【おつまみから料理まで】人気のサラミおすすめランキング10選
2020/11/20 更新
サラミとは
サラミは、イタリア発祥のドライソーセージの一種です。主な原材料は豚肉と牛肉で、それに塩やラードを混ぜ、乾燥熟成させたのもがサラミと呼ばれます。ハーブやスパイスを混ぜてあるものも多く、おつまみから料理まで様々な場面で楽しまれています。
ちなみによくサラミと間違えられるカルパスは、ロシア発祥で豚肉、牛肉の他に鶏肉を使用して作られています。サラミは薄くスライスされ、カルパスは細長く一口サイズに切られているものをよく見かけると思いますが、これはサラミとカルパスの区別をするためにこのような切り方になったと言われています。
サラミの選び方
サラミといっても実は様々な味わいのものがあります。今回はサラミの選び方や食べ方などを紹介していきます。シチュエーションに合わせてお好みのサラミを選べるようになりましょう!
生産国で選ぶ
イタリア発祥のサラミですが、イタリアと並び有名な生産国がスペインとハンガリーです。ここでは代表的な生産国のサラミの種類を紹介します。
イタリア産
サラミ発祥の地、イタリアのサラミにはニンニクが入るのが特徴です。ワインとの相性はもちろん、ピザやオリーブといったイタリア料理には欠かせない物となっています。そして地域によって代表するサラミが主に4種類あります。
「サルミ・ミラノ」は北イタリア、ミラノで作られる大型のサラミです。味付けにワインが入るのが特徴で、マイルドな風味を持ちます。
「サルミ・ナポレターナ」は南イタリアで作られ、粗挽きにした牛肉と豚肉を使い、味付けに唐辛子が入るのが特徴で、スパイシーな風味があります。
「サルミ・ナポレターナ」は厳選された素材を使い熟成させたサラミです。繊細でほのかな甘みを持ちます。
「スピアナータ・ロマーナ」は平らな容器に入れ、プレスしながら乾燥させて作られるサラミで、ジューシーな味わいがあります。
種類によって味わいは異なりますが、イタリアワインや料理をよく食べるという方はぜひ一緒に食べていただきたいサラミとなっています。
イタリア以外のヨーロッパ産
イタリアと並び代表的なサラミの生産国が、スペインとハンガリーです。スペイン産のものはパプリカや赤唐辛子が入るのが特徴です。細長いタイプで、パプリカ、ニンニクがベースの「チョリソー」がもっとも有名でイベリコ豚を使用するものはイベリコチョリソーと呼ばれ、上質な脂身とパプリカの風味が美味しいサラミです。
ハンガリー産のサラミで有名なのが「ウインターサラミ」と言われる白カビをまとった美しいサラミです。食べれる国宝と言われるマンガリッツァ豚を使用したものもあり、上質な味わいが特徴です。
これら以外にもヨーロッパ各地でサラミの生産が行われており、ドイツのサラミは塩のみで味付けされているなど、各国によって個性や味わいは様々なので、食べ比べてみたり、その国のワインと共に食べることでヨーロッパの雰囲気も味わえます。
日本産
もちろん日本産のサラミもヨーロッパと比べても引きを取らない本格的なサラミがたくさんあります。価格帯も安いものからイタリアの本格サラミ同様高価なものまで様々あります。価格が安いものでも品質が高いので、いつもの晩酌の一品として十分に楽しめるサラミも多くあるのでおすすめです。
日本産のサラミの特徴は、癖が少なく食べやすいものが多いことです。そのため料理などで使用する際にも他の素材を邪魔しないで、程よいアクセントを与えてくれます。また豚肉や牛肉などの原材料に国産のものを使うなど、素材にこだわっている物が多いのもおすすめのポイントです。
タイプで選ぶ
サラミといえば、硬くて歯ごたえのある物を想像されると思います。実はサラミには主にハードと生の二種類のタイプがあるんです。ハードと生とそれぞれ味わいも楽しみ方の異なるので特徴を紹介します。
ハードタイプ
もっとも一般的で、みなさんが思い浮かべるサラミといったらこちらのハードタイプのサラミだと思います。長期保存を目的として作られており、乾燥、熟成された濃厚な風味が魅力です。
乾燥させて作られているため、硬めの食感を持ち、噛めば噛むほど味わいが深まるので、ワインやビールなどのおつまみとしておすすめです。また加熱することで、カリカリとした食感に代わり熟成された芳醇な脂身が溶け出してくるのでピザやパスタとの相性も抜群です。
