イギリスの児童文学作家 J・K・ローリングが手掛けた大ヒット小説を2001年に映画化したのが「ハリー・ポッターと賢者の石」です。同作は現在8シリーズにまで及んでいます。その中でも最初に映画化されたのがこちらの「賢者の石」となります。

孤独な日々を過ごしていた少年ハリー・ポッターがホグワーツ魔法魔術学校へ入学したことから、彼の秘められていた運命が徐々に明らかになっていく物語ですが、魔法のアイテムや魔法界独特の世界観や描写は圧巻です。

1985年に公開されたSF映画で、同シリーズはPART3まであります。どこにでもいる平凡なマーティ・マクフライは、アメリカの中流家庭のごくごく普通の高校生でした。どこか冴えない彼が、ドク博士（エメット・ブラウン博士）からタイムマシンの完成を告げられます。

いろんな事情からタイムマシンに乗ることになったマーティ・マクフライが、30年前にタイムスリップしてしまい、現代に戻れなくなってしまったのでした。ワクワクどきどきの展開は超見ものです。

スティーブン・スピルバーグ監督の最高傑作「E.T.」は、1982年に公開されました。ある日、とある森に宇宙船が着陸、しかし一人のエイリアンがわけ合って地球に取り残されてしまいます。その後、主人公の10歳の少年と出会い、二人は徐々に仲良くなっていきます。

どうしてそのエイリアン=E.Tが地球にいるのか、事情がわかってきた少年は、E.Tを捕まえようとする大人からかくまい、そしてE.Tを宇宙の仲間の元へ帰そうと決意をします。感動のラストシーンは涙なしでは観れません。

グーニーズは1985年に公開されたファミリー向け娯楽映画です。父の作った借金の為、家の立ち退きを迫られていた少年・マイキーが、引っ越しの準備中に偶然見つけた一枚の地図、それはなんと宝の山を示す地図だったのです。

宝の山を見つけたら、借金を返済することができると考えた少年は仲間と共に、未知の冒険に出かけるのでした。しかし同じように財宝を狙う悪の集団が、少年らの行く手を阻みます。手に汗握るストーリーはひと時も目が離せません。

冴えない男・ラリーは離婚した上に職もまともにつけない有り様でした。そんなラリーでも最愛には父親らしい姿を見せたいと奔走し、ようやく、とある自然史博物館の警備の仕事にありつくことができたのでした。

しかしその博物館は、夜になると考えられないことが起こる博物館なのでした。なんと博物館に展示されてる動物の剥製や恐竜、ジオラマの人形たちが一斉に動きだしたり、しゃべりだしたりするのでした。主人公ラリーと博物館の人形たちの絡みのシーンが見ものです。

1986年公開のヒット映画「スタンド・バイ・ミー」は、モダン・ホラーの小説を映画化したものです。冒険ストーリーでありながら、もう一つの側面には誰にでもある思春期特有の少年の微妙な心の内面を見事に描き上げた内容になっています。

大人や周囲との関わり合いの中での自分の葛藤や、また時には友人とのぶつかり合いや喧嘩の中からいろんなことを学んでいく少年たちの姿は、大人が観てもどこか懐かしさを感じることでしょう。

2016年に公開された「シン・ゴジラ」は日本映画界の代表的な特撮映画です。東宝のゴジラシリーズ第29作目となった同作品は、なんと興行収入80億円超、さらにシリーズ累計観客動員1億人突破という快挙を成し遂げました。

東京湾の沖合で大量の水蒸気が吹きあがり、それによってトンネルが崩落してしまいます。その原因となったのが海の中の巨大生物「ゴジラ」なのでした。大人も子供も夢中になれるおすすめの子供映画です。

恐竜という地上最高のロマンを嫌いな人はいないでしょう。ましてや子供など、大興奮です。そして地球上に恐竜を復活させた世界を描いたのが『ジュラシック・パーク』で、その作品の新たなシリーズが『ジュラシック・ワールド』です。

恐竜に触れ合うことのできる島、ジュラシック・ワールドを訪れた少年少女。しかし遺伝子改造した恐竜が脱走して島を混乱の渦中に陥れてしまいます。まさにドキドキの大冒険とアクションが満載の大傑作です。

