心あたたまる!瀬尾まいこのおすすめ作品20選【映画化書籍から新作まで】
2020/11/20 更新
・当サービスに掲載された情報は、編集部のリサーチ情報を掲載しております。記載の内容について(タイトル、商品概要、価格、スペック等)不備がある場合がございます。また、画像はイメージであり内容を保証するものではございません。詳細については、各EC/サービスサイトでご確認の上ご購入くださいますようお願い申し上げます。 なお、当ウェブページの情報を利用することによって発生したいかなる障害や損害についても、当社は一切責任を負いかねますので、予めご理解いただけますようお願い申し上げます。
・商品PRを目的とした記事です。買える.netは、Amazon.co.jpアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。 当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が買える.netに還元されます。
目次
※Amazonおよびこれらに関連するすべての商標は、Amazon.com, Inc.又はその関連会社の商標です。
瀬尾まいこ作品の魅力とは
瀬尾まいこは1974年に大阪で生まれ、中学校で国語教師を務めていました。その傍ら執筆した『卵の緒』が坊っちゃん文学賞大賞を受賞し、作家デビューをします。その後も教師としての仕事は続けていましたが、病気がきっかけで退職することになります。
代表作は『幸福な食卓』、本屋大賞受賞の『そして、バトンは渡される』で、映画化した作品もあります。国語の教科書のために作品を書きおろしたこともあるようです。瀬尾まいこの作品は、家族や青春をテーマにしたものが多く、読むとあたたかい気持ちになれます。
今回は、瀬尾まいこ作品の選び方やおすすめ書籍をランキング形式でご紹介します。映画になった代表作も新作も入っているので、どれを購入するか迷っている方はぜひ参考にしてみてください。
瀬尾まいこ作品の選び方
瀬尾まいこ作品を購入するときに役立つ、選び方のポイントを紹介していきます。本が好きな方も、普段はあまり本を読まない方も、ぜひ参考にしてみてください。
物語のテーマで選ぶ
本を選ぶときにもっとも大切なポイントの1つが、テーマです。好みがわかれるため、あらかじめ知っておくことで自分にぴったりな作品を見つけやすくなります。
あたたかい気持ちになる家族をテーマにした作品
瀬尾まいこの作品には、家族をテーマにしたものが多くあります。そして、ほとんどが「普通」とは違う家族の形を描いています。複雑な生い立ちの少女が主人公の代表作『そして、バトンは渡された』もそのうちの1つです。
血がつながっていなくても、いわゆる「偽物」の家族だとしても、ときには本物の家族以上に愛しあえることもある。瀬尾まいこの作品を読むと、そんなことを感じます。あたたかくやさしい世界観が好きな方におすすめです。
輝かしくも切ない青春をテーマにした作品
瀬尾まいこは、学校を舞台にした青春小説も書いています。国語教師を務めていたという経験もあってか、どの作品でも、思春期の子どもたちに特有の不安定さやまっすぐさが丁寧に描かれています。
部活動、いじめ、日常のドタバタなど、中心になる話題は作品によってさまざまですが、学校生活に悩んだことのある方なら共感できるポイントが多くあるはずです。かつて子どもだった大人にも、今も青春真っ盛りの学生の方にもおすすめです。
瀬尾まいこの日常が描かれたエッセイ作品
瀬尾まいこは、小説以外にエッセイも書いています。教師生活の思い出、家族との日常が綴られていて、著者の人となりを垣間見ることができます。
気軽に読めるエッセイで、「物語を読むのはそこまで好きじゃない」という方にもおすすめです。瀬尾まいこの作品を読んだ後、彼女のことをもっと知りたくなったとき、手にとってみるのもいいでしょう。
受賞作品から選ぶ
『そして、バトンは渡された』が2019年本屋大賞を受賞したことで知られる瀬尾まいこ。ちなみにこの作品は、ブランチBOOK大賞2018で大賞、キノベス!2019でも第1位に選ばれていて、人気のほどがうかがえます。
そのほか、デビュー作の『卵の緒』では坊っちゃん文学賞、『幸福な食卓』では吉川英治文学新人賞を受賞するなど、数々の賞を贈られています。
受賞しているから絶対に面白いというわけではありませんが、多くの人に認められたということは判断基準の1つです。迷ったときはまず受賞作品から読んでみるのもおすすめします。
映画化した作品から選ぶ
これまでに映画化されてきた瀬尾まいこ作品は、『幸福な食卓』『僕らのごはんは明日で待ってる』『天国はまだ遠く』の3つ。いずれも瀬尾まいこの代表作として知られる、心あたたまる名作です。
