メディアプレイヤーはパソコンを使用して動画や音楽を再生するためのソフト・機器で、DVDやMP4、AVIやFLVなど複数のファイルに対応しています。また、画質の補正や再生区間のリピート、ファイルのライブラリ化などができる多機能なプレイヤーも販売されています。

主にDVDや動画など映像の再生に関して使用する場合が多いですが、パソコンの中に保存してある画像をテレビ画面でスライドショーさせたいという時にも対応できます。さらに、ダウンロードした音楽ファイルの再生、録音などにも使えるためとても便利です。

様々な機能があることから購入している人の多いメディアプレイヤーですが、有料の機器は対応しているファイル種類や接続方法も様々です。また、メーカーごとに優れている特徴が違うので、ここでは選び際に抑えておきたいポイントをいくつか解説していきます。

おすすめのメディアプレイヤーのランキング10選で紹介していくのでぜひ参考にしてみてください。

メディアプレイヤーはとても多機能で便利ですが、購入する際には自分の目的や環境に合った物を選ぶことが大切です。実際に購入してから使えなかったり、不便で購入しなおすということがないようにしましょう。

メディアプレイヤーを使用する場合、パソコンにケーブルを繋いで接続する場合とそうでない場合に別れ、それぞれ利点や使い心地も違います。まずは、選ぶ上で重要な接続方法の違いについて説明していきます。

有線ケーブルを使用してテレビやパソコンと接続する場合、メディアプレイヤーはHDMIケーブルやUSBケーブルを使う場合がほとんどです。HDMIケーブルを使用するとテレビの大画面で高画質な映像を楽しめるので、動画や写真を大勢で見る時におすすめです。

今では動画をフルHDの画質で見る人も多く、メディアプレイヤーを介して劣化しない高品質な映像を再生するのが主流です。これはテレビと接続する時だけでなく、パソコンにも必須と言えるので、メディアプレイヤーを購入する際にはチェックしておくとよいでしょう。

また、音楽の音質にこだわる場合も有線ケーブルを用いたメディアプレイヤーの接続はおすすめできます。ノイズや電磁波の対策もしっかりしているので、再生途中で音が割れたり雑音が入る心配もありません。

有線ケーブルは長さも限られており、ケーブルが絡まるなどリビングなどで使う場合には不便な時もあります。そのような場合に役に立つのが無線LANに対応したメディアプレイヤーで、簡単に接続できてケーブル周りもスッキリするなど使い心地もよくなります。

何より配線の引きにくい家庭でも使うことができ、離れた部屋にあるパソコンから動画や写真、音楽データを転送してリビングで見るということができます。また、多くのメディアプレイヤーがHDD内に保存されたファイルを高品質で再生できる形式にも対応しているので環境も問題ありません。

ただ、家庭内の障害物やネットワーク環境が通信速度に影響するので、無線対応のメディアプレイヤーを購入するさいには家庭のネット環境をよく調べておく必要があります。家庭が無線自体に対応していないという場合もあるので注意しましょう。

メディアプレイヤーで再生できる動画や音楽、画像はそれぞれファイルの形式が違います。そのため、どのファイルの再生ができるのかも選ぶ上では重要になるのです。特に、パソコンを使用して録画した映像などは動画のファイル形式を再生できるものを選ばないといけません。

動画ファイルであれば対応ビデオコーディックがMPEG1、MPEG2あり、対応ビデオフォーマットにMP4やFLV、MPGやVOBなどが記載されてあれば問題ないでしょう。ただ、DivXなどで圧縮保存したファイルなどがある場合にはそのファイル形式に対応したメディアプレイヤーを選ぶ必要があります。

音楽ファイルはどのメディアプレイヤーでもMP3やWMAを再生できますし、画像もJPGやPING、GIFファイルを開くことができるので基本的な性能は変わらないと言えます。

パソコン内にあるデータの再生を行う場合にはメディアプレイヤー自体の保存容量は気にする必要はないですが、パソコンを使用せずに再生を行いたいという場合には保存方法や容量を考慮して選ぶことが大切です。

デジカメで撮影した写真や映像などをメディアプレイヤーを使ってテレビで再生する場合、データをSDカードかUSBメモリに保存することでパソコンを用いずに再生することができます。接続も簡単で、SDカードとUSBメモリそれぞれを入力できるポートが付いていることが多いです。