『シャザム』は『バットマンVSスーパーマン』や『ジャスティス・リーグ』『アクアマン』からなる一大ユニバース映画、DCFUの単独ヒーロー作品です。一人の少年が魔術師の力を継承し見た目は大人、頭脳は子供のヒーローとして活躍していく映画です。

そんな『シャザム』は非常にコメディタッチで軽いノリの作品で、かつ子供が大人のスーパーヒーローになれるという設定から非常に子供向きの映画だと言えます。DCFU作品の中でも評価の高いおすすめ作品です。

現代、世界最高峰のアクションスターは言うまでもなくInstagramのフォロワー数が日本の人口を越えるドウェイン・ジョンソンでしょう。『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』はそんなドウェイン・ジョンソン主演のアドベンチャー映画です。

ゲームの世界へと吸い込まれた男女は、それぞれのゲームのキャラクターとしてクリアを目指します。そんなゲームのキャラクターの一人をドウェイン・ジョンソンが演じます。そう、子供が憧れるドウェイン・ジョンソンになれる映画なのです。

『ムーンライズ・キングダム』は『犬ヶ島』などで知られる鬼才ウェス・アンダーソン監督による少年少女の駆け落ちとそれに振り回される人々を描いたコメディ映画です。ウェス・アンダーソン独特の演出が子供の心を映画に引き込みます。

美しい情景に調和のとれた構図で全てが映画として計算されつくした映像美は見どころ抜群です。また、少年少女の駆け落ちはとてもキュートで心をくすぐります。コメディチックで楽しく少し泣ける、素晴らしい映画です。

『パディントン』はイギリスの児童小説『くまのパディントン』を実写化したコメディ映画です。監督はポール・キングで、パディントン役を『007』のQ役で知られるベン・ウィショーが務めました。

美しいロンドンの景色とかわいいくまのパディントンはどこまでも児童小説のファンタジックで優しい世界の完全実写化です。非常に楽しくてコメディチックで、老若男女楽しめる映画なのではないでしょうか。

同じタイトルのアニメを実写化したウォルト・ディズニー製作のコメディ映画で、1997年に公開されました。ジャングルの中でゴリラに育てられたという青年のストーリーで、奇想天外の展開の連続に思わず笑いが込み上げてきます。

しかもラブロマンス要素が込められているので、大人が観ても充分に愉しむことができます。スリルと笑いが満載の、子供さんにおすすめのコメディ映画です。

2003年に公開されたミュージカル系のコミカル映画です。売れないバンドマンの主人公が小学校の先生になりすましていく中に、無気力で頑なだった子供たちの心を次第に自由へと導いていくストーリーです。

2018年頃には日本でもドラマ化され、話題となりました。主人公のデユーィの情熱と奔放さ、開放感が子供たちと溶け合っていくシーンが見どころです。

『屋根裏のエイリアン』は、田舎の一軒家を舞台に、ピアソン一家の子供たちと侵略エイリアンとの攻防を描いたSF侵略コメディ映画です。キレキレのギャグコメディに宇宙人の交流などわくわくする要素が満載です。

監督はコメディ映画の名手ジョン・シュルツで、子供向けコメディ映画として親子一緒に楽しめるクオリティです。子供と一緒に大笑いでき、最後はほっこりできるおすすめのSFコメディ映画です。

映画史に渾然と輝く不朽の名作コメディ映画と言えば『ホーム・アローン』なのは言うまでもないでしょう。クリスマスの前日、家族旅行にとりのこさえて一人留守番をすることになったケビンが、たった一人で家を狙う泥棒に立ち向かいます。

90年代らしいハイテンポでハイテンションなギャグの連続に笑いが止まらないでしょう。侵入しようとする泥棒を待ち受けるアイデア満載な罠の数々とリアクションが最高です。家族の大切さを知れる間違いなくおすすめの子供向けコメディ映画です。

パン・ツー・まる・みえ パンツマンなんていうフレーズは、いかにも子供が喜びそうなフレーズです。おもらし教授から地球を守るという使命に燃え立つ「パンツマン」は、パンツ一つで悪と戦うスーパーヒーローなのです。