映画化されるということは、それだけ人気があるということでもあるので、作品を選ぶときに参考にできます。また、映画と小説ではまた別の魅力があるので、比較してみることで作品の面白さを何倍にも楽しむことができます。
作品の長さから選ぶ
自分に合う長さの作品を選ぶことで、最後まで集中して読み通すことができます。長編なのか短編なのかを確かめた上で購入しましょう。
さくっと読みたい方は短編集
複数の短い作品が収められた短編集は、手軽に本を読みたいという方におすすめします。1つ1つの分量が少ないので、通勤時間や通学時間に読む本としてもぴったりです。普段はあまり本を読まないという方も、試しに購入してみてはいかがでしょうか。
また、さまざまな作品が読めるという点では、瀬尾まいこの作品をはじめて読むという方にもおすすめです。瀬尾まいこの魅力をさくっと知りたいという方は、ぜひ手にとってみてください。
物語にどっぷり浸りたい方は長編
読みごたえを求める方は長編の作品を選びましょう。物語の世界に没入しやすいので、読書をゆっくり、じっくりと楽しみたい方におすすめです。
同じ設定で長く話が続いていくため、登場人物への感情移入もしやすくなります。作品の魅力を思いきり堪能したいときには、長編を選んでみてください。また、瀬尾まいこ作品は読みやすいものが多いので、長編でもどんどん読み進めることができるのが特徴です。
瀬尾まいこの家族をテーマにしたおすすめ作品5選
瀬尾まいこの青春をテーマにしたおすすめ作品4選
角川書店(角川グループパブリッシング)
温室デイズ
学校のリアルを描いたシリアスな作品
瀬尾まいこ作品にしては珍しく、鬱々とした重い雰囲気の物語です。ガラス窓を割ったり教師に嫌がらせをしたりするのは当たり前の、荒れた中学校が舞台になっています。そんな環境の中、2人の少女が皆を更生させようと奮闘していきます。
いじめをはじめとした学校の現実が描かれていて、読んでいるうちに息苦しくなってくるほどです。しかし、ラストにはかすかな希望が見えてきて、そのことに救われます。学校という、閉じられた空間のリアルと向き合いたい方におすすめします。
出版年 | 2009年 |
---|---|
ページ数 | 215ページ(文庫版) |
瀬尾まいこの短編集おすすめ作品3選
瀬尾まいこのエッセイおすすめ作品3選
瀬尾まいこの映画化されたおすすめ作品3選
瀬尾まいこ作品が収録されているおすすめアンソロジー
瀬尾まいこの新作!『傑作はまだ』
瀬尾まいこ作品が好きな方にはこんな作家もおすすめ
ここまで瀬尾まいこの作品を紹介してきましたが、ほかにも魅力的な作家は多くいます。この項目では、瀬尾まいこが好きな方におすすめの作家を紹介します。
あたたかな読後感が特徴の三浦しをん
三浦しをんは、家族や友情といった人間関係をメインに扱うことが多い作家です。笑いあり涙ありの読みやすい作品が揃っているので、瀬尾まいこ作品が好きな方にもおすすめです。読んだ後にあたたかい気持ちになれるところも似ています。
アニメ化や映画化された作品もいくつかあり、その人気のほどがうかがえます。以下の記事では三浦しをんについて紹介しているので、気になる方はチェックしてみてください。
大人も子供も楽しめる森絵都
児童文学をはじめ、アニメのシナリオや一般向けの文芸作品も手がける森絵都。10代の少年少女を主人公にした作品が多いですが、大人でも子どもでも楽しむことができます。ユーモラスで読みやすい文体が特徴です。
ファンタジーな設定で書かれた物語もあり、作品の世界に入り込みやすいです。ちなみに森絵都は、2017年本屋大賞の第2位にランクインしています。過去の本屋大賞に並んだ作家の作品を選んでみるのもおすすめです。
瀬尾まいこの作品を読んでやさしい気持ちになろう
今回は、瀬尾まいこのおすすめ作品20選を紹介しました。その中には、家族や青春をテーマにした作品、エッセイをはじめとした書籍が揃っています。映画化した作品や新作など、ぜひ本選びの参考にしてみてください。瀬尾まいこのあたたかい物語で、心をやさしく癒しましょう。
本サービス内で紹介しているランキング記事はAmazon・楽天・Yahoo!ショッピングなどECサイトの売れ筋ランキング(2020年11月20日)やレビューをもとに作成しております。
主人公の隼太は、早くに父を亡くし母子家庭で育った少年です。そんなある日、母親が再婚し、彼には優ちゃんという新しい父親ができます。しかし、普段は優しい優ちゃんは、時折隼太に暴力を振るうようになっていくのです。
しかし隼太はそんな優ちゃんと向き合い、衝動に身を任せてしまう彼の弱さをともに乗り越えていこうとします。2人が努力を重ね、解決へと向かっていく過程とその結末には、胸が締め付けられます。テーマは重いですが、読みやすくもあるのでおすすめです。