【最強のごはんのお供】人気の海苔の佃煮おすすめランキング10選
2020/11/20 更新
海苔の佃煮はご飯にぴったり！
ごはんのお供と聞くと、いろんな食べ物が思い浮かぶでしょうが、「海苔の佃煮」が真っ先に浮かんだという人も多いはず。「これさえあれば、ごはんが何杯でもいける」という人もたくさんいるでしょう。それほど海苔の佃煮は、古くから日本人の食卓に欠かせない食べ物として親しまれてきました。
そんな海苔の佃煮は、現在たくさんの種類の商品が販売されています。誰もが知る有名な商品から、知る人ぞ知る隠れた逸品まで本当にさまざま。海苔の佃煮に目がないという人なら、なるべくたくさんの名品を味わってみたいところでしょう。
そこで今回は、ごはんに合うおいしい海苔の佃煮のおすすめ10品を、ランキングにしてご紹介します。好みの味を見つける参考にして見てください！
海苔の佃煮の選び方
海苔のタイプで選ぶ
海苔の佃煮の主役と言えば、もちろん海苔ですが、佃煮に使われる海苔にはさまざまなタイプがあります。どんな海苔が使われているかは、商品を選ぶ上で重要なポイントになります。
海苔の風味重視なら生海苔のものがおすすめ
海苔が持つ本来の味わいを楽しみたいという方には、生海苔を使った佃煮がおすすめです。生海苔の特徴である滑らかな食感や噛み応え、豊かな風味といったものが味わえます。
生海苔タイプの佃煮は、摘んだばかりの海苔をすぐに加工したものなので、新鮮な味や香りが楽しめるのがポイントです。また、こうした海苔本来の味を保つために、一般的なものよりも味付けは薄目なことが多くなっています。余計な味は必要ないという方には、ピッタリでしょう。
佃煮らしさを求めるなら乾燥海苔のものがおすすめ
海苔の佃煮と言えば、深いコクとしっかりした味付けだという方には、乾燥海苔を使った佃煮がおすすめです。
原料に使う海苔の配合量によっても変わってきますが、生海苔を使った佃煮より一般的に水分が少なく、固形感が強く出ています。佃煮らしい食べごたえや味わいが好みという場合は、こちらの方がおすすめでしょう。
香り重視なら岩海苔入りがおすすめ
磯の香りを存分に味わいたいという場合は、岩海苔を使った佃煮が最適でしょう。岩海苔とは、外海の岩場に生育する天然海苔のことで、「クロノリ」などとも呼ばれます。濃い黒紫色をしており、とにかく磯の香りが強いのが特徴です。
養殖海苔が繊細な風味なのに対し、岩海苔は荒々しい野性味が持ち味となっています。こちらは波の洗い場所に生える天然海苔のため、養殖海苔ほど量が採れません。稀少さの点でも、味わう価値のあるタイプとなっています。
海苔の産地で選ぶ
海苔の味は種類だけでなく、産地によってもかなり異なります。ここでは、産地ごとの海苔の佃煮の味の違いについて説明していきましょう。
旨味が詰まった有明海産
有明と言えば、海苔の養殖地の代表として知られる地域。全国で生産される海苔の、実に半分以上が有明海産となっています。
生産量だけでなく、味の質も一級です。広大な干潟を持つ有明海で作られる海苔は、「女性的な味」と評されており、やわらかな食感で旨味が強いのが特徴。有明海は干満の差が激しく、なおかつ海水の塩分濃度が大きく変化するため、海苔の旨味成分であるアミノ酸が蓄積されやすいのです。
海苔の旨味で選ぶなら、有明海産の原料を使った佃煮はおすすめでしょう。
しっかりした食感の瀬戸内海産
瀬戸内海の海苔は、有明に次ぐ生産量を誇っています。海苔の国内生産の、約35%ほどが瀬戸内海産になります。
瀬戸内海での海苔の養殖は、「浮き流し養殖」と呼ばれる方法で行われます。これは水深の深い場所で行われる養殖で、早い潮流の中で育つことから、肉厚で噛み応えのしっかりした海苔になるのが特徴です。
こうした特徴から、コンビニのおにぎりなどにも瀬戸内海産の海苔がよく使われています。海苔の歯ごたえや、しっかりした食感を楽しみたいという方には、ぴったりの産地でしょう。
なめらかな口触りは四万十川産
四万十川では、青のりの養殖が盛んです。青のりは清流の汽水域（淡水と海水が混ざり合う場所）でしか育たないため、水のきれいな四万十川は最適な場所なのです。
青のりはふっくらとやわらかく、香りが豊かなのが特徴ですが、四万十川産のものは特に高品質。手作業によって収穫された青のりは、みずみずしくなめらかな口触りが人気です。