またハードタイプは種類が豊富でハーブやスパイスの効いたものからあっさりと塩のみで味付けされたものまで様々な味わいを楽しめるのも魅力の一つです。料理からそのままでおつまみまで幅広く楽しむことができます。
生タイプ
日本ではあまり聞き馴染みがありませんが、本場イタリアなどでは「生サラミ」というものがあります。加熱処理をしていないサラミのことで、柔らかな食感と滑らかな舌触りを楽しめます。
物によってはスプーンですくえる程柔らかいものもあり、パテのようにバゲットに塗って食べるものもあります。ポテトサラダやサンドイッチといった物に入れても美味しく、ハードタイプのサラミとはまた違った楽しみ方ができます。
品質を保つのが難しく、海外からの流通量が少ないため、なかなか日本では見かけることの少ない生サラミですが、サラミ好きの方はもちろん、ハードタイプのサラミが苦手な方にも、是非とも試していただきたいタイプです。
使い方で選ぶ
様々な楽しみ方のできるサラミですが、使い方や食べ方によって、使うタイプや入っているスパイスなどを変えることでよりサラミを楽しめます。ここでは料理での使い方や食べ方を紹介していきます。
料理に使う
イタリア料理には欠かさないサラミは、しっかりとした味わいが料理にアクセントを与えてくれます。ピザやパスタに使うサラミにはハードタイプでしっかりと味付けのされた物がいいでしょう。ハードタイプのサラミは火を通すことでカリカリの食感へと変わります。
ハーブなどが入っているサラミは細かく刻んでサラダへのトッピングとしてもおすすめです。ドレッシングにシンプルなものを使ってもサラミのしっかりとした塩気とハーブの香りが本格的なサラダへと変えてくれます。
ポテトサラダやサンドイッチの具としても人気のあるサラミは、ハードタイプの物でももちろん楽しめますが、生タイプの物を使うことでハードタイプのサラミやハムとはまた違った味わいを楽しめるのでおすすめです。
お酒と楽しむ
ハードタイプのサラミは、噛めば噛むほど濃縮された味わいが口の中に広がりおつまみとして最高です。唐辛子やハーブなどが入ったスパイシーなサラミも多いので、好みに合わせて選んでみてください。
また普段ワインを飲むという方はそのワインの生産国に合わせてサラミも選んでみてはいかがでしょうか?同じ産地のワインとサラミでその国の雰囲気が楽しめます。
そのままでも美味しいサラミですが、チーズやフルーツとの相性も抜群です。サラミを薄くスライスして、クリームチーズとフルーツを添えれば本格的なオードブルの出来上がりです。フルーツと合わせるサラミはペッパーなどが入っている物もおすすめです。
ヨーロッパではバゲットやクラッカーに生タイプのサラミを乗せて楽しまれています。ちょっとしたパーティーなどでも手軽に楽しめて、ハードタイプのサラミとはまた違った味わいがあるのでおすすめです。
人気のサラミおすすめランキング10選
10位 レボーニ 『ストロルギーノ ディ クラテッロ 160g』
幻の生ハムと同じ素材を使用
こちらのサラミは、幻の生ハムとも言われる「クラテッロ」と同じ部位の豚肉を使い作られています。パルマやピアチェンツァ公国の時代から作られていて希少性が非常に高く、歴史も深いサラミです。
その濃縮された旨みはワインやビールなどのおつまみとして非常におすすめです。また本格的な味わいを持つのでパンやオリーブオイルとも相性抜群です。薄くスライスしたこちらのサラミをパンにのせ軽くオリーブオイルを垂らすだけで、ちょっとしたパーティーなどでも簡単に本格的なおつまみが完成してしまいます。
生産国 | イタリア | 原材料 | 豚肉、食塩、脱脂粉乳、ブドウ糖、ショ糖、香辛料(白粒コショウ、ニンニク)、ワイン、酸化防止剤(アスコルビン酸Na、亜硫酸塩)、発色剤(亜硝酸Na、硝酸K) |
容量 | 160g | タイプ | ハードタイプ |
9位 へんじんもっこ『たまとろサラミ』
メディアでも多数紹介された珍しい生サラミ
こちらは日本では珍しい生サラミです。メディアでも紹介されることも多く非常に人気の高い商品です。見た目はただのひき肉のように見えますが、玉ねぎの風味の生サラミとなっています。乾燥や燻製をしておらず、乳酸発酵させて作られています。
