾性・耐水性ともに優れており特に衣類(ハンカチ・ワイシャツ・体操着・運動靴)の名前書きに最適です。

 

ビニール、プラスチック、金属、革、ガラス、紙などにも利用は可能です。残念ながら浮き輪等の軟質塩化ビニール製品には適していません。

仕様 ツインタイプ 線幅 1.0~1.3mm・0.5mm
4位

ゼブラ

油性ペン ハイマッキー 黒 3本 P-MO-150MC-BK3

定番中の定番マッキー黒

全てはここから始まったと言っても過言ではないと思います。先にマジックインキが発売されたとはいえ、油性ペンといえばマッキーというイメージを持っている人たちのほうが圧倒的に多いです。

 

これまでのランキングを見てきても、ゼブラのマッキーシリーズが油性ペンランキングを独占しているのは明らかです。

 

誕生から40年が経ち、40周年を記念するモデルや関連文具も多く発売されています。ディズニーランドではミッキーとマッキーをかけたオリジナル商品も販売されており、油性ペン市場はマッキーが圧倒的シェアを誇っているのは間違いありません。

仕様 ツインタイプ 線幅 1.5~2.0mm・6.0mm
3位

ゼブラ

油性ペン マッキー 極細 黒 5本 P-MO-120-MC-BK5

マッキ―強し!極細黒5本セット!

そもそもマッキーの由来はというと、ライバル会社のあの商品の登場に関係していると言われています。ライバルのあの商品とは、そう、寺西化学工業のマジックインキです。商品に「?」のマークがついたあの油性ペンです。

 

大ヒットしたマジックインキの対抗商品として開発・発売されたのがマッキーです。商品名に「マ」と「キ」を入れて、更にその間に小さい「ツ」を入れたら響きも軽やかで親しみやすくなるという事で生まれたのがマッキーです。

 

確かにポップで親しみやすい名前です。今では油性ペンといえばマッキーの印象が強いともって思っている方も多いはずです。

仕様 ツインタイプ 線幅 1.0~1.3mm・0.5mm
2位

ゼブラ

油性ペン マッキー 極細 12色 MCF-12C

一家に1セットありませんか?

堂々の第2位はまたまたマッキー極細ですが、12色セットがランクインです。一般家庭でも企業でも必ずこのセットがあるような気がします。それくらい、ポピュラーで使用頻度の高い商品です。

 

12色の内訳は、黒・青・ライトブルー・緑・ライトグリーン・黄・ピンク・紫・赤・オレンジ・ライトブラウン・茶となっています。

 

細字、極細が一本で書き分けられるのはもちろん、専用のパッケージに入っているのでまとめて持ち運んだり保管したりすることが非常に楽に行えます。

仕様 ツインタイプ 線幅 1.0~1.3mm・0.5mm
1位

サクラクレパス

名前ペン 油性 マイネームツイン 黒3本 YKT3-P

マッキーを抑えて堂々の第一位!

名前書きの定番油性ペン、マイネームが第一位でした。ママや学生、社会人等多くの方の自宅やペンケースに必ず一本は持っておきたい超定番油性ペンです。

 

使い勝手の良いツインタイプで、「太字・細字」と「細字・極細」の2タイプがあります。ペン先も割れずに長持ちし、インクの伸びも良く耐水性にも優れています。

 

新しく改良された油性インキにより従来よりも洗濯などによる色移りに強くなりました。通常よりも高粘度のインキを使用しており、アイロンで接着すると繰り返しの洗濯にたいしてもはがれにくいようになっています。

仕様 ツインタイプ 線幅 太字・細字・極細

まとめ

さていかがでしたでしょうか油性ペン人気ランキング10選。マッキー勢のランク数の多さにはおどろきましたが、第一位にはネームペンがランクインしたというのも非常に驚きました。インクなど改良を重ね進化を遂げる油性ペン。自分にあった一本を見つけ、快適に使っていきましょう。

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