とろけるような食感の佃煮が味わいたいという方には、おすすめの産地ですよ。
濃厚な味わいの伊勢湾産
濃厚な海苔の味わいが好みという方には、伊勢湾産の海苔を使った佃煮がおすすめです。伊勢湾では独特の早い潮流の中で、「浮き流し養殖」や「支柱柵養殖」が行われています。
木曽三川などから豊富な栄養が流れ込んでくることで、濃縮された味の濃い海苔が採れるようになっています。また、野趣あふれる男性的な食感や、強い磯の香りも特徴です。
味の濃さで選ぶなら、伊勢湾産の海苔を使った佃煮が良いでしょう。
パッケージのスタイルで選ぶ
海苔の種類や産地も大切ですが、もう1つ大事なのが、パッケージの種類です。今度は、海苔の佃煮のパッケージごとの特徴について見てみましょう。
オーソドックスな瓶詰
まずは、最も一般的なスタイルの瓶詰のものです。この種類は容量が大きく、保存もしやすいという特徴があります。家族で食べる際や、頻繁に利用するという方にはピッタリなタイプです。
逆に、海苔の佃煮をたまにしか食べないという方には、あまり向かないと言えるでしょう。食卓にはいつも常備しておきたいという際におすすめのパッケージです。
小分けのパックは一人暮らし向き
最近の海苔の佃煮は、小さなパックに小分けされた形で売られているものもあります。こちらのパッケージは使いきりなので、食べる分だけ使えるというメリットがあります。
1人暮らしの方や、毎日少ししか食べないという方にとっては、瓶詰のものよりこちらの方が便利でしょう。「瓶詰だと食べきれずに余らせてしまう」という場合には、こちらのタイプがおすすめです。
チューブ入りは使いやすい
一方、少々変則的なのがチューブ入りの商品です。こちらの海苔の佃煮は、マヨネーズのようなチューブ型の容器に入っています。
チューブ型のメリットとしては、扱いが簡単ということがあります。片手で絞るだけで楽に出せるので、なるべく手間をかけたくないという方にはピッタリです。
また、箸やスプーンを使わないので衛生面も安心。さらに酸化を防ぐこともできるので、おいしさを長持ちさせられるという利点もあります。
海苔の佃煮の人気ランキング10選
桃屋
江戸むらさき 柚子とうがらしのり
爽やかなゆずの香りと唐辛子の辛さが食欲をそそる佃煮
おすすめの海苔の佃煮、9位に入ったのは桃屋の「柚とうがらしのり」です。こちらの佃煮には、伊勢湾産を中心とした、良質な国産海苔が原料として使われています。そこへ九州の代表的な調味料である、「柚子こしょう」を加えて仕上げられました。
海苔の風味に加えて、柚子の香りととうがらしの辛さが佃煮の味を引き立て、食欲を強く刺激します。さらに桃屋では、柚子こしょうを自社で製造することにより、一般のものより塩味を抑えるという工夫も施しています。
普段食べている海苔の佃煮とは、また違った味を楽しめるおすすめの一品です。
| 重量 | 100g | パッケージ | 瓶 |
|---|---|---|---|
| 生産地 | 埼玉県 |
黒潮海苔店
黒潮の味 岩のり佃煮
岩海苔を50%使ったぜいたくな一品
おすすめの海苔の佃煮、8位にご紹介するのは、黒潮海苔店の「黒潮の味 岩のり佃煮」です。前述のように岩海苔は外海の岩場に生育するため、少量しか採れないことで知られていますが、こちらの「黒潮の味」はその貴重な岩海苔を50%も使っているのが特徴です。
ごはんに乗せれば、強い磯の香りが立ち上って食欲を強烈に刺激。ごはんのお供としてはもちろん、お酒のおつまみや、味噌汁に入れて味わうのも最高ですよ。
また、お吸い物にして飲むのもおすすめ。お椀にこちらの佃煮を大さじ1杯と、薬味を入れてお湯を注ぐだけで、手軽に香り豊かなお吸い物を味わうことができます。普段の佃煮よりぜいたくな風味を味わいたいという時には、おすすめの一品です。
| 重量 | 200g | パッケージ | 瓶 |
|---|---|---|---|
| 生産地 | 香川県小豆島 |
酒悦
昔ながらののり佃煮 6個
「のり」と「醤油」の風味が生きた佃煮
7つ目にご紹介するおすすめの海苔の佃煮は、酒悦（しゅえつ）の「昔ながらののり佃煮」です。原料は国産の青海苔（ひとえぐさ）で、佃煮の原料としてよく知られる海苔。香りが良いうえに熱を加えても劣化しにくいという特徴があります。