大人気米作家デイブ・ピルキーによる絵本を映画化したもので、2016年にアメリカで公開され大ヒットしました。お子さんに親しみやすい内容で、笑いながら鑑賞できるおすすめのヒーロー映画となっています。

心温まる子ブタ「ベイブ」と仲間の動物たちが織りなすストーリーです。親から引き離された子ブタ・ベイブはコンテストの景品として飼い主のアーサーのもとに送られます。当初は食肉としてベイブを食べるつもりだったアーサーでした。

しかしベイブの持っている牧羊犬ならぬ牧羊豚としての素質に、次第にアーサーの心も変わりはじめます。しかしそんなベイブに、さらなる試練が容赦なく襲い掛かってくるのでした。感動のラストシーンが見ものです。

あのアダムス・ファミリーが「また会えて残念だわ」のキャッチコピーと共に、今度はCGアニメとなって帰ってきました。今回のアダムス・ファミリーもあのブラックユーモアあふれる独特な世界観で世の人々を魅了、ダークな笑いを連発します。

モンスター一族の結婚式の最中に、モンスターを嫌う人間の襲撃に会ってしまいます。その地から逃げ出した彼らに与えられた平穏な日々も束の間、新たな問題がアダムス・ファミリーに襲い掛かります。ぞっとするほど奇妙で魅力的な子供向け映画です。

なんとあの「ナイト ミュージアム」のスタジオが製作したという超大作・「ガリバー旅行記」の登場です。誰もが一度は絵本で読んで、事の成り行きにワクワクした記憶があるはず、その実写版がこの映画になります。

郵便局で働くガリバーが、小人の国に迷い込んでしまうお話です。それまで失敗続きだったガリバーは、その小人の国ではヒーローとなっていくのですが、ふとしたことがきっかけで、小人たちからの信頼を失ってしまいます。大人も子供も安心して楽しめる映画です。

子供向け映画ではありますが、子供さんの祖父・祖母もきっとその当時を懐かしむことができる大ヒット作が1971年に公開されたこの「小さな恋のメロディ」です。主演の男の子（トレーシー・ハイド）の演技が話題となり大絶賛されました。

主人公・ダニエルはイギリスのスクールに通う11歳、そこでメロディに出会います。甘酸っぱくて、純粋な若き少年・少女の初恋のストーリーです。

ワンシーンごとの映像の華やかさや美しさは、観る側を圧倒してしまいます。さすがにディズニー・スタジオが渾身の総力を結集しただけあって「シンデレラ」は、ストーリーは知ってはいても一時も目が離せない、夢中になれる子供向け映画です。

いじわるな継母や姉妹にいじめられて過ごすシンデレラの、有なサクセスストーリーは世界中のどなたもが知るところです。豪華絢爛な衣装やロマンあふれるストーリーは感動ものです。

パリ・ベルサイユ宮殿で出会った二人はともに13才、ダニエルはフランス人のまだかわいらしさの残る男の子で、ローレンはアメリカ人のキュートな女の子です。二人は気が合って急接近しますが、なんとローレンの帰国が決まってしまいます。

日没の瞬間「ためいきの橋」の下でキスした恋人たちは永遠に結ばれるという言い伝えがあり、二人はその言い伝えを実行しようと試みます。甘く切ない恋の行方・ラストシーンが見ものです。

おとぎの国のプリンセス・ジゼルが織りなす、永遠の愛をテーマにしたストーリーです。ロマンあふれるおとぎの国で暮らしていたジゼルは、結婚式の日、魔女の仕掛けた罠にはまってしまいます。

そして見たこともない冷淡な人々や大都会の中に放り込まれてしまったのでした。そう、そこはなんと現代のニューヨークだったのです。しかし本来ジゼルの持つ優しさで、そのニューヨークの人をも優しい心にと目覚めさせていくのでした。

爽やかで純粋な、それでいてちょっぴり悲しい初恋を描いた「マイ・ガール」、自分を生んですぐ亡くなってしまったお母さんへの罪悪感と葛藤しながら暮らしてる11歳の女の子・ベーダと幼馴染みのトーマスの物語です。

お父さんのところで働くようになった女性が、お父さんと結婚するということを知ったベーダは、トーマスと様々な邪魔をしかけます。思わぬストーリーの展開もさることながら、心深く残る物語は、きっと子供さんに大切な何かを与えてくれることでしょう。