日本のメーカーの商品ですがドイツの肉屋で作られるこちらの生サラミは、本格的な味わいはもちろん、経験したことのない味と食感を楽しめます。とろけるような舌触りを持ち、パテのようにバゲットに塗って食べることも出来るので、いつもとは違った楽しみ方も出来るので是非試していただきたいサラミとなっています。
生産国 | 日本 | 原材料 | 豚肉(新潟県産つなんポーク使用)、食塩、香辛料(ブドウ糖)、発色剤(亜硝酸Na |
容量 |
160g |
タイプ | 生サラミ |
8位 ミートガイ 『プレーンサラミブロック (ソシソンセックポワブル)』
白カビ効果で香り豊かなフランス産サラミ
代表的な産地としては紹介しませんでしたが、フランス産のサラミも有名です。こちらのサラミはリンゴのお酒シードルが特産と有名なブルターニュ地方で作られます。ソシセンセックというタイプのサラミで乾燥させた大きなソーセージを指し、冷やして薄くスライスして食べられています。
白カビのついたサラミで、その効果により香り豊かで、脂肪成分を抑えています。しっかりとした旨みを持ち、そのままおつまみとしてもよく、スライスしたものをサンドイッチの具としたり、ドライフルーツとも相性が抜群です。赤ワインと食べればフランスの雰囲気も味わえるのでおすすめです。
生産国 | フランス | 原材料 | 豚肉、豚ケーシング、食塩、黒胡椒、糖類(乳糖、ブドウ糖)、デキストリン、ニンニク、ナツメグ、発色剤(硝酸K,亜硝酸Na) |
容量 | 約200g | タイプ | ハードタイプ |
7位 ベヘール 『イベリコチョリソー ベジョータ』
イベリコ豚を使用したスペイン伝統の「チョリソー」
こちらはスペインの伝統的なサラミの「チョリソー」になります。どんぐりを食べて育てられる高級ポークのイベリコ豚の中でも特に最高級なベジョータを使い作られるサラミです。スペインサラミも特徴でもあるパプリカを加え、6ヶ月間の熟成させているため、濃縮された旨みと上品な脂身の甘味が特徴のチョリソーとなっています。
スペイン料理を代表するサラミなので、ひよこ豆などと煮込む料理に使うと抜群に美味しく仕上がります。もちろんサンドイッチやおつまみとしてもおすすめで、カットしてから1時間ほど常温においておくことで脂身が溶け出しさらに旨みが増してきます。
生産国 | スペイン | 原材料 | |
容量 | 50g | タイプ | ハードタイプ |
6位 PICK 『マンガリッツァ サラミ スライス 50g』
食べられる国宝マンガリッツァ豚をサラミで味わう
ハンガリー産のこちらのサラミは、食べられる国宝として有名なマンガリッツァ豚で作られるスモークサラミです。マンガリッツァ豚とはイベリコ豚をルーツに持つ品種で、究極の豚肉と称されるほど味、質ともに最高で、甘みのある脂身が特徴です。そんなマンガリッツァ豚を使い作られるこちらのサラミは、上質な脂が口の中で溶け、深みかありながらもなめらかな食感が楽しめます。
ワインとの相性はもちろんですが、ビールや芳醇なシェリー酒などとも相性抜群です。また他を邪魔しない上品な味わいは、オリーブやケイパーとともに食べるのもおすすめです。国宝にもなっているマンガリッツァ豚の濃縮した味わいをぜひ味わってみてください。
生産国 | ハンガリー | 原材料 | 豚肉、豚脂、食塩、香辛料、砂糖、発色剤(亜硝酸Na) |
容量 | 50g | タイプ | ソフトサラミ |
5位 冨士ハム 『キング サラミソーセージ 』
日本産本格サラミの定番商品
日本サラミの定番商品といってもいいこちらのサラミは、ハードな歯ごたえとスパイスの効いた味わいが人気のサラミです。豚肉と牛肉の他に馬肉を使用しているのも特徴で、じっくりと乾燥熟成させて作られているので噛めば噛むほど味わいが深まるサラミとなっています。
馬肉が入ることで、色味がよく、エネルギーとして体内に蓄積されるグリコーゲンを取ることができます。しっかりとした味付けがされているので、ピザやサラダにおすすめで、サラミのスパイスと味わいがいいアクセントになります。国産ながら本格的な味わいはサラミ好きの方にはぜひ食べていただきたい商品となっています。
生産国 | 日本 | 原材料 | 畜肉(馬肉・豚肉・牛肉),豚脂肪,でん粉,香辛料,食塩,糖類(砂糖・水あめ),調味料(アミノ酸等),リン酸塩(Na・K),ph調整剤,酸化防止剤(ビタミンC・ビタミンE),保存料(ソルビン酸),発色剤(亜硝酸Na・硝酸K),甘味料(カンゾウ) |