また、デジカメだけでなくスマホの中のデータもSDカードやUSBメモリに移すことが可能なので、メディアプレイヤーと合わせて使うことでより手軽にデータの再生ができるのです。SDカードの容量も幅広く用意されているので、メディアプレイヤーの使用頻度に合わせて選ぶと良いでしょう。

デジカメで撮影した映像などは、メディアプレイヤーを使うことで外付けハードディスクへデータを転送し保存することができます。SDカードでは容量が足りなくなった場合などは、大容量のデータ保存に長けたハードディスクを利用するのがおすすめです。

外付けハードディスクは本来、録画したテレビ番組を保存する目的で使用されることが多いです。しかし保存できる容量が大きいため、メディアプレイヤーと一緒に使うことでレコーダー感覚で動画や画像を楽しめるのです。

多くのメディアプレイヤーがハードディスクのデータの再生に対応していますし、パソコンを使わなくても幅広くデータ再生ができるようになるのは魅力です。

家庭で使用することが多いメディアプレイヤーは、サイズ感や操作性など実際の使い心地も大事になってきます。使わなくなってしまった時のことなども考え、きちんと家庭にフィットするものを選ぶようにしましょう。

メディアプレイヤーの中には、手のひらに収まるコンパクトなサイズの商品も販売されています。小さくても映像の画質などは変わらず、SDカードやUSBメモリ、外付けハードディスクに対応しているなど機能面の問題もありません。

外に持っていきたい場合や車の中でカーナビに接続して使用したい場合など、あらゆる状況で役に立つのが魅力です。場所も取らず目立たないので置く場所にも困りませんし、中にはオートプレイやレジューム機能などが付いた多機能で便利なメディアプレイヤーもあります。

メディアプレイヤーを購入すると、動画や音楽の再生に便利なリモコンが付いてくる場合がほとんどです。リモコンがあれば離れた場所から操作したい時、再生だけでなくリピートなどの細かい操作も快適に行えるので便利です。

しかし、人気なメディアプレイヤーでもリモコンが付いていない場合もあるので、価格や性能が変わらなくても欲しい商品で迷った時はリモコンの有無も考慮すると良いでしょう。機能ごとにキーが付いていて簡単に操作できるので持っていて損はありません。

メディアプレイヤーを使えば、デジカメやスマホで撮影した写真・動画を大画面で見ることができます。昔の写真や動画をみんなで一緒に見ることができるのも、メディアプレイヤーの魅力のひとつです。

ここでは、活用法や使い方をご説明していきますので、メディアプレイヤー購入後の使用例として参考にしてください。

運動会や体育祭・発表会など、お子さまをビデオカメラやスマホで撮影している方も多いのではないでしょうか。しかし、撮影した動画をビデオカメラでしか見ていないという方が多いのが現状です。

ビデオカメラが故障したり、新調したりすると見られなくなってしまうことがほとんどです。そんなときに、メディアプレイヤーがあれば、SDカードを差し込むだけで簡単にテレビやPCで再生が可能です。

ご家族でお子さまの成長を楽しんだり、旅行などの思い出を振り返る機会を作ることができます。思い出を忘れてしまわないように、メディアプレイヤーを使用してみてはいかがでしょうか。

メディアプレイヤーを活用すれば、ハードディスクに保存した写真や動画を簡単に見ることができます。パソコンなどを介さずに、テレビなどの機器で視聴が可能です。また、機器によっては音楽データの再生もできます。

パソコンに取り込んだ音楽をSDカードやUSBメモリに移動し、それらをメディアプレイヤーと接続することで、テレビからも音楽を聴くことが可能です。ノートパソコンなどのスピーカーは、あまり音質が良くありません。

好きな音楽をテレビや高性能スピーカーで再生することで、いつもと異なった楽しみ方ができることも魅力です。

ここまでおすすめメディアプレイヤーの人気ランキング10選を紹介してきましたがいかがでしたでしょうか。メディアプレイヤーは家庭のネット環境や再生したいデータごとに購入するべき商品も違うので、自分に合ったものを見つけるためにもぜひ紹介した選び方を参考にしてみてください。