かつては誰もがうらやむような綺麗な王子が、魔女にかけられた呪いによって、恐ろしい野獣へと化してしまったところから、真実の愛を求めるストーリーで、日本でも大絶賛されたディズニー・アニメーション不朽の名作です。

誰かを心から愛しまた愛されることだけが、このかけられた呪いを解くことができるという、そんな王子の目の前に現れたのは、ベルでした。見かけではない本当の真実の大切さを教えてくれる映画です。

続いてご紹介する子供向け映画も、ウォルト・ディズニー発の誰もが知るあの名作「眠れる森の美女」です。原作はフランスの詩人・シャルル・ペローで、ディズニーが美しいラブロマンスストーリーとして完成させました。

オーロラ姫は美しい声と綺麗な容姿でみんなから愛されていました。それを疎ましく思っていた魔女・マレフィセントから恐ろしい呪いをかけられてしまったのでした。その呪いを解くのは果たして……最高にロマンティックなおすすめの純愛ストーリーです。

唯一の親友でもある幽霊犬ゼロと一緒に森の中に生きる主人公・ジャックの物語で、ストップモーション・アニメの大傑作ともいわれています。ある日、目に見えない不可思議な力に導かれ、クリスマス・タウンへと向かった二人は初めて見る光景に魅せられてしまいます。

自分達もおなじように、あの輝くような世界を創り出そうと試み決心するのですが、思わぬ方向に事は進んでいってしまいます。感動のラストシーンは胸にぐっときます。

ラブロマンスの対象が人間ではなく、ワンちゃんなのが「わんわん物語」です。1955年に公開されたウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオの子供映画です。血統書付きのアメリカンコッカースパニエルのレディと野良犬のトランプの恋の物語です。

身分の違うワンちゃんの恋の行方を題材にした本作品、二匹が様々な困難を乗り越えてもなお、ハッピーエンドとなって幸せになるラストシーンは、何回観ても感動ものです。

1937年に公開された「白雪姫」は、グリム童話の物語をもとに作成された子供映画で、ハリウッド史上に残る名作ともいわれています。ウォルト・ディズニー・アニメーション初の長編アニメーション作品ともなっています。

また本作品は誰もが知ってる7人の小人や名曲「ハイホー」、また「私の願い」「いつか王子様が」など多くのヒット作品も生み出しました。ディズニー映画のラブストーリーの代表作とも言われる作品です。

子供映画の紹介で『となりのトトロ』を欠かすことはできないでしょう。日本の巨匠・宮崎駿の代表的なアニメーション映画です。田舎へ引っ越してきたサツキとメイの、不思議な生き物トトロとの交流を描いた映画です。

恐らく日本人でトトロを知らない人はいないでしょう。もしかしたらすでに見ているかもしれません。それほど大定番な子供映画です。誰もが在りし日の日本へ郷愁を覚える、ドキドキとわくわくが詰まった名作です。

『リメンバー・ミー』はディズニー配給、ピクサー製作の3DCGアニメーション映画です。メキシコのお盆のような文化である「死者の日」をモチーフした映画です。音楽を禁止された一族に生まれたミゲルは、ある日死者の世界へ迷い込んでしまいます。

ディズニーの資金力とピクサーの技術力が結集した圧倒的な映像美は強烈に惹きつけるようなビジュアルとなっています。ストーリーも家族と音楽、そして死と思い出の物語が涙を誘います。

ご存じ日本の国民的アニメの代表「ドラえもん」の映画です。監督・今井一暁と脚本・川村元気のペアが「のび太の宝島」に続いてヒット作を生みだしました。ドラえもん誕生50年記念として作られたオリジナルストーリーです。

化石発掘体験で発見した化石に、ドラえもんの道具・タイムふろしきを使ってみると、なんとまだ発見されていなかった新種の恐竜、しかも双子だったのです。わくわくドキドキのドラえもんワールド、ぜひ楽しんでみてください。

次にご紹介するのは、1994年に公開されたディズニーアニメーション作品としては32番目の作品「ライオン・キング」です。9億8千万ドルという興行収入を打ち出した、ディズニーアニメーションの中でも大ヒット作です。