酒悦の「昔ながらののり佃煮」は、この国産青海苔を濃い口しょう油、砂糖、水あめ、本みりんでじっくり炊き上げて作られています。一般的な海苔の佃煮には化学調味料や増粘剤が使われているのですが、こちらの商品は一切使用していません。そのため、海苔の佃煮本来の食感や味わいを楽しむことができます。
販売している酒悦は創業1675年という老舗で、海や山の幸をじっくり手間をかけた製法で作るのが特徴です。こちらの「昔ながらののり佃煮」も、時間と手間をかけて丁寧に作られた一品。余計な成分が入っていないので、体にも安心です。
| 重量 | 130g | パッケージ | 瓶 |
|---|---|---|---|
| 生産地 | 日本 |
鳴門千鳥本舗
淡路島生のり佃煮
淡路島産生海苔を使用した風味豊かな佃煮
おすすめの海苔の佃煮、第6位は、鳴門千島本舗の「淡路島生のり佃煮」です。こちらは名前の通り、淡路島産の生海苔を使用した佃煮になります。原料となる淡路島産の海苔は、速い潮流と冬の季節風にもまれることで、深い黒色とあざやかな艶を持つのが特徴です。また、栄養豊富な海で育つために、おいしさの素であるアミノ酸が多く含まれます。
しかも「淡路島生のり佃煮」は、この淡路島産の海苔を採れたてのまま、乾燥させずに加工しています。海苔を生のまま炊き上げることで、食感や旨味を残したまま佃煮にできるのです。こうして作られた本品は、白ごはんとの相性が抜群。ほかほかのごはんに乗せるだけで、磯の香が立ち上って絶妙に食欲を刺激してくれます。
そのおいしさから、一般の消費者はもちろん、著名な料理研究家からも高い評価を得ている「淡路島生のり佃煮」。海苔の風味や旨味をしっかり味わいたいという方にはおすすめです。
| 重量 | 390g | パッケージ | 瓶 |
|---|---|---|---|
| 生産地 | 淡路島 |
宝食品
四万十川のり100%
四万十川のりを100%使った佃煮
海苔の佃煮のおすすめ品、第5位に挙げるのは、宝食品の「四万十川のり100%」です。日本最後の清流とも呼ばれる四万十川は、生き物のの生育環境として最高の場所。もちろん、海苔にとっても例外ではありません。
四万十川の河口域で採れる青さのりは、最高の品質を誇っています。こちらの商品は、その四万十川産の青さのりを100%使っているのが特徴です。さらにこの「四万十川のり100%」は、小豆島のしょう油を使って小豆島で炊き上げて作られました。
そのため、味には他にはない品や奥行があると評判です。また、少し甘めの味付けでお子さんでも食べやすいのも、人気の秘密となっています。口コミでも「他社の商品より品がある」「ちょうど良い辛さでおいしい」といった声が。普段とは一味違った佃煮が食べたいという方には、おすすめの一品ですよ。
| 重量 | 110g | パッケージ | 瓶 |
|---|---|---|---|
| 生産地 | 四万十川 |
のりクロ
NORIKURO 新感覚のりペースト
ゆずの風味が香る少し変わった海苔の佃煮
おすすめの海苔の佃煮、4つ目に紹介するのは、のりクロの「新感覚のりペースト」です。こちらもまた、チューブ形式の海苔の佃煮になります。原料に使われているのは、有明海産の海苔。「のりペースト」は、その中でも味と風味に最もすぐれていると言われる一番海苔、二番海苔だけを使用しています。
さらにそこへ、海苔の風味を損なわない絶妙な割合でゆずこしょうとお酢をブレンド。海苔の磯の香りはもちろん、さわやかなゆずの風味や辛み、そしてスッキリした後味によって、ごはんがどんどん進むようになっています。
またごはんだけでなく、ほかのさまざまな料理にも使うことができます。例えばトーストに乗せたり、鮭のムニエルに使うのもOK。容器はチューブ式なので、出しやすく使いやすいのも特徴です。お土産としても人気で、販売されている福岡空港では、わざわざ探して買っていく人が多いことで知られています。
| 重量 | 125g | パッケージ | チューブ |
|---|---|---|---|
| 生産地 | 有明海 |
堂本食品
青のりわかめ入り 2個セット
チューブタイプで使いやすい！青海苔の佃煮