容量 | 180g | タイプ | ハードタイプ |
4位 アルガル社 『フエ カリダ エクストラ 140g』
スペイン産の白カビ熟成サラミ
スペイン・カタルーニャ地方で作られる、本物の白カビ熟成サラミです。白カビというと癖の強いチーズなどを思い浮かべる方も多いと思いますが、こちらのサラミは癖がなく、優しい味わいで、ハードサラミと生タイプの中間のような柔らかい食感を持ちます。
常温においておくだけで浮き出してくる旨みの濃縮された脂身は高級感があり風味豊かに仕上がっています。また塩分が控えめなので、料理でも他の素材とうまく調和します。白カビに抵抗ある方にもぜひ食べていただきたい本場スペインの熟成サラミとなっています。
生産国 | スペイン | 原材料 | 豚肉、食塩、乳糖、粉乳、デキストローズ、香辛料(黒胡椒)、酸化防止剤(エリソルビン酸Na)、発色剤(亜硝酸Na、硝酸K) |
容量 |
140g |
タイプ | ソフトサラミ |
3位 レボーニ『サラミ・ヴェントリチーナ』
ピリッと唐辛子が効いたスパイシーなイタリアサラミ
本格的なイタリアサラミを気軽に楽しめるこちらのサラミは、唐辛子とフェンネルといったスパイスが入っているので、ビールやお酒のお供として最高です。食べきりサイズの50gとちょうどいい量で、最初からカットされているので、いつのも晩酌にもう一品欲しい時などにもおすすめです。
直径約10cmと大判サイズなのでサンドイッチなどにも使いやすく、唐辛子のピリとした味わいは軽く刻んでサラダに乗せるだけで、簡単に本場イタリアの味を楽しめます。ちょっとしたパーティーなどでも手軽に本格的な一品を足すことができるので、いつもとは違ったピリッとスパイシーなサラミを楽しんでみてください。
生産国 | イタリア | 原材料 | 豚肉、食塩、ワイン、赤唐辛子、フェンネル、ブドウ糖、砂糖、胡椒、酸化防止剤(アスコルビン酸Na、亜硫酸塩)、発色剤(硝酸K、亜硝酸Na) |
容量 | 50g | タイプ | ハードタイプ |
2位 Serrano 『無添加 サルチチョン』
無添加、手作りにこだわった国産サラミ
Serranoは1977年創業の日本のメーカーで、創業以来、無添加、手づくりにこだわったサラミです。原材料は国産の豚肉、牛肉に、グリーンペッパーとセージをベースに自家栽培のバーブを加えたしっかりとした味わいをもつサラミになります。国産のサラミには珍しい本物の天然小腸に詰めて自然乾燥で熟成されます。
お肉とスパイスの香りがよく、赤ワインとの相性が抜群で、しっかりとした味付けがピザやパスタなどの隠し味としても楽しめます。国産の素材にこだわり、安心安全の国産サラミとなっているので、体に気を使いたい方にもおすすめです。
生産国 | 日本 | 原材料 | 国産豚肉、国産牛肉、塩、香辛料 |
容量 | 75~90g | タイプ | ハードタイプ |
1位 レボーニ『カチャトーレサラミ20日間熟成(サラミ)180g』
本場イタリア産のバランスのとれた本格サラミ
旨みのバランスが絶妙な本場イタリア産のサラミです。イタリア産の豚肉を使い20日間の熟成期間をかけ作られます。生ハムなどの熟成期間と比べると短く感じますが、サラミを作るには十分な熟成期間で、豚肉の赤身と脂身の旨みが濃縮されたサラミとなっています。
味付けはマイルドで、塩気もそれほど濃くないので、おつまみから料理まで様々なシーンで活躍してくれます。ハードタイプの中でもやや柔らかめで薄くスライスしてサラダなどとも楽しめます。もちろん本場イタリア産のサラミなのでピザに乗せても美味しくワインが進むサラミとなっています。
生産国 | イタリア | 原材料 | 豚肉、食塩、ワイン、ブドウ糖、コショウ、蔗糖、酸化防止剤(アスコルビン酸Na・亜硫酸塩)、発色剤(硝酸K,亜硫酸Na) |
容量 | 180g | タイプ | ハードタイプ |
まとめ
今回はサラミについて、種類や生産国ごとの特徴などについてご紹介しましたがいかがだったでしょうか?普段の晩酌からちょっとしたパーティーなどで活躍してくれるサラミなので、今回紹介したランキングや選び方を参考にして、是非お好みのサラミを見つけてみてください。
本サービス内で紹介しているランキング記事はAmazon・楽天・Yahoo!ショッピングなどECサイトの売れ筋ランキング(2020年11月20日)やレビューをもとに作成しております。