動物たちの王国で王として君臨するライオン・ムファサとサラビと、そしてその跡を継ぐ予定の息子・シンバの前に立ちはだかる試練の数々や困難を勇気と愛で越えていくストーリーで、ぜひ子供さんに観せたいおすすめ映画です。

『スパイダーマン:スパイダーバース』は2019年、衝撃を伴って劇場公開されました。大人気ヒーロー、スパイダーマンの新たな物語ですが、その未知ともいえるアニメーションは衝撃の映像体験となっています。

まるでアメコミのイラストがそのまま飛び出したかのような感覚と、映像の中に溶け込むような感覚が味わえます。ストーリーも極上で熱く、アカデミー賞アニメーション映画部門を受賞するなど、間違いなく新たな名作アニメーション映画です。

「ミニオン達に史上最大のピンチがやってきた」のサブタイトル通り、平和に暮らしていたミニオン達に新たな試練がやってきます。同シリーズに続く2013年公開の第2作目となる本作品も興行収入25億円という快挙を成し遂げたヒット作です。

かわいいキャラクター・ミニオンと主人公・フェロニアス・グルーらが織りなす快進撃に底抜けの明るさ楽しさもプラスされていて、おすすめの子供映画となってます。

『劇場版 若おかみは小学生！』は児童小説『若おかみは小学生！』のアニメーション映画化作品です。児童小説ですが、公開当時多くの大人の観客の口コミがSNS上で広がり、異例の大ヒットとなりました。

両親を亡くし、幽霊が見えるようになった少女おっこが祖母の経営する旅館を切り盛りし、考え戸惑いながらも力強く前へ進む姿に誰もが胸が熱くなります。文化庁メディア藝術祭でアニメーション部門優秀賞を受賞するなど、高い評価を得ている大傑作です。

『ヒックとドラゴン』は度々ドラゴンの襲撃があるバイキングの島、バーグ島でドラゴンのトゥースと心を通わせた少年ヒックの物語です。ドリームワークス製作のアニメーション映画です。

とにかくキュートなドラゴンと、そのドラゴンにのる素晴らしさを素晴らしい演出とアニメーションで表現しています。アカデミー賞にノミネートされたほか、様々な映画賞を受賞している名作アニメーション映画です。

子供の想像力をうんと伸ばしてくれるブロックのおもちゃ「レゴ」が、なんと映画のキャラクターになりました。幼い頃、レゴで遊んでいる時に本当に動けばいいのになと、誰もが一度は思ったはず、その夢をスクリーンの中でみごとに実現したのが本作品です。

レゴワールドを支配するおしごと大王、その大王から地球を守る使命をひょんなことから引き受けてしまった主人公・エメットはいったいどうなってしまうのでしょうか。思いっきり夢のレゴ・ワールドを楽しめる内容となっています。

ファインディング・ニモを手掛けたアニメーター、ダグ・スウィートランド監督によるヒット作品「コウノトリ大作戦!」をご紹介しましょう。赤ちゃんを申込むとコウノトリが赤ちゃんを届けてくれる、そんな夢のようなお話を実際に映画化してしまったのが本作品です。

NO.1配達員のコウノトリ・ジュニアが繰り広げる赤ちゃんお届け作戦、どきどきハラハラの展開にきっと子供さんも画面に釘付けとなるでしょう。親子で観たい子供映画です。

1965年の公開された本作品はミュージカル映画の代表格ともいえる作品です。第38回アカデミー賞を受賞、さらに監督賞・作品賞・録音賞・編曲賞と4部門でも受賞しています。この時に歌われたドレミの歌は、現在でも世界中の人々から愛されています。

おっちょこちょいでおてんばの修道女・マリアがトラップ大佐の子供たちの家庭教師を始めることから、ストーリーは始まります。ぜひ親子で観ていただきたい、おすすめのミュージカル映画です。

日本国内でもなんども舞台で演じられてきたミュージカル作品の代表格、名作中の名作です。現在でもこの「アニー」は多くの俳優に演じられています。中でも作品中で歌われる「Tomorrow（トゥモロー）」は有名です。