おすすめの海苔の佃煮、第3位は堂本食品の「青のりわかめ入り」です。こちらは名前の通り、わかめが入った佃煮になります。原料となっているのは、風味にすぐれた国産の青のり。そこへ茎わかめを加えた本品は、一度食べると病みつきになるおいしさです。
味付けは子供も食べやすいよう、やや甘めになっています。これ一本でごはんを何杯でもおかわりできるほど、ごはんとの相性はバッチリです。そして、こちらの商品のもう1つの特徴が、チューブ入りというところ。前にも述べたように、取り出すのは片手で絞るだけでOKです。スプーンや箸を使う必要がないので、とっても衛生的なんですね。
口コミでも、「洗い物が出なくて楽」「瓶詰より衛生的でいい」などの声が並んでいます。もちろん味についても、「風味がいい」「思った以上においしい」など大好評。いつも朝があわただしいなどという方には、ぴったりの商品でしょう。
| 重量 | 250g | パッケージ | チューブ |
|---|---|---|---|
| 生産地 | 広島県 |
桃屋
ごはんですよ! お徳用
海苔の佃煮と言えばこれ！定番の「ごはんですよ！」
おすすめの海苔の佃煮、第2位は、桃屋の「ごはんですよ！お徳用」です。海苔の佃煮と言うと、まずはこれを思い浮かべるという人が大半の、定番商品です。
桃屋は、戦後まもない1950年から海苔の佃煮「江戸むらさき」を発売しました。多少硬めだった「江戸むらさき」を、原料を生海苔へ変えることで柔らかく改善したのが「ごはんですよ！」になります。これにより、子供も食べやすくなったことで、人気が全国に定着したわけですね。
さらに「ごはんですよ！」は、原料の形状を保つため、短い時間で仕上がる「あさ炊き製法」を採用しています。そのためとろりとした食感と海苔の風味が活かされ、豊かな味わいが口に広がります。子どものときから食べている人はもちろん、今まで海苔の佃煮をあまり食べなかったという方にも、自信を持ってすすめられる一品です。
| 重量 | 390g | パッケージ | 瓶 |
|---|---|---|---|
| 生産地 | - |
加用物産
四万十川川のり佃煮醤油味
清流四万十川で採れた青のりを使った佃煮
海苔の佃煮のおすすめ第一位は、加用物産の「四万十川川のり佃煮醤油味」です。こちらは名前の通り、四万十川で採れた海苔を使った佃煮になります。
原料となっているのは、「ひとえぐさ」という青さのり。四万十川河口の汽水域で育った青さのりと、国内産の青さのりをブレンドし、じっくり煮込んで作られた佃煮です。青さのりの特徴は、とにかくやわらかでなめらかな舌触りにあります。
特に水の清冽さで知られる四万十川産の青さのりは、食感はもちろん味も香りも最高品質。そこへ国産の高品質な青さのりを絶妙の比率でブレンドした本品は、佃煮の中でも最高の味わいが楽しめます。化学調味料は一切使用していないので、天然そのままのぜいたくな味が口の中にひろがる一品です。
| 重量 | 150g | パッケージ | 瓶 |
|---|---|---|---|
| 生産地 | 四万十川 |
まとめ
以上、海苔の佃煮のおすすめランキング10選をご紹介してきました。ご覧のように、食卓の定番であるだけにさまざまな商品がありますが、それぞれに味や香りの個性があります。いつも同じものを味わうのもOKですが、たまには違う商品を試して見るのもおすすめです。新しい味にチャレンジすることで、より自分の好みに合う佃煮が見つかるかもしれませんよ。
本サービス内で紹介しているランキング記事はAmazon・楽天・Yahoo!ショッピングなどECサイトの売れ筋ランキング(2020年11月20日)やレビューをもとに作成しております。
それではここから、いよいよランキングを紹介していきましょう。最初におすすめする海苔の佃煮は、伊勢フーズの「伊勢ののり佃煮」です。こちらの佃煮は、伊勢産の海苔を100%使用して作られています。
伊勢産の海苔は、前にもご紹介したように、旨味の詰まった濃厚な味わいが特徴となっています。「伊勢ののり佃煮」は、その伊勢産の海苔を昔ながらの製法で生産。年間100万本以上を販売するという人気商品です。
ごはんにかけて食べるのももちろん最高ですが、お茶づけにして楽しむのもおすすめですよ。