みなしごのアニーが自分の運命に嘆くことなく、明るくたくましく生き抜いていく物語は、観ている人々に多くの勇気を与えてくれることでしょう。

『グレイテスト・ショーマン』こそが、現代ミュージカル映画の最先端でしょう。大人気スターであるヒュー・ジャックマンが実在の興行師P・T・バーナムを演じ、歌い踊っています。

そのミュージカルの内容は『ラ・ラ・ランド』のスタッフが関わっており、非常に多彩で圧倒的で豪華絢爛。目を見張るミュージカルシーンとなっています。グレイテスト・ショーマンは実話ベースのミュージカル映画の最高傑作です。

『メリー・ポピンズ』ウォルト・ディズニー・カンパニーが送る実写ミュージカル映画です。ディズニーとしては当時異例の挑戦である実写とアニメーションの融合という独自の手法が取り入れられました。

『メリー・ポピンズ』ある兄妹のもとへ、謎のベビーシッター、メリー・ポピンズが訪れる物語です。そのきらめく夢のような物語と、美しいミュージカルは見る者の心を奪い、アカデミー賞でも5部門受賞しました。

『オズの魔法使 』もまた、メリー・ポピンズよりさらに古い古典的名作ミュージカル映画です。「虹の彼方のどこか」を探すドロシーはある日、竜巻に巻き込まれて魔法の国オズへと迷い込んでしまいます。

当時白黒映画が主流だった中で、『オズの魔法使 』もまた白黒で物語がはじまります。しかし、ドロシーがオズへの扉を開けた瞬間、その世界はカラーの世界に代わります。その瞬間は何事にも代えがたい名シーンでしょう。

『ワンダー 君は太陽』は子供を持つ親なら必見の作品でしょう。本作は、トリーチャーコリンズ症候群により顔が変形して27回手術を受けた過去を持つ少年が主人公です。顔に障害を抱えるオギーがはじめて学校へ通うことから物語ははじまります。

『ワンダー 君は太陽』に出てくる登場人物はみんな優しい人ばかり。最初は差別やいじめなどもありますが、オギーの太陽のようなあたたかさに触れ、みんな変わって成長していきます。実話をもとに作られた感動ストーリーです。

アニメーションながら子供というよりも、大人のファンが多い「ルパン三世」は、独特の世界観で観る人を楽しませてくれます。主人公・ルパンははっきり言って泥棒、世の中の視点からみれば悪人のはずなのですが、愛されキャラとしてアニメ界を牽引しています。

かっこよさ満点のアクション、泥棒なんだけど登場する人物の奥底に秘めた優しさなど夢中になれる要素がぎっしり詰まっています。子供さんはもちろん、大人が夢中になってしまう作品の代表とも言える映画です。

戦争映画かと思いきや、その内容の深さにただ感動してしまうという、それくらい今までのヒトラー映画とは全く違う視点で描いた世界観が観る人を魅了します。第92回アカデミー賞脚色賞を受賞したのがご紹介する「ジョジョ・ラビット」なのです。

時は第二次世界大戦下、ドイツで暮らす少年・ジョジョはアドルフ・ヒトラーに憧れて、ひそかに立派な兵士目指して奮闘していました。でも心優しいジョジョはウサギ一匹も殺すことができないのでした。涙なしでは観られない感動系映画です。

『gifted/ギフテッド』は母親を亡くしながらも数学の才能（ギフテッド）に恵まれた少女と、その少女を引き取った叔父の、疑似親子の物語です。主演の少女役をマッケナ・グレイス。主演の叔父を『キャプテン・アメリカ』のクリス・エヴァンスが演じています。

『gifted/ギフテッド』は子供映画以上に親子の物語であります。大きな才能を持つ子供をどう育て、どう導くべきか。また、子供を持つ親ならだれもが悩み壁にぶつかる普遍的な物語でもあります。

『冬冬の夏休み』は台湾で製作された青春映画です。母親が手術をすることになった少年冬冬と妹のティンティンは、夏休みを祖父の暮らす田舎で過ごすことになります。監督は香港の名匠・ホウ・シャオシェンです。

この映画の素晴らしいことは、とにかくノスタルジーあふれる内容です。台湾の田舎の景色は非常に日本の田舎の景色に近く、あくまで夏休みそのものを切り取った映画は、強烈なノスタルジーを誘う、むしろ大人にしか楽しめない